著者:知るかバカうどん
『君に愛されて痛かった』
52話の解説と感想です♪
夏休みが終わってついに新学期がスタート。
なんだかんだでまた元の関係に戻った感じなリコとトミ子。
今回からスポットが当たるのは、
これまでリコとはニコイチの関係に見えていた瑠奈(ルナ)だ。
カナエを除いた3人の中では一番自己主張する機会が少ないように見えていた人物ですが、
そんなルナの視点から日常を追っていくと、
なんとも息苦しい人間関係のあれやこれやが見えてくるわけで、
HSP気味なルナの繊細すぎる2学期が始まりました♪
「一見すると常にいいポジションにいたルナが持っているソコソコ深い闇が明らかになってゆく・・・」
51巻の解説と感想はコチラ♪
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君に愛されて痛かった 【ネタバレ52話】冒険した大きなリボン!
冒険した大きなリボン
リコとトミ子の二人がヒリヒリするやり取りで幕引きとなった51話の内容でしたが、
今回の内容は長い夏休みが終わった新学期の物語が舞台となります。
さらに…
この52話は初めて瑠奈(ルナ)の視点で描かれていきます。
カナエ・リコ・トミ子・ルナの女子4人グループの中では、
今まで比較的に影が薄い存在で一度もスポットが当たってなかったルナが主役となり、
本編ではまずバス通学で学校に通うルナが、ちょっと冒険した大きなリボンを着けて登校するシーンからスタートします。
母親にカワイイと言われてその場のノリで髪に着けてきたリボンに少しドキドキしながらも、
元気よく教室に入って先に来ていたリコとトミ子におはようの挨拶をするルナ。
すると二人から帰って来たセリフが「久しぶり~」という、
いかにも夏休み中はまったく会ってなかったことを示唆するちょっと不安になるリアクションが帰ってくる(汗)
しかも…
夏休み前には”絶交レベル”で仲が最悪だったリコとトミ子の関係が修復されているではないか(汗)
ということは完全にこの夏休み中に二人は会っていたことになる。
でも…自分は呼ばれていない(汗)
ますます不安になるルナがいました。
やっぱり変だよね。
でもまだ自分がハブられたとは決まっていない。
気持ちを立て直してリコとトミ子との会話に馴染もうとするルナにリコが声をかけた。
「可愛いの付けてんじゃん」
例のちょっと冒険をした大きめなリボンのことだ。
ドキッとするルナ。
必死で言い訳がましいセリフを並べながらリボンがイケてるか二人に確認してみる。
だが…
返って来た二人の反応は実に分かりやすく”ナイ”だった。
リコに至っては直接的にディスるわけではないが、自分ならしないという厳しいリアクションだった。
そんな中、
遅刻ギリギリでカナエが教室に入って来て皆に挨拶するや否やルナのリボンに食いついてきた。
恐らくカナエもイケてるとは思わなかったのだろう。
必死で言葉を取り繕いながらルナを傷つけないように訳の分からない誉め言葉をクドクド言っている。
もうダメだ。
「やっぱり変だよね。」
ルナはつい新学期初日で調子に乗ってしまった自分を後悔しながらリボンを引きちぎるようにして外した。
ルナにとってはやけに居心地の悪い2学期のスタートとなりました。
なんか…調子が悪い。
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52話の感想
今回からルナにスポットが当てられたという事は、
前回51話の内容で一応トミ子とリコの腐れ縁がまた復活したということになるのかな?
ただ…
あのヒリヒリする二人のやり取りを見た限りでは、リコが力技でトミ子をねじ伏せた感は否めません(汗)
中学時代からの関係性を考えれば、圧倒的にトミ子よりリコの立場が上だったわけだから、
やっぱりそこら辺のパワーバランスは今も変わらないのだと思う。
51話の後半でリコと別れたあとにトミ子が地面にしゃがみ込んでいた姿が少し痛々しかった。
トミ子としても出来ればまた4人で一緒に入たいと思ったのでしょう。
なので妥協するしかなかった。
「それが本音だろうな。」
カナエとずっと二人だと不安なんだろう。
あと…
今回から主役になるルナですが、ここまで強いキャラを持っている感じはありませんでしたけど、
やはりそのイメージ通りで常に回りの空気を読んで行動するタイプのようですね。
性格は明らかにHPSよりな繊細さんのようです。
なんたってリボン一つのことであそこまで情緒不安定になってしまうのだから、
相当普段から周りの空気を機敏に察知して発言や行動に気を付けているのでしょう。
なのに…
今回はあの大きなリボンを着けて登校したことで大きな墓穴を掘ってしまった(汗)
ちょっと冒険したオシャレをしたはいいけど、回りからはまったく評価されてないパターン。
しかも…
一番認めて欲しいリコからは明らかなダメだしを食らうという大ダメージ!
さらに…
グループの中では一番立場の弱いカナエからは変な気の使い方をされたことで、
その結果…非常に気まずい雰囲気を自分で作り出してしまったのです(汗)
あのリアクションはルナにとって大きなマイナスでしかない。
これまでずっとグループ内ではそつなく立ち回っていたルナだけに、
今回のリボン事件はすごく手痛いミスを犯してしまった。
あと…
やっぱりカナエは人をムカつかせる天才かもしれない。
あんな白々しいフォーローの仕方をされたら誰だってイライラするし悲しくなる(汗)
カワイイと思うならハッキリちゃんと褒める。
ナイなと思ったならリコみたいにちゃんと忖度なく伝える。
それができるからリコは決してグループ内で孤立しないし、
皆の意見を一つにまとめる影響力を持っているのでしょう。
でも…
リコがやってることってそう簡単にはできることではなく、
よほどメンタルが強くないと恐ろしくてできないのが普通の感覚です。
他人と程よく協調しながら自分の意見はハッキリ伝える発信力を持つことって、
聞くとやるとでは天と地ほどの差がある難しさだと思います。
現にルナはそのメンタルがないばかりに、必死で空気を読みながら毎日を過ごしているわけですから。
女子グループ内での上手な立ち回りってほんと気苦労が多いのですよ…(汗)
あっ…!
「昔を思い出したらため息が出ちゃいました。」
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