「私はもうナオくんとはいられないから」
そついにお互いの本音をぶつけ合う修羅場を迎えた二人・・・
『花嫁未満エスケープ』
7話の解説と感想です♪
ナオのユウへの態度が急変したことで持ち直したかに見えた二人の関係だったが、
ユウの中でくすぶり続けたナオへの不信感を払拭するまでには至らなかった・・・?
7話の見どころ
一度は自分の中でケジメをつけて深見から差し出された手を振り切り、
ナオと真正面から向き合うことで自分の気持ちを整理しようと決めたユウでしたが、
いざ…家に帰ってみるとナオがまるで付き合い当初のような優しさをユウに向けてきて戸惑うユウでした。
しかし・・・
一週間もするとだんだんユウの中でジワジワと違和感が膨らんでゆき、
その結果…
恋人同士なら普通にできるようなスキンシップができなくなっていたのです(汗)
自分でも気づかないうちにナオのことを拒絶する自分の反応に驚くユウ。
もう…二人は完全に終わってしまったのだろうか・・・?
さてそこで・・・
今回、7話の見どころは、
ついにお互いの本音をさらけ出し合うこととなった二人の大きな修羅場です!
特にユウに至ってはこれまで言いたくても言えなかったナオへの不満をぶちまけるシーンに共感してしまいます。
「女性ならみんなそうだろう!」
そして・・・
ユウが言ったことに対してナオは絶対に言ってはいけない言葉を何個も連発してしまうのです(汗)
この時の二人のやりとりは、大人と子供くらい年齢差があるやり取りに思えます。
「とにかくナオが子供!」
あれならユウが愛想を尽かすのも当たり前である!
今回のエピソードでこの物語は大きく動き出しました。
「実に面白い♪」
6話の解説と感想はコチラ♪
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花嫁未満エスケープ【ネタバレ7話】全部いらないから!
修羅場
「深見とどういう関係なの?」
ユウの自分を避ける態度についムカッときて口に出してしまったナオ。
ユウの動きがピタッと止まる。
{なんで深見くんのこと知ってるの?}
動揺するユウの表情を見たナオはさらに浮気を責めるセリフを言い放つ。
「言えないような関係なんだろ」
ユウがここまでの気持ちになってしまった原因を作ったのはナオである。
そこでついにユウが口火を切ったのです。
「今まで私に関心なんかなかったくせに…」
これまでずっと抑えてきたナオへの不満がユウの中から一気に噴き出します(汗)
ユウはこれまでナオが自分示してきた無関心な態度をあげつらい、
「今まで荒れ放題にしてた庭を知らない人が手入れしたからって急に執着しちゃって…」
と…これまでナオが自分に向けてきた冷たい態度をそう表現して自業自得だと言い返したのです。
さらに…
ココから本格的に二人の修羅場が展開される(汗)
ユウはこれまで怖くてナオに言えなかった不満を一気に吐き出してゆきます。
すると・・・
すれまでだまって聞いていたナオが我慢の限界を迎えてついに言ってはいけない言葉を口にします。
「別に…頼んでないし…」
ナオはこれまでユウがナオのためにしてくれていたことを頼んでないと言い放ったのです!
それを言ってしまったらバットエンドしかゴールはないのにという最悪なセリフだ(汗)
でも…
すでに走り出したナオの悪態はもう止まらない!
挙句の末に、
「なんでもオレのせいにしないでよ」
と…さもユウが楽しんでナオの世話や家事をこなしてきたかのように言い捨てた。
これで恐らくユウの腹は決まったのだろう。
そんなナオに対してユウは、どんなに自分に対して無関心であっても、
生涯を私と共にする覚悟さえ見せてくれていたらずっと一緒にいたかったのだと本音を語ったのです。
でも・・・
ナオと一度離れてみてハッキリとわかった事がある。
それは・・・
待ってるだけじゃダメなんだと言うことだ。
さらに・・・
一瞬の間をおいてユウがトドメのセリフを口にした・・・
全部いらないから!
