ファザーシッター【3話の解説と感想】マザコン夫と暴力娘!

新たなるダメ夫が登場です!

幼稚園に通う娘をまるでペットのごとく甘やかすだけ甘やかす義母!

そんな母親に付き従うマザコン夫の情けない態度に、将来への不安を感じた身重の妻は、

公園で小耳にはさんだ“伝説のベビーシッター”に救いを求めました!

『ファザーシッター ~問題パパのしつけ承ります~

3話の解説と感想です♪

二人目の問題あるパパさんが登場です!

そして…今回、陽向が依頼を受けたのは、姑とそのマザコン夫に育児の邪魔をされている身重なママさんです。

嫁姑問題と幼い娘の悪い影響をもはらんだも今回のシッターミッションは、

相当厄介な人間関係のしがらみを解きほぐしながら、同時に育児教育も並行して行わなければならないわけで、

これは…伝説のベビーシッターと呼ばれている陽向の真価が試される案件でございます♪


2話の解説と感想はコチラ♪
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ファザーシッター【3話の解説】マザコン夫と暴力娘!

前回の依頼者・春美が公園で親友のナオと、陽向のことについて電話で話しているのを近くのベンチで聞いていた妊婦の女性。

その女性が今回の依頼者となります。

{伝説のベビーシッター…?}

すこし首をかしげながら、春美とナオの会話に耳をそばだてていた女性は、

幼稚園に通う愛理(あいり)という娘の育児を、義母と夫に邪魔され続けている妻・夕愛(ゆあ)でした。

特に最近は通園している幼稚園で娘が友達に暴力を振るうトラブルが頻繁に起こっていて、

幼稚園側からは、ちゃんと娘さんに躾をしてくださいという連絡が入っていたのです…。

そこで…母親として夕愛が、娘の愛理に暴力を振るってはいけないと諭しても、「自分は悪くない!」と言い張って、母親の言葉など全く聞き入れないのです…。

ただ…

これは決して愛理が悪いわけではなく、幼い娘に間違った接し方をしてきた夫の聡(さとし)と義母に大きな責任があったのです!

特に、義母にとっては、愛理が初孫という事もあり、自分に直接の責任がないのをいいことに、まるで愛理をペットでも扱うかのごとく、

猫っ可愛がりに甘やかし続けてきたのです…。

しかも…夕愛がいま二人目の子供を妊娠していて身重なために、

家事と育児の手伝いをするという大義名分のもとで、毎日のように友愛たちの家にやって来ては、

友愛のやり方ではなく自分のやり方でいろんな家事をこなし、

その後は愛理を甘やかすだけ甘やかして、自身は満足そうに自宅へ帰ってゆくのです。

義母が帰った後、たらふく甘いお菓子やスイーツを食べさせられた愛理は、ちゃんとした食事を口にせず残す始末で、

オマケに台所は義母にあちこちイジられて、いつもと違うところに調理道具が収められて散々な状態です。

{また色々場所が変わってる…}

思わず友愛の口から大きなため息が出た。

義母がちゃんと友愛のやり方で家事をしてくれるならまだしも、自分勝手にやられるなら二度手間になるから迷惑な話だ!

洗濯ものも色物と白シャツを一緒に洗うもんだからちゃっかり色移りしてるし…。

もう~最悪としか言いようがない…!

それなのに…育児や家事のことに関してまったく他人事でどこ吹く風の夫は、こういうデリケートな嫁姑問題には全くのノータッチで逃げまくり状態です…。

ましてや、夫の聡は建設会社の一人息子であることから、恐らくこれまであの義母にたっぷりと甘やかされて育ってきたのだろう。

義母の言う事はなんでも正しいと思っている完全なマザコン夫である。

よって自分が父親だという自覚なんてほとんどないに等しい。

義母が愛理のことを度が過ぎるほど甘やかすおかげで、娘の体系はすでに肥満傾向にあり、

そのことを聡に相談しても、まったく聞き入れる様子もなく、

逆に義母のやり方に同調して、自らも父親として愛理を甘やかしまくっているのです。

{このままではお腹の子も、わがまま放題な子供にされてしまう!}

夫と義母のあまりにも非常識すぎる過保護状態に、大きな危機感を覚えた友愛は、

先日、公園で誰かが口にしていた”伝説のベビーシッター”に我が家の育児改革を託そうと決意するのです。

友愛はちょうど自分が家を空ける日と、夫が家にいる日に狙いを定めて、ベビーシッターを頼むことにしました。

あまり乗り気ではない聡をなんとか説得し、厄介な義母にはその件は告げずにベビーシッターを依頼することにしたのです。

そして…

いざ当日、聡と愛理だけがいる家状況で、陽向がやって来ました!

「こっちは(こんにちは)…ベビーシッターの柏木陽向くんだよ♪」

両手にお化けの人形をつけた伝説のシッター陽向が登場です!

