著者:なかおもとこ
『マイ・ワンナイト・ルール』
33歳のアラサー会社員の成海 綾は、
とにかくセックスがしたくてしょうがない自身の湧き上がる性衝動に悩んでいました…。
最後の恋人と別れてから8年のシングル生活を経た綾の現在地は、
「男の人に触れられたい…」
「抱かれたい…」
スイッチが入るとそんなエロ願望を抱てしまう欲求不満な日々困っていました。
世間一般の風潮では、まだまだ女性が性的に飢えている態度など見せようものなら、ほぼ間違いなく”ビッチ女”のレッテルを貼られてしまう有様なわけで、
そんなクローズドな世界でもがくアラサー女子の切実な”性”のリアル…。
本作はヒロインの綾がすごく魅力的なアラサー女子なので、
ぜひとも彼女のほとばしる性のサバイバル活動を見守ってあげて欲しい…♪
「こういう女性の性的な欲求を深く掘り下げて描いている作品は珍しいので、ガチハマりするほど面白かった…♪」
もくじ
見どころは愛すべきキャラ
2024年04月28日に『コミックシーモア』ので先行配信がスタートしたシーモアのオリジナルWEB雑誌『恋するソワレ+』掲載の【マイ・ワンナイト・ルール】という注目の女性マンガをご紹介します♪
「女子を潤すごほうび」として20代から30代の女性をターゲットにしたWEB雑誌がこの【恋するソワレ+】というわけで、
このたびはそのコンセプト通りに大人女子が読んでグッと心に刺さる新連載を世に送り出してくれました…♪
サイト主のまるしーは1話を読んで攻めたストーリーと主人公の素敵なキャラに速攻で激ハマりしちゃいました♪
「素晴らしく共感性の高い内容です♪」
本作の著者 なかおもとこ 先生の作品自体が今回初めて読ませていただいたのですが、
絵柄すごく綺麗で素晴らしく、ストーリーは実に興味深い題材を取り扱っていて面白いわで、
今までなかお 先生のことを存じ上げなかった自分に腹立たしさを感じたほどでした。
ここで詳しく本作の内容を解説するわけにはいかないのですが、ひとことで言うと、アラサー女子のリアルな性事情を明るくコミカルに描いたストーリーで、
そんな中でも特に『マイ・ワンナイト・ルール』の見どころとしては、
主人公のでアラー女子の成海 綾ちゃんの何といえない愛すべきキャラの魅力です…。
この作品は生真面目な性欲モンスター・綾の魅力が全てではないかと思っているまるしーがいます。
彼女の性にすごく貪欲だけど、まったくその思いが遂げられない様子に絶妙な面白さと悲哀を感じ、
ある場面では切なくて泣けてくる寂しい横顔を持つ女性であったりと、彼女の一挙手一投足が愛おしくてつい応援したい気持ちにさせられてしまうオーラがあるのです。
絵柄がすごく奇麗でかわいくて、なおかつシナリオは最高でヒロインがとびきり魅力的なアラサー女子。
大人向け女子マンガとしてオモシロ要素が3拍子揃った推し作品でございます♪
みんなで綾ちゃんが目指す激熱なワンナイト・チャレンジを応援しちゃいましょう~♪
『マイ・ワンナイト・ルール』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
マイワンナイトルール【ネタバレ解説】性欲は男だけのモノじゃない!
1話:セックスしたい…!
主人公の会社員成海 綾(33歳)はどこにでもいる普通の会社員。
最後に付き合った恋人と別れてから8年が経ったいま現在…
「セックスしたい…!」という性衝動に襲われて非常に困っている…。
年齢的にホルモンバランスの崩れからくる性的欲求不満状態なのか、
とにかく綾には男性に触れられたくて、触りたくてたまらない日々が続いているのです。
溢れんばかりの性的欲求を満たすべく後輩社員のマリちゃんから”マッチングアプリ”を勧められたものの、
綾としてはすでに一通り経験済みであまりいい思い出がない。
そんなある日のことです…
仕事終わりに綾の上司でチャラ男キャラの堂島に誘われて食事に行った綾は、
堂島から最近悩んでいることがあるのではと気遣ってもらい、
まさか自分が性欲過多からくる欲求不満状態だからですとは言えず、
その場しのぎの「恋人が欲しい」などというありきたりな悩みに変換して答えたのですが、
そこから話題がなぜかワンナイトラブの方向へ進んでいって…
2話:ルールと女子力
「俺とのワンナイトはどう?」という堂島の軽いアプローチから、
綾の5か条からなるワンナイト・ルールが出来上がりました。
自分の中での決めごとを設定した上で男性とのワンナイトを堪能する計画であり、
一つの答えに行きついた綾はさっそく自分の火照りあがった肉体を満たしてくれる男性を求めて夜の街に向かうが、
結果は見事に惨敗でした。
翌日…会話の流れでワンナイトが不発に終わったことを堂島に打ち明けると、
意外にもちゃんとしたアドバイスをしてくれる堂島がいました。
彼は綾の設定したワンナイトルールに問題があるのではと指摘したのです。
このあと綾は堂島の助言や可愛がっている後輩のマリからも刺激を受け、
【ルールと女子力】を練り直して再びワンナイトの男性を求めて狩に出たのですが…
3話:マッチングしてみたら
釣ったと思った魚に逃げられた直後に堂島と遭遇した綾。
「何でここに…?」
狩用の戦闘服に身を包んだ綾を見て堂島が「キレイだな…」と一言。
照れて顔を真っ赤にする綾の心中はもしかして…?
