『漫画 ちひろさん』ネタバレ完全ガイド!心に響いた名言と見どころ徹底解説

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『ちひろさん』1巻表紙画像

伝説の風俗嬢・ちひろが、お弁当屋の看板娘として帰ってきた!

どんな仕事であっても彼女の生き方はブレることなくまったく変わらない…。

影響力の塊みたいなスーパーヒロインがローカルな下町にフラッとやって来ました…。

とにかく彼女から飛び出す言葉や行動には人を唸らせるパワーがあり、

そして…揺るぎない信念があるからグイグイと心をもって行かれるんだ惚れちゃうんだ…。


目次

作品情報

タイトル

ちひろさん

著者

安田弘之

料金

660pt/話(税込720円)

その他の詳細情報
ジャンル

女性マンガ

出版社

秋田書店

雑誌・レーベル

エレガンスイブ

完結

10巻完結


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『漫画 ちひろさん』心に響いた名言と見どころ徹底解説

『ちひろさん』の見どころ

前シリーズの『ちひろ』から数年の時を経て、まさかまたあのちひろに再会できるとは夢にも思いませんでした!

しかも風俗界で数々の伝説を作ってきた彼女が、しがない弁当屋の「看板娘」となって読者の前に姿を現したのです!

そしてそれは大きな驚きとともに、ある意味では納得のシチュエーションだったのかもしれない!

