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【ネタバレ8話】身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!|五宝の華玉の指輪!

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著者:乙嶋かさね /羽是

『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!

8話の解説と感想です♪

上から5番目の兄・サビクが旅先で買って来たというお土産がとんでもない代物でした(汗)

なんと…

数年前に賊から奪われて行方知れずだったイグナガルド帝国に伝わる伝説の指輪であり、

しかも…持ち主を自ら選ぶという不思議な力を持つその指輪は、

主人としてルイを選んだわけです!

のほほ~んとした放浪癖のある兄・サビクという人物は、

果たしてアリスