「くじ」から始まる婚約生活【見どころ&ネタバレ徹底解説】最悪な始まりの二人だけど…

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著者:秋風きのこ / グルナ編集部

『「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~

それはあまりにも投げやりで無感情でおざなりな決定でした…。

18歳にしてまだ社交界デビューもしていなかった貧乏貴族の一人娘が、

イケメン時期公爵さまの婚約者になってしまったからさあ大変…。

しかもその経緯がすごくずさんに行われた”くじ引き”だったのです。

「一体なにがどうなったというのでしょう…?」

『ショート・キス・ケーキ』で鮮烈デビューを果たした秋風きのこ 先生の新連載♪

今回はいま最も注目のカテゴリーである”令嬢モノ”に挑戦です!

気になるその内容とは、貧乏貴族の男爵令嬢と気難しいイケメン時期公爵さまとの格差恋愛がテーマで、

いわば底辺令嬢が繰り広げる愛と感動のシンデレラ・サクセスストーリーだ。

今最もHOTな令嬢モノとサクセスを掛け合わせたことで、

いったいどんなワクワクとキュンキュンを味合わせてもらえるのか?

「これから大いに期待しましょう~♪」

見どころは完全オリジナル

冒頭でも申し上げましたが、今回サイト主のまるしーが紹介したい作品は、

『ショート・キス・ケーキ』で見事なデビューを果たした秋風きのこ先生の連載第2弾なんですが、

オフィスのトライアングル・ラブを描いた前作とは、まったく毛色の異なる”令嬢モノ”の連載ということで、

その船出に著者の秋風先生ご自身もかなり緊張されているご様子です。

「でも…その心配はまったくご無用です!」

これまで数々の令嬢モノ作品が世に出回りましたが、今回新たに連載が始まった『「くじ」から始まる婚約生活』は、そのストーリーもキャラもかなりよく練られた作品で、

すでにたくさんの令嬢モノを読みまくっているまるしーが、

「続きを読みたい♪」と思える素敵な面白い内容でした。

なんかすごく上から目線みたいな表現で著者の秋風先生には失礼すぎる言い方ですが、

実際にいろんな”令嬢モノ”を読んできたまるしーにはちょっとだけ言う資格はあると思うのです。

なんたってこれまでにたくさんの「残念!」にも遭遇してきているわけですから!

どの先生の作品とは申しませんが…(汗)

だからこそあえての「面白い♪」という表現をしてみました。

令嬢モノはハズレも正直多いのです。

そこで『「くじ」から始まる婚約生活』の見どころですが、

何と言ってもこの作品がライトノベルのコミカライズ化されたものではなく、

純粋な完全オリジナルストーリーだということです。

とかく令嬢シリーズはその原作がWEB小説のコミカライズ版が多いのですが、この『「くじ」から始まる婚約生活』は、秋風きのこ先生の発想から生まれた物語なのです。

「誰も今後の展開や結末を知らない!」

これは令嬢モノのコミックに於いてそこそこ珍しいケースなのです。

そこに加えて秋風先生の絵は綺麗で、まるしー好みのイケメン君がたくさん登場してきます♪

「これは読まないわけにはいかないし、応援しないわけにはいかない!」

実際のところ…いま期間限定無料版で配信されている1話を読んでみたら、あっというまに引き込まれて今配信されている3話まで読み切っていました。

すごく続きが気になるところで3話が終わっていて、今はもう早く4話が読みたくてしょうがない(汗)

そんな感じだ。

なので…この記事を読んだ皆さんもまるしーと一緒に、貧乏貴族の底辺女子が、みごと立派な公爵夫人になってゆく様子をこれから楽しみに見守ってゆきましょう~♪

そしてこの作品のことを”くじ婚”と呼んでいきましょうびましょう~


『「くじ」から始まる婚約生活』の立ち読み♪

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「くじ」から始まる婚約生活ネタバレ徹底解説】最悪な始まりの二人だけど…

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
11話12話13話14話15話
16話17話18話19話20話

1話:舞踏会の招待状

この物語の主人公は、貧乏貴族の一人娘・ベルという18歳のキュートな男爵令嬢です。

家が貧しすぎて他の貴族たちから相手にされず、未だ社交界デビューも果たせていない彼女に、

ある日、ルーヴェント公爵家が開く”舞踏会の招待状”が届いたのです。

理由は分からない。

これまで娘にとても不憫な思いをさせてきたベルの父親は、たいそうその招待状に喜んだのですが、

その時、舞踏会を開くルーヴェント公爵家では不測の事態が起きていたのです。

実はその舞踏会の場で公爵家の時期跡取りとなるアレンの婚約者をお披露目する予定だったのですが、

当日になって婚約者のロゼッタがアレンとの婚約を嫌がってどこかへ逃亡してしまったのです。

これではルーヴェント家の対面は丸つぶれだ!

