くにはちぶ【ネタバレ2巻】あざみの気高さに心が震える!

たんぽぽの存在をめぐって勃発するクラスのイジメ!

その対象となったのが、親友のあざみだった。

「くにはちは学校に来るな!」

たんぽぽのクラスで巻き起こる非難のシュプレヒコール!

そんな逆境の中でたった一人。たんぽぽに寄り添って闘うあざみの姿が・・・

『くにはちぶ』

2巻の解説と感想です♪

正直…1巻までは、『くにはちぶ』本当のスゴさが分からなかった!

この漫画はただのやりすぎイジメ作品なんかでは決してない。

そう・・・

この物語は、人がどうしようもない不条理にぶち当たった時、

私達はどういう行動を取ることが正しいのかを教えてくれる勇気と感動のストーリーだ!

 

『くにはちぶ』2巻の見どころ?

ハッキリ言ってまるしーは驚いています!

1巻を読んだ時、確かに今後期待できる新人の作家さんと作品だな~とは思ったけど、

ここまで心に刺さって感動する作品だとは思わなかった。

特にこの2巻の内容はスゴイ!

久しぶりに漫画を読んでて涙がにじみ出てきました。

ここまで本気なヒューマンドラマになってくるなんて想像もしてなかった・・・

 

特に見どころは、たんぽぽの親友・あざみの気高い意識と行動力だ!

彼女の言動やその姿勢は、世の大人たちがみんな手本にしなければイケない。

もちろん学生さんたちもだけど…。

 

人はどうしようもない立場に追い込まれるととにかく自分を守ることに必死だ。

 

でも、それはしかたがないことなんだけど、

もしそれがどうしても許せない不条理なことだったら・・・

大切な親友を傷つけたとしても納得できないルールに従うべきなのか・・・?

 

その時、あなたなら一体どういう行動をとりますか?

 

私ならあざみのように勇気を振りしぼって大切なモノを守ろうとする人間でありたい。

 

とにかく今回この『くにはち』2巻は、鳥肌ものの感動作だった。

まだ読んでなかった人は、ぜひ一度読んでみて欲しい作品です♪

 

そして、この記事は2巻の解説と感想なので、

1巻のお話をお忘れの方や、まだ読んでない方はこちらで目を通してから読んでくださいね~♪


1巻の解説と感想はコチラ♪
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くにはちぶ【ネタバレ2巻】あざみの気高さに心が震える!

学級裁判

たんぽぽが『無死刑』を言い渡された時点でこの流れはあるていど予想できた。

 

たんぽぽをなんとか今の孤独から救いたいと思っている親友・あざみと、

たんぽぽをなんとか遠ざけようとするクラスのみんなたち。

 

そして・・・

ついにその対立が表面化することに!

クラスでリーダーシップを発揮する犬走(いぬばしり)という女子生徒が音頭をとって、

ホームルームの時間を変更して『学級裁判』をしようとクラスのみんなに提案したのだ。

 

もちろん議題は、

『くにはちの人間は学校に来るべきか否か?』

とうこと。

それでなくても辛い立場のたんぽぽには残酷な裁判だった。

議論は、

学校に来るべき。が一人。

学校に来るべきでない。が19人

圧倒的な人数差の中で、その議論が闘わされることになった。

 

もちろん『学校へ来るべき』という立場で議論にのぞむのは、親友のあざみだ。

そして、

1対19という圧倒的不利な条件の中、たんぽぽの処遇に関する白熱した議論がはじまった・・・

 

この学級裁判の中で、あずみは理路整然(りろせいぜん)と自分の意見をみんなにぶつけた。

 

今起こっている不条理な状況に負けないで、クラスのみんなで乗り越えてゆこうと訴えたのだ。

 

この時のあざみの姿と言動は、たんぽぽに生きる勇気を与えただけでなく、

自分の保身ばかりを考え、後ろめたい気持ちでいた生徒たちの胸に突き刺さった。

 

あざみの勇気ある行動は、今にも崩れそうになっていたたんぽぽのメンタルをみごとに復活させました。

 

あざみの親友を思う気持ちと、正しい判断にまるしーはホント感動しました~

後半の展開

紛糾した学級裁判が終わり、たんぽぽも学校へ来る決意を固めましたが、

たんぽぽを守り抜いたあざみには辛い現実が待っていました!

