著者:結衣まどか
『元夫から「ロミオメール」が届いた件について 』
9話の解説と感想です♪
二人目に”ロミオメール”の犠牲者となった女性は、
紗雪の大学時代から続いている友人・岸本 莉子(32歳)でした…。
さらに今回は紗雪の場合と違って、ロミオメールの送り主が誰なのか解らない厄介なケースとなっており、
加えてその送られてきたメールの内容も、
どこかストーカーよりな文面で、身の危険を感じさせる恐ろしさを秘めているのです…(汗)
一体どこの誰が莉子にそんなヤバいロミオメールを送り付けてきたのか…?
現在のところ莉子の周りにいてそんなメールを送る可能性がある男性は、
元カレを含めた3人のメンバーが考えられます。
果たして…その中にメールを送った犯人はいるのか…?
それとも全く別の莉子に執着する人物なのか…?
今回のお話から本格的にセカンドシーズンの突入でございます~♪
「紗雪の場合もそうだったけど、莉子も彼女自身から溢れるイイ女のオーラを自覚していないタイプのようだな…(汗)」
8話の解説と感想はコチラ♪
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元夫から「ロミオメール」が届いた件について【ネタバレ9話】ロミオ風のストーカーメール!
ロミオ風のストーカーメール!
前回8話のラストでは、ロミオメールらしき送り主不明なキモいメールが莉子のスマホに届きました。
『僕たちの結婚報告はいつにしようか?』
紗雪から結婚の報告を受けたその日に届いたそんなキモいメールだからすごくタイムリーであり、
これも一種の”ロミオメール”だと考えていいだろう。
そして…
誰…?
{間違いメールだよね…?}
もちろん最初はそう判断してほとんど気にしなかった莉子ですが、
その後、ほとんど時間を空けずに次々と届き続けるロミオ風のストーカーメールの着信に、
さすがにそろそろ気持ちが悪くなってきた莉子。
え~っホントに誰なのよ~!?
こんなことする奴っていったら…
{もしかして元カレのイタズラ…?}
この時、まず最初に莉子の脳裏をかすめたのは、メールの文面がカレシ目線で書かれていこともあり、
空気の読めなくて悪ふざけな癖があった元カレ・田村 慧太のことを疑いました。
そうだ…彼ならありうる。
送信者不明なロミオ風のストーカーメールの犯人は元カレだと判断して無視を決め込むことにした莉子は、
その後…すっかりメールの事は忘れて仕事をしていました。
しかし…
莉子はこのあと仕事中に内容がさらにヤバくなったロミオ風のストーカーメールの存在に気づくことに…(汗)
莉子と加納の関係
コスメのメーカー会社で営業として働くバリキャリの莉子には、
目に見えて莉子のことが好きだと分る営業部の後輩・加納 葵(26歳)という後輩の男性社員がいます。
性格はいたって明るく社交的で、ルックスはかなりイケメン君の加納は、
以前から莉子との距離を少しでも縮めようと積極的にアプローチを仕掛けていました。
一方…どストレートな好意をぶつけられている側の莉子は、そんな加納からのモーションを上手に交わしつつ、
先輩・後輩の絶妙な距離感をキープしながら加納との”信頼関係”を築いてきました。
なにしろ莉子より6歳も年下で、まだまだ遊びたい盛りに見える加納は、
間違っても32歳の莉子が付き合う対象の異性として考えることができなかったからです。
人として会社の後輩としては決して悪い子じゃないんだけど…(汗)
莉子が彼氏にするにはまだまだ女遊びが足りていないイケメン君だと思っているわけで、
今の先輩後輩としての関係が加納とは一番いい関係だと満足している莉子がました。
なのに…
そんな加納との絶妙な関係のバランスが崩れてしまう出来事が起こってしまいます…(汗)
もちろんそれは例のロミオ風ストーカーメールの一件が原因でした。
元カレからの一時的なおふざけメールだと思っていたキモいメールが収まらないどころか、
ドンドンと頻度は増して来るし、送られてくる内容がより”ストーカー”っぽく酷いモノになっているのです…(汗)
仕事中にも頻繁に送られてくる謎の人物からのメールに、明らかな動揺を見せる莉子。
そんな莉子のおかしな様子に気づいた加納は、強引に何があったのかを聞き出します。
莉子は送り主不明のロミオ風ストーカーメールのことを加納に打ち明けました。
この事をきっかけに、仲の良い先輩後輩だった莉子と加納の関係に変化が訪れます。
一体…莉子にやばキモなメールを送り付けてくる犯人とはどこの誰なのか…?
