タイムスリップした男女の６人が織りなす
青春サスペンス群像劇を描いた話題作！
『あのなつ。』
2巻の解説と感想です♪
物語の行方が色々わかってくることに・・・
大人だけど青春！
時空を超えたサスペンスロマンスが熱い！
高校時代の同窓会で再開した6人の男女。
彼らが昔を懐かしんでしこたま飲んだ翌日、
目覚めると10年前にタイムスリップしていました♪
それぞれに届く謎のメール。
それは彼らが犯した過去の過ちを責めるものだった・・・！
「一体誰がこんなことを？」
戻された時代で、疑心暗鬼に陥る６人の仲間たち…
なんとか未来を変えたい者と絶対に変えたくない者とのせめぎ合い。
しかし・・・
未来を変えなければ仲間の樽丘（タル）はこの夏に大変な大事故に合う。
６人でこの先の方針を話し合う中、
タルがみんなの元へやって来て ――
次々と送られてくるメールに翻弄される彼らを待ち受けた過去の未来とは？
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あのなつ。 【ネタバレ2巻】未来は変えられない！
5話：未来は変えられない
白熱した話し合いの最中、気づけばタルがすぐそばに来ていました。
「なんで知ってんの？俺が死ぬって…」
タルがいないと思ってつい出てしまった禁断の話題。
6人は樽の出現に驚きを隠せない。
もしかしてタルに聞かれてしまった？
焦った6人でしたが、どうやら話の核心部分は聞いていなかったようだ。
この後、拓海はタル以外のみんなに、
たとえ未来が変わってもタルを助けることを宣言します。
その意見に太一も賛成しますが、
優華はもし、未来が変わると現世に残してきた自分の子供と会えなくなるのを恐れて、
必死で未来を変えないようみんなに訴えかけるのです。
しかし―――
たまき・庄司・秋田の反応はなんとも言えない表情で彼女の訴えを効いていた。
場面が変わって拓海と太一のシーン。
二人がタルを助けようと話しているところに突然メールが入る。
「未来は変えらられない」
それは二人の携帯だけに同時に送られてきたメッセージでした。
その内容に驚愕する二人でしたがそんな時、ちょうどタルが表れて…
6話：それぞれの告白
タルを助けると決心した拓海は、学生時代とは違って何でも積極的に行動するようになりました。
「未来は変えられない」
というメールが届いた夜、
たまきを近くの神社に呼び出しこれからのことを二人で話し合いました。
そして、
自分はこれから昔と変わることを宣言し、
たまきを抱きしめてキスをするんです。
拓海から告白ともとれるキス。
こんな大変な状況にもかかわらず舞い上がってしまうたまき。
翌日、優華と会ってお茶をしている時も心ここにあらずといった感じです。
そんなたまきの様子を見て、
勘違いした優華は一連のメール犯人はたまきではないかと疑う。
その後、優華はたまきと別れた後、太一に呼び出される。
そして、メールの犯人は、たまきではないかと太一に相談するのですが、
太一はそれを打ち消すと、
「俺たちもう一度やり直さないか？」
と、優華に突然告白したのです――
太一もまた、
タイムスリップした自分の人生を変えようとしている…
7話：衝撃の事実
「またお金のために友達売るの？」
太一だけに送られたメール。
このことは親しい人間しか知らない。
{一体、誰が？}
太一は、優華からも
相談されていて様子がおかしかったたまきの事を疑いはじめる。
彼は誰もいない音楽室にたまきを呼び出してメールの犯人なのかと問い詰めます。
否定するたまきに、
なおも太一は携帯を見せろと要求します。
すると、たまきは潔白を証明するため、太一に携帯を渡します。
そして・・・
太一はたまきの携帯に入った残された履歴を入念に調べ上げた。
しかし・・・
いくら調べてもたまきの携帯からは何の証拠も出てきませんでした。
気まずい空気が二人の間に流れる・・・
ただ・・・