というわけで、そこに白羽の矢が立てられたのが主人公のベルでした。

「えっ!?私が?」

しかも…その決め方があまりにもずさんに行われた”くじ引き”のような決め方だったのです。

アレンの婚約者になれば実家の借金が返済してもらえるという条件を聞いたベルは、

父親のためにまだ会ったこともないアレンとの婚約を承諾するのです。

かくして…この瞬間から底辺貴族令嬢のシンデレラ・サクセスストーリーの幕を開きます。

>>>1話の詳しい解説と感想はコチラ♪

2話:婚約者披露

舞踏会当日に初めて会ったアレンは、すごくイケメンだったが、

まるで感情を持たない冷たい目をしたロボットのようだった。

彼にとって婚約者など誰でもよくて、ただ自分の置かれた立場を理解して、

公爵家という体面を保つ行動に終始していたのです。

もちろん…アレンの婚約者がロゼッタだと思っている招待客は、

いきなり登場した訳の分からない貧乏男爵令嬢のベルを見て驚きの声を上げます。

そんなザワザワした雰囲気を冷静な立ち振る舞いで乗り切るロボットのアレン。

口から出まかせ三昧で招待客を無理やり黙らせた。

なんとか最大の山場である婚約者披露という重要なイベントをアレンと共に乗り切ったベルでしたが、

このあと彼女に待っていたのは婚約者アレンからの冷たい対応でした・・・

>>>2話の詳しい解説と感想はコチラ♪

3話:トラウマ

せっかく縁あって婚約したのだから少しでもアレンと仲良くしたいベルと、

結婚相手なんかどうでもいいと考えているアレン。

アレンが自分の使用人たちにもまったく笑顔を見せたことない人間になったのは理由があった。

それは…彼が幼い頃から両親の不仲な様子を見続けてきたことが原因だ。

恋なんて、愛情なんて…馬鹿げてる。

そんなものはこの世に存在しない。

両親の様子からアレンに植え付けられたトラウマだ。

特にアレンは父親と折り合いが良くない。

そんなアレンの内情を仲良しになったメイドたちから聞いたベルは、

なんとかアレンの固く閉じられた心の扉を開こうと彼に歩み寄っていくのですが・・・

>>>3話の詳しい解説と感想コチラ♪

4話:アレンの態度が変わった!

ベルが手作りしたチョコチップスを食べてから、

明らかにベルに対するアレンの態度が変わった!

これまでは女性の事はおろか使用人に至るまでまったく他人への関心を示さなかった彼が、

執事のクレインにうまく促されたとはいえ、らしくない行動をとったのです。

そんな彼が見せた驚きの行動にベルを始め侍女たちも大きな衝撃を受けます。

「アレンは一体何をしたのでしょう?」

彼は周りの人間が引くほどかなりの女性不信な性格であり、

ハッキリ言って厄介なこじらせ公爵様です。

そんな彼がベルに対してだけは特別な態度を表したのです。

だんだんベルトアレンの関係がイイ感じになってきました♪

>>>4話の詳しい解説と感想はコチラ♪

5話:波乱含みのお茶会

ついに波乱含みのお茶会がスタートしました!

最初の挨拶からベルに強烈なジャブをぶち込んだソフィア。

そんなソフィアの分かりやすい嫌味にも天真爛漫な笑顔で跳ね返すベル。

{何なのよコイツ!?}

ソフィアの怒りモードは沸点に到達する。

そんな中、お茶会に参加したベルの事が気になってしょうがないアレンは、

友人のリュカと共にとんでもない事実を発見してしまうのです‼

それはベルにとって非常に重要なことがらでした。

「一体何だったのでしょう?」

続きはこちらで↓↓↓

>>>5話の詳しい解説と感想はコチラ♪

6話:ベルの天然が炸裂

お茶会では予想した通りソフィアの激しいベル攻撃が繰り出されましたが、

そこでベルの天然が炸裂してソフィアの強烈なイジリが全く通用しない(汗)

なんとも叩き甲斐のないベルに手をこまねいていたソフィアですが、

そこへまたとんでもない人物がお茶会に現れるのです!

