著者:本田楓
『従僕と鳥籠の花嫁』
2話の解説と感想です♪
大学生活の4年間を廣臣と二人きりで暮らすこととなった藤乃。
しかもまさか廣臣が藤乃と同じ大学に通いながらボディーガードとして四六時中そばにいてくれるだなんて・・・
これが俗にいうセレブご用達の本職のガードマンだったら窮屈極まりないが、
廣臣が大学生となって常に藤乃のそばにいてくれるなら願ってもないことだ。
藤乃はこれから始まるピカピカな大学生活を経て立派な自立した女性となり、
恋焦がれる廣臣に少しでも魅力ある大人の女性として認識してもらうことが目標なのです。
ただ…
すでに廣臣が藤乃に対して自制が効かなくなりそうなほど女性としての魅力を感じているこには気づいていない(笑)
そこがまた天然な鈍感で何ともカワイイ。
そんなドキドキの中で始まった二人の大学生活では一体どんな人たちとの出会いが待っているのか?
「ついに籠の中か脱出した箱入り娘の藤乃と、廣臣のイケメン過ぎる大学生姿に興奮が止まらない!」
1話の解説と感想はコチラ♪
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従僕と鳥籠の花嫁【ネタバレ2話】ドキドキの大学生活がスタート!
ドキドキの大学生活がスタート
まさかの展開で藤乃と廣臣が東京にある院瀬見家の別邸で生活することになった(汗)
しかも、藤乃が通う大学へは廣臣が同じ大学生として一緒に入学するという離れ業を使われて、
藤乃のことをプライベートでも大学内でも完全なるサポート体制で新生活が始まったわけです。
藤乃とすればその思ってもみなかった幸せすぎるシチュエーションに胸が高鳴ってしまうばかり。
あの厳しくて息苦しい実家から脱出できただけでも嬉しすぎることなのに、
その上これから恋焦がれる廣臣とひとつ屋根の下で二人きりの生活を送りながら、
今後4年間にわたって一緒に”青春キャンパスライフ”を過ごせるのです。
もちろん勉学や友人作りにも積極的にやっていくつもりではありますが、
とにかくいつも廣臣が傍にいてくれることが何よりの幸せだった。
こうしてドキドキの大学生活がスタートしたわけですが、
登校初日にして藤乃は驚くべき廣臣のイケメン大学生っぷりにハートをぶち抜かれてしまいます(汗)
世間知らずの箱入り娘
30歳という成熟した大人の余裕と高いコミニケーション能力で、
早くも現役大学生の輪にサクッと溶け込んでゆく廣臣。
その傍らで藤乃はまったく同級生たちとの会話もできず廣臣の陰に隠れっぱなしだ(汗)
これまで一人も友人という存在ができない生活をしてきた藤乃にとって、
同級生と会話するだけでもすごく高いハードルなのです。
そういう事情を十分に理解している廣臣は、皆に藤乃とは”従妹同士”の関係で妹のような存在だと紹介してあげます。
そうすることで廣臣を通じて何人かの学生たちと会話することができた藤乃でした。
さらに…藤乃の希望で二人は映画研究部のサークルに入部することになるのですが、
そこで少し近づきがたいオーラを放っている上級生の神崎 櫂(かんざきかい)という男子学生と藤乃が親しくなるのですが、
その人物こそがのちにとても重要な存在であることが発覚してきます。
そんな神崎から初対面で「世間知らずの箱入り娘」と揶揄されてしまった藤乃ですが、
その後…神崎が言っていることは決して間違いではなく、
そんな世間知らずで箱入り娘な自分から脱却したくてわざわざ東京の大学へ入学したという思いがあり、
それなのにまだ行動できていない弱い自分へズバッと指摘してくれた神崎に対してありがたい気持ちはあれど、
決して嫌な印象を持つことはなかった。
もちろん神崎との一件があった後もしっかりと廣臣は藤乃のことをフォーローしてました。
大学で色々あった日の夜、少し落ち込んでいる藤乃に廣臣は過去の忘れられない思い出を語ります。
それは廣臣がこの先の人生をかけて藤乃のことを守りたいと誓った日の出来事でした。
その内容は二人が昔から固い絆で結ばれた仲であることがよく分かる感動的な話で、
改めて藤乃は廣臣への想いをより強くしたのです。
ここから今後の展開で予想されるのは藤乃と神崎と廣臣の”トライアングルな恋模様”ですね。
かなり複雑な感じになっていきそうです…(汗)
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2話の感想
大学生・廣臣のイケメン破壊力がハンパないうえに、藤乃に対するフォローアップが神がかり的にすごい!
