自分らしく生きることを誓った京子が、まず最初にやったことは、
かつて同じ夢を追い求めて切磋琢磨した”親友”との再会でした！
そして…
この再会を機に、また一つ恭子の中で大きな目標が見つかったのです！
『ママ、やめます～余命一年の決断～』
2話の解説と感想です♪
家族がまだ恭子の”ママを卒業する”という現実を受け止めきれていない中、
恭子はドンドンとやりたいことに向かって行動し始めます！
”自分らしく生きる”と自分に誓った日から、みるみる体中の精気がみなぎる恭子は、
かつての”恭子”自身を取り戻してゆきます。
そして…
そんな恭子の背中をもう一つ押してくれたのが、
実に15年ぶりに再会した親友の存在だった・・・
1話の解説と感想はコチラ♪
↓↓↓↓↓
『ママ、やめます』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
ママ、やめます【ネタバレ2話】昔の友達に会いたい！
昔の友達に会いたい！
恭子から”ママを卒業”という決意表明を受けた家族、つまり保とコトミにとっては、
あまりにも突然の出来事で、まだ恭子の言葉を受け入れられずにいました。
実際…恭子の宣言を聞いてから、夫の保はは眠ることも忘れて、
そのままテーブルに腰かけたままで朝を迎えましたし、
娘のコトミに関しては、朝に恭子から起こしてもらえず、
「ちょっとママ！！なんで起こしてくれないの―！！」
と…叫んでリビングに飛び込んできたくらいだ（汗）
しかも…
二人がそんな状態の中、恭子は”死んだふり”をして、
保とコトミに”ドッキリ”を仕掛けるという悪ふざけをする始末だ！
昨日を境にして完全に恭子の意識と生活は様変わりした。
家の家事や家族の世話は一切せず、ただ自分のやりたいことを本当にやり始めたのです。
そして…
恭子がこれからの一年を自分らしく生きようと心に誓って、
一番最初に頭の中に浮かんできたのが、
｛昔の友達に会いたい｝
という強い思いだった。
そこで恭子は、実に15年ぶりとなる親友の朋絵（ともえ）に連絡を取り、
オシャレなカフェで再会することとなったのです。
親友との再会
久しぶりに会う朋絵から、少し遅れて店にやってくるという連絡が来た。
朋絵は恭子が卒業した服飾の専門学校時代からの親友で、
二人は学校を卒業したあとも、アパレルメーカーのパタンナーをしていた恭子が、
朋絵の描いたデザインの型おこしをしていた時期があり、お互いに切磋琢磨していたのです。
しかも…
朋絵が一念発起してブランドを立ち上げたいと言った時には、
「相棒はあなたしかいない！」
と朋絵から言われ、二人で”パリコレを目指そう！”と、
眩しいくらいの夢に突っ走っていたことまであったのです。
しかし・・・
二人で独立を誓い合ってすぐに、恭子のお腹の中にコトミがいることが発覚し、
恭子はなかば朋絵を裏切るような形で家庭に入ってしまったのです（汗）
あの時、仕事よりも子供をとった自分の選択は間違っていないとは思っていたが、
恭子の中では、この時の一件がずっと心の中で後ろめたさとして残っており、
どうしても死ぬ前に一度、朋絵に会っておきたかったのだ。
恭子がそんあ思いで朋絵を待っていると、
やがて…これぞファッションデザイナーというオシャレな洋服に身を包んだ朋絵が店に現れた。
「久しぶり…遅くなってごめんね、会うのは15年ぶりだっけ…」
特に再会の感動を表わすことなく、少し素っ気ない表情の朋絵が恭子の向かいに座った。
やはり、彼女も15年前の一件に、わだかまりが残っているのだ（汗）
でも…このあと、
15年ぶりに再会した二人は、お互いの性格がまったく変わっていないことに思わず笑ってしまう。
それで少し、二人の中で雪解けの雰囲気が漂ってくるのです。
そもそもどちらが悪いと言うわけではないのだ。
そんな中、朋絵はなにげなく、
「話って何？どっか病気とか？」
と…ちょっとした冗談で恭子に問いかけたのですが、
その瞬間、恭子は目をむいてフリーズしたのです（汗）
図星である。
そんな恭子の表情に驚いた朋絵は、
「ちょっと…本当に病気なの？」
と…これまでの冷静だった表情からうって変わって、深刻な表情へと変化する。
そんな朋絵の真剣なまなざしを受けて、恭子は逆に笑顔を作って、
「余命一年なんだって…」
「それで…こんな機会になっちゃったけど朋絵に会いたいなって…」
と…照れたように答えたのです。
恭子の衝撃の告白を受けて、朋絵の中にあったわだかまりは全て消え去り、
完全に二人の関係は15年前に二人で夢を描いていた頃の絆を取り戻していたのです。
恭子はこれで本当の意味の、親友との再会を果たしたのだ。
新しい目標
その後、恭子は朋絵に、
「私ね…自分らしく生きるって決めたの」
と…特に延命治療らしきものをしないことを告げると、
今は自分のブランドを立ち上げて軌道に乗っている朋絵の作った洋服を着たいと言い出した。
すると・・・
そんな恭子に朋絵は、
「昔のように自分で作ればいいのに」
と…アドバイスしたのです。
朋絵の言葉は、恭子の心に突き刺さりました！
「私…作るわ…ありがとう朋絵♪」
まさにそれは恭子にまた新しい目標ができた瞬間だった。