メールの履歴の中で、たまきと拓海がよく連絡を取り合っていること知り、
その事を、彼女に質問してみると、
彼女は顔を真っ赤にして照れました。
そんなたまきの表情や態度を見て、彼女が犯人であるはずがないと確信する太一。
彼はたまきに疑ったことを素直に謝る。
たまきは太一の謝罪を気持ちよく受け入れた。
その後、
メールの犯人がたまきではないと分かった太一が疑いを持ち始めたのはタルでした…
ここで場面が変わって、
太一と話し終えたたまきが、顔見知りのバスケ部の男子たちと話をしているシーンに変わる…
男子たちと話し終えたたまきにたまたまその光景を見ていた庄司が、
「あいつらとは係わらないほうがいい！」
と、たまきに助言するんです。
突然の言葉に首をかしげるたまきが
「どうして？」
と、庄司に質問すると、
彼はとんでもない事実をたまきに告白する・・・
8話：太一に起きた出来事
タルからあの夏に起きた出来事を聞いて、
あの日、タルが自分を助けるためにあの事故に合ってしまった事を知ったたまき。
初めて聞いた真実に彼女は愕然とする！
一方、謎のメール犯を探すべく興信所の知り合いに送信元の電話番号を調べてもらった庄司。
そう・・・
番号が分かれば犯人もわかると判断したわけだ。
そして・・・
捜索の結果、メール送信者の番号が見つかった。
その番号に庄司が連絡してみると、
なんと・・・
繋がったのは拓海の携帯電話だったのです！
事実を知って驚きを隠せないメンバーたち。
（たまき・庄司・優華・秋田）
しかし・・・
当の拓海は、
これは罠なんだとみんなに訴えます。
そもそもメールの犯人は自分ではないし、携帯も自分のものではないと主張する。
そこへちょうど太一がやってきて、犯人は拓海ではないとみんなに自分の意見を伝える。
優華と庄司がその根拠を聞くと、
「今までの付き合いが根拠だ！」
と、力強く答える。
そして・・・
太一はゆっくりと、今、自分に起こっている絶望的な出来事を話し出す…
その驚愕の事実とは―――？
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2巻の感想
タイムスリップした６人の人間関係がかなり複雑になってきました~
今まで、６人には同じメール内容が届いていたんですが、
だんだん個別に送信されるようになってきましたし
いわゆる個人攻撃型になってきましたね！
ということは、いよいよ犯人は、タルを含めた７人のうちの誰かという事になりそう！
でもこの漫画って、犯人探しもそうですが、恋愛問題も複雑化していってますよね～
拓海はたまきにキスをして、太一は優華に告白。
そしてなんと！
タルは2巻の後半部分でたまきに対して、告白までしちゃうんです。
そこで、拓海が
「ちょっとまった~！」
と、激しい恋愛バトルの様相も見逃せない状態だ。
タイムスリップの謎と犯人の謎。
そして、ぐちゃぐちゃになってる恋愛事情。
とにかく今は謎だらけで物語は進んでおる状態ですが…
ただ・・・
今回で、タルが大事故に合ってしまった原因が、
たまきをタルが何らかに理由で助けようとしたからだ。という事がわかりました。
そして・・・
たまきもその事を知ってしまった…
今までは、相思相愛の仲だったたまきと拓海ですが、
タルの事情を知ってしまった今、
たまきの中でタルへの気持ちがどう変化してゆくのか・・・？
タルからの告白を受けて、
たまきの気持ちに変化が起きるのか？
もちろん犯人の存在も気になるんですが、
７人それぞれの恋愛模様も凄く見どころの一つですよね~
今回、庄司と秋田さんは、おとなしかったですが、
次回はまたなにか動きだしそうな予感！
『あのなつ。』は、まだまだどう展開が転がるか分からないし、
問題の真相も全然みえてこない！
なので、正直今が一番面白いところなんですよね～♪
とにかく3巻が楽しみだ～♪
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