満たされない毎日の中で色褪せてゆく夫への愛情。
私たちが築いた家はただの箱庭だった…。
著者：上田俊衣
『箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ～』
私は愛する男性と理想的な結婚をしたと思った。
なのに…
まさかたった3年でその理想が間違いだったと気づかされるなんて！
新築の庭付き一戸建てのマイホームからスタートした誰もが羨む新婚生活は、
日を追うごとに妻を夢から覚めさせてゆく。
｛違う…そうじゃない！｝
恐らく私は家庭に向かない男と結婚してしまったんだ。
でも…
今さら気づいたところですでに手遅れである。
もうそこまで地獄の展開が近づいて来ている。
夫の後輩夫婦を巻き込んだドロ沼の不倫愛憎劇がスタートします。
「1話から夫へのムカつき度合いがハンパなくて、他人でも見ているだけで殺意を覚えます（汗）」
もくじ
『箱庭夫婦 』の見どころ
サイト主のまるしーが今マストで利用しているコミックシーモアから、
すごく嬉しい不倫系のドロドロ愛憎劇がリリースされました♪
本作のレーベルは『シーモア×コイパレ』なので、コミックシーモアでの先行配信作品となります。
気になるタイトルが『箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ』という題名で、
いかにも夫婦間の拗れや歪みのいざこざが描かれていそうだなタイトルだと思いませんか？
実際は想像したストーリーよりもっとすごかったです（笑）
不倫系の不道徳な沼落ち系ストーリーがお好みの方にはかなりお勧めな作品で、
しかも…
著者が現在『ニセ真面目女子はすみ』がヒット中の上田俊衣 先生なのです！
上田先生と言えば『囚ワレノ薔薇』も決して忘れてはいけない名作だ♪
上の二作品はすごく気に入りの漫画です。
今回紹介する『箱庭夫婦 』はそんなまるしーが大ファンの上田先生が手がけたの最新の連載作品なので、
ほぼ作者買いのテンションで一気に最新話まで課金してソク読みさせて頂きましたが、
「やっぱり想像していた通りに最悪で最高の面白さです♪」
こういう不道徳極まりないで背徳的なしょっぱいストーリーにはゾクゾクしちゃいます（笑）
『ニセ真面目女子はすみ』のサイコパスで危ない女性を描いたストーリーももちろん大好きで面白いですが、
こういう正統派な夫婦のドロドロ愛憎劇もまた違った味わがあって非常に楽しい♪
やっぱり上田先生の作品は個人的に大好きだな～！
そこで…
今回紹介する『箱庭夫婦』の見どころですが、
それは「これぞ上田ワールド！」というエグくてカオスなドロ沼設定です！
特に夫である洋（よう）の傍若無人なキャラが非常に良い味を出していて、
その振る舞いはまるで地球は自分のために回っているかのごとくやりたい放題だ！
ここまでクズ夫だとさすがに腹が立つというより、見ていてちょっと笑えてきます。
あとは主人公の妻・麻衣子（まいこ）がどこまでの行動に出ていくか？
それに夫の不倫相手・美羽（みう）の悪魔キャラもすごく良い♪
とにかく1話から怒涛のハードかつスリリングな非常識展開で興奮度は爆上がりでございます。
「こういうドロドロ愛憎劇が見たかった♪」
この作品はまさにまるしーの大好物な腹の底からムカムカする不倫系ドロ沼劇場だ。
そういうのが好きな人は是非！
きっと読んだらハマります。
『箱庭夫婦 』の立ち読み♪
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箱庭夫婦【ネタバレ全話】とにかくカオスでヤバい不倫愛憎劇だ！
すぐにお目当てのお話まで飛びたい方はコチラからダイレクトにどうぞ～♪
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
| 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
↓↓↓ココからは各話の簡単なあらすじと詳しい内容を解説したページへのご案内です♪
1話：理想的な結婚生活
主人公の妻・山内麻衣子（やまうちまいこ）は、
夫・洋（よう）と結婚してすぐに庭付き一戸建てのマイホームを購入し、
まさに理想的な結婚生活をスタートさせましたが、
それから3年後、まったく描いていた幸せな毎日とは異なる日々に不満を感じていました。
イケメンで爽やかな頼れる夫だった洋は、ただの無計画で自分勝手なクズ夫であり、
今では洋と結婚したことを後悔する夫婦生活を過ごしているのです。
この夫から妻に対する愛情や思いやりはほとんど無く、
ただ理想的な夫婦の形を作ってそれに満足している外ズラが良いだけの欠陥夫だった。
最近では自分が夫から”飼い殺し”にされているような感覚に陥っている麻衣子ですが、
そんな中である事件が起こります！
それは…
麻衣子がメールで断ったにも関わらず、洋が大学時代の後輩たち数人を家に連れて来た時の事です。
