
『4年1組』
「多数決」でクラスメイトを”殺す”ことを決める異常な教室。あなたの「一票」が、残酷な運命を決定するサイコホラー!
平和なクラスの裏に潜む、戦慄のルール。
『4年1組』は、学級委員・冴木誠が提案した「多数決」によって全てが決められる、いじめも差別もないはずの理想郷……のはずでした。
転校生・新山ゆかが目にしたのは、些細な問題からクラスメイトへの罰まで、「許すか、殺すか」の一票で決めるという、あまりにも歪んだ日常。
多数派こそが正義という狂気の教室で、ゆかは自分の「一票」を迫られる!鳥肌必至のサイコホラーです!
「いじめなし」のはずが、なぜクラスメイトを「殺す」と決めたのか?
読まれる方はぜひ覚悟してください!子どもたちの残酷な世界に、思わず背筋が凍るサイコホラーです。
『4年1組』の見どころ&著者紹介
見どころや魅力紹介
本作の最大の魅力は、「善意のルールがもたらす最悪の結末」というテーマの深さにあります。
学級委員の冴木誠は「いじめや差別をなくす」という一見正しい目的で多数決を導入しました。
しかし、それがいつしか「少数派の意見は優遇されない」という排他的な暴力へと変貌していくのです。
転校生・新山ゆかが、当初はカリスマ的な冴木に好印象を持ちつつも、次第にクラスの違和感に気づき、そして最後に突きつけられる「許すか、殺すか」の選択に直面する一連の流れは、読者自身の倫理観を試されます。
教師までもが狂気に加担する救いのない状況で、一人の少女がこの歪んだ世界にどう立ち向かうのか、その展開に強く惹きつけられる凄みのあるストーリーです。
著者:福永まこ先生を深堀り
本作『4年1組』という、平和な日常に潜む狂気を鋭く描く本作を手がけたのは、ホラー・サスペンス作品で多くの読者を魅了し続ける福永まこ先生です。
先生は、少女漫画誌『ちゃお』を中心に活躍されており、特にホラー作品で圧倒的な存在感を放っています。
その作風は、ただ怖いというだけでなく、子どもたちの間で起こる心理的な駆け引きや、身近な日常に突如として現れる「異変」を巧みに描き出すことにこだわりが見られます。
読者に「もしかしたら自分の身にも起こるかもしれない」というリアルな恐怖を抱かせるのが、福永先生の作品の真骨頂と言えるでしょう。
過去に手掛けられた代表作には、デビュー作である『旧校舎の悪夢』をはじめ、『本当に怖いおとぎ話』や『絶対恐怖』、『放課後デスゲーム』など、タイトルの響きだけでも戦慄を覚えるような珠玉のホラー作品が並びます。
また、ホラーアンソロジー作品にも多く参加されており、日常的な舞台設定から徐々に精神的な深みへ引きずり込むような展開は、多くの読者にトラウマレベルの衝撃を与えてきました。
今回の『4年1組』も、クラスという閉鎖空間における集団の狂気をテーマとしており、福永先生がこれまで大事にしてきた、人間心理の闇を追求する姿勢が強く反映されています。
読者の心を掴んで離さない、その繊細かつ過激な表現力に今後も目が離せません。
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各話のネタバレ&あらすじ解説・登場人物のまとめ
1話:多数決の教室
転校生の新山ゆかが、期待と不安を胸に登校した先は、学級委員・冴木誠が仕切る4年1組。
冴木は「いじめも差別もないクラスだから安心して」とゆかを歓迎します。
クラスは一見、活発で仲が良く、ゆかも安堵感を覚えます。
このクラスでは、冴木の提案により、日常の些細なことから問題解決まで、全てが「多数決」で決められていました。
しかし、クラス一の人気者への告白の是非まで多数決で決定するなど、次第にゆかは違和感を覚えます。
そんな折、クラスメイトの野島くんから「あまり冴木を信用しない方がいい」という謎めいた忠告を受けます。
その直後、ホームルームで野島くんの忠告が議題に上がり、彼への「罰」が多数決にかけられるのです。
その選択肢は、常軌を逸した「許す」か「殺す」かの二択。
驚愕の中、多数決の結果は「殺す」に決定してしまいます。
ここで初めて、ゆかは4年1組の恐ろしく歪んだ実態を認識します。
そして、冴木は戦慄するゆかに対し、「許す?」「殺す?」「君はどっち?新山さん?」と、この狂気に加担するか否かの究極の選択を迫るのでした。
とんでもない教室サイコホラーが開幕です!

