著者:木元紀子
『ご恩返し、いたします』
11話の解説と感想です♪
今回からハルが主導する形の今までにない試みが開始されます。
どういう経緯でそうなったかは今のところ不明ですが、
何も無い真っ白な広い空間を用意したハルは、
自分以外に中学時代の友人二人を閉じ込めました。
なぜハルはその二人を選んでこの謎めいた白い空間へ連れてきたのか…?
理由はその友人二人のどちらかがハルにとっての大切な”恩人”で、
もう一人がハルを傷つけた”裏切り者”だからです。
そう…今回の計画でハルはその見極めをしよういうわけです。
これは今までにない面白そうな心理的ミステリー企画になりそうだ…。
「ハルの中学時代が今の彼女からは想像しずらいパワー女子だったことにかなり驚きました…(汗)」
10話の解説と感想はコチラ♪
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ご恩返し、いたします【ネタバレ11話】ハルの恩人と裏切り者!
ハルの恩人と裏切り者
10話の後半から突如としてスタートしたハルが主導で始まった新たな恩返し…?プロジェクト!
どういった経緯でそうなったのかはまだ不明なのですが、
ある日トツゼン四方を白い壁て覆われた何もない広い空間に、
ハルとハルと中学時代の親友だった桂木 舞と仲里さくらの二人が閉じ込められている光景から今回のプロジェクトが始まります。
どうしてハルがこのようなミステリー趣向な試みを実施したかというと、
彼女の中で二人のどちらか一方が自分の”恩人”で、もう一人が”裏切り者”だと考えており、
それをハッキリと特定するために、何もない白い空間を用意してこの【恩人or裏切り者見極め計画】を実行したわけです。
例の如くなんらかの大掛かりな方法で眠っている間にその空間に移動させられていたさくらと舞が目を覚ました時、
10年ぶりにハルと再会した元親友の二人は気まずい表情を見せていました。
二人ともハルに何か後ろめたい思いがある感じがする。
その後ちょっとした中学時代の思い出をぎこちなく語り合う3人。
そこから場面は中学時代に過ごした3人の光景が描かれていきます。
さぁ~ここからハルの恩人と裏切り者を見極める心理ゲームがスタートします。
初めてできた親友
中学時代に全く異なる理由で”ぼっち”な学校生活を送っていた3人は、
ある日、ハルの働きかけで仲良し3人組となります。
ハルにとってさくらと舞は初めてできた親友でした。
しばらくの間、3人は何をするにも一緒で、楽しい日々を過ごしていたのですが、
そのな日常がある日を境にして大きく変化してしまいます。
というかすっかり崩壊してしまう…(汗)
その原因はクラス一の優等生であるさくらの母親が亡くなったことがきっかけだったのですが、
まさかあんな凄惨な大事件が起きてしまうとは…(汗)
普段からかなり強烈な教育ママだったさくらの母親は、
勉強に支障が出るからという理由でさくらを修学旅行にも行かせない徹底した教育ママぶりを発揮しており、
そのせいでさくらはハルと舞と一緒にいるところを見つかると母親からこっ酷く叱られていたのです…(汗)
「施設育ちの人間や貧乏人となんかと一緒にいるなんて…!」
かなり偏見に満ち溢れたさくらママの口から飛び出す暴言に対して、
当時すごく勝ち気で腕白だったハルは、正面きってさくらのママに反論してぶつかっていました。
さくらママには激しく反対されていたものの、学校ではその関係は変わることなく仲良くしていた3人だったのです。
それなのに・・・
今回の11話では、中学時代の3人がどういう経緯で仲良しになり、
三者三様に抱えている生活的な背景や、なぜクラスでぼっちになっていたのかが分かるよう描かれています。
そこから後半の”衝撃事件”へと物語が繋がっていくわけですが、
今の時点ではどっちが恩人でどっちが裏切り者なのかはまったく分からない状況です…。
次回のお話で恐らくハルはとんでもないピンチに晒されると予想しております。
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11話の感想
なんか面白そうだな~と思いながら読み進めると、
ラストページに描かれたショッキングな光景に思わず絶句してしまいました…(汗)
ハルがやろうとしている恩人と裏切り者を見極めるというテーマが、
ちょっとしたミステリー感覚の心理ゲーム的なお話になるのかと思いきや、
ふたを開けてみたらサスペンスな要素が入った闇深い人間関係のドロドロが予想される展開になってた…(汗)
どうなっていくんだろう…?