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前シリーズを読んだ読者なら分かるはずです。

ちひろはいつもその時の直感と感覚で生きている女であり、

「彼女はいつだって迷わないし絶対にブレない!」

今回彼女が働いている海辺の小さな弁当屋さんだって、

「ただこの店で働きたくなったから♪」という単純明快な理由で働いている。

一方で、ちひろに見初められたお弁当屋さんにとってこれほどの幸運はないのです。

「なぜならちひろは周りの人々にきっと良い影響を与える女性だから!」

彼女の周りにはつねに人々が集まり、毒ッけの強い笑いで溢れている。

だから一度ちひろさんと知り合いになるとその人はもっと彼女と深い関係になりたくなるのです。

だけどある日、ふっと風のようにいなくなってしまうのがちひろでもある。

正直この作品を読んでいると事あるごとに名言が飛び出してきます。

そのほとんどはヒロインのちひろから出てくるセリフなんですけど、

幼い頃から他人とは少し違った目線で世の中を見てきた彼女から発せられる強いメッセージは、

そのたびに悩める人の背中を押し、傷つく人の心を救い、怒れる人の魂を鎮める。

ちひろが持つその言葉たちのパワーは、

これまで一度もブレることなく自分の信念に従って生きてきたことで培われたものであり、

「ちひろの前にちひろなし」

唯我独尊を進み続けるちひろの人生を阻める者は誰もいない。

前作シリーズでは、わずか単行本2巻で完結した本作ですが、

今回の『ちひろさん』シーズンではかなり長編の物語となっております。

「これが世間の評価なのでしょう」

どれだけ時代が移り変わろうと良い作品は必ず人々からの賞賛を経て求められ続ける。

今作もまたそんな読者たちの要望によって続編が描かれることになったのだと思います。

今後も読者から求められ続けることで、この作品もずっと続くかもしれません。

さて、そこで今回紹介する『ちひろさん』の見どころですが、

あり過ぎてスペースが足らないくらいで、言い出せばきりがないわけで、

「やはりこれは、ちひろが持つ人間力とそのパワーでしょうか!」

決して完璧な聖人君子ではない元風俗嬢のちひろが、

その素性から好奇な目で見てくる他人の視線をもろともしないで我が道を歩いている。

この記事のタイトルに【ネタバレ】という言葉を使っていますが、

今回サイト主のまるしーが書きたいのは、内容の薄い感情のこもっていないネタバレ記事ではなく、

作品を「愛しているからこそ」の内容を綴りたいと考えています。

そこで思いついたのが、各巻でまるしーが感動したり心に響いたちひろのセリフや行動とその他エピソードを紹介していくことです。

ほんとにこの作品には自分に当てはめると心が震えるような名言が多いのです。

なのでそのひとつひとつをできるだけ伝わりやすい言葉で皆様にお伝えしていきたいと思います。

そしてもし、こんなまるしーの言葉でなにか感じることがあった方は、ぜひ、『ちひろさん』の本編ストーリーを読んでください♪

きっと誰の心にも刺さる言葉が見つかるはずです…。

この記事を届ける目的は”ちひろ好き”による布教活動です。

心に響いた各話の名言とネタバレ

1巻の名言や名シーン

1巻はとにかく見どころだけのお話が多いです♪

本シリーズになくてはならない重要なメンバーも登場してきますし、

オープニングは風俗嬢として数々の店舗を渡り歩いてきた主人公のちひろが三十路を迎えたことを機に、

海辺の小さなお弁当屋さん”のこのこ”で働き始めるところから物語が始まります。

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前職が風俗嬢であったことをまったく隠す素振りのないちひろの噂で小さな町はザワつきますが、

すぐにちひろはのこのこの看板娘となり、何の変哲もない町のお弁当屋さんは大繁盛するのです。

この1巻では、ちひろを崇拝するようになるインキャラ女子高生・オカジと、

ちひろを母親のように慕うようになる危ない小学生・マコトとの出会いがあり、

オカジ・マコトともその出会いはなかなか衝撃的なもので、

いっさいの装飾を排除したちひろの言葉に圧倒されるオカジとマコトの反応が面白いです。

それは、

「今までこんな大人に会ったことがない!」というピュアな驚きの反応です。

あと…近所のOLに誘われて参加した合コンのエピソードも実に面白い光景でした。

百戦錬磨のちひろが無双の合コンテクを発揮する内容です。

そして1巻のラストはちひろが姉のように慕っているニューハーフのバジル姐さんとの独特な関係性が見れるエピソードです。

本来は決して群れない、流されない一匹狼同士の2人が静かに親交を温める内容は、

どこか普通の友人関係にはない深い絆を感じさせられます。

さて、そこでサイト主のまるしーが特にこの1巻で心に残った名言は、

悩めるインキャラ女子高生のオカジに対してちひろが放った、

「目を見ればそこに全部書いてある」

という深いセリフと、

「言い訳とキレイごとを全部引き算してゆくと最後には着色されていない裸の感覚が残る」

という重い言葉です。

2巻の名言や名シーン

2巻では冒頭からちひろの本来持っている恐ろしい裏の顔が飛び出します。

理不尽な店の客に対するちひろの反撃はまさにいくつもの修羅場を潜り抜けてきた者のなせる技でした。

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この2巻ではちひろが持っている”心の闇”を描いたエピソードが多めに描かれていて、

自殺しようとした若者との交流もなかなか胸にグッとくるものがありましたし、

あと…マコトの運動会にオカジが姉代わりとして弁当持参で見に行ったエピソードもほのぼのとして良かった♪

そして、中でも一番印象に残ったのは入院中である『のこのこ』の女将さんのタエさんとちひろの心温まる交流です。

ただ、この2巻では名シーンは多かったけど特に刺さる名セリフみたいなものはなかったような気がする。

3巻の名言や名シーン

この3巻では、ちひろとバジ姐さんにちょっとした春がやってきます♪

ちひろはマコトに優しくしてくれた工事現場で働く谷口というスキンヘットの危ない雰囲気を醸し出してる若い男性で、

バジ姐のお相手は、もともとちひろが働いていたファッションヘルス店の店長で、今は転職して金魚や熱帯業を売る店を経営しています。

二組ともカップルになるわけじゃないのですが、ほんのり温かい「恋路」が妙に胸を打つんです。

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ちひろがこの海辺の小さな町に来て初めて体を許したのは、今のところ谷口くらいだ。

