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一日千秋(漫画)ネタバレ11話!全てが終わった後に…

茜(あかね)に妊娠中絶手術の日が決まった!

しかし・・・

手術当日の朝、ぴくりと感じた胎動の動きに、手術を躊躇する茜。

{ダメよ!私はあなたの愛し方を知らないの!}

まるで「殺さないで!」と…訴えかけてくるような胎児の動きに心の中で自問自答する茜。

悲しいかな母親の愛情をまったくもらえないで育った茜には、

たった一人で我が子を育ててゆく勇気も自信もなかったのだ・・・


全てが終わった後に…!

『一日千秋』

11話の解説と感想です♪

今回の内容は、すれ違う母娘の愛情が切ないエピソードです。

そして・・・

その主人公は前回に引き続き、ヒロイン・翔子の会社の後輩・(あかね)ちゃんです。

不倫してる男性から捨てられて、その男との間にできた子供を中絶することに決めた茜だったが、

いざ・・・

その中絶手術の日がやってくっると、思いがけない不思議な出来事に遭遇して・・・

11話の見どころ

11話見どころは、解り合えない母娘の悲しい愛憎劇を、ドラマチックに描いた心にグッと刺さる切ない人間模様ですね。

内容は、10話に引き続き翔子の会社の後輩・(あかね)の妊娠中絶エピソードなんですが、

その中に、子供を中絶する母親・茜の葛藤や、幼いころから愛情を一切もらえなかった母親との切ない親子愛が描かれています。

『不妊治療』がテーマとなっている『一日千秋』の中では、ちょっと切り口を変えた親子愛の悲しいエピソードでした。

ずっと母親のようにはなりたくないと憎んできた茜。

だけど・・・

今まで一度たりとも抱きしめてもらえなかった茜の母親に意外な一面があることが明らかになるのです。

しかし・・・

ひた隠しにしてきた母親の娘への愛情は、娘に悲しみをと後悔を与えただけだった・・・

複雑な母娘にできた感情のもつれは、一つの生まれ来る命を奪ってしまった。

 

もう少し早くその愛情を娘に示していたら?

もう少し早く自分の母親の思いに気づいていたら・・・?

 

取り返しのつかない日々を過ごしてしまった母娘の切なく悲しいエピソードが読者の涙を誘います。

女性が乗り越える妊娠・出産の陰には様々な人間ドラマが隠されているのです。

そして・・・

不倫して妊娠させた女に対して、

「子供を堕ろしてくれ!」

と…一方的に言い放つクズ男の人とは思えない悪の所業。

女はいつまで男に傷つけられ、使用されて生きていかなければいけないのか・・・?

生きてゆくのか?

そして、このご時世で、まだこんな感覚の男性がこの国に存在していることが日本人として恥ずかしい・・・


10話の解説と感想はコチラ♪
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一日千秋(漫画)ネタバレ11話!全てが終わった後に…

茜の中絶手術

茜の中絶手術の日が決まりました。

「あんたは私と同じ人生を歩む!」

母親の茜に対する暴言が彼女にその最終決断を促してしまったのだ。

 

{母親の愛情を知らない私はきっと、子供を愛する母親になんてなれない}

 

これが、最終的に茜が出した結論だ。

そして・・・

いよいよ茜の妊娠中絶手術の日がやってくる。

手術台へ向かう待合ベンチに座ってその時をまつ茜は、

「ねぇ…あんたはどうしたい?」

と…自分のお腹に手をあてて中の胎児に問いかけてみた。

するとその時・・・

わずかにピクッと反応した下腹部のかすかな動きを感じ取った茜。

{もしかして胎動?}

まるで、「殺さないで!」と訴えかけているかのようなお腹の反応に動揺を隠せない茜。

{ダメよ!}

{あなたは生まれてきたってきっと幸せになんかなれない}

{私はあなたを幸せになんかできない}

{だって私は・・・}

心の中で、胎児に中絶することの言い訳を続ける茜。

だが・・・

「舘林(茜の苗字)さん?」

という看護師の呼びかけを聞いて我に返った茜は、自分でも気づかないうちに手術台の上から逃げ出していたのだ・・・

 

その時、茜の心が決まった!

