
※このページは、第11話のネタバレ内容を中心にまとめています。
ドラマをきっかけに作品が気になった方や、
原作全体の流れを知りたい方は、
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ニセ真面目女子はすみ 第11話ネタバレ感想|地下室で始まった尋問と心晴の死の真相
第11話は、
はすみが「問いただす側」に回る回です。
総司は何を隠しているのか。
そして、なぜ白川家を壊そうとしているのか。
話し合いで答えが出ないなら、
別の方法を選ぶ。
はすみはそういう人でした。
総司を地下室へ連れていくまで
夜。
総司は夏生の寝込みに近づきます。
善意ではない。
確認でもない。
“やるつもり”の足取りです。
けれど、
その瞬間に背後を取られます。
はすみは迷いません。
総司を締め落とし、
白川家の使われていない地下室へ運び込みます。
ここからは、
警察も正義も関係ない場所。
あるのは、
はすみが決めた「順番」だけです。
逃げられない状況で始まる尋問
意識を取り戻した総司は、
椅子に縛られています。
はすみは落ち着いた声で聞きます。
なぜ白川家を恨むのか。
何が目的なのか。
総司は答えない。
答えられない。
あるいは、答える気がない。
そこで、
はすみは“手段”を変えます。
笑いながら言うのが、
いちばん怖い。
この回は、それがずっと続きます。
総司の上に布を置き、
水を流し込む。
呼吸を奪うように。
苦しむ相手を見ながら、
はすみは表情を変えません。
これは拷問です。
でも、はすみにとっては「確認作業」なんだと思います。
心晴の死が、ただの自殺で終わらない
恐怖で意識が薄れる中、
総司の中に過去がよみがえります。
妹・心晴。
いじめ。
そして、自死。
ここまでは、
第10話までの情報でも見えていました。
ただ、
第11話が示すのは別の部分です。
心晴の周囲には、
“親友”の顔をした人物がいた。
そして、
事実を「都合よく処理する大人」もいた。
ここで名前がつながっていきます。
冬美。
白川家。
岡家。
心晴の死は、
誰かにとって“消したい出来事”だった。
そう見える描写が積み重なります。
金の流れが示す「共犯の形」
さらに残酷なのは、
ここで終わらないことです。
心晴の死後。
岡家の父の会社に、白川家から資金が入る。
倒産の危機を免れる。
その代わりに、真相は語られない。
「守るべきもの」が、
命ではなく体面と会社だったのだとしたら。
総司の復讐は、
感情の暴走ではなく、
むしろ“後始末”に見えてきます。
ただし、
そのやり方は正義ではない。
そこがまた厄介です。
地下室に残っていた「証拠」の気配
はすみは一度、地下室を離れます。
夜明けが近いから。
そして、生活の顔に戻るために。
翌朝。
はすみは朝食の準備を始めます。
まるで何事もなかったように。
その頃、地下室の総司は、
ある“痕跡”に気づきます。
ここがポイントです。
心晴の件は、話だけでは終わらない可能性が出てきた。
地下室に何が残っているのか。
そして、誰がそれを隠してきたのか。
次回はそこへ踏み込んでいきます。
第11話の感想|怖いのは、はすみが「正解」を選ばないところ
第11話のはすみは、
正義の味方ではありません。
でも、悪でもない。
その中間でもない。
ただ、
目的のために最短の手を選ぶ。
それだけです。
総司の怒りは、
感情としては理解できる部分が多い。
いじめの構造。
大人の隠ぺい。
金で黙らせる力。
白川家が“強い側”だったのは確かです。
そして冬美が、そこに深く関わっていそうなのも。
ただ、
ここで気になるのは、はすみの反応です。
総司が被害者だったとして、
はすみは同情するのか。
それとも利用するのか。
たぶん、
読者の期待どおりには動かない。
地下室に残る証拠。
冬美の立ち位置。
母と春子の“守り方”。
次回は、
白川家編の核心に触れる回になりそうです。
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