
著者:四ツ原フリコ
『彼女のエンドロール~さよならまであと半年~』
2話の解説&感想です!
幼少期のトラウマが原因で、女性に寄生して生きる最低な「ヒモ男」。
それなのに、養ってもらっている女性たちに決して心を開かないクズ男・神葛 来(かみくず らい)。
イケメンという一点だけが、彼にとって最大で唯一の武器。
そんな彼のことを「1ヵ月100万、半年600万円の契約」で買ったのは、余命半年のヒロイン・鰐口 真(わにぐち まこと)。
たとえ余命半年とはいえ、なぜ彼女は顔がいいだけの最低最悪なクズ男を、そんな大金で買ったのか…?
その理由は――
以上の3点が、ライに目をつけた理由でした。
しかし…「たかがそんな理由で…?」とバカにしてはいけません。
これまで質素倹約な生活を続け、恋愛経験もなく生きてきたマコトにとって、人生最後の半年間でやりたいことは「自分では思いつかない贅沢なお金の使い方」と、
前置きをすっ飛ばして、“恋”を経験することなのです。
だからこそ、彼女の決断は決して間違いじゃない。
ただ…マコトの余命を知らないライとしては、「自分みたいなクズのヒモ男が、どうして1ヵ月100万円もの大金で雇われたのか?」と疑問しかない!
「そりゃそうだ!」
彼にはイケメンという顔以外、なにも人様に自慢できるものを持ち合わせていないから…。
それでも、財布に小銭しかなく、住むところもない彼にとっては夢のような契約。
なので乗らないはずもなく――
さてさて…これからどれだけ、このバカなお人好し女から搾り取ってやろうか…と企むライくんでございました…。
と…ここまでが第1話の振り返りです。
後半27ページで見せたマコトちゃんの笑顔がとにかく愛おしいのです…♪
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彼女のエンドロール【2話】ネタバレありの感想
都合のいいカモ女
ライとの同棲初日、朝から人見知りを発動してキョドりまくるマコトちゃんが面白すぎる!
「一晩たって冷静になった?」
というライのツッコミが的確すぎる!
マコトはパリピとは程遠い、地味で真面目な女子。普段は感情を表に出さないけど、ライとの掛け合いに一喜一憂する姿がなんとも愛おしい。
相変わらず、四ツ原先生が生み出す個性的なキャラがストーリーに冴えわたっております♪
特にヒロインのマコトちゃん…すごくいい味出してます。
一方の主人公・ライはというと――
すでに神葛 来(かみくず らい)という、これまで聞いたこともないような分かりやすく個性的な名前の時点でインパクト大!
そして…ラストが涙なしには語れない悲劇の結末が予想される本作。
そんな物語の主人公として、ライは十分すぎるほどのギャップを持つクズ男だ。
幼少期に両親から愛されずに育ったトラウマを抱え、誰にも心を開かないまま大人になったライ。
彼が今の最低なクズ男になったのは、世の中の女性に対する復讐の目的もあったりして――
軽薄でクズな彼の中にある闇は、かなり深い。
そんな彼を、余命半年のマコトちゃんがどう変えていくのか…?
「無意識による意識改革とでもいいましょうか」
どこまで自分の存在が許容されるのか試すライのおねだりと、純粋にライから楽しいことを教わろうとするマコト。
いつもとは違う反応に調子を狂わされるライ。
{都合のいいカモ女のはずなのに…}
二人のストーリーは、まだ始まったばかりです
初めてのショッピング
ライのおねだりにより、マコトが最初に貢いだのは洋服。
その際、彼は「この女…バカなの?」と思った。
その理由は、マコトが自分の服を一着も買わず、ライの服だけを大量に買ったから。
だってマコト、ほぼ毎日同じ服を着るほどバリエーションがないんだから!
あれ?ライには「贅沢をしたい」って言って契約したのに、その目的はどこへ…?
結果、この日ライが買った服の量は、マコトの1年分に相当しました。
ちなみにこの時点のライは、マコトがどこまで自分を許容するのか試している最中。
まぁ…彼の立場や性格なら仕方ないところだ…。
初デートは競馬場
大量に買った服を預けて、次にライがマコトを案内した場所は、なんと彼女には全く相応しくないところでした。
そう、マコトの初デートは競馬場だったのです。
「やっぱりライはクズ男でした」
まだマコトの許容範囲を試しているという側面はあるでしょうが、人生初のデートコースに競馬場を選ぶセンスはさすがに雑過ぎる…。
でも、意外なことに、連れてこられたマコトは予想外の反応を見せました。
実物の馬を見て楽しそうにはしゃぐマコトの笑顔が印象的なシーンが描かれています。
まさかそんなリアクションをするとは、ライも思わずマコトのリアクションに動揺しているのが笑える。
さらに、デート中に何でも欲しいものをおねだりするライの性格を潔いと絶賛し、ライのためにお金を使いまくるマコト。
「彼女の本心や本音がどこにあるのかはまだ分からない」
でも、マコトの様子を見る限り、ライとの同棲契約を後悔しているとは思えないほど、幸せそうな表情をしています。
そして、そんなマコトにギャンブルの女神が微笑むのです。
ライに教えてもらって買った初めての馬券が見事にビギナーズラックで大当たり!
100円が2160円になりました…。
実に彼女らしい大穴ゲットだ♪
その後、マコトから軍資金を引き出したライは、結構な金額を紙くずにしてしまいます。
それでも平然としているマコトに、ライのヒモ男センサーがほんの少し狂い始めてきたのです…。
マコトへの“愛おしさ”がより増した今回2話のエピソードでした♪
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