えっ!?…マジ⁈

これでソフィアはこの日完全にノックアウトされてしまいます。

こうして壮絶な展開のうちに幕を閉じたその日のお茶会ですが、

ベルにとって何よりもうれしかったのは、あの人からもらった”ねぎらいの言葉”でした。

さて…一体ベルに起こった奇跡の展開とは…?

>>>6話の詳しい解説と感想はコチラ♪

7話:二人の初デート

お茶会からの帰りで町の季節祭りを目にしてベルが瞳を輝かせる反応を見て、

少し二人でお祭りを見学することにしたアレン。

ベルはとても嬉しそうだ♪

そしてこれが記念すべき二人の初デートとなったわけだ♪

普通のカップルがするようなことをしてお祭りを楽しんでいたベルとアレンでしたが、

やがて二人にちょっとしたトラブルが発生してしまいます(汗)

それは…アレンがちょっと目を放したすきに起こった”迷子事件”でした。

>>>7話の詳しい解説と感想はコチラ♪

8話:答えに困る質問

「どうして私が婚約者に選ばれたのですか?」

不意打ちなベルからの質問に言葉を失うアレン!

まさかベルに「くじで決めたんだ」とは言えず、しどろもどろになっているところへ、

アレンと仲のいい同僚・リュカが偶然二人を見つけて声をかけてきた。

リュカのおかげでアレンはベルからの答えに困る質問を緊急回避できたわけですが、

このあと…

ベルに自己紹介したリュカが馴れ馴れしい感じでベルと親しく会話している様子を見てヤキモチを焼いてしまうのです(汗)

まさかアレンのベルに対する”好き度”がそこまで大きくなっていたとは・・・

これにはリュカもビックリした表情を浮かべて・・・

9話:アレンの誕生日

アレンと二人きりのデートを楽しんできたことを侍女のミレーとマリに報告したベルは、

二人から驚きの声をあげられました。

まさかアレンが自分からベルをデートに誘うなんて…!?といった感じだ。

さらにミレーとマリはもしかすると今年は”アレンの誕生日”を祝えるかもしれないと盛り上がっている。

なんと…ずっと両親と疎遠だったアレンは、これまで誕生日パーティーをしたことがなかったのです。

もちろんそのことを知ったベルの気持ちは決まっている。

彼女はアレンの誕生日会を開くために、ミレーとマリにケーキの作り方を教えて欲しいと言い出して・・・

10話:妻のいない孤独感

ベルの父親が倒れたと実家から連絡が入った!

アレンはすぐさま動揺するベルを実家に帰省させます。

その後…アレンは3日間がむしゃらに仕事をして残業に明け暮れる日々を過ごしました。

なぜなら彼の中で強い思いがあったからです。

この3日間ずっとベルが家にいない寂しさを味わってきたアレンは、

彼女と結婚して初めて妻のいない孤独感にさいなまれていました。

そう…アレンがなぜあれほどまでハードな仕事をこなしてきたのか?

それはある大切な目的の為だったのです!

