著者:おうせめい
『悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません』
6話の解説と感想です♪
ミハエルが用意してくれた隠れ家で身を隠していたアイリスのもとに、
森で出会った精霊のセイちゃんがやってきました。
王宮でちょっとした騒ぎになっていることを知ったセイちゃんは、
アイリスのことを心配してわざわざ様子を見に来てくれたのです。
セイちゃんから話を聞いたアイリスが王宮で何が起こったのか不安な気持ちになっていたところへ、
ミハエルから指示を受けた側近のアレンが別邸にやって来て、
アイリスにショッキングな事実を伝えました。
一体なにがあったのか…?
「精霊のセイちゃんが言っていた兄・ルキウスの人物評が本当ならそれほど心配はなさそうですが…」
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【ネタバレ6話】悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません|素顔のルキウス!
素顔のルキウス
ミハエルが用意した隠れ家の邸宅でひとり孤独と不安な日々を過ごしていたアイリスのもとに、
以前アイリスがルキウスに瞬間移動で飛ばされた際に森で知り合った妖精のセイちゃんが訪ねてきました。
なにやら王宮でちょっとした騒ぎが起きているらしく、
セイちゃんはアイリスのことが心配になって様子を見に来てくれたのです。
王宮での騒ぎと聞いてミハエルの身に何か起こったのかと表情を強張らせたアイリスでしたが、
どうやら騒ぎの主は兄のルキウスのようで、アイリスの脳裏には、
ついこのあいだ彼の魔法で瞬間移動されられた嫌な記憶が蘇った。
だが…
そんなアイリスの怯えた表情を見たセイちゃんは、
素顔のルキウスは思っていることを上手く口に出せない不器用な性格で、
決して回りから噂されているような血も涙もない冷酷な男ではないとアイリスを安心させたのです。
さすがに初対面でアイリスを森に瞬間移動させたことはやり過ぎではあるが・・・(汗)
別邸から脱出
この日はまだアイリスがいる別邸に来客がありました。
セイちゃんの次に来たのはミハエルの側近アレンだった。
慌てた様子で駆け込んできたアレンは、王宮でミハエルが兄のルキウスに軟禁されたとアイリスに伝えたのです。
えっ…!?
きっとアイリスとのことでルキウスからお咎めがあったのだろう。
アレンは恐らくアイリスも間もなく隔離されてしまうと判断して、
侍女のカリンを連れてアイリスを安全な場所に避難させようと動いてくれたのです。
今やアイリスを目の敵にしていたカリンもすっかり信頼できる存在になっていて、
その事をアイリスは心から幸せに思いました。
だが…
そんな感傷に浸っている余裕などはなく、
いつルキウスから命令された王宮の兵士たちがアイリスの身柄を押さえに来るか分からないのです。
3人は回りの気配を窺いつつ闇夜に別邸から脱出したのです。
その後アイリスが無事に送り届けられたその場所はなんと・・・
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6話の感想
精霊のセイちゃんがアイリスに説明した内容を要約すると、
やはりルキウス兄ちゃんはミハエルが思っているほど残酷で冷たい人物ではなさそうですね。
生まれた時から次期国王としてのプレッシャーと闘い続けてきたゆえの厳しい兄だったわけです。
背負っているものが弟のミハエルとは比べ物にならないほど大きくて重いモノなのです。
ルキウスは次期国王として日々決断しなければならない重大な事柄も数多く、
ミハエルには見えない所で大変な気苦労があるのでしょう。
彼を追い落とそうとする国内にいる臣下の者やスパイだってたくさん潜んでいるだろうし、
セイちゃんはルキウスのことを不器用な性格だと表現しているが、
サイト主のまるしーからみると少し違う感じがする。
ルキウスが言葉少なになるのは権力者は孤独でありめったなことで弱音を吐けないからだ。
気持を伝えるのが下手なのではなくて自分の不用意な一言がきっかけとなって、
多くの人々の暮らしや人生に影響をもたらすことになるから、
何かを発言する時も慎重に言葉を選ばざる負えないのだと思います。
そうすると必然的に言葉が少なくなる。
次期国王というポジションはそれほど大きな責任を負った立ち位置なのです。
そんな兄のプレッシャーや責任の大きさを理解しつつも、
言葉少なに色々と自分に干渉してくるルキウスに反発してしまうミハエルがいる。
確かになんの説明もなくいきなりアイリスを森の奥深くに瞬間移動させてしまう行動は、
ミハエルからするとただの傍若無人な行動だと捉えても仕方がないのかもしれない。
一度兄弟でじっくりと腹を割って語り合えればいいんだろうけど、
兄弟だからこそ今さら感があってなかなか素直に意思の疎通ができないという面もある。
一度こじれた肉親の関係性というのは友人や知人との確執を解消するよりも難しいのです。
「どっちが良い悪いではない問題だから厄介なのだ。」
実際…まるしーも実の妹とはすでに30年近くまったく交流はないし、
連絡先もどこに住んでいるのかも知らない状況だ(汗)
恐らくこのまま行くと妹の所在を知るのは彼女が”亡くなった時”だと思っている。
家族としてはすごく切ない事なんだろうけど、
またあの妹と会うことで嫌な思いをするくらいなら、
二度と口を開くことのない妹の亡骸との再会でまるしーは充分だと思っている。
「一応は血を分けた肉親だし。」
変に折り合いの悪い妹と関わって今の平穏な生活に波風を立てられるのはまっぴらだ(汗)
まるしーがそんな姉妹関係ですからミハエルの気持ちがなんとなく理解できるのです。
確かにミハエルは弟気質で考えが甘い部分はあるが、
兄のルキウスにも反省すべき点はたくさんあるんだと思う。
それこそ自分がこれから国を背負ってゆこうとしているならなおさらにの事だ。
やっぱりこういう兄弟関係の確執には熱っぽく語ってしまうまるしーがいます。
「またやっちゃいました(汗)」
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