著者:上野りゅうじん
『夫と会話になりません』
4話の解説と感想です♪
彩子が体調を崩して寝込んだことで裕介が会社を休んで家のことを引き受けることになり、
普段から積極的に協力している家事や育児はお手のものなはずだったが、
日常の家事と育児は裕介が思っていたものとは少し勝手が違っており、
さらに…裕介が息子の大地を幼稚園への送り迎えをしたことで、
普段の彩子がどんな母親であり、同じ幼稚園に通うママ友さんたちと築いていた関係性を知ってショックを受けるのです。
もしかして自分は妻のわずかな一面しか見ずに軽蔑していたのかもしれない…?
自分とは全く異なる彩子に対する周りの人々の評価に動揺する裕介。
もしかして彩子は自堕落な生活を送っているダメ主婦ではなかったのか…?
「幼稚園のママさんたちが彩子のことを絶賛している様子はどこか自分のことのように嬉しかった…♪」
3話の解説と感想はコチラ♪
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夫と会話になりません【ネタバレ4話】大地くんのママは…!
大地くんのママは…
裕介の両親を自宅に招いて大地の誕生日パーティをする日だけは夫婦で穏便に対応したいと彩子に協力を求めてきた裕介。
もちろんそれは息子のためを思ってのことなのだろうが、
彩子とすればその日が終わった後はどうするのかが最も気になる点なわけで、
そのことを尋ねてみても何も答えようとはしない裕介の態度に、
いよいよ本格的な”夫婦の崩壊危機”を感じ取った彩子がいました。
そんな中…まだ病み上がりの彩子に代わって大地を幼稚園に送っていった裕介は、
そこで彩子と仲良くしているママ友たちから声をかけられ、
体調を崩した彩子を心配する言葉を聞いたり、日頃から彩子が裕介のことを自慢の夫だと言っていたことなどを聞かされて大いに驚きます。
裕介が知らなかった彩子の意外な外面の一面だ…。
さらにその数時間後に今度は大地を幼稚園へお迎えに行った裕介は、
先ほどのママ友たちから子供たちを遊ばすためにいつもの公園へ行かないかと誘われ、
仕方なくついてゆくとそのママ友たちから「大地くんのママは…」と、
ママ友たちから彩子がすごく好かれていて頼りになる存在だということを口々に聞かされるのです。
裕介が全く知らないところで彩子は大地の友達やそのママさんたちにとって重要な存在だったわけで、
まさか家ではだらしないばかりの妻だとしか思っていなかった彩子が、
こんなにも周りから高評価を受けている人間だったとは…!
そんなショッキングな事実に動揺する裕介がいました…。
ハリボテ夫婦
外ではまるでヒーローのような彩子の素晴らしい評判にかなり後ろめたい感覚を覚える裕介だが、
いまさら彩子への態度を変えられない裕介は、これまでとは違った理由で彩子との接触や会話を避け続けました。
「バツが悪いのだ。」
でも…彩子のほうはそんな裕介の気持ちをまったく知る由もなく、
いまだに自分が専業主婦として家事をちゃんとこなしていないから裕介に三下り半を突き付けられていると思っていた。
分かりやすい気持ちのすれ違いだ。
だが…そんなギクシャクとした二人の関係が続いたままでついに大地の誕生日の日がやってきました。
あらかじめ打合せしていた通り、裕介の両親を夫婦円満な雰囲気で迎えた彩子と裕介でしたが、
その日だけは円満な夫婦という即席のハリボテ夫婦にはやはり所どころでボロが出てきます…(汗)
家族3人のコミュニケーションがちゃんと取れていないので、
夫婦それぞれが競い合うように息子に趣向の違ったプレゼントを渡したり、
さらに前代未聞だったのは、彩子と裕介の二人がそれぞれに”バースデーケーキ”を用意していたことだ。
これは完全に夫婦の間でコミュニケーションが取れていない証拠のようなものです。
そんな両親のギクシャクした関係性は確実に息子である大地にも伝わっており、
