著者：一城れもん
『実は私、溺愛されてました！？～最低彼氏から最強彼氏へ～』
12話の解説と感想です♪
やっと待ち望んだラブラブな同棲生活が始まったばかりなのに…！
なんだか真白の恨み言が聞こえてきそうだ…（汗）
1ヶ月間という今の二人にとって長すぎる離れ離れな期間が、
皐月と真白の関係にどんな変化をもたらしてしまうのか…？
しかも…
皐月が本社でその間ともに研修を受けるのは、
あの距離感が近すぎるコミュニケーションモンスターの辻くんなのです！
あぁ～真白はいつになったら皐月と落ち着いて愛を育めるのやら…（汗）
「ツイてなさ過ぎる真白が不憫でしょうがないよ…。」
11話の解説と感想はコチラです♪
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実は私、溺愛されてました！？ 【ネタバレ12話】本社研修は危険な予感！
本社出張
なんと…
皐月がトツゼンこの日に上司から打診されたのは、一ヶ月間の”本社出張”でした。
その理由はこのたび会社で新たな経理システムの導入が決定したらしく、
その導入サポートチームのサポートメンバーの一員として、
以前から会社にクラウド会計ソフトの導入を提案していた皐月にお声がかかったというわけです。
自らが提案していた業務改革案が実現したわけですから、
皐月からすると積極的に応じないわけにはいかないですし、
もちろん真白との事は少し気になったが、前向きな気持ちで了承したわけです。
ただ…皐月の会社からはもう一人、営業の辻くんが参加することになっているのです。
そう…
あの誰にでも距離が近すぎる明るくて人懐っこい人気者の辻だ。
ちょっと不安…？
その夜…皐月から一ヶ月間に及ぶ本社出張の話を報告された真白は一瞬ショックで言葉を失います（汗）
そりゃそうだ！
ずっと念願だった皐月と同棲生活がスタートしてまだ幾日も経っていない段階で、
皐月とまる一ヶ月も離れ離れの生活を送らなければならないのです（汗）
立場上はまちがっても皐月に行かないでとは言えないが、
一緒に本社へ出張に行く人間が辻くんだと知ると、真白の表情はさらに曇りました。
本音を言えば絶対に皐月を行かせたくはない。
とりあえず辻には十分に気を付けてとしか言いようがない真白の歯がゆさが前面に出ていました。
本社研修は危険な予感！
ついに皐月の一ヶ月に渡る本社出張がスタートしました。
相変わらず距離感の近い辻は、いつもと変わらない様子で皐月とともに研修を受けている。
常に元気で明るい辻に普段と同じく少し引き気味に接する皐月がいた。
無事に本社研修の初日を終えた皐月の携帯には、真白から”寂しい”を表現したスタンプが届く。
｛可愛い…♪｝
真白から送られてきたスタンプを見て思わずニヤけ表情になる皐月は、
自分がいなくて寂しがっている真白が愛おしくなって思わず彼に直電をかけ、
「私も寂しいよ。」と直接その気持ちを真白に伝えるのです。
すると…思わぬ皐月からの直電に感動しちゃう真白。
恋人同士の甘い会話だ♪
それから何事もなく順調に研修期間を過ごした皐月は、
ようやく本社出張に来てから初めての週末を迎えることになりました。
｛明日はやっと休みだ～♪｝
慣れない環境での疲れがたまった身体を休められると少しホッとしています。
そんな時です。
これまで皐月に対しては特に目立って行動を起こしてこなかったあの人物が、
ついに行動を起こしたのです。
もちろん誰だか分かりますよね…？
そう…真白が最も危険視していたあのコミュニケーションモンスターでございます。
本社研修は危険な予感！
皐月…危うしうです。
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12話の感想
やっぱり辻くんは皐月に”アプローチ”をしかけてきましたね！
本社で共に研修を受ける相手が辻くんと分かった時点で、
こういう状況になることは十分に想像していましたけど、
普段は軽い会話だけで収めておいて、休日前にサラッとデートに誘うところが彼の上手い所だ。
いつもガツガツしていないところにあまり警戒心を持たれない要素があり、
立ち回りとすれば自然で下心が見えにくいスマートさがある。
もしかしたら辻くんは敢えて「デート」という刺激的な表現を使ってはいるけど、
実際は仕事に関することで有益な場所に皐月を誘おうとしているのかもしれません。
こういうところも彼が恋愛上級者だと感じさせるテクニックが垣間見れます。
最初にちょっとオーバーな表現をして、皐月の反応を確かめた後に、
そのリアクションを見て戦略を変えていくパターンかもしれない。
いずれにしてもすごく自然で巧妙な接近の仕方だ。
ただ…皐月も本社出張にやって来て初めてとれる休息日です。
気が張って疲れが溜まっているだろうし、そこはちゃんと断ると思うし、
できることなら今回の週末は真白と一緒に過ごしてあげて欲しいな～
もしお金も時間もかかってそれが大変ならば、
一日中リモートで真白と繋がってタップリとコミュニケーションをとって欲しい所ですが、
果たして皐月はどんな休日の過ごしかたを選択するのか…？
皐月から1ヶ月の本社出張を聞かされた際の真白はかなりショックを受けた反応でしたもんね（汗）
それはもう気持ちが分りすぎるくらい分かりますよ。
せっかく皐月と念願だったラブラブな同棲生活がスタートしたのに、
まだ数日も一緒に暮らしていないタイミングで1ヶ月も離れ離れなって、
しかも…
皐月と一緒に本社へ行く人間があの辻くんですよ。
本音を言えば絶対に行かないで欲しいと言いたいところだろうけど、
真白の立場でそんなこと皐月には口が裂けても言えません（汗）
なので…
「真白くんが不憫でしょうがないよ。」
相変わらず皐月は辻くんにまったく警戒心が薄そうだし。
たぶんいつものように自己評価が低くて、
辻くんが自分なんかに異性として興味を持つわけがないと思っているのでしょう。
そもそもお人好しで誰にも優しい皐月のことだから、色々も色々とひと悶着ありそうですね。
それに…
最初の登場からして辻くんは怪しいオーラをプンプン匂わせていました。
きっと彼には何か我々の知らないベールに包まれている正体があるはずだ。
あの明るくて堂々とした態度や余裕を感じさせる立ち振る舞いから想像すると、
もしや今の会社と縁の深いどこかの大企業の御曹司さまかもしれません。
それか真白と同じパターンで過去に皐月の事を見初めて近づいてきた人物かも…。
とにかく辻くんに関しては色んなケースが考えられるからミステリアスで怖い存在です。
真白の立場からすればほんとに厄介で気が抜けない男だろうな～（汗）
サイト主のまるしーとしても、この先の展開でまた真白が辻の事が原因となって、
イライラ・ヤキモキさせられると想像すると可哀想でしょうがないですけど、
ここは一つ皐月が真白の恋人として毅然とした態度で対応してくれることをに期待したい。
とはいえ…絶対に皐月は色々と巻き込まれるんだろうな～あの辻くんに。
「真白くん…ここは忍の一字だよ…（汗）」
あぁ～可哀そう…。
＞＞＞『実は私、溺愛されてました！？』13話の詳しい解説と感想はコチラ♪
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