まず状況を整理すると、ハルには中学時代に仲里さくらと桂木舞という同じクラスメイトの親友がいて、
さくらは教育ママを持つ厳しい家庭の生徒で、舞は兄弟の多い貧乏な家庭の生徒だったということ。
さくらは勉強に支障が出るからという理由で修学旅行にも行かせてもらえない行き過ぎた教育ママをもつ犠牲者であり、
舞は経済的に貧しい家庭の子供だった故に学校では時折りイジメに遭う辛い日常を過ごす底辺代表。
施設育ちのデブスでぼっちなハルと、優等生だけど家庭がヤバいさくらと、家が子だくさん貧乏でイジメられっ子の舞。
全く異なるキャラと境遇にあるこの3人がつるむようになったのは、ハルが接着剤の役割を果たしたからだ。
かくして本来は結びつくことのない3人の少女が親友になった。
そこからハルの恩人なった人物と裏切り者になった人物が生まれた。
そんなところです。
話は少し逸れますが、これまでの恩返しプロジェクトでも、
たまにハルが感情をむき出しにして怒りを露わにしている光景が見受けられましたが、
中学時代のハルを見てなんとなく納得がいきました…(笑)
「あれが素のハルだったんだ!」
ルックスだけ見てるといかにも温和そうで人に暴言など吐くキャラには見えませんが、
中学時代からすでに活発で腕白なイケイケ少女だったんですね(笑)
当時のハルには施設で生活しているという子供の独特な暗さや卑屈さはまったくなく、
彼女が堂々と自分の意見をハッキリ主張できる性格になれたのは、
よほどハルを迎え入れてくれた施設の職員や環境がよかったからでしょう。
なによりその部分に少し感動してしまいました。
作中でハルが、{私より大変な子がいるんだ…}とさくらと舞の境遇に戸惑っているシーンがありましたが、
施設暮らしのハルが自分の生活環境の方が恵まれているという感覚を覚えるほど、
当時の彼女は衣食住に心配ない生活をしていたことが分かります。
そんなハルが初めてできた親友二人と、ある事件がきっかけで疎遠になり、
今その二人を恩人か裏切り者かを色分けしようとしている。
これが11話を読んだまとめの感想です。
同じ時期にさくらと舞が転校するという出来事もハルにとってはショッキングな出来事で、
もちろんその原因はさくらの母親が亡くなったことに起因しているのでしょうが、
一体あのあとどんなことが起こったのか…?
今の段階ではなんとも想像つきません…(汗)
ただ…10年ぶりにハルと再会したさくらと舞は、どちらも気まずそうな表情を浮かべていたのです。
ハルのいう一方が恩人でもう一方が裏切り者だとするならば、
恩人の方は、なんとか頑張ってはみたもののハルを助けられなかったという後悔からくる気まずさで、
裏切り者の方はそのまま自分がしたことからの気まずさが出たという事だろうか?
現時点ではまったくどちらが恩人で裏切り者かは区別がつかない。
どこかに正解へつながるヒントがないかと読み込んでみましたが結局見つけられませんでした…(汗)
さくらと舞のどちらも当時のハルには感謝しているようでしたし、
さくらと舞のどちらもメンタルが弱い少女でした。
だからどちらも恩人にもなりえるし裏切り者にもなりえるわけで、
こうなるとあとは根拠のない予想をするしかありませんね。
ベテラン主婦であるサイト主のまるしーが女の勘を頼りにするならば、
「恩人は舞で、裏切り者はさくら。」
なんとなくですけど、母親から解放されたさくらのキャラが変わってしまったという理由です…。
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