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美醜の大地【ネタバレ87話】跡形もなく焼尽した憐れな姉弟!

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『美醜の大地』

87話の解説と感想です♪

失意の中…ドクター内田に自分と一緒にこのまま逃げないかと提案した加也でしたが、

内田からキッパリと拒否されたことで彼を道連れに死を選択しました。

最後まで己の罪に向き合うことなく、その呪われた人生を終えようとする加也は、

懐からマッチを取り出して隠れ家に火を放ったのです…(汗)

燃え盛る炎の中で加也は最後に内田に尋ねました。

「ひと思いに喉を掻っ捌かれるか、それとも私と生きたまま灰になるか…?」

加也の質問に対してどこまでも冷静で取り乱すことのない内田は、

今度もまた加也が提案したどちらの選択も拒否して加也との決着に挑んだのです…。

「ドクター内田とあの人の家族同然な深い絆に感動が止まらない!」


86話の解説と感想はコチラ♪
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美醜の大地【ネタバレ87話】跡形もなく焼尽した憐れな姉弟!

仕込み杖

ドクター内田から共に生きることをキッパリ断られて絶望した加也は、部屋に”火”を放ちました。

内田を道連れにして弟の骸と共に心中を図ろうという考えです…(汗)

加也がカミソリ片手に内田へ最後の選択を迫ります。

自分に喉を割かれてあの世へ行くか、それとも生きたまま灰になるか…?

内田の答えはどちら”NO”でした。

内田は持っていた杖を構えて加也からの襲撃に備える戦闘態勢に入ります。

「君と心中するつもりはない!」

内田のそんな言葉を合図に加也は猛然と内田に襲いかかりました。

その時です!

内田の持っていた杖からキラリと光る真剣が現れて、あっという間に加也を一刀両断にしました。

なんと…内田の持っている杖は”仕込み杖”だったのです!

肩口からウエストにかけてバッサリと縦に切られた加也は、もんどりうって仰向けに倒れました。

彼女の命は恐らくあと数秒も持たないだろう…。

跡形もなく焼尽した憐れな姉弟!

瀕死の加也は床を這いながら弟の骸の場所を探します。

やがて森哉の亡骸を見つけた加也はしっかりと最愛の弟を胸に抱き、

そのまま炎に包まれて跡形もなく焼尽した憐れな姉弟。

終わった…。

ようやく加也との闘いに決着をつけた内田には灼熱の炎が目の前に迫っています…(汗)

足の悪い内田がこの状況から脱出するのは到底不可能なことで、

彼は仕込み杖の刀を鞘に戻すと、そのまま微動だにせず最後の時を待ちました。

するとその時、

内田が立っている後方の壁が破壊される音が聞こえたのです!

「ドコッ!バキッ!」

えっ…!?

何が起きている…?

次の瞬間…内田の耳に聞こえてきたのはずっと待ち望んでいた人物の声でした。

「先生…!ご無事ですか…!?」

あぁ~感動が止まらない。


 

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87話の感想

ホントに最後の最後まで迷惑この上ない厄介な姉弟でございました…(汗)

確かに少し可哀そうな生い立ちの姉弟ですが、

だからと言って二人がこれまでしてきたことが許されていいわけがない。

二人には犯した罪にふさわしい最後が待っていたというわけです。

その一方で…

ドクター内田があの殺し屋姉弟の道連れにされずホッとしました♪

これでもし内田が命を奪われでもしていたら悲しくてしょうがないところだ…(汗)

さらに…

内田にとってようやく訪れた待ちに待った感動の再会でございますよ♪

サイト主のまるしー的にはもっと二人の再会はドラマチックなシーンを思い描いていたのですが、

実際のシーンは予想外にコミカルな感じでちょっと拍子抜けだったのですが、

それはそれで緊迫していた空気を一気に和ます素晴らしい二人の再会シーンだったと思います…(笑)

あの人がぶち破った壁の破片がドクター内田の頭に乗っかり、

それを払いのけようともせず、さらに表情も崩さず、

「ずいぶんと無茶をしたな」と…冷静な態度で最愛の人に声を掛ける内田。

さすがはドクター内田だ!

ただ…

この後に交わされた二人の掛け合いが、それまでコミカルだった空気を感動の瞬間に変えていく。

過去に二人の中であったあのやり取り、

「先生を担いで逃げますよ」

っと…かの人が内田にかけた言葉はどんな時に出たセリフなんだろう…?

この二人の絆が家族以上のものに見えるのも、そんな根底があるからなのでしょう。

まるしーはずっとこの二人の関係性が好きだったから本当にどちらも無事でよかった。

このまま二人がハナの復讐劇の犠牲にならなければいいのだけれど、

内田を残してハナの元へ向かった〇〇の無事を祈るばかりです。

この二人にはまた診療所に帰っていつも通りの平穏な日々を過ごして欲しいし、

もちろんそこには将来を共に過ごす人と共にいるハナの笑顔がありば最高だ。

「そんな未来が来る可能性はあるのかな…?」

柏葉刑事の粋な計らいでハナが罪に問われなければいいんだけど、

それもこれも全て命あってのものだねです。

どうかどうか…ハナと一緒に戦ってくれた仲間たちが皆無事でありますように…。

あと…

今回のラストシーンで絢子の手を引いて安全な場所へ彼女を誘導する清二郎の愛情を、

この時の絢子はどんな思いで受け取っているんだろう…?

まさか…清二郎さえも…?

 

>>>『美醜の大地』88話の解説と感想はコチラ♪

 

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