いや…それでも身近な男性とのワンナイトはご法度のルールは変えない綾。
それからどうしても手ごろな男性のハンティングがうまくいかない綾は、
恋愛においては自分よりはるかに上級者である後輩のマリから昨今のマッチングアプリ事情に関するレクチャーを受け、
マリが勧めてくれた『ガチ恋活』のアプリを導入して、
いざマッチングしてみたら…
早速すごい数の男性たちから反応があってテンションぶち上がりの綾だったのですが、
連絡をくれた男性たちのコメントを1件筒づつ読んでみると、かなりガッカリする内容が書かれていて…。
4話:土曜日の合コン
後輩のマリから伝授された“ガチ恋活アプリ”にも希望が見いだせずに地団太を踏んでいた綾に「今度の土曜合コン行かない?」と声をかけてきた堂島。
なにやら堂島が後輩からその合コンに誘われたらしく、綾としては堂島経由の合コンならば身元は安心だと判断して、
「ぜひお願いします!」というポジティブな返事をしました。
ただ…このとき少し綾の中でモヤっとしたのは、つい最近自分のことを口説いてきた堂島が合コンに誘ってきたということです。
その意味としては、綾が他の男に合コンでお持ち帰りされてもかまわないという堂島の意思とも受け取れるわけで、
始めから本気で堂島に口説かれているとは思っていなかった綾ですが、それでもなんだか胸のざわつきを覚えたのは、
綾の中で「堂島は有り!」とのセンサーが反応しているからなのか…?
本編の後半に分かることですが、決して堂島は綾が彼以外の男にお持ち帰りされていいとは思っていなかったのです…。
今回の最終ページで、この土曜日の合コンが綾と堂島にとって非常に大きな意味を持つ夜になるとは、まだ二人にとっては知る由もなしで…。
5話:タガが外れた
合コン中のトイレタイムに偶然出くわした堂島から唐突にキスをされた綾。
そのキスを受け入れたその瞬間、二人のタガが外れた!
このあと、二人は意外に早くお開きとなった合コンの帰り道を無言のまま手を繋いでホテルを目指しました。
やがて部屋に入った綾と堂島は待ちかねたように激しく唇を重ねてお互いを貪り合います。
ゾクゾクゾク…
ずっと追い求め続けた官能的な状況に理性は吹っ飛び、全身がうずいて快感の波に酔いしれる綾。
{そう…この感じ、これがセックス…。}
この夜、ついに綾は【マイルール1】を破る相手と、ありえないくらい気持ちいいエッチを堪能し、
自分の中に特別ルールを設けることでルール違反をした自分に折り合いをつけました…。
6話:マリ先生のアドバイス
堂島とのワンナイトがあまりにも完璧すぎたことで、彼に対して恋愛感情が芽生えてしまった綾は、自分が作ったマイルールの欠陥を認識することになりました。
ルール4の【恋愛感情が芽生えない相手】という条件が矛盾していることに気づくのです。
そもそも恋愛感情を抱かないような相手とはワンナイトなどする気になれないわけで、綾は堂島意識するようになってルールがおかしい事に行きついて危機感を覚えたのです。
本気で恋愛する気のない堂島に惚れるのは明らかにご法度な行為である。
そこで綾は頼れる職場の後輩・マリから教えてもらった“ガチ恋活アプリ”で堂島に変わる男性を探すことにしました。
やがて新たにワンナイトの候補者として3人のタイプが異なる男性をピックアップした綾は、
このアプリの紹介者であり、綾より10歳も年下なのにかなりの恋愛上級者であるマリ先生のアドバイスを受けることにしました。
快く先輩・綾のお願いに応じてくれたマリ先生は、綾がワンナイトの候補に選んだ3人の男性たちを1人ず吟味していくわけですが、
その分析力がなんとも緻密で説得力のある目の付け所で、綾はマリの鋭い観察眼に舌を巻いて驚くと同時に、マリが持つ別の一面を知ることになり…
7話:ヤリモク100%な男
マリ先生の助言に従って、恋活アプリで見つけた3人のワンナイト候補の一人「日本酒くん」こと、ニックネーム・キヨハル(30歳の営業職)と会うことにした綾。
少し…面倒だなと思ってしまうのは、心のどこかで堂島との進展を期待しているからか…?