その後輩の中のひとり、松宮浩之（まつみやひろゆき）から危うく唇を奪われそうになるのです（汗）
なんて危険な奴だ！
2話：傍若無人な振る舞い
勝手に夫の洋が後輩たちを家に招いた夜はホント散々だった！
洋はまるで地球は自分のために回っているとでも思っているかのごとく、
傍若無人な振る舞いがここ最近特に目立ちます。
麻衣子は自宅で翻訳の仕事をしており、夫婦共働きの収入で家計をやりくりしているが、
決してその台所事情に余裕はない状況で、
それなのに好き放題に浪費する洋は次に自家用車まで買おうとしているのです。
麻衣子としてはそろそろ子作りを始めたいと思っていたのに…（汗）
そんなある日のこと、麻衣子が子だくさんの友人・広美（ひろみ）と、
いつものように公園で夫の愚痴を言い合って盛り上がっていました。
その後…
麻衣子がちょうど一人になったタイミングで幼い女の子を連れた若いママさんが麻衣子に話しかけてきました。
その時は気さくに応じた麻衣子でしたが、そのママさんこそが、
これから麻衣子に地獄を見せようと企んでいる”悪魔”のような存在だったわけです（汗）
でも…麻衣子はそのことをまだ知らない。
さらにこの後、麻衣子の唇を奪おうとしたあの松宮が、再び麻衣子の前に姿を現わします。
えっ…なんで…？
3話：愛憎劇の幕開け
麻衣子へ執拗に言い寄って来た松宮の妻が、
公園で声をかけてきた子連れの若いママさんだと知って怒りが込み上げてくる麻衣子。
奥さんとまだ幼い子供までいるのに…
｛なんて最低な浮気男だ！｝
麻衣子が松宮に憤りを感じていたところに洋からとんでもない報告が入った！
なんと…
麻衣子がムカついている松宮の夫妻を家に招くというのです。
えっ…!?
どういうつもりなの？
もちろん麻衣子は夫がまさか松宮の妻と”不倫関係”にあることなど知らないから、
めちゃくちゃ松宮夫妻の招待に不満を持っています。
しかし…
このあと麻衣子の松宮に対する怒りの矛先が夫に向かうことになります。
松宮の妻がこれまたなかなかの”悪女”でございました（汗）
さぁ～いよいよドロドロな愛憎劇の幕開けだ♪
4話：激しい怒りと憎悪
なんと…
女性にだらしなくて浮気をしていたのは浩之ではなくて夫の洋だった！
しかもその相手は松宮の妻・美羽（みう）だったのです（汗）
夫から裏切られていたことにショックで目の前が真っ暗になってしまった麻衣子は、
このあと松宮から一緒にお互いの配偶に”復讐”しようと持ち掛けられますが、
松宮から放たれている激しい怒りと憎悪が入り混じった絶望感を目の当たりにして、
咄嗟に恐怖を感じて自分は復讐したいとは思えないと松宮の提案を撥ねつけてしまうのです。
しかし…
麻衣子はこの数分後、松宮からの申し出を断ったことを後悔する。
5話：洋の悍ましい生態
洋の見苦しい言い訳を散々聞かされた麻衣子は一転して”復讐心”に火が付き、
その後は松宮と協力して美羽と洋へ復讐することを誓いました。
そのためにまず洋が妻を裏切っている実態を自分の目で確かめたいと思った麻衣子は、
自宅に監視カメラを仕掛けて、ニセの出張に出ることにして洋を泳がせることにしました。
すると…
とんでもない”洋の悍ましい生態”が次々と明らかになっていくのです（汗）
もしろん浮気相手の美羽とは自宅で情事を楽しみ、その後は松宮とキャバクラで楽しんだ後に、
その店のキャバ嬢とラブホテルにしけ込む始末で・・・
6話：復讐の鬼へと覚醒
親友だと思っていた広美には裏切られ、
夫の洋はもはや裏切りの域を超えた傍若無人な振る舞い。
全てを知ることによってようやく自分の惨めな立ち位置を思い知った麻衣子は、
ついに復讐の鬼へと覚醒します。
麻衣子はまだイマイチ復讐心に火がついていない浩之にもハッパをかけて、
これから洋と美羽と闘うための十分な気力と体力を養うよう促し、自らも自分を鼓舞しました。
まず…麻衣子が洋へ復讐するために行なった下準備は、
夫に金で取り込まれて麻衣子を裏切っていた広美を自分の側へ引き戻すことでした。
麻衣子がそのことを広美に追及すると、あっさりと広美は麻衣子に謝罪して寝返りました。
広美を圧倒的な圧でねじ伏せた麻衣子には、以前までのお人好しな”サレ妻”な彼女はどこにもいませんでした。
さぁ…これからだ！
7話：ハニートラップ計画
洋と同じ会社に勤める広美の夫に、洋が会社の経費を不正利用していることを匿名で通報させた麻衣子。
しかし…社内ではトップ営業マンとして上司からの信任が厚い洋は、
なんなくそのピンチを脱し、オマケに内部通報した人物が広美の夫であることにも気づき、
広美は逆に洋から通報を取り消すよう迫らせる始末でした。
だが…これで完全に広美が全面的に麻衣子の協力者となり、麻衣子は再び広美の夫に協力してもらって、
本来の目的であった洋への”ハニートラップ計画”を実行したのです。
まんまと麻衣子の仕掛けたワナにはまった洋は、
