著者:木元紀子
『ご恩返し、いたします』
1話の解説と感想です♪
女子高生の香苗とその母親が今まさに親子心中を図ろうとしている!
そんな絶望的な光景からスタートするこの物語のテーマは”恩返し”だ。
だとするならばそんな地獄の状況から死にかけの親子はどうやって地獄の淵から救い出されるのか?
貧困と親の介護と他人からの酷い悪意に疲れ果てた悲劇の女子高生・香苗が、
薄れゆく意識の中で聞いたあの運命を変えた電子音、
少女の携帯に届けられたそのメッセージの信じられない内容こそが、
親子の呪われた人生から脱出するための重要な糸口でした。
「とにかくヒロイン少女が可哀そう過ぎて泣けてくる!」
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ご恩返し、いたします【ネタバレ1話】限界少女の呪われた運命!
限界少女の呪われた運命
その日、女子高生の皆本香苗(みなもとかなえ)と病気で寝たきりの母親は、
自宅の一室でまさに今から”親子心中”をしようとしている真っ最中でした。
なぜそんなことになったのか?
もちろんその理由は人生に絶望したからに他ならない。
数々の不運にさらされて生きることにほとほと疲れ果た限界少女の呪われた運命とは、
それはそれは目を覆いたくなるほどの残酷かつ悲惨なものでした(汗)
香苗が高校入学と同時に母親が病に倒れ、学校へ通いながら、
家の中のいっさいの家事と母親の介護に追われながら三重苦の生活を送ってました。
精神も肉体もギリギリの状態でなんとか踏ん張っていたのです。
だけどそんなある日のことです。
父親がリストラの憂き目にあって今度は経済的な危機も訪れたのです(汗)
それでなくとも非正規雇用で働いてきた父親の給料は微々たるもので、
これまでも生活するにはギリギリの経済状態だったのにこれで四重苦の生活になる。
これからどうやって寝たきりの母親の面倒をみながら暮らしていけばいいのか?
香苗がこの先に待ち受ける絶望的な状況に悲観していたその矢先に、
ある日、トツゼン父親が「すまん」という書置きだけを残して蒸発してしまうのです(汗)
えっ…!?
ウソでしょ?
完全にこれで家の収入減を絶たれた形の香苗は目の前が真っ暗になりました。
もっと残酷な地獄
父親が蒸発したことで一家の収入は途絶え、家に残っていたお金もすぐに底をつきました。
このまま寝たきりの母親とどうやって生きて行けばいいのか途方に暮れる香苗。
すでに彼女と母親は何日も食事をとっていないのです。
このままでは普通に餓死して二人とも死んでしまう(汗)
そんな時です。
日頃から香苗のことを心配してくれていた担任の藤田先生から香苗の携帯に連絡が入ります。
今回も学校で様子がおかしかった香苗を心配して電話をかけてくれたのです。
「もし何か心配事があるんだったら、先生まだ学校にいるから相談に乗るよ」
藤田先生のそんな言葉を聞い香苗は地獄で仏さまに会ったような嬉しい気持ちでした。
{先生に相談すれば何とかなるかもしれない!}
香苗は藁にもすがる思いで藤田先生が待っている学校へ向かいました。
しかし…
学校で香苗を待っていたのは今の地獄よりももっと残酷な地獄でした(汗)
なんと…
担任教師の藤田の正体はとんでもない”悪魔”だったのです。
彼は自分の仲間たちと共に香苗を凌辱しようと手ぐすね引いて待っていたわけです。
このあと…
なんだかんだあって香苗はまだ僅かに残っていた生きる希望をすべて失い、
失意と絶望の中で咽び泣く母親とともに親子心中を図ろうとするのです。
香苗の短い人生はここで終わってしまうのか…?
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1話の感想
著者の木元先生の作品では『ブスが7億円もらったらシリーズ』がもっとも大好きで、
今回ちょうど先生の最新作が『まんが王国』で先行配信されているのを見つけて、
そのキャッチーなタイトルと、どこか意味深な表紙の絵に惹かれて読み始めたのがこの作品との出会いでした。
この時タイミングよくまんが王国では1話無料のキャンペーン期間だったこともあり、
ラッキーな気持ちと共にワクワクしながら『ご恩返し、いたします』の1話を読み始めたのですが、
なんと…
本編の1ページ目を開いた瞬間から、とんでもない悲惨な光景が描かれていて、
「うわ~これは相当メンタルが削られそうな作品だな~(汗)」と思いつつもそのまま読み進めていました。
だけど読めば読むほどヒロインの香苗ちゃんの見るに堪えない度を超えた不幸エピソードが続き、
ついに32ページ目に入ったところで、さすがにこれ以上は辛すぎて読めないと思ってしまい、
一度は持っていたipadを閉じてしまったのです。
この日は出勤前の電車の中で読んでいたので、朝からあまりブルーな気持ちで職場に向かいたくなかったという理由もも大きかった。
{木元先生ごめんなさい。}
そう心の中で謝りながらこの時は仕事へと向かいました。
しかしです。
それから仕事を終えて家に帰り、一通りの家事を終えた就寝前のまったりとした時間になると、
どうしても続きが気になってきたのです!
途中で読むのをやめてしまった『ご恩返し、いたします』のその後が(汗)
朝の時点では心が苦しくなって目を背けてしまったけど、
「あのあと香苗ちゃんはどうなったんだろう…?」
藤田たちに最後まで乱暴されてしまったのだろうか?
いや待てよ…
よく考えてみると最初に見た本作の内容を紹介していたあらすじの部分では、
『金と権力にいとめをつけない壮大かつ華麗な恩返し』と書いてあったわけで、
ということは恐らく香苗ちゃん親子は恩返しをされる側の人間のはずだ。
サイト主のまるしーは香苗ちゃんが一番ドン底状態にあるシーンで読むのをやめていたのだろう。
きっとあそこから先の話で香苗ちゃんは恩返しする人物に救われるはずだ。
そう思ったまるしーは再び朝の時点からずっと電源を切っていたipadを起動されて、
止まったまんまになっていたあの32ページから読み進めました。
すると…
やはり想像した通りの香苗ちゃん親子に対するご恩返しがスタートしました。
そこからはもう一気に最新話の3話まで即買いして読破するどハマりっぷりです♪
あのまま香苗ちゃんが担任の藤田とその仲間たちに襲われているシーンで読むのをやめていたら、
香苗ちゃん家族の幸せそうな笑顔は見れなかったのです。
「危なかった(汗)」
全ての物語を読み終えたあとの感想は胸のすく感動的なヒューマンストリーだったわけです。
というわけで、まるしーからこのブログを読んで頂いているユーザー様に申し上げます。
本作の1話はかなりショッキングで悲惨な光景がほぼ全編に渡って描かれていますが、
しかし…
それはこの作品の3話に訪れる幸福で心温まる大どんでん返しの前フリだと思ってください。
どれほど目をそむけたくなるような悍ましい光景が繰り広げられたとしても、
ちゃんと香苗ちゃんと母親は救われますし報われます。
というかあの悲惨で惨たらしい1話のエピソードがあったからこそ、
香苗ちゃんシリーズ完結編の3話では、全身でスカッと感を味わえるエンディングに結び付くわけです。
なので、一度『ご恩返し、いたします』を読み始めた方は、どうか安心してまずは3話までお読みください。
そうすればスッキリとした気持ちで勉強したり仕事したり眠りに着いたり食事をしたりできますから。
「安心してください…生きてますよ♪」
安村さん風に・・・
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