マイワンナイトルール 【ネタバレ1話】性衝動が治まらない!

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著者:なかおもとこ

『マイ・ワンナイト・ルール』

1話の解説と感想はコチラ♪

33歳でシングル彼氏ナシのごく普通の会社員・成海 綾なるみあやは、

自分の性欲を持て余して悶々と沸き起こる性衝動の抑制に苦労を強いられているのです。

「なぜそんな事になっているのか…?」

33歳という年齢的にホルモンバランスが崩れる時期で起きている変調なのか?

それとも最後に付き合っていた恋人と別れて8年間たった男日照りの後遺症が出てしまっているのか…?

とにかくいまは日常生活に支障が出るくらい性欲過多な状態が続いて困っている綾は、

手っ取り早く男性とエッチをするためにマッチングアプリの活用を考えてみるのですが・・・

「女性向けの性風俗コンテンツが男性と比べて異常に少なくて利用するにもハードルが高いのは確かに問題だ!」


 

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マイワンナイトルール【ネタバレ1話】性衝動が治まらない!

登場人物
  • 成海 綾(なるみ あや)

この物語の主人公・ 独身カレシなしの33歳会社員。性欲過多状態。

  • 堂島(どうじま )

綾の上司でバツイチのチャラ男キャラのイケオジ

  • マリ(まり)

綾が可愛がってる後輩女子社員で23歳。

マッチングアプリ推奨派

性衝動が治まらない!

33歳にしてシングルの彼氏なしな会社員・成海 綾なるみあやは、

ここ最近の自分が日常生活に支障が出るほど”性欲過多”な状況に困っていました。

もう~とにかく頭の中にずっとあるのは{セッ〇スしたい…}という切実な願望で、

どこで何をしていてもひとたび性欲スイッチが入ってしまうと体の火照りが発動して欲情モードが全開になってしまうのです…。

もはや中2男子状態のアラサー女である。

30歳を超えホルモンバランスが崩れて一時的に性欲モンスター状態になっているのか、

それとも最後に付き合った恋人と別れてから8年間も男性とまったく接触しなかったことの弊害なのか、

とにかく自分の性衝動が治まらない!ことに四苦八苦している綾がいるのです。

そんな中…会社のランチ休憩で仲の良い後輩社員・マリちゃんとの女子トークでは、

彼氏を作るなら【マッチングアプリ】がいいですよと勧めてもらうも、

23歳のマリと33歳の綾では10歳も年の差があって、

綾はマッチングアプリが登場した創世記に使っていた世代で、

その時の印象があまり良くなかったことで、その後のマッチングアプリの進化を知らなくてちょっと不安だった。

 

手っ取り早く性欲を解消したいけど、女性向け風俗を利用するのはかなりハードルが高いし、

女性が気軽に性欲を解消できないこのクローズドな世界につい溜息がでてしまう綾。

しょうがない…令和のマッチングアプリでも試してみるか…!

仕事終わりに帰り道でそんな独り言をつぶやいていたその時でした。

「なーるーみーサン!今帰り…?」

トツゼン背後から明るい男性の声が聞こえてきて綾の背中をポンと軽くたたく手が…!

「わっ…!!」

ワンナイト・ラブ

仕事の帰り道で綾に声をかけてきたのは、職場の男性上司・堂島どうじまでした。

バツイチでイケオジの堂島は、独身生活を謳歌しているチャラ男で有名な男だが人当たりはいい方で、

この日は最近元気のない綾のことを心配して食事に誘ってくれたのです。

もちろん下心はあるかもしれないけど、おじさん特有のエロいやらしさはない。

よって素直にご馳走してもらうことにした綾は、

その魔性のイケメン上司のトークにうまく誘導されて色々と胸の内をぶっちゃける流れになります。

「何かあった…?」

と尋ねられて、素直に自分の性欲過多が原因で悩んでますとは言えずに、

無難な言い回しで「彼氏が欲しい」というよくある恋愛相談に持ちこんだ綾ですが、

そこから話の流れは”ワンナイト・ラブ”はいいなという話題になって、

理想的な一夜限定の恋をどうやって実現するかという話に入ってゆき、

綾の相手として自分はどうですか?と堂島が立候補してくるビックリな展開に…!

