
早瀬課長のヤバすぎる勘助っぷりに度肝を抜かれてその対処に苦慮させられる莉子は、
さらに女性版勘助ともいえる長田から、早瀬とのことでデタラメな”熱愛情報”を社内に拡散されるというダメージが大きい被害を被ります…。
{どうしてこんなことになってしまったのか…?}
早瀬に対しては加納が莉子と付き合っている振りをしてくれたおかげで、その場は何とか大事にならずに済んだのですが、
運悪く加納がいない時に長田が早瀬を利用するかたちで莉子を陥れるための行動に出てきたからもう大変…。
一体なぜこうも長田は莉子に対して執拗にウザ絡みしてくるのでしょうか…?
厄介な悩みが尽きない莉子のため息は日ごとに増えるばかりです…(汗)
14話の注目すべきキーワードは全部で3つです!
- 早瀬の背後にはすごく過保護なモンスター母親がいる
- 長田が拡散する莉子に関するデマ情報がやばい
- 鈍感な莉子に加納が業を煮やしてついに…!
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【14話の感想】「おはよう…莉子」の衝撃!
おはよう…莉子の衝撃!
早瀬に突き返したはずのキモいあの手編みのマフラーのプレゼントを、
なぜか長田が莉子に持ってきて、強引に手渡したかと思うとそそくさと去っていく気味の悪さ…
これまで見てきた長田の言動や行動を考えると、それが彼女の親切心から来ているものでないことは明らかであり、
実際そうでした。
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莉子からすれば、なぜここまで長田から理不尽な嫌がらせを受けるんだというのが正直な気持ちでしょう…。
マフラーを渡された時は、まさか長田が自分から早瀬に接触して、早瀬と莉子の恋の後押しを申し出たなんて想像もしていなかったはずだ。
長田の協力を得た”ミスター勘助”こと早瀬は、これでかなりメンタル復活したようで、
翌日の朝には会社の廊下ですれ違った莉子に対して「おはよう…莉子」の衝撃は恐ろしい破壊力がありました!
なんと勘助くんは、皆がいる前で莉子を下の名前で呼んで朝の挨拶をするという前代未聞の離れ業を繰り出してきたのです。
幸いにもそのとき隣に加納がいてくれたおかげで、莉子は冷静にそっけない挨拶を早瀬に返してその場をやりすごせたけれど、
もし、あの場で莉子一人の対応だったら、どうなっていたかと恐ろしくなる早瀬の狂人っぷりですよ…!
加納の存在
早瀬が繰り出した下の名前呼びの挨拶に莉子がいかにも迷惑そうな素っ気ないリアクションで返したことで、
長田がせっせと拡散させていた”早瀬&莉子の熱愛ニュース”が早くもデマ情報として認識されていく流れは笑えました…
ここまで莉子が頭のおかしい早瀬や長田を相手にしても、なんとか無傷でいられるのは加納の存在がなければありえない。
いつも莉子の身の回りを気遣って完全にナイト役に徹してくれている彼がいるからこそです。
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なのに…そんな加納の一途な思いに全く気付かない鈍感すぎる莉子は罪な女だ…
莉子の加納に対する鈍感すぎる態度を見ていたら、もしかすると早瀬に対して無意識に勘違いされるような言動や態度をとってたのではと疑ってしまう…。
それくらい莉子の”恋愛アンテナ”はまったく機能していない…。
長田を一喝
めちゃくちゃ分かりやすい”アピール”をしても、なかなか莉子に気づいてもらえない恋愛苦戦中の加納が、
今回の14話の中でついに自分の気持ちをストレートに伝えるシーンがあるのですが、
その少し前に加納くんは、長田を一喝する気持ちのいい痺れるシーンがあるんです。
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それは早瀬と莉子の熱愛デマ情報の出所が長田だと分かった莉子が、たまたま社内で声を掛けてきた長田に抗議をして、
そこから二人の口論に発展した場面に現れた加納が、例の如く彼に色目を使ってくる長田に対してビシッとキツいセリフをぶつけるんです。
まさか大好きな加納から自分が責められると思わず、驚愕の表情を浮かべている長田は一見の価値ありです。
『鳩が豆鉄砲を食ったよう』とはまさにこの時の長田のことだ…。
どうなる?莉子と加納の恋
これまで幾度となく加納は莉子への気持ちを伝えてきたはずだけど、一度もその想いを本気にしてもらえなかったのは、
社内にはびこっている「加納はチャラい遊び人」という不名誉なイメージのせいかもしれない。
だが、たとえそうだとしても莉子の鈍感さは目に余るものがあります。
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加納が思わせぶりに「好きな人がいる」と莉子に伝えてもその相手がまさか自分だとは夢にも思っていない。
それもあって、ついに今回のラストページでは、
これまでのモヤモヤしていた二人の関係に一定の答えが出る行動に打って出た加納くんでございます…。
さて…
「どうなる?莉子と加納の恋」
この違和感、もう偶然ではない
元夫からのロミオメールは、
もはや「異常」として認識できる段階に入りました。
しかし14話で本当に怖いのは、
日常のすぐそばに潜む別の存在です。
親切、気遣い、正論。
それらがすべて恐怖に変わる瞬間。
「信じていい人は誰なのか?」
この物語は、読者にもその判断を突きつけてきます。
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