著者:もものもと
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~ 』
4話の解説と感想です♪
九石家にとって灯里は邪魔でしかない存在…!?
実琴の側近的な立場にある紫月(しづき)の口から出た言葉は明らかにそう聞こえた。
{自分はこの家にいてはいけない人間だったんだ…!}
灯里がそう思ったとしてもしょうがない二人の会話でした。
しかし…
日を追うごとに九石家で生活する心地よさを実家する灯里にとって、
再びまた奴隷のごとき酷い扱いを受ける実家に戻るのは恐怖でしかない(汗)
よって…なかなか九石家を出てゆく決心がつかない灯里がいたのです・・・
「とりあえず灯里が寝てるすぐそばであんな重大なる秘め事を話し合ってはいけません(汗)」
「実琴と紫月はバカなのか?」
3話の解説と感想はコチラです♪
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妖狐の旦那さま【ネタバレ4話】自分は邪魔な存在!
自分は邪魔な存在
灯里が実琴と側近である紫月(しずき)が会話してる内容を聞いて、
九石家にとって自分は邪魔な存在なのだと知ったその夜、
九石家の格式高い豪邸の前で二人の男女が何やら会話を交わしていました。
その人物とは姉の比呂と本当ならば灯里の結婚相手となるはずだった田部家のバカ息子でした。
実琴が自分より能無しの妹を結婚相手にしたことが許せない比呂は、
その事実をすぐさま田部家に報告し、夫となるはずだった息子を九石家にけしかけようとしているのです。
まさか九石家の回りでそんな不穏な動きがあるとは夢にも思わない灯里は、
とにかく自分がこのまま実琴の側に居続けることは、
実琴本人や九石家の人々に災いをもたらすことになると考えており、
一日でも早く九石家から出て行く決意を固めるのです。
なんだか嫌な流れになってきました…(汗)
散歩デート
この先自分と実琴が結ばれることがなくなるように九石家を出てゆく決心をした灯里ですが、
その翌日から明らかに表情が暗くなっていました。
そんな灯里のことを心配する九石家の面々は、
恐らく灯里が実琴との結婚に不安を抱いているのだと勘違いして、
これまでにも増して灯里を元気づけようと優しく接してくれたのです。
さらにその中に実琴までもが加わって、九石家の人々全員が、
実琴と灯里の縁談を喜ばしいことだと盛り上がるムードを作り上げました。
すると…
灯里はそんな良い人ばかりがいる九石家を出てゆくことの辛さをヒシヒシと感じ、
{あとほんの少しだけこの優しい人たちの中で暮らしていたい!}
と…思うようになり決心が揺らいでしまいます。
実家で暮らしていた地獄のような暮らしとは違い、九石家の皆が自分を好意的に扱ってくれることで、
僅か数日の滞在にも関わらず九石家に”里心”が芽生えてしまったのです。
そんな中、少しだけ元気を取り戻した灯里を実琴が二人きりの散歩デートに誘いました。
二人で肩を並べなて散歩しながら、改めて実琴から熱い想いを伝えられた灯里は、
その喜びと幸せな気持ちでより一層に九石家を去る決心が砕けそうになるのです。
だが…
そんな二人の甘いムードをぶち壊しにする人物が二人の前に現れました…(汗)
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4話の感想
これはもう完全に実琴と紫月の凡ミスであり、
今後の実琴と灯里の関係を大きく左右する重大な過ちを犯しました。
なんで灯里がすぐそばで寝ている場所であんな重大な会話をしてしまうのかな~(汗)
「二人は愚かすぎます。」
灯里が聞いているとはこれっぽっちも想像できなかったのだろうか?
そのバカさ加減にサイト主のまるしーはかなりイラつきました。
あんな話を聞いてしまったら、たとえ灯里でなくとも九石家になんて居づらいわ!
でも…
実琴と紫月の会話を聞いてすぐに九石家から出て行かなかった灯里にホッとしました。
もし灯里が勢いに任せて実家に舞い戻ってしまっていたら、
今頃はあのキモイ息子がいる田部家に送られて監禁状態になっていたかもしれませんし、
実琴を奪われて激高していた比呂に命を奪われていたかもしれません(汗)
なんとか今の灯里を九石家に繋ぎとめているのは居心地の良さだ。
灯里の気持ちが揺れ動いている今の段階で、なんとか実琴が灯里のわだかまりを解消しなければいけません。
自分の夫となるはずだった実琴を奪われた比呂の憎悪は凄まじいものがあるのです。
これは実琴が比呂に興味がないとかいう問題ではなく、
このまま中途半端に華村家を放置していれば、いずれ灯里や実琴に災いをもたらします。
現に比呂はさっそく灯里が嫁ぐはずだった田部家の息子をたきつけてましたし、
そのバカな息子はすぐに灯里を奪いにやって来ました。
とにかく実琴が灯里にゾッコンでそんな二人を温かい目で見守ってくれる九石家のおかげにより、
なんとか灯里も九石家を出てゆく決心が今は揺らいでいる状態です。
凡ミスをした張本人である紫月が灯里の様子にいち早く気づいて、
灯里の心にある大きな不安を取り除いてやらなければいけません。
そうしないといつまでたっても灯里は自分が九石家にとって邪魔な存在だと思っているまんまだ。
そんな状態で実琴と灯里が幸せな結婚生活を送れるわけもないのです。
あと…
比呂にたきつけられて灯里を奪い返しに来た田部家の息子ですが、
まさかあんな原始的な方法で妖狐の実琴に向かってゆくなんて・・・
こいつはモンスター級のおバカだな(汗)
もし…比呂がそれを狙ってたとしたら彼女も相当なおバカさんだ。
未来永劫に比呂が実琴の心を掴むことなんてありえない話なのです。
「早く己を知れ…比呂よ!」
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