あと…感動的だったのがちひろと入院していた”のこのこ”の女将さん・タエさんが退院してちひろとの初対面を迎えたシーンです。

ちひろがタエさんに仕掛けたイタズラの種明かしだ♪

そして、ちひろの影響をうけたオカジがどんどんとメンタルが強くなってきて、

これまでなんとなく無理をしてつるんでいたオタク仲間たちと距離を置き始め、

初めて心から一緒にいて楽しいと思える女子友に知り合えたこエピソードもジワッと良かった♪

しかもこの二人の縁を結んだのはちひろさんである。

この3巻もこれは特にという名言は飛び出してきませんでしたが、ガマガエルみたいな店長の言葉と、バジ姐の言葉にはいつもスゴイ説得力があって、

ちひろに負けず劣らずな名言発動機だと思う。

4巻の名言や名シーン

4巻で印象的だったのは、マコトの母親とちひろが初めて顔を合わせたときのシーンです。

想像通りの毒ママだったマコトの母親にキレるのかと思いきや、意外にも柔軟な対応力を見せたちひろ。

この時のちひろが心の中でつぶやいた彼女の哲学が胸に残りました。

「礼儀を知らない相手に礼儀など必要ない」

その時、マコトの母親はちひろに自分が負った心の傷を与え返したいだけに見えました。

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それが分かっていたちひろは、何がなんでもそんな母親の逆襲に傷ついてなんかやらなかった!

これは凄く深いやり取りだ。

あと…強面パートの永井さんの嫁が登場したエピソードも面白かった。

のこのこで見せる永井さんとは真逆な性格で嫁に接している永井さんの幸せな家庭事情。

これもまた深いエピソードでした。

ここでちひろの名言を一つ!

「表と裏、その両方の顔があって人は真っすぐ走れる」

なんともいい格言です♪

この4巻は名作が多かったけど、最後はやっぱりマコトと谷口が二人で釣りに出かけたエピソードかな~

お互いに素直じゃない二人がなんだかんだでケンカしながら釣りを楽しんで、

最後はやっぱりちひろさんのお店で心を救われる♪

たくさん二人で釣ったハゼの大軍を、「俺たちはちゃんと食ってやろうな」と谷口がマコトに言って、

マコトが素直に「うん」と答える。

二人がそのハゼを持ち込んだ先はちひろさんだった。

このエピソード、実際に本編を読んだらちょっと感動するいい話なんですよ♪

5巻の名言や名シーン

この5巻では今まであまり語られなかったちひろの「家族」のことが描かれています。

ある日、ずっと疎遠だった実の母親が亡くなったと弟からメールをもらったちひろ。

しかし、彼女は母親の葬式に参列することはなく、一粒の涙も流さなかった。

だけど、しばらくしてちひろは一人で母親の墓参りへ行くのです。

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嫌な思い出しかない実家。

そのエピソードがすごくちひろの複雑な母親への思いを物語っていました。

ただ、まるしーとしては、母親が亡くなってもまったく悲しまなかったちひろにすごく共感した。

あと…ちひろが誰にも語っていない過去にプロポーズされた男性とのエピソードも味わい深かった。

想像してたのとは違う意外な展開と結末だったのでかなり意表を突かれました♪

次に心に残ったのは潰れた食堂を秘密基地にしたちひろと、その前からそこを秘密基地にしていたある少女との無言の交流です。

いつものちひろ独特なコミュニケーションの取り方に思わず拍手です♪

あと…印象深かったお話は、あのバジ姐に一目ぼれしてしまう女子高生のユキナが登場したお話ですね。

ユキナはこの後もちょくちょく本編に登場することとなるのですが、最初にバジ姐さんと知り合うきっかけになったお好み焼き屋さんでの一幕はかなり面白かった♪

6巻の名言や名シーン

6巻はちひろにとって大切な人たちにまつわるエピソードが多く描かれていました。

マコトとガールフレンドとのエピソードに始まり、

前回の5巻でバジ姐に恋をしたユキナが初めてバジ姐と触れ合うお話。

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さらにちひろを崇拝するオカジの切ない複雑な家庭事情を描いたエピソードや、

