著者:木元紀子
『ご恩返し、いたします』
7話の解説と感想です♪
いよいよ森尾円花への恩返しプロジェクトは今回で完結を迎えます。
森尾が発案したホテルレストランの新メニューは完成したのか?
そして…不幸にも引きこもり状態から抜け出せない息子・徹のその後は…?
さらに…
その透のことを救済するしないで揉めていたユキとハルの姉妹ですが、
一体なぜユキは徹への救済は考えていないとハルに言い放ったのか…?
この7話でそんな様々な問題ごとが全て解決していきます♪
「森尾からようやくハルの父親に関する有力な情報を聞き出したユキですが…」
6話の解説と感想はコチラ♪
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もくじ
ご恩返し、いたします【ネタバレ7話】人生逆転の塩クロワッサン!
自分の意思と決断
HANAOコーポレーションが経営するホテルレストランの新メニュー開発チームに所属した森尾は、
まるで水を得た魚のごとくパンの研究に没頭していました。
そんな森尾の姿がついに引きこもりになっていた息子・徹の心をつき動かしたのです!
彼は母親が夢に向かって必死に努力している姿を間近で見ることによって、
自分もまた一から頑張ってみようと新たな就職先を探し始めていました。
徹はまだ若いんだからやる気にさえなればどんなお店にだって就職できる。
森尾親子の様子を陰から見守っていたハルは、
この時にようやくユキが徹に手を差し伸べるつもりはないと言った態度の意味が分かったのです。
ユキは徹が自分の意思と決断で立ち直ることが大切だと考えていたからあえて徹への救済措置を行わなかったのです。
実際に彼は立派な母親の背中を見ることで、ちゃんと前を向いて歩き出すことができました。
これで親子の問題は解決です。
さて…
次は森尾円花の”新メニュー作り”の結果がどうなったのかです。
その日、森尾の発案で開発された新メニューの試食会に挑むか森尾の姿がありました。
緊張と不安に耐えながら森尾は居並ぶ会社の上層部たちの前に新メニューのパンを並べて行きます。
人生逆転の塩クロワッサン!
森尾が”塩クロワッサン”と名付けた試作品を食べた審査員の反応はかなりイイ感じでした♪
中でも森尾の立っている一から一番遠くの席に座っていた女性の反応がすごく良くて、
「すごくいいですね。」と、賛辞の言葉を口に出してくれました。
森尾がその声のする女性の顔を窺うとハッとした表情を浮かべます(汗)
なんと…
その人物はHANAOグループの代表であり、過去に森尾がパンを与えたあのユキちゃんなのです!
「えっ…!? ユキちゃん?」
まさかユキがHANAOグループの総帥だったなんて知らなかった森尾はパニックです!
だがこのあと、改めてユキと森尾はゆっくりと話す時間を持って、
ユキから森尾に対して、本来の目標であった”自分の店を持”つという夢に協力する準備があることを伝えられる森尾。
”人生逆転の塩クロワッサン”は、いつかオープンする森尾のお店の目玉商品になっている事でしょう。
これで森尾円香に対する恩返し計画はハッピーエンドの形で幕を閉じましたが、
ユキは前回の良枝の時と同様に、森尾にハルの父親に関する情報を尋ねました。
すると…森尾のおぼろげな記憶の中から、広石(ひろいし)という公務員の男性の名前が出てきたのです!
その名前を聞いた瞬間…ユキの脳裏にも少女時代のある光景が蘇りました。
確かに広石ならハルの父親である可能性は十分にある。
後日…さっそくユキは今も役所で働いていた広石のもとを訪ねてゆくのですが・・・
次回から新展開がスタートします♪
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7話の感想
森尾から聞いたハルの父親に関する情報をもとにユキが導き出した広石という公務員の男性ですが、
サイト主のまるしーは直感的に彼はハルの父親ではないと感じました。
その理由としては、恐らく当時から広石は生活福祉課の職員であり、
ユキの母親は役所でなんらかの救済措置を受けていたのではないでしょうか?
母親が生活保護の受給者だったら風俗店で働くのは違法ですから、
役所から生活物資の支援みたいなものを受けていたのかもしれない。
たまたま母親を担当した広石が親切で優しいイケメン男性だったので、
当時の母親が彼に一方的な好意を抱いていたという可能性が高いと思います。
それに…ハルの顔には広石が父親だと連想させる面影は特に感じないし、
オマケに広石はメガネもかけていない(汗)
ハッキリ言ってしまえば、ハルと広石の顔は似ても似つかないのです!
もし…広石がハルの父親だったらすんなりと骨髄移植に協力してもらえるんだろうけど・・・
あと…
7話のラストページでついにその姿が明らかになったユキとハルの母親らしき女性ですが、
「あのバケモノみたいなキモすぎる女が二人の母親なのだろうか?」
だとすると完全にユキとハルの姉妹は、父親方のDNAを受け継いでいることになりますね。
顔のどの部分をとってもあのブサイクな女性と二人はまったく似ていません…(汗)
それに…数年ぶりにユキと再会した際の広石の反応が、
ハルの父親を感じさせるリアクションではありませんでした。
明らかに昔自分が役所の人間として関わった家庭の子供と接するような態度でした。
よって恐らく広石はハルの父親ではないとまるしーは思っています。
ただ…ユキとハルは当時この親切そうな広石にかなり世話になっているようなので、
今回の恩返しの対象にはなるのかもしれませんね。
どうやら今の広石は家庭に大きな問題を抱えていそうですし、
ユキが広石に恩返しをしていく中で、また新たなハルの父親に関する情報が手に入る可能性だってある。
それにしても初めて登場したユキとハルの母親らしき女性は、かなりパンチの効いた人物でした(汗)
「やっぱり母親なのかな~?」
もし彼女が本当に二人の母親なんだったら、ほんと見た目も中身も最低なクズ親だったという事になりますね。
あともう一つ今回の内容で気になったのは、
1話からずっとユキとハルと行動を共にしているオネイ系の男性ですね。
まだこの物語の中では名前が出てきてない人物なのに、どうも姉妹との関係性には深いものがありそうです。
そして今回ハルがそのオネエ系の男性に対して毒づいた際のセリフが気になるのです。
「相変わらず女装するとあの女そっくりね!」とか、
「見てたらムカムカしてきたわ。」とか、
ハルの言っている”あの女”とはいったい誰の事を指しているのか?
恐らくはオネエ系男子の母親の事だと思うのですが、
いかにもその人物を憎んでいるようなハルの口ぶりでした。
となると…彼の母親と姉妹との間にどんな因果関係があるのか?
まだまだ明らかになっていない伏線的な人間関係が存在しますね。
とりあえず今回のお話で森尾円花に対する恩返し計画は全て完了したので、
そのことに関してはめでたしめでたしです♪
息子の徹もユキが期待した通りに自分の力で立ち直ってくれましたし、
森尾は再び自分の店を持つ夢に向かって歩き出しました。
あとは逮捕された元夫が出所してきた際に、また森尾親子の前に現れなければいいのですが、
その時はもう徹も妹も立派な大人になっているから大丈夫かな。
今回もまたハッピーエンドな結末でスッキリした恩返しでした♪
さて…次のターゲットはやっぱり広石さんかな…?
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