本格的に”セカンドシーズン”が始まりました~♪
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9話の感想まとめ
今回から本格的にセカンドシーズンがスタートしました~♪
二人目となる”ロミオメール被害者”が紗雪の親しい友人という数珠繋ぎパターンが実に嬉しいですね…♪
この先のお話し次第では、また紗雪&笹森カップルの登場がありえるかもしれないですもんね。
{それをかなりまるしーは期待しています…まどか先生♪}
さて…前置きはこのくらいにして、
このたび9話の本題は、莉子にロミオ風ストーカーメールを送り付けてくる迷惑な犯人の正体です!
8話と9話の内容を見た限りでは、職場でつねに莉子の行動を監視できる立場にいる人物と思われるため、
その時点で元カレ・慧太の犯人説はものすごく薄くなり、
それに加えて9話の内容からすると、後輩の加納くんが犯人という可能性も低そうです。
そんなこんなを見積もったとして、いまの段階で限りなく犯人の可能性が高い人物は、
PR事業部課長・早瀬晴斗(35歳)ということになりますよね。
というか、明らかにまどか先生は読者が早瀬のことを怪しむよう誘導しているとしか思えない…(汗)
特に会社の飲み会の席で、莉子が早瀬と唯一交わしていたやり取りの内容が、
紗雪の結婚報告を聞きに行くという週末の予定だったことを考えると、
あのシーンは「フラグを立てた!」としか思えないシーンだった。
なんか…早瀬がロミオメールの犯人だとミスリードを誘う伏線のような気がする。
「まるしーは惑わされませんよ~まどか先生~!!」
なんとなくだけど、今の段階で莉子の未来の旦那さんは早瀬課長になるのではないかと予想しているまるしーがいる。
ホントなんとなくだけど…。
今のところいかにも白馬の王子さまの匂いを醸し出しているのは加納くんなんですけど、
たぶん加納と莉子は男女の関係にはならないと思うんだけどな~?
というか現時点で一番犯人の可能性が低いと見せている加納こそがロミオなのかもしれない…(汗)
うん…そうだ加納が怪しい!
そう考えると9話のラストページで見せた加納の真剣な表情が、わざとらしく思えてきた。
でも待てよ…
それなったらどうやってあのタイミングで莉子に次々とメールを送っているのか…?
なんか時間差で送れるアプリでも使っているのか…?
うーん。
考えてみるとこの作品のタイトルは『元カレから…』という設定があるわけで、
なんだかんだで元カレが絡んでいることは十分に考えられる。
元カレの慧太がメールの送り主でなくても、慧太の友人が莉子のストーカーになったという可能性はある。
慧太と莉子が付き合っている頃に何かと莉子の相談に乗っていた慧太の親友とか…。
「この筋はありえるな!」
莉子はすごく魅力的な女性だから、どこで誰が彼女の事を好きになってもおかしくない。
ただ…そんなことを細かく考え出すと、全く真犯人が分からなくなってきます…(汗)
「一体誰なんだ…?」
早くもまどかミステリーにどんハマりしているまるしーがいます…(汗)
セカンドシーズンはロミオメール要素とミステリー要素が相まってより面白くなっております♪
それに…
今回はまだ他の登場人物も現れてきそうですし、この先は一瞬たりとも目が離せない状況が続きます。
とりあえず莉子と縁のある男性の中で一番性格が悪そうなのは元カレの慧太で確定だな。
そして…やっぱり順当にいったら加納と莉子のペアが自然の流れなのかな~?
次のお話ではもう少し早瀬課長の人となりも分って来るはずですから、
改めてそこからまた犯人像の考察をやり直していきましょう!
まるしーとしては、暴飲暴食を重ねまくった正月休みも今日でついに最終日を迎え、
明日からは普段の日常を取り戻さなくてはいけない状況だ。
「今年もまたたくさんの漫画と共に楽しい一年を過ごそう…。」
>>>『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』10話の解説と感想はコチラ♪
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