{例え父親がいなくとも、このお腹の子と二人で生きていけばいい}

そう自分の未来を描き出し、元気に笑っている赤ちゃんを抱いている自分を想像したところで、

ゆくっくりと茜は目を覚ました・・・

後半の展開

後半の展開は、茜の悲しくて切ないエピソードが描かれてゆきます。

手術台から逃げ出した茜は夢の中の茜だったのです。

茜の手術の付き添いに来ていた翔子が見守る中、目を覚ました茜は、

翔子から無事に中絶手術が終わったことを聞かされる。

{夢だったんだ・・・}

茜の中で一気に脱力感と後悔の念が襲ってきた。

様々な言葉で翔子は、中絶手術を終えた茜を元気づけようとするが、

今の茜にとっては誰の言葉も右から左へと通り過ぎてゆくだけ・・・

{終わったんだ・・・}

中絶したにもかかわらず、茜の乳房は母乳を出す準備をしている自分の体の反応に涙する茜。

{もう…子供はいないのに…}

 

そんな悲しみに暮れる茜がふとスマホのメッセージを確認していると。

茜の銀行口座に入金があったとする通知が届いていた。

不倫相手の男からの中絶費用。

すぐに茜はそう思った。

しかし・・・

振り込まれたその金額と、入金した人物の名前を見て茜は衝撃を受ける!

なんと・・・

3298730円もの大金が茜の口座に振り込まれ、

そして、その金額を振り込んできたのは、今までずっと茜からお金を搾り取ってきた母親だったのだ。

「ママ・・・?」

「一体どういうこと?」

ココから、茜の母親の知られざる娘への思いが明らかになってゆく・・・

 

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11話の感想

ここへ来て茜ちゃんの母親がとんでもない行動を起こしてしまった。

歪んだ娘への愛情が最悪な方向に作用してしまった形だ。

確かに人生はやり直しがきかないし、子育てに正解のマニュアルなんて存在しない。

だけど・・・

茜の母親が注いできた娘への愛情の示し方は、母娘どちらも幸せにしないはずだ。

母親としては、男に依存して間違った人生を歩んできた自分の過去を反省して、

なにがなんでも自分と同じ道を娘には歩かせまいとして選択した方法だったんだろうけど、

結果…

今、娘はその母親よりも不幸な人生を歩き続けているのだ。

そして、そんな娘の呪われた運命を変える簡単な方法は、我が子を愛情もって抱きしめるだけでよかった。

「愛してるよ」

「生まれてきてありがとう」

と…そう茜の目を見て言ってあげるだけでよかったのだ。

もし、母親からそんな言葉をもらえていたら、茜は不倫に走ったり、お腹の子供を中絶することもなかったのではないか?

サイト主のまるしーはどう思えてしかたないのです。

悲しい母娘のすれ違い。

子を思わない親がいないとはまったく思わないけれど、

せっかく子供への深い愛情を持っているのに、それをうまく表現できない茜の母親がもどかしい。

だから・・・

3298730円という母親が茜に贈った大金がすごくむなしく思える。

母親の愛情は先にお金ではない。

愛情があってのお金なんです。

今回のエピソードを読んで、茜の母親の愛情に感動する読者もいると思いますが、

まるしーはなんとも後味の悪い母娘関係をみた気持ちでいっぱいです。

 

親子って複雑ですごく難解で、とても大切な存在だけど煩わしい相手なんです。

あまり親子関係がうまくいってないまるしーだけに、他人には分からない親子の確執はなんとなく解る。

家族なんて・・・

無駄に一緒に過ごした時間が長いからそのわだかまりや恨みの質量がハンパないんです。

リアルな話。

 

>>>『一日千秋』12話の解説と感想はコチラ♪

 

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