「私はもうナオくんとはいられない」
全てを出し切ったあとに、ユウはごく普通の声のトーンで別れを切り出しました。
これは本物だ!
ユウの並々ならぬ決意にやっと気づいたナオはそこで我に返ったようにユウをなだめにかかる。
しかし・・・
そもそもユウは最初から落ち着いて言葉を発していたのです。
苦しい胸の内を語ったユウに最後の言葉を言わせてしまったのはナオなのだ(汗)
女が愛する男に見切りをつけた後はもうスッキリしたもんである。
クローゼットから一着のコートを取り出して部屋を出てゆこうとするユウに、
「ちょ…ちょっと落ち着いて・・・」
と…狼狽えるばかりのナオに対してユウは、
「この家にある私のものはもう全部いらないから」
と…
これまで過ごしてきたナオとの全てを捨て去るような言葉を口にしたあと、
「さよならナオくん…大好きだったよ」
と…最後のセリフを言って立ち尽くすナオに別れを告げたユウ。
体一つで家を飛び出したユウは、興奮状態のままファミレスへと向かいました。
そこで店員から差し出された水を一気に飲み干すと、
店内の壁に張り出されたスペシャルジャンボパフェのポスターを指さして、
「アレ、くださいっ」
と…注文しました。
それはナオと一緒にいる時は食べれなかったメニューだった。
一着だけ持ってきたコートはナオが似合わないと言ったのでずっと着てなかったコートだ。
これからはなんでも自分のやりたいことを一つづつやっていく。
まるで…呪縛から解き放たれたように晴れやかな表情で特大のパフェを頬張るユウがいる。
するとその時、
ユウがふと窓の外に目をやると、なんと…仕事帰りの深見が最高の笑顔を向けてそこに立っていました!
奇跡の遭遇です♪
ココからユウと深見の新たな関係がスタートする・・・
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7話の感想
すごく見ごたえのある今回のエピソードでした♪
ほぼ末期を迎えたカップルのあるあるな修羅場だったんですが、
今回はほとんど勝負にならないくらいユウの無双状態で幕を閉じました!
特に部屋を出てゆく際のユウが、
「この家にある私のものはもう全部いらないから」
というあの気持ちのいいセリフ。
「お前との関係は全て消し去る」
というユウの強い意志が現れており、
こんなセリフを恋人から言われた男の惨めさときたら耐えられない屈辱であったろうに・・・(汗)
「すべて自業自得だが」
ある意味でこういう別れ方は相手をストーカー化させるかもしれないが、
長く付き合った男女の別れはあれくらいスパッといった方がイイでしょう。
「見ていてホント気持ちよかった♪」
おまけに最後のオチが深見くんとの奇跡の遭遇というこれでもかというドラマチックな展開!
これで今夜の寝床は決まったようなもんだけど、
さすがにユウの性格だとナオと別れたその夜に深見くんのところで世話にはなれないかな?
ただ・・・
7話の最後のページでは、
「俺も我慢するのやめる」
とか言ってユウの手に自分の手を重ねるいつになく積極的な深見くんがいました。
ある意味、恋人と別れたばかりのイチバン落ちやすいタイミングでもあるわけだから、
ここは深見くんも気合を入れてユウをかっさらわなければいけません(汗)
「ホントにユウが好きならば」
どっちに転ぶかはユウ次第ではあるが、これまでじっと我慢していた分、
ユウへの想いを思いっきりぶつけても大丈夫だ!
「頑張れ~深見くん!」
サイト主のまるしーは断然深見くん推しである。
「特に結婚するなら絶対に深見くん一択だ!」
恐らくこれからユウとナオと深見くんのトライアングルな恋愛劇が展開されてゆくんだろうけど、
人の根っこは絶対に変わることはないという事だけはユウに分っていて欲しい!
もし・・・
この先、深見くんではなくナオを選択するような事があれば、
ユウは不幸になるべくしてなった女だという事だ。
くれぐれも物事の本質を見誤らないようにして欲しい。
そう・・・
「深見くん一択だ!」
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