 

しょせんは多勢に無勢。

今度は、あざみ自身がクラスでイジメの対象になってしまったのです。

 

自分のせいで、クラスのみんなからイジメに合うあざみの姿を見て、

今度は、たんぽぽが立ち上がります。

 

「自分はこれからも学校に来るし、みんなには迷惑をかけない」

 

そうハッキリとみんなの前で宣言したたんぽぽ。

 

彼女も、今回のことがきっかけでスゴくハートが強くなった。

 

しかも、頼れる親友・あざみもクラスのイジメになんてまったく負けていなかったのだ。

 

あざみは、なにかとちょっかいをかけてくる犬走たちと対等に渡り合っているのです。

 

やがて、二人のそんな姿をみて、まわりの生徒たちの意識も変わってきます。

 

そしてそんな中、

吹奏楽部に所属していたたんぽぽは、今までずっと可愛がってくれていた先輩の卒業式で、

吹奏楽の演奏をするために、今まで気を使って参加していなかったクラブの練習に参加するようになった。

 

みんながオドオドしてたんぽぽを無視しながら見守る中、必死で厳しい練習についてゆくたんぽぽは・・・

 

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くにはちぶの2巻 感想

すごく面白い!

正直、始めの印象は、『世きも』の漫画版ぐらいにしか思っていなかったこの作品が、

これほどまるしーの心を震わせることになるなんて・・・

 

読んでてジワーッと涙がでてくる作品と出会うのは久しぶりだ。

とにかくあざみちゃんに尽きる!

 

あの子がたんぽぽという親友に対してとった行動は、泣けてくるほど称賛できるし、

いっぱしの大人でもできないような勇気と決断をしたと思う。

そして、涙がでるほど正しい。

 

まるしーもあざみちゃんと同じ立場に立った時、彼女のような行動ができる大人でありたい。

 

世の中には不条理なことがたくさんあるけど、いつしか諦(あきら)めて、辛いことから逃げがちだ。

 

そして・・・

諦めてなにも声を上げてこなかった結果が今の住みづらい日本の姿だ。

 

近隣諸国からなめられっぱなしの外交問題。

 

連日連夜テレビに映し出されてる国会議員や官僚たちの国民をなめた態度と不祥事の数々。

 

これは私たち日本の大人たちが、あずみちゃんのように勇気を出して声を上げてこなかったつけだ。

 

「時間がない」

「どうせ無理」

「世の中はそんなもん」

 

いつしかやらない言い訳ばかりを並べ立てるようになってきた日本の大人たち。

 

今こそあずみちゃんのように気高い心を持った子供たちに尊敬されるような大人にならなければいけない。

 

そう・・・

思わず背筋がピーン伸ばされるようなハートに突き刺さる物語だった。

 

年齢にかかわらずこの2巻だけは色んな立場の人に読んで欲しいな~

 

まぁ~2巻からだと筋書きがわからないから1巻から読まないといけませんが。

 

でももし、どうしても言うなら、1巻はまるしーが書いたこの記事を読んで、

↓↓↓↓↓
>>>『くにはちぶ』1巻の解説と感想はコチラ♪

2巻は本編を買っても良いし、

とにかくこの2巻だけはどうしても読んで欲しいな~

ホント感動するから。

ただ・・・
ちょっと、たんぽぽはメンタルぐずぐずで腹が立つけど・・・

 

>>>『くにはちぶ』3巻の解説と感想はコチラ♪

 

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