美醜の大地【ネタバレ75話】青木がハナに協力する意図!

『美醜の大地』

75話の解説と感想です♪

ハナによる絢子襲撃のシナリオが徐々に崩れ出してゆく。

一体どのような意図があって高嶋津家に仕える執事の青木がハナらに協力を申し出たのか?

さらに…

緊迫した場面で訪れた義兄妹の再会。

そして…自分がどうなろうと絢子を守ろうとする清二郎の絢子に対する強い愛と、

亡霊のごとくハナと絢子を突け狙う敏恵の恐るべき執念。

一体これから先ハナの復讐劇はどんな結末で幕を閉じるのだろう…?

今のところ話が複雑すぎてまったくオチが想像つきません(汗)

「とりあえず五十嵐が独断で変更したダイナマイトから発煙筒は吉と出たのか凶と出たのか…?」


74話の解説と感想はコチラ♪
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美醜の大地【ネタバレ75話】青木がハナに協力する意図!

青木がハナに協力する意図

五十嵐が清二郎に向かって投げたのはダイナマイトではなく”発煙筒”でした。

でもその結果…

深見と五十嵐は清二郎からの攻撃を回避することが出来たのですが、

そこから一難去ってまた一難。

2人が逃げ込んだ建物にいたのはなんと絢子でした。

こんな緊迫した場面で義兄妹が久しぶりの再会です(汗)

絢子は深見を以前デパートで会った人間だと認識します。

まだ彼女は深見が義理の兄だとは気づいていない。

一方…

一向に待ち合わせ場所へ姿を現さない深見と五十嵐を心配していたハナと綿貫の前に、

トツゼン高嶋津家の執事である青木が現れた!

不覚にも姿を見られてしまったハナが驚きの同様した表情を浮かべる横で、

以前この青木から窮地を救ってもらったことがある綿貫は冷静だった。

さらに意外にも青木はハナと綿貫に安全な場所へ二人を案内すると申し出てきたのです。

もちろんそんな言葉をハナが信頼できるはずもなく、

彼女は高嶋津家側の人間である青木がハナたちに協力する意図を尋ねました。

役者が出揃った

ハナの質問には後ほど答えると言って、2人を安全な場所へ誘導しようとする青木ですが、

なおも食い下がったハナは青木が自分たちに協力する理由を尋ねたことに対し、

「すぐそこに危機が迫ってお入ります。」

と…簡潔に答えた青木。

ハナたちが置かれた現状を的確に把握した青木の言葉がハナのセキュリティ意識を少し下げました。

そして…

今はとにかくこの場から非難することが先決だと判断したハナは青木の言葉に従う事にしました。

その頃…

まだ睨み合いを続けていた絢子と深見のところへ、

五十嵐の発煙筒で目くらましを食らった清二郎が駆けつけてきました。

すると…その直後にどこかから発煙筒が投げ込まれた(汗)

えっ…!?

その場に居た誰もが煙幕の中に取り込まれる。

一体誰が発煙筒を投げ込んだのか?

その犯人はこれまでハナ陣営と絢子の動きを密かに窺っていた人物だ!

そう…

ハナと絢子の二人に激しい恨みを持つあのモンスターである・・・

これで役者が出揃ったわけだ。

ここから一体どんな展開が彼らを待ち受けているのか…?


 

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75話の感想

絢子が生まれる前から高嶋津家の執事としてずっと仕えてきた青木は、

絢子と絢子の母親が高嶋津家の人間からどれほど残酷な仕打ちを受けてきたのかを間近で見てきました。

なぜ…絢子が今のような壊れた人格になってしまったのかも知っている。

まだ幼い絢子が継母や保親からどれほど酷い虐待を受けていようとも、

青木の立場では黙ってその状況から目を逸らしているしかいるしか方法はなかったのです。

それを考えると絢子をモンスターにした責任の一端は青木にもあるわけで、

そんな歴史を持った青木がむざむざとハナに絢子を襲わせる気持ちはないと考えられます。

青木は高嶋津家の執事である前に絢子のボディーガード的な立ち位置ではないかと思うのです。

絢子と青木の間には親子以上の絆が存在すると推測できるし、

今も青木の立ち位置に変わりはないと思われる。

だけど…

実際にこれまで絢子がハナや他の人間にした残虐な行動は人として正さなければいけないことも確かで、

恐らく青木は絢子がハナにしてきた数々のイジメや犯罪行為のことも把握しているはずだ。

なのでこれに関しては絢子にハナに対する償いが必要です。

「青木がどういった落としどころで二人に決着をつけさせるのか?」

ココからが青木が考えるシナリオという事になるのでしょう。

そこで思案どころなのがハナの方です。

すでに綿貫は過去に自分が救われた経験から青木に全幅の信頼を置いているみたいだし、

ハナとしても今の計画が狂ってしまった段階では自力でのリカバリーも難しい(汗)

それに一見したところ青木には”悪人独特の臭い”を感じなわけで、

結果…青木に猜疑心を抱きつつも彼の手引きを受け入れたハナでした。

清二郎の恐ろしいまでの粘りと、伏兵・敏恵も現れた今、

ハナとすれば計画実行のためなら何でも利用したいというところだろうか?

それにしても手負いの鶴田はこんなヤバい状況で本当にハナたちと現地合流することが出来るのか?

あと…

ドクター内田と菊乃のその後がすごく気になります。

「あれからどうなっているのか?」

無事に二人が再会できていたらいいんだけど、

まだまだ本作には重要なイベント事が目白押しだ…(汗)

 

>>>『美醜の大地』76話の解説と感想はコチラ♪

 

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