ついに会社からの信頼を一瞬にして失う大失態を演じてしまうのです…（汗）
これまでやりたい放題だった洋が、いよいよ地獄に堕ちる時がすごそこまでやって来た…。
8話：惨劇の誕生日パーティー
会社でついに悪行がバレて処分決定まで自宅謹慎を命じられた洋が家に帰ると、
麻衣子が洋の両親を自宅に招いてサプライズの”誕生日パーティ”を催していました。
もちろん全て麻衣子と浩之が計画した作戦であり、
やがて訪問日を間違えたふりをして浩之が美羽を連れて誕生日会に合流し、
洋にとっては辛すぎる地獄の時間を過ごすことになったわけです（汗）
洋の家族は一見すると絵に描いたような幸せ家族なのですが、その中で洋だけは不幸でした。
その理由は、両親の期待を全て叶えたパーフェクトな4歳年上の兄に対して激しいコンプレックスを抱いており、
何ひとつ兄に勝てない反動で今のようなクズ男になってしまったのです。
本来なら結婚願望などなかったであろう洋が麻衣子と結婚して人並みの家庭を築こうとしたのは、
なんとか自分も両親にとって”自慢の息子”になりたかったからだ。
しかし…そんな洋の思いは木っ端みじんに打ち砕かれることになる。
いよいよ怒号が飛び交う惨劇の誕生日パーティーが幕を開けました…。
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『箱庭夫婦』の感想まとめ
まずは絵に描いたような最低最悪のクズ夫・洋のキャラが秀逸ですね♪
ここまで醜悪な夫ですとムカつきや腹立たしさを通り越して、呆れて笑いが込み上げてきます。
「完全な離婚物件です！」
麻衣子の早い決断を願うばかりですが、どうも彼女にはまだその気はないようです（汗）
確かに結婚生活のスタートが庭付き一戸建てのマイホームからスタートしたら、
20代後半で手に入れた理想的な結婚生活と、その先にある幸せな家族の構図を夢に描き、
幸福のピークに酔いしれていたことでしょう。
さらに…
しばらくは子供をつくらず夫婦で新婚生活を楽しむ。
まさに世の中のほとんどの女性が望んでいるような理想的な新婚生活だ。
その頃の麻衣子が夢と希望に満ち溢れた毎日を過ごしていた様子が目に浮かんできます。
でも…
「理想と現実は全く違います。」
そのことをまざまざと見せつけられた麻衣子の3年間だったことでしょう（汗）
彼女は完全に結婚すべき相手を間違えてしまいました！
これはもう紛れもない事実だ。
どこかの調査会社が出した統計で、世の中の夫が浮気に走りやすい時期というデータを上げていましたが、
中でも一番大きな理由が”環境の変化”だと言っております。
これは結婚年数とはあまり関係ないらしく、
転職や引っ越し、部署移動などが主に代表的な環境変化の例であり、
その他には妻の妊娠というお決まりなパターンもあります。
あと…会社の飲み会やイベント、同窓会なんかも、いつもと違う環境なので、
新たな出会いや再会のドキドキなんかがあってついフラフラと道をはずす傾向があるようです。
まあ大体よくある話です。
考えてみればありとあらゆる場所に夫が浮気に走るトラップが転がっているわけです（汗）
そんな中で妻は常に目を光らせて夫のちょっとした変化に目を見張ってなければいけません。
それがリアルな結婚生活の実態だ（汗）
「気が休まる暇もない」
こんな現実を知ったら未婚の人たちは結婚に二の足を踏んでしまうだろうな～（汗）
決して不幸な夫婦ばかりじゃないので、希望だけは捨てないでください。
さて…話を本作の内容に戻すと、
麻衣子の夫・洋はどうも環境の変化が原因で浮気をしている感じではなさそうです。
さらに…
洋の後輩・浩之と美羽の子供がどうも怪しい！
あの幼い子供は洋と美羽の子供なんじゃないだろうか？
そうなるとまさに地獄の展開が待っているだろうな（汗）
いずれにしてもこの二組の夫婦でハードなカオス劇場が繰り広げられることは間違いない。
加えて美羽の”小悪魔キャラ”がこの作品の盛り上げに大きく貢献しています。
サイト主のまるしーは、間違いなくこの物語のキーパーソンとなるのは美羽だと思っている。
彼女から発せられているサイコパスなオーラがこの先の地獄展開をどう導いてゆくのか？
「彼女の一挙手一投足に目が離せません。」
これほど複雑怪奇でオドロオドロしい不倫愛憎劇をここ最近では読んでいなかったので、
久しぶりに鳥肌が立つほどの面白さに興奮しているまるしーでございます♪
「上田先生…やっぱり最高です♪」
無料試し読み
今、紹介した
『箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ～』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
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