ちひろが妹のようにかわいがっているすずちゃんとのクリスマスエピソードなど、

この作品も6巻にしてさまざまな魅力あるキャストが生まれたすばらしい回となりました。

そんな中、ちひろが”やまんば”という双子の老婆が経営する甘味処のお店の常連さんになってゆくお話が面白くて感動しました♪

それはまた…新たにちひろの大切な人が増えた瞬間で、

この6巻はちひろ以外のキャストが大活躍した回でした。

7巻の名言や名シーン

この7巻ではある日トツゼンちひろが本名である(あや)という名前でみんなに呼んで欲しいというエピソードがあります。

かなり屈折したちひろの性格が存分に発揮されたエピソードでした…。

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読者には彼女が何を考え感じ、その時々に襲ってくる不安や恐怖と対峙しているのかは理解できない。

ただ、どんな時でもちひろは自分の中でその解決法を見つけなんとかその問題を解決へと導いてゆく…。

「強い女」という言葉では言い表せない複雑な何かがそこにはある。

闘わない時もあるし…一見すると人づきあいも良く、明るい性格で誰からも好かれるちひろであるが、

彼女が持つ闇の部分は計り知れないほどの暗く深いブラックホールがあり、

決して誰にも見せることのない黒く歪んだちひろがいつもどこかに存在しているのです。

そんな酸いも甘いも噛み分けるちひろだからこそ、彼女の口から出てくる言葉には説得力がある。

この7巻では、これまでちひろと親しくしてきた人たちの輪が広がってゆく光景が楽しめます。

そして…誰と誰が親しくなったのかは読んでからのお楽しみです♪

8巻の名言や名シーン

ここまでくるとかなりちひろは海辺の町の人々のアイドル的な存在となっており、

彼女にとってはすごく平穏で楽しい時間を過ごせる環境になっています。

ちひろ自身はまったく変わらないのですが、彼女に影響された人たちがどんどんと豊かな表情になってゆくのです。

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その時の直感で行動していつも周りの人間を巻き込んでゆくちひろですが、そんな彼女に振り回されながらも気付いたら皆が笑顔になっているというのがこの作品の真骨頂だ!

さて、今回印象に残ったお話は、ある日トツゼンどうしようもない不安に襲われたちひろがバジ姐に連絡を取って会いに来てもらうというエピソードです。

バジ姐の胸の中でぐっすりと眠り…。

実は壊れやすくて繊細な女性。

さらに、バジ姐がちひろに宛てて書いた「もっと甘えなさい」というメモはかなりしびれた♪

9巻の名言や名シーン

この9巻ではラストにちひろが海辺の町からいなくなるという展開で幕引きとなります。

当初、サイト主のまるしーはこの9巻を読んでちひろさんシリーズは完結したと思ったのですが、どうやら今のところまだ完結してはいないようなのです。

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ストーリー的には完全に終わったような感じだった。

ちひろさんと町の人々との交流もほぼ一通り終了したし、これまでは犬猿の仲だったちひろとマコトの母親がついに和解しました。

そんなこんながあったあとで、62話の『残響』という回では忽然とちひろの姿が町から消えてるんです。

もちろんネットがある時代の話だからオカジやマコトとはメールを通じて連絡を取り合っている状態ですが、

この62話ではタエさんの回想シーン以外はちひろが一切登場しません。

これが最終回でなければ非常に珍しいエピソードとなるでしょう!