11話:久しぶりの帰省

心配された父親の容体は母親の伝え方に問題があり、ただギックリ腰になったというオチで、

心配事が無くなったベルは”久しぶりの帰省”を心から楽しむことができました。

格式の高い公爵家で何日も生活していたとは思えないベルの変わらない素朴さに、

母親をはじめ家族のみんなはホッと胸をなでおろします。

さらに…ベルが時折り幸せそうに婚約者・アレンのことについて語る表情は、

実家の窮状を救うために犠牲となった娘の姿とは思えないほど幸せそうなものであり、

ベルの母親はこれまで恋愛なんてものにまったく縁がなかったはずのベルが、

明らかに政略結婚させられた相手であるアレンに”恋心”を抱いていることに驚き、

それと同時に心底で安心したのです。

12話:温かい家族関係

怒涛の如く勢いで向こう一週間分の仕事を終わらせたアレンは、

この日、ベルの実家があるバスク領にたった一人でやって来ました。

妻を迎えに来たのだ。

アレンの突然な訪問にベルを始めとする家族たちは驚きを隠せない様子でしたが、

それでもアレンがわざわざベルを迎えに来てくれたことに感謝する一方で、

娘の婿であるアレンを大歓迎してくれたのです。

ベルと両親や弟たちとの”温かい家族関係”を目の当たりにしたアレンは、

どうしてベルが他人を思いやれる愛情深い女性に育ったかの意味を知ります。

ベルの魅力は全てこの素晴らしい家族との暮らしの中で培われたものだったのです。

ベルの父親とアレンが二人きりでしみじみと会話するシーンがとても印象的なエピソードでした♪

13話:至福の誕生日

ベルの家族から温かく歓迎されただけでなく、

誕生日パーティーまで開いてもらったアレンは、まさに”至福の誕生日”を迎えたのです。

ずっと不仲だった両親のもとで育ってきたアレンは、

これまで家族みんなが祝ってくれる誕生日など一度も経験したことがなかったのです。

その後…ベルと共に自宅へ帰って来たアレンは、

執事からの勧めもあり、もう一日だけ残っている休暇の日を、

ベルと二人きりでお出かけするデートに使うことにしました。

以前に一度だけ少しの間二人で町を散策したことはあったものの、

実質上ではこれが本当の”初デート”という事になる。

今やお互いに両想いだと分ってラブラブな二人の関係ですが、

いざそのデートが始まると、二人とも緊張でまったく会話が続かないホヤホヤ感がなんとも微笑ましくて・・・

14話:過労を重ねたつけ

ここ数日のハードスケジュールが祟ってデート中に体調を悪くしたアレンは、

そのまま”高熱”を出して寝込んでしまいましたてん(汗)

ベルに会いたい一心で過労を重ねたつけがここへ来て一気に噴出してしまったのです。

十分に静養すれば問題ないと言ってくれた医師の言葉にホッと胸を撫でおろすベルは、

改めてアレンの自分に対する強い想いを知ったベルは、

アレンのために何かできることはないかと、

町に出かけて栄養のある果物や彼が目を覚ました時に癒し効果がある花を買いに行きました。

その際…ベルは思いがけない人物と遭遇することになるのですが、

彼女はまだそれに気づいてはいません。

15話:アレンの元婚約者・ロージー

なんと…ベルが親切にしてもらった花屋の店員は、

失踪したアレンの元婚約者・ロージーだったのです!

何と因果な出会いでしょう。

まさかこんなタイミングで二人が知らずに出くわしてしまうのとは…(汗)

そんなこととは露知らず、無事に体調が回復したアレンと共に、

再びロージーがいる花屋にやって来たベルでしたが、

既に花屋のお店は別の場所に移動しており、3人が”ニアミス”する事態には至りませんでした。

その後…町のお店の人々と心温まる触れ合いシーンが描かれて楽しいひと時を過ごすアレンとベルは・・・

16話:質問の答え

デート中にベルがつぶやいた一言に、彼女への想いが溢れ出てしまったアレンは、

町の雑踏の中で人目もはばからずベルを強く抱きしめました。

もうそれは完全に本気のハグだ♪

もちろん通りすがりの人たちが二人のことを微笑ましい様子で見ています。

このあと恥ずかしそうにそそくさとその場を立ち去る二人の様子が可愛くてしょうがない。

数分前に入籍した夫婦かと思うくらいにアツアツなベルとアレンでございます♪

アレンの浮かれまくったテンションはここまでです。

彼はついに心を決めてベルにあのことを打ち明けようと決断したのです。

そう…以前ベルがアレンに問いかけてきたあの質問の答えです。

なぜ…ベルを婚約者に選んだのか…?

アレンはウソ偽りない”真実”をそのままベルに打ち明けました。

さて…ベルの反応は…?