可哀想なことに目の前に差し出された二つのバースデーケーキに対して大地が言ったセリフが…
子の心親知らずな惨いシーンが切ない…。
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4話の感想まとめ
このページの冒頭部分でも触れましたが、彩子が幼稚園のママさんたちからすごく慕われている存在で自分のことのように嬉しかった♪
前回の3話辺りから彩子が普通によくできた主婦であり、素敵なママさんの可能性が高いと思っていたサイト主のまるしーですが、
「その予想は見事に的中したと思っていいはずだ。」
この4話の内容がそれを証明してくれたようなもんです。
いや…まるしーが想像していたより遥かに彩子は大地くんにとって素晴らしいママだったのです。
それとは逆にいかにも未熟な夫と父親の一面を露呈した裕介がいましたね。
今回の中で裕介が見せた戸惑いと動揺する姿が実に笑えた。
「ざぁ~みろだ!」
大地くんを幼稚園に送り迎えする中で他の幼稚園ママさんたちとの交流で、
日頃からいかに彩子がママ友さんたちとの上手な繋がりを持ち、積極的にみんなとの輪を大事にしているかが明らかとなり、
幼稚園児の子供を育てる母としてりっぱに子育てしている様子がありありと示されていました。
彩子は明らかに高い評価を受けるべきママさんだということが証明されたのです。
もちろん裕介もバカじゃないんだからそのことに気づいたはずなのに、
ちんけなプライドが邪魔をして彩子への態度を変えられない…(汗)
「そこが彼の器が小さいマザコン野郎なところなのです!」
自分の認識が間違っていると分かったなら素直に認めて態度を改めればいいのに…。
ほんとダサい夫だし、やっぱりまるしーが一番嫌いなタイプの男だ…。
それに…幼稚園のママ友たちは彩子がいつも裕介のことを褒めていると知った後も、
自分は決して彩子のことを褒めようとしない心の狭さ加減。
「裕介ってどうみてもコミュ障の男性ですね。」
ママ友さんたちから彩子の話をされてもずっと、「はぁ…彩子が~」としか言えてない無能っぷり…。
こいつは普段からちゃんと仕事で来てるのか…?
まったく有能感がないのだけれど…(汗)
それに比べて外での彩子ママは元気ハツラツな子供たちのヒーローみたいな存在でめちゃカッコよかった♪
幼稚園児の息子と泥んこになって公園で遊ぶだなんて、
そんな素敵なお母さんの一面を持っていただなんて最高ですよ。
今回のお話で彩子がすごく人気者で素敵なママさんであることが明らかになりました。
あと…裕介の両親を自宅に招いて大地くんの誕生日パーティをした際のエピソードにしても、
裕介が幼稚園児の大地くんにプレゼントした高価なタブレットよりも、
ちゃんと今の大地くんが興味を持っているブロックのおもちゃをプレゼントする彩子の方が親として正解だし、
誕生日ケーキにしてもクマのケーキの方が子供の気持ちに寄り添っている。
裕介の「僕は早起きしてケーキを作って…」とか余計なセリフがすごくムカつくし、
常に自分が…自分がな裕介の言動が目立つ。
そんな裕介の彩子をギャフンといわせたい感が息子の大地くんにも微妙に伝わっているみたいで、
子供ながらにママとパパに気を使いながら喜んでいる大地くんがすごく不憫に思えた。
本作の著者・上野りゅうじん先生は、この作品のラストは夫婦仲の改善を予告されているのですが、
今の段階では裕介にまったく歩み寄る気持ちがなさそうで腹が立ってしょうがないです。
とにかく裕介の方からこれまでの態度を彩子に深く謝罪してほしい。
なぁなぁな形で何となく夫婦の仲が戻る玉虫色のハッピーエンドだったら嫌だな…。
この作品は全6話での完結が決まっているからあと5話と6話のお話で終わりなのです。
一体どんな展開が待っているのか…?
ドキドキしてきた…。
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