復讐劇のはざまで交錯するそれぞれの想い・・・。
サチの息子が無事だったり、敏恵がある種の悟りを開いたり、
深見と綿貫がガッツリ向き合っていたり・・・
ココへ来て『美醜の大地』は、また新たなるステージに突入したようだ。
『美醜の大地』
26話の解説と感想です♪
敏恵が決意し、菊乃が動揺する。
ハナが助け、鶴田がフォローする。
深見が問うて綿貫が告白する。
複雑に交錯するそれぞれの想いは、やがて血で血を洗う凄まじい復讐劇への伏線となっているのか・・・?
26話の見どころ
今回のお話も特に目立った抗争劇はありません。
愛と憎しみがうずまく中で、それぞれの行動が細やかに描かれています。
「一体この復讐劇は、どんな着地点に向かっているんだろう?」
ハナへの壮絶なイジメから始まったこの物語は、今やたくさんの人々を巻き込み、
何人もの死者が出てしまうほど、壮大な復讐劇に拡大を見せています。
今やハナ個人の復讐だった物語が、その後に様々な人々の怨嗟を生み出し、
一体誰が誰の味方で、誰が敵なのかが分からなくなってきた状況に発展しているのです・・・
そんな中、26話の見どころは、死んだと思っていたサチの息子・進司の行方です。
まだ幼い少年を助けたのは意外な人物だったということ。
ことココに至っても、完全なる鬼になりきれないハナと、彼女をなんとかフォローしようとする周りの男たち。
「純真すぎるほど心根がきれいなハナ。」
いくら世間や自分を陥れた者たちに復讐しようとも、その血液に染み込んだ善人の心は決して消えはしない。
ただ…
今の彼女にとって、そんな善人の心は邪魔でしかないのである・・・
25話の解説と感想はコチラ♪
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美醜の大地【ネタバレ26話】あいつとアイツがああなって…!
新たなるステージへ
今回はこの物語が新たなるステージへ突入したことがわかるような内容でした。
どう言うことかというと、ハナ以外の登場人物の動きが多く描かれるようになったということと、
ハナ個人の復讐劇から、複雑な人言関係を描いた”群像劇”になったということです。
イジメられた女の暗いサスペンスな復讐劇から、壮大な人間ドラマへと形を変えたのです。
なので解説にもまた力が入ってきます。
そういった場面が最近すごく多くなってきたのです(汗)
だけど…
「この作品の面白さをみんなに知ってもらいたい!」
だから気合を入れなおして解説していきます♪
さて…
今回紹介sする26話の中で、読者の人に知ってもらいたいことは、
まず…
「敏恵があることに初めて気づいたこと。」
さらに…
彼女は何かを決断して、治療が終わらないままドクター内田の元を離れていったことです。
「敏恵は何を悟ったのでしょう?」
あと…
やっぱり予想通り、サチの息子・進司が生きていたことです。
しかも…
今、この少年の面倒を見ているのが、ハナの仲間・鶴田なんです。
さらにさらに…
この状況を導いていたのは、サチ親子を引き離す悲劇の原因をつくったハナでした。
一体ハナはどうしてこういう行動に出たのか?
そして、現在の進司はどこでどんな生活を送っているのか?
今や、忠実なハナの下僕のようなポジションになりつつある深見の行動です。
今後、ハナにとって危険な存在となりうると判断したサチと敏恵の行方について、
なんとか彼女たちの情報を綿貫から、弁護士という肩書をつかって聞き出そうとするも不発に終わってしまう深見。
今の深見は、本気でハナの助けになりたいと思って行動しているように思える。
そう…
それぞれの想いを胸に行動し始めて進んでいるのが今の『美醜の大地』なのだ・・・
犯罪者は犯行現場に戻る
後半の展開は、予想外の出来事が起こったシーンで幕引きとなっております。
結局、なんの収穫もなく綿貫と行動をともにしていた深見が、
綿貫の思いつきで、今や瓦礫(がれき)となった旧高嶋津邸へと向かうことに・・・
それは・・・
『犯罪者は犯行現場に戻る』
という綿貫の推理をもとにしたなんの根拠もない行動でした。
そして…
その予想はみごとに大当たりだった!
なんと…
旧高嶋津邸の近くで、深見と綿貫は、探し求めていた人物とバッタリ鉢合わせすることとなったのです。
いよいよ面白くなってきた~♪
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26話の感想
ネタバレの項目でも書きましたが、ホントこの作品の方向性が変わってきたように感じます。
最初は、主人公・ハナによるただの復讐劇だったはずなのに、
いろんな人間が関わってゆくうちに壮大な人間ドラマに形が変わってきたのです。
「それはなぜか?」
まるしーが思うに、この『美醜の大地』という作品は、電子コミックのマーケットで爆発的なセールスを叩き出したからだと思うんです。
本来はもっとあっさり、本命の絢子に復讐を遂げて終わるはずだったのに、
あまりにも人気が出すぎたために、著者本人の意思だけではもう終わらせてもらえなくなってるんじゃないでしょうか。
「少しでも長く!」
売上を期待した出版社側が、著者の藤森先生にそうお願いしているのでは?
うがった見方かもしれません。
でも…
過去に爆発的人気を誇ったコミックはみんなそうだったと思いませんか?
中でも『ドラゴンボール』や『ワンピース』はその最たるもので、
人気があるコミックはみんな後付のようにいろんな物語が派生して、
挙句に無理なストーリーを後付けしすぎて、ドンドンはわけのわからない状態になってしまう(汗)
特にドラゴンボールは無理な延命措置が続きすぎて、最後のほうは見るに堪えないアリサマとなってしまいました。
まぁ~人気作ゆえのストーリー展開なのでしょうが、
なんかこの『美醜の大地』も、もしかしたらその域に入ってきたのかな~と感じる今日この頃です(汗)
なにせ、最後のラスボス・絢子に復讐を果たしてしまうと、基本的にハナの目的は達成してしまいますから。
「どうしてもそこは避けたい!」
だったら色んな人間を巻き込んで、ハナが主役の群像劇にしてしまえって感じで・・・(笑)
この感じはすでにだいぶ前から感じていたのですが、この26話を読んでほぼ確信に変わったかな。
ただ…
それが悪いって言ってるわけじゃなくて、内容が面白ければなんの問題もない!
そして…
今、まるしーは面白いと思って読み続けております。
「大いに延命してください!」
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『美醜の大地』は、
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