廣臣の藤乃に対する手取り足取りなフォローっぷりがスゴ過ぎて、
藤乃がほぼ廣臣の娘ちゃん状態になっているのが、
ちょっと藤乃の本来の目的である人間的な成長を阻害している部分が懸念材料ですが、
確かに大学生の男子なんてみんな女子と常にどうにかなりたいと考えている性欲モンスターどもですから、
廣臣が徹底したセキュリティー体制で挑んでいるのは当然なことかもしれない(笑)
それに完璧なスイッチの切り替えでイケメン大学生に変身してる30歳の廣臣がたまらなくカッコイイから許す♪
なんだあのいやらしさを微塵も感じさせない社交的で爽やかな明るさとコミニケーションスキル。
「そりゃー藤乃の父親から絶大な信用をされてるわけだ。」
さらに今回の内容で廣臣がどうして藤乃のことをあそこまで大事に思っているのかがよく分かりました。
藤乃の両親が亡くなって今後は彼が両親に成り代わって院瀬見家の使用人として尽くすんだと、
あの血も涙もない藤乃の父親から告げられた日。
院瀬見家の人間の中でただ一人、まだ幼い藤乃だけが廣臣の両親の死を悼み、
廣臣のために涙を流し、親に叱られるのを分かっていながら四葉のクローバーを探した。
あの幼い藤乃のピュアで温かい心根にはサイト主のまるしーでさえ泣かされました。
幼い少女からあんなことをされたら廣臣でなくとも藤乃には幸せになってもらいたいと思うだろう。
日頃から何一つ自由も与えられず、顔も知らない男性に嫁ぐ日のために習い事三昧な日々を文句ひとつ言わず過ごしていた藤乃です。
そんな彼女が自分の辛く悲しいそんな状況には一切涙を見せず、
両親を亡くした悲しみを必死でこらえている廣臣のためにボロボロと涙をこぼしたのです。
「俺の人生は藤乃さんのモノです」
と幼い藤乃に誓った廣臣の心情が痛いほどわかる。
今回のエピソードを読んで廣臣が本気で藤乃の幸せを願い、
たとえどんなことがあっても彼女を守ろうとしている意味が痛いほど理解できた。
そして…
あの意味深な2話のラストページの問題です。
藤乃の父親が廣臣に向かって確認していたあのセリフ。
「神崎家との件はどうなっている?」
まさかあの神崎が今回の藤乃を東京の大学へ通わせたことと関係があったなんて(汗)
これはすべて廣臣が最初から描いた筋書きだったようです。
「もしかして廣臣はあの神崎と藤乃を引っ付けようとしているのか?」
いや…最初は恐らく名家の御曹司である神崎をだしにして藤乃の東京行きに利用したが、
まさかその神崎と藤乃が本当に親しくなってしまうとまでは予想していなかったのではないでしょうか?
あくまでも廣臣は藤乃が大学に通っている4年間は自分がそばで彼女の成長を見守っていたかった。
ちがうのかな?
たぶん神崎という学生は気性が荒くてとっつきにくい面はあるが根は純粋でまっすぐな青年で、
この先の大学生活で藤乃が神崎のことを異性として好きになってもおかしくない相手だ。
「その時に廣臣はどういう行動に出るのか?」
二人の恋を応援するのか?
廣臣はいま藤乃に対する親心と異性に対する恋心の狭間で揺れ動いています。
普通に廣臣の立場を考えると藤乃と一緒になる未来なんて考えられない。
だからこその時折見せる切なくて辛そうな廣臣の表情。
辛い…そしてあまりにも切ない!
せめて最初の一年くらいは藤乃と廣臣のキュンなキャンパスライフを見ていたかったな~(汗)
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