「ホントに最終回じゃないのかな?」

10巻の名言や名シーン

2018年に9巻が発行されてから、実に7年の歳月を経てリリースされたこ10巻でついに『ちひろさん』シリーズが完結です。

著者の安田先生がこの10巻の「あとがき」に書かれていましたが、「ちひろ」が「ちひろさん」と続いたように、彼女jが生きている限り、ちひろの物語はどこかで続いているのです。

この最終巻では、この安田先生のコメントがまるしーにとって一番心に刺ささった名言でした♪

「ちひろさんよ…永遠に!」

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この10巻を読んで特に印象に残ったちひろさんのセリフは、63話『生きてます。」の話の中で、

一人の時間を過ごしていたちひろさんが、懐いてきたソロキャンプ女子に言ったセリフですね。

「私がやってんのは”野宿”」

これはちひろさんにしか言えないセリフだ!

名シーンとかではないけれど、あのオカジがちゃんと健全な反抗期を発動させて、ファンキーな青春時代を謳歌していることが、

個人的にすごく嬉しかったです。

そしてちひろさんからオカジに対する

Happy Birthday

というメール。

最後まで粋ですね!


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「ちひろ」と「ちひろさん」の違い

物語が『ちひろ』から『ちひろさん』へと彼女が生きる舞台が変わり、「ちひろ」にはあって「ちひろさん」にはないもの。

逆に「ちひろさん」にはあって「ちひろ」にはないものがありました。

今になって思うのはちひろという特異な女性はすごく魅力的な女性だということです。

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『ちひろ』では、恵まれない窮屈な家庭環境で育っ綾がちひろになって風俗嬢として生きる壮絶な人生が描かれ、

『ちひろさん』では、夜の世界で孤独に闘ってきたちひろがその体を休める生活が描かれていました。

一見すると内容がダークヒューマンなものからハートウォーミングなものとなり、

全く違うカテゴリーの作品にも思えるが、

主人公であるちひろが主張する言葉や行動は何一つ変わっていないのです!

ただ変わったのはちひろが関わる人とその生活環境だけです。

回りの背景が変わっただけでちひろ自身は何一つ変わっていない。

ただ、唯一彼女が変わったことと言えば少し心のOFFスイッチ時間が多くなったことくらい。

風俗店からお弁当屋へと職場が変わっても”ちひろ”という源氏名を名乗り、

堂々と自分が風俗嬢であったことを隠さず、

しかもそのことを派手にアピールするわけでなく、ごく自然に会話の中に溶かし込んでゆくのです。

一般の人が風俗嬢という職業にどういう偏見を抱いているのかをちゃんと認識したうえでの、

実にフラットで柔軟な対応力をみせる芯の強さがそこにある。

なので、ちひろと縁があった人はみな自分の周りにはいないタイプのちひろに興味を惹かれてゆくのです。

元風俗嬢という職業がある種のカリスマ性をちひろに与え、

彼女の発する言葉の一つ一つに重みを感じさせるのです。

正直、サイト主のまるしーは、ちひろという女性にすごく共感もするし、

大いに人としての魅力を感じはしますが、

「決して彼女とは深い友人関係になりたいとは思わない…。」

恐らくいろんな面であまり良くない影響を受けそうだし、厄介なことに巻き込まれそうだからです。

ちひろの過ごしてきた人生はあまりにも波乱万丈すぎて、

人生のほとんどを凡庸に過ごしてきたまるしーみたいな人間には刺激が強すぎるのです。

ちひろのように個性が際立っている女性を見るのはやはり漫画の中だけが良いのかもしれない。

だから、もし…ちひろがふらりとまるしーの暮らす町にやってきたら、

私はもの影から彼女を見てニヤニヤしているだけで終わるだろう。

なぜならば、もし彼女に話しかけられようモノなら今の特に面白くもない素晴らしい人生を変えられちゃいそうだから…(笑)

まるしーは決して面白くもない今の生活に満足している人間です…。


>>>『ちひろ』の前回シリーズの解説と感想はコチラ

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