堂島とのワンナイトが最高過ぎた綾にとって、あの夜の感触と記憶を上書きするには、
かなり相性の合う相手を見つけることが必要になってきます。
やがて…キヨハルと会う週末の夜がやって来ました…。
その結果…キヨハルという男は、気持ちのいいくらいヤリモク100%な男で、
綾のワンナイトルール3「自分が一緒にいて楽しいと思える相手」には該当せず、
相手から散々な罵声まで浴びせられて、あえなく退散という結末でした。
その後…堂島以上の男性との出会いを期待して夢破れた綾が、とぼとぼと家路に向かっていたタイミングで彼女の携帯に直電が鳴ります…。
さて…誰からの電話でしょう…?
『マイ・ワンナイト・ルール』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
感想まとめ
今回紹介した『マイ・ワンナイト・ルール』の著者 なかおもとこ 先生のような逸材が、どうして今までサイト主 まるしーの漫画オタクアンテナに引っかからなかったのか…?
ちょっと先生のこれまで手掛けられた作品を調べてみたところ、2018年から漫画家としての活動を控えられていたようで、
そこから色々あって2023年の11月に再び漫画家の活動を再開されたみたいなのです。
漫画界の大きな財産が失われなくて本当に良かった…。
もし2018年の時点でそのままなかお 先生が漫画家を引退されていたら、まるしーが先生の作品と出会えるチャンスはなかったかもしれません。
「マンガ界もまるしーの読書ライフも救われました♪」
それに…今回なかお 先生が手掛けられた新連載は、過去作の『ぶっだなでいず』や『おたくカレシ。』といった学生青春モノではなく、
明らかに大人女子をターゲットに絞ったシングルのアラサー女性が主人公の大人向けマンガでございまして、
5年の時を経てモロにまるしー好みの漫画家さんへ進化されて復活を遂げられたようで、言いようのない運命的な縁を感じちゃいます♪
この『マイ・ワンナイト・ルール』は、世の中の女性が普段表立って会話にできない女性の”性欲”に関する問題をストレートに取り上げていて、
「女にだって性欲はあるんだよ!」という女性たちの本音を切実ではなくコミカルに描いているところが素晴らしいです♪
普段の生活の中ではまだまだ『女性の性欲』という話題は禁句や禁断めいたものを感じますし、
女性が性的に欲求不満状態なら不謹慎という見方をされるような日本社会の風潮がありますよね…。
こういった空気感は学校でまともな性教育が行われていなかったことの弊害だと思う。
誰がそうしたのか知らないが一般的に女性とは”性欲”が強くないものとされている摩訶不思議。
これって『男社会』が作り上げてきた日本の悪しき女性へのイメージなのだろうか…?
女性のまるしーとしてはまったくもって不愉快なイメージだ。
だって本作のヒロイン綾ちゃんは至極真っ当で健康的で健全なアラサー独身女子であり、
女性なんだから不快に思わない男性に触れられたいのは当たり前の話で、
「性欲は男だけのものじゃない!」
こういう女性があまり軽く口に出せないワードがザクッとまるしーの胸に刺さります。
綾ちゃんに共感しまくりだ。
それにベテラン主婦のまるしーにとっては、最近のマッチングアプリ事情も知れて嬉しいですし、
令和時代のアプリを使った男女の恋愛事情にはすごく興味津々に楽しめました♪
あとはまるしーが愛してやまないヒロインの綾ちゃんが、
結ばれるべく男性とのエッチをたっぷりと堪能できる日を祈るばかりです…。
とりあえずその日が来るまで温かい気持ちで見守っていよう…。
もちろんこの作品は結末まで購読決定です…♪
『コミックシーモア』で試し読み
今回紹介した『マイ・ワンナイト・ルール』は、
テレビのCMでもお馴染みの国内最大級の漫画・電子書籍ストアとして、
多くのユーザーに支持されているコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
このサイトはサイト主のまるしーもヘビーユーザーとして常に利用しているお店で、
何と言っても面倒な会員登録をしなくても、いろんなたくさんの電子コミックを立ち読みできちゃうことがありがたい♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいのです♪
入会すれば期間限定の無料読み放題や、ポイントバックキャンペーンなど、お得なサービスが盛りだくさんだし、
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っています。
さらに…漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に電子書籍が取り揃えられていることが嬉しい♪
なので…漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて絶対に損はないサイトだと思いますよ~♪
『マイ・ワンナイト・ルール』の試し読みはコチラ♪
\ 先行配信中です /
上のボタンをクリックすると試し読みページに飛べます♪
『マイ・ワンナイト・ルール』を読んだ方にお勧めの作品
『マイ・ワンナイト・ルール』を読んだ方にお勧めの作品の紹介でございます…♪
ヒロイン 33歳。いまは性欲旺盛なシングル会社員。
綾の上司でバツイチのチャラ男キャラ
綾が可愛がってる後輩女子社員で23歳。
堂島の大学時代の後輩。