ついに…

マザコン夫と暴力娘をキッチリと躾ける時がやって来ました♪

義母を攻略

玄関で陽向のことを迎えた聡は、まず、ベビーシッターが若い男性であった事実と、

その彼のキャラが、かなり独特な雰囲気を持っていることのダブルパンチで一気に不信感を持ってしまう。

ただ…そこはさすがに伝説のベビーシッターと呼ばれる陽向です。

父親には胡散臭がられてはいたけど、肝心の愛理は、すでに陽向の不思議キャラに食いついていました。

両手に付けたお化けの人形を使って、巧みに愛理とのコミニケーションをとってゆく陽向は、

わずかの時間で、父親が日頃どのように子供と接しているのかを見極め、愛理に優しく話しかけて遊びながら、父娘間にある問題点を頭で整理してゆきます。

一方、ふざけた格好と、そのすっとぼけた態度で、ときおり聡に厳しい質問を投げかけてくる陽向に、

言いようのない不安と恐怖を感じた聡は、慌てて母親に電話をしました。

その間にも、すでに色々と愛理に関する問題点をあぶり出していた陽向は、一緒に彼女と楽しく遊びながら適切な躾を施していきます。

そうこうしているうちに、聡から連絡を受け義母が家にやって来て、陽向と愛理の遊びに合流してくるのですが、

相変わらず間違った躾を愛理に施している義母を攻略していく陽向のテクニックが冴えわたります…。

さぁ~お次はダメ夫の番だ…


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3話の感想

今回のダメパパは、”マザコン夫”ですね。

そこに非常識な姑と、すでに性格が歪みつつある娘が物語に絡んでくるという、

ちょっと厄介な問題を色々と抱えた家族への躾です。

さらに…

「今回もまた陽向のグッとくるセリフがありましたね!」

マザコンで母親の言いなりになって自分の娘を甘やかしてきた聡に対して、

「お父さんは愛理ちゃんに大切な事を伝えるチャンスをいつもこうやって逃してるんですね…」

と…ストレートにぶっこんだ陽向の強烈なツッコミ!

これまで育児の事なんてまったく考えたことのない聡は、これでほぼ陽向に制圧された感がある(笑)

あと…あのおバカな姑は、単に愛理に嫌われたくなくて、ペットのように接したいだけだから、

陽向の言う正論に対抗できるはずもなく、あえなく退散するしか方法はないだろう…。

ほんと…我が子にとってのおじいさん。おばあさんという存在は厄介なもので、彼らは、自分たちに孫の責任がない分、会った時に甘やかすだけ甘やかしてくれる。

それがどれほど孫の教育上でよくないことなのか分かってるはずだ!

しかも…数十年前には自分たちも子育てをしてきたはずなのに、まるで他人事である。

「与えないで」とお願いしている子ども歯によくないお菓子を無責任に食べさせている!

ママさんからすると腹が立つだろうな~

これがもし自分の母親や父親だったら、遠慮なくキレることができるんけど、

姑だったとしたら、なかなか面と向かって注意するのは難しい

なので…姑がポンコツだと、子育てに多大なる悪影響が及んでしまう危険性があるわけです!

そして…

「そんな姑を持っている夫に限ってマザコンが多い!」

これ…アルアルです!

でも…

「そんな男を選んだのはアンタでしょ!」と…簡単に言ってしまうのはちょっと可哀そうで、

とかくマザコンの男というのは、人との争いを好まず、女性に優しいのです。

穏やかでいつもニコニコして、ほとんど感情をむき出しにして怒ったりなんかしない。

「いわゆる癒し系だ」

逆に、母親に暴言を吐いたり、親の言うことなどまったく聞く耳を持っていないという男性は、恐らく妻となった女性の意見なども聞いてくれないだろう。

確かにそんな男性と結婚したなら嫁姑問題で頭を悩ますことはないだろうが、夫の浮気や暴力ですごく不幸な夫婦生活を送ることになるかもしれません。

「難しいですね、男と女って…そして結婚って…」

コチラをとれば、アチラに問題が起こり、アチラを優先すれば、コチラが疎かになり、

「あちらを立てればこちらが立たず」

世の中はみんなそいう微妙なパワーバランスで成り立っているのです。

なので…もしまるしーが結婚する男性として選ぶとしたならば、”マザコン”を選びます。

あまりに極端なマザコン野郎は、もちろん問題外ですが、普通に母親のいう事に従順なくらいの男性だったらそれでいいです。

なぜかと言うと、マザコンの男性は、ちゃんと母親からの愛情を受けて育ってきているという証拠であり、

そういう男性はきっと奥さんや子供に対して優しくなれると思うのです。

逆に…マザコンとは無縁の男性は、母親への依存度が少なく、あまり親からの愛情を受けてこなかった男性だと想像してしまい、

そうなると奥さんや子供にもそれほど愛情を注がないのではないかという不安があるのです。

なんでも…加減が非常に大切なのですが、ちなみにサイト主のまるしーの旦那さんであるけいぞーさんは、

ちょうどいい加減に調整された”マザコンくん”でございまして、

だからなのか…義母もちょうどいい加減のウザさと優しさを持っている女性ですね。

あまり親しく付き合いたいとは思わないけど、何かあったら頼ることができる存在。

自分の両親とは、ほぼ縁を切っている状態のまるしーとしては、すごく義母はありがたい存在なのです!

だから…あまり絡みたくないなんて言ってたら罰が当たるかもしれません(汗)

でも…

「やっぱり他人の母親は他人です!」

結婚したからといって、義母と本当の親子みたいな関係になんてなれるはずがない。

そこはやっぱり適切な距離を取った方がイイと思います。

なんか…今回は、”マザコン”について、ずいぶんと偉そうなことを色々と書いてしまいました。

「けいぞーさんには読まれないようにしないと…」

>>>『ファザーシッター』4話の感想と解説はコチラ♪

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