17話:思いもよらぬ新婚旅行

ベルが【くじ】によって自分が婚約者に選ばれたことを”運命”だと肯定的に受け取ってくれたことで、

これまでベルに抱いていた罪悪感が一気に吹っ飛び、

ますますベルへの溺愛ぶりがエスカレートしてゆくアレン。

今や同僚のリュカにさえベルへの溺愛っぷりを隠さなくなっている状態です。

そんな中、司令官からアレンに剣術を指南した恩師・ライアンより、

婚約者を紹介しろという内容の手紙が届いたことを伝えられ、

アレンは現地の視察を兼ねて、ベルと同伴によるライアンへの婚約報告をしに行くこととなり、

二人は思いもよらぬ新婚旅行をすることになったのです。

さらに…急なアレンからの旅行への誘いにも快く応じたベルは、

その旅先でもアレンが”キュンキュン”するような行動や甘いセリフを連発して、

アレンを幸福の絶頂へと誘ってゆくわけですが・・・

18話:偶然な再会

なんと…旅先の町でベルを待っていたのはロージーとの”偶然な再会”でした。

もう会えないと思っていたあの親切な花屋のお姉さんとの再会に大喜びするベルに対して、

すでにベルがアレンの婚約者であることを知ってしまったロージーは、

なんとも気まずい心境になっていたのですが、

その後…ベルとの会話を通じて、彼女が心からアレンの事を慕っている様子が分かり、

ロージーの中でベルに抱いていた罪悪感がだんだんと薄れてゆくのです。

しかも今回も発揮された人を魅了するベルの”天使のような心”に触れたロージーは、

いつしかベルにこれまで他人に話したことがないプライベートなことまで打ち明け、

ますます二人の仲が深まってゆくのですが・・・

19話:永遠の烙印

ベルとロージーが一緒にいるところへアレンが現れました。

「なぜ君がここに…?」

覚悟を決めたロージーはアレンとの婚約から逃げ出したことを深く謝罪しました。

二人の関係性を全く知らないベルは呆然と見守っている。

これまでアレンに大恥をかかせた罪は自分に課された永遠の烙印として、

一生かけて背負ってゆくものと受け入れていたロージーですが、

アレンから婚約前逃亡の件はまったく気にすることはないと声をかけられた上に、

花屋になってみんなを笑顔にするというロージーの夢をベルと共に応援するとまで言われ、

あまりの喜びと感動に号泣して感謝するロージーでした…。

この3人の心温まるシーンは実に感動的で素敵な光景でございました…。


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感想まとめ

『ショート・キス・ケーキ』でまるしーを楽しませてくれた秋風先生の新連載。

その作品が令嬢モノとは、やはり時代なんでしょうね♪

今は各電子書籍のサイトで常に人気ランキングの上位にいるのが『令嬢モノ』の漫画なんです。

「なんなんだろうこの人気っぷりは?」

どの部分が日本の主に女性読者たちの心を掴んだのだろうか?

確かにブーム最初のころに婚約者の男性から”婚約破棄”を突き付けられる典型的なフォーマットから、

主人公の令嬢が逆転劇を繰り広げるパターンのストーリー展開は、実に爽快でスッキリ感のハンパない優良コンテンツでしたが、

そこから様々なパターンの令嬢シリーズがタケノコのごとく世に出回りました…。

現にまるしーも数えきれないくらいの作品を読みましたが、結局…いまだに心に残って覚えているのは両手の指で数えれるくらいの作品たちです。

そう…

令嬢モノブームに乗っかって色んな漫画家さんたちによって小説のコミカライズ版がリリースされたり、

無理やり令嬢モノに結び付けておかしなストーリーの作品が発売されたりと、今の令嬢モノカテゴリーは、ブームにあやかって一発当ててやろうと言う業界の空気が漂っています。

ただ…

そんなコミック界の傾向を見て個人的にはそこまで悪い印象を持っていません。

ブームになったことで、これまで令嬢モノを描いてこなかった優秀な漫画さんが、その独自の感性で描きあげた令嬢モノの作品はとっても読んでみたいです。

そう…

それが今回の秋風先生のような漫画家さんが描いたオリジナルストーリーの令嬢モノというわけです。

普段まるしーは小説が原作のコミカライズされた令嬢モノ作品を見つけた時、どうしても続きが気になって先に原作小説を読んで結末まで知ってしまうことがよくある。

しかも…

原作の小説は少し簡略化されたコミック版よりも面白い場合が多い(笑)

なので…

途中でコミカライズ版を読まなくなってしまうこともしばしばだ。

だからこそ今回オリジナルのストーリーで描かれている『「くじ」から始まる婚約生活』には価値があるのです。

いくら先の展開が気になろうとも先回りして知ることはできない。

「オリジナルに勝る名作コミックはありません。」

秋風先生…これからのベルとアレンのキュンな純愛ストーリーを楽しみにしております♪

今後、また何かどうしても伝えたい感想や感動があればその都度このページで追記させてもらいます~♪

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