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ネタバレありの感想まとめ
多数派の「正義」が少数派を”殺す”という狂気
転校生の新山ゆかさんは、学級委員の冴木誠くんの「いじめや差別がない」という言葉に安心します。
でもね、私たち大人はその瞬間に感じるはずです。
「いじめがない」と声高に言うクラスほど、実は一番闇が深いのではないかという胡散臭さを…。
そして案の定、このクラスが編み出したのが、すべてを多数決で決めるという極端すぎるルールでした。
最初にサイト主のまるしーが「おかしい」と感じたのは、冴木くんへの告白の是非を多数決で決めていた過去の議題を見たときです。
「恋の行方までクラスの承認が必要なの?」と、叫んでしまいました。
主婦業の傍ら、パートで社会の荒波に揉まれているベテラン主婦のまるしーとしては、こういう小さな違和感が、いずれ大きな地獄につながることを知っています。
そして第1話のクライマックス、ゆかさんに忠告した野島くんへの「罰」を、クラス全員で「許す」か「殺す」かの多数決で決めたシーン。
これで確信して、もう鳥肌が総立ちです。
子どもは残酷な存在だと知っていますが、これをクラスのルールとして成立させてしまうのは、もはやホラーを通り越して哲学的な恐怖です。
多数派に属していれば自分は安全という意識が、倫理観を麻痺させている恐ろしいルールのただただ震撼してドはまりしました!
狂気を後押しする大人たちの存在
私がこの作品を単なるサイコホラーとして片付けられないと思うのは、担任の水鳥先生の存在です。
この先生は「いいクラスにする為には、不穏分子取り除かなくては」と、冴木くんの提案に積極的に協力しているのです。
「不穏分子」って、聞こえはいいけど、要は「多数派の意見に逆らう、あるいはノイズになる存在」のことですよね?
大人として、子どもたちの歪んだルールを正すどころか、むしろ「これは正しいクラス運営だ」と認めてしまう先生の思考回路が、本当にゾッとします。
私たちの現実社会でも、会社の会議やママ友のグループなど、あらゆる場所で「正しいことを言っている人」が「和を乱す不穏分子」として排除される構図があります。
この作品は、その排他的な集団心理を、より過激な形で表現している。まさか小学生の教室で、まるしーが持つ心の古傷を抉られるとは思いませんでした。
ゆかちゃんの「一票」が握る、今後の希望と絶望
第1話の最後のシーンは、本当に強烈でした。
野島くんの「殺す」が決定した後、冴木くんがゆかさんに「君はどっち?新山さん?」と迫るあの顔。
転校生としてまだ「多数派」に染まっていないゆかさんの「一票」は、単なる一票ではありません。
それは、「この狂気に加担するか、それとも人間性を保ち続けるか」という、彼女の魂の行方を決める一票です。
ここで「許す」と言えば自分が「不穏分子」と見なされるかもしれない。
でも「殺す」と言ってしまえば、もう二度と元には戻れない。
この究極の選択を突きつけられたゆかさんの運命に、いてもたってもいられない気分にさせられました。
彼女が多数決の狂気に抗い、このクラスを変えることができるのか、それともこの薄気味悪い世界に飲み込まれてしまうのか。
どうか、ゆかさんに希望の光が差しますように!
そして福永先生の描く容赦ない展開にも大いに期待しています!
本当に強烈に続きが気になってしょうがない、傑作サイコホラーを見つけました。
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「いじめ・差別なし」を掲げた多数決が、逆に個人の意思を完全に抹殺し、暴走する集団心理の異常性や、正義の裏に潜む、最も恐ろしい人間の本性が剥き出しになる瞬間に注目です!
このクラスの恐ろしさは、生徒だけではありません。担任の水鳥先生が「いいクラスにする為には、不穏分子取り除かなくては」と冴木くんの提案に賛同し、積極的に協力しているのです。大人まで巻き込んだ、救いのない世界観に注目!
クラスの異変に気づいた転校生・ゆかですが、「許す?」「殺す?」という究極の選択を突きつけられます。彼女が多数派の狂気に染まるのか、それとも抗うのか。一瞬たりとも目が離せない展開に注目です!