えっ…!?

顔を真っ赤にして堂島の誘いをお断りする綾。

彼女の中で一夜限定の恋をする相手として社内の身近な人間はありえないのです。

逆に堂島は自分こそ綾のワンナイトをする相手として相応しいと力説します。

実際その通りのような気がする…。

リスクという面では綾よりも上司である堂島の方にあるし、

そもそも堂島の口から綾とのワンナイトな関係が漏れることはまずないだろう…。

確かに堂島は性欲を満たす相手として条件的に悪くない。

それでも踏み切れない綾がいる。

なぜか…?

その理由は堂島と話している間に綾の中で『ワンナイトルール』を作ったからでした。

綾が理想的な一夜限定の恋をするために決めた五か条のマイルールとはいったい…


 

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1話の感想まとめ

女性の本来当たり前に持っている”性欲”について真正面から明るくポップに取り扱っているストーリーがすごくイイ…♪

本編の中で綾が言ってた女性の性欲に関する話題は”クローズドな世界”ってまさにサイト主のまるしーもその通りだと思います。

実際のところ…ベテラン主婦世代のまるしーなんて高校時代から現在の年に至るまで、

仲の良い女性の友人との会話なんてほぼ半分くらいが下ネタの話題でもちきりですよ…!

特に若い頃なんてセッ〇スの話しかしてないんじゃないかというくらい女子の誰もが性欲モンスターでした…。

もちろんそういう下ネタの話題にあまり乗ってこない女子もいましたが、

まるしーの記憶するイメージの中では少数派だった気がします。

正直言って全般的にエロいのは男性より女性の方だという認識があるくらい、

世の中の男性が想像しているその何倍も女子ってエロい生き物なのです。

まるしーから言わせれば男性のエロ話なんて可愛いもので、

ムッツリ女子の展開するエロトークなんてほんとスゴいですから…(汗)

もし今の世の中が「男社会」ではなくて「女社会」だったら、

街中には女性向け風俗の店舗が今の男性向けのお店より数多く存在しているのではないでしょうか…。

それほど本来の女性は性欲モンスターな存在なのです。

だから33歳で心も体も健康で彼氏のいない綾ちゃんが、

「男とセッ〇クスしたい~」と性的衝動を抑えるのに大変なのはごく自然のことであり、

健全な女ざかりを生きている証ともいえるのだ。

シングル綾の立場ならばワンナイトラブなんて大いに結構なことで、

まったく後ろめたさなど感じることなく、ドンドン自分のやりたいように性欲を満たせばいいんだけど、

本編で綾ちゃんが言ってたように、世の中って女性の性欲に寛容ではないことが大問題で、

男性がエロ話をすること当たり前のように捉えられているのに、

女性が少しでも自発的に下ネタ発言なんかを発信しようものなら、

すぐさま”ビッチ女”のレッテル貼られてしまうのが世の中全体の空気感です。

この傾向はもう何百年も変わっていないのでしょう。

特に日本社会ではまだまだ綾ちゃんの言葉通りに『女性は貞淑であれ』という暗黙のスローガンが掲げられているのが状況だ。

そのような性的に旧態依然とした世の中で、

この『マイ・ワンナイト・ルール』のようなスパイシーな作品が登場したことの嬉しさよ。

「性欲は男だけのものじゃない!」

まさにその通りだ。

みんな本当は分かっているくせに堂々と言葉にできないことがはおかしいのです!

男女問わず誰もが当たり前のように人前で”性”のぶっちゃけトークができる世の中にしなければいけない。

何度でも申し上げますがこの作品の主人公・綾ちゃんは決してエロい女でも淫乱女でもありません。

ごく普通に健康的で常識のある33歳の素敵な大人女子なのです。

「綾さん…まるしーはあなたのワンナイトを心から応援しています♪」

 

>>>『マイ・ワンナイト・ルール』2話の解説と感想はコチラ♪

 

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