15年前と同じように興奮してはしゃいでいる恭子を見て、思わず涙を流しながら喜ぶ朋絵の姿があった。
「恭子って全然変わんないんだから…（笑）」
半ば呆れながら朋絵は笑っていた。
こうして、実に15年ぶりの友好を分かち合った二人だが、
朋絵との別れ際、恭子はその日に朋絵が首に巻いていたスカーフをもらった。
友への友情の証だ！
家に帰るとさっそく自分が着てみたい洋服のデザインにとりかかる恭子がいた。
その間、まったく彼女は家の家事をしていない（汗）
そこへ、学校に行っていたコトミが帰宅してきた。
コトミは、今朝、恭子が悪ふざけをして死んだふりをしたことにまだ腹を立てていたが、
恭子は構わずコトミに自分が描いた洋服のデザイン画を見せて意見を求めたのです。
そんな恭子のハイテンションな雰囲気に押されたコトミは、
仕方なく母親の遊びに付き合ってやるかと、二人でアイデアを出し合ってゆくのですが・・・
『ママ、やめます』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
2話の感想
恭子が自分らしく生きるために一番最初にやりたかったことが、15年ぶりとなる親友との再会でした。
仕事の夢を半ばあきらめる形で、一人娘のコトミちゃんを産んで専業主婦の道を選択した彼女だけど、
これも子供を産んで家庭に入った女性の”アルアル”な衝動なんでしょうね。
そもそも夫と子供の世話に明け暮れた人生に、虚しさを感じた恭子だから、
やはり彼女にとっての自分らしい生き方とは、社会の一員としてまた働くということになのだろうか？
「ある意味でこれもないものねだりのひとつなのかな？」
とかく、順風満帆に出産を終えた女性は、その幸せな状況を自覚していないケースが多い！
まず…
専業主婦で子供や夫の世話に明け暮れるということがどれほど幸せな人生なのか自覚していない（汗）
だって…
女性の誰しもが健常者の健康な子供を授かるという確率は、そこまで高くないのが現実です。
サイト主のまるしーの友人には、7年間もの不妊治療に500万円もの治療費を支払った末に子供を諦めた女性がいるし、
旦那さんが無精子症で、精子バンクでの精子提供を受けて、トラブルの末に子供を諦めた知人もいる。
その他、二人目の子供を流産した友人や、子供が障害を持って生まれてきた知人もいます。
ざっと、まるしーの周りだけでもこれだけの女性たちが、”普通”と思われている出産をしていないのです（汗）
なので・・・
そういう人たちから見たら、経済的にも肉体的にも問題のない環境で、
子育てや家事に追われる生活をしてきた恭子のことが羨ましくてしょうがないでしょう。
しかも・・・
恭子の場合、ママを卒業したかった理由が、家族の家政婦で死ぬのは嫌だということでした。
でも…それってよく考えると恭子自らが招いた家政婦の現状だったと思う。
恭子がちゃんと母親としてコトミを躾していれば、娘はちゃんと家事も料理もできる娘になっていただろうし、
だらしない夫の保も、結局そうさせてしまったの恭子自身な気がする。
だから・・・
恭子が余命を宣告されたことで感じていた家族に対する切なさや虚しさは、
「すべて自分が蒔いた種だったのです。」
だけど・・・
子供を授からなかったまるしーの友人や知人はそうではない！
自身の努力では及ばない運命によってなりたかった専業主婦になれなかったのです（汗）
恭子のように妊娠が発覚して、そのお腹の子供が14歳の健康な娘に成長するまで、
「一体いくつもの関門を無事に経てそこまでたどり着いたのだろうか？」
よく考えて見れば、それは奇跡の連続だ！
そんな幸運にまみれた自分の人生を、”虚しい”と感じてしまう恭子は、
そのこと自体が不幸なことなのかもしれない（汗）
決して、彼女が悪いというわけではないが、昔の友達と再会して精力的に洋服作りを始めた恭子を見て、
欲しくても子供が授からなった友人や知人のことを思い出しました。
恭子の気持ちも個人的にはすごく分かるんだけど・・・
無料試し読み
今、紹介した
『ママ、やめます～余命一年の決断～』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで絶賛配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいだけです♪
会員種別も月額ポイント制とその都度購入の嬉しい2コースが用意されています。
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っていますし、
漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に商品が取り揃えられています♪
なので・・・
漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて損はないお店だと思いますよ～♪
『ママ、やめます』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
＞＞＞コミックシーモア
『ママ、やめます』の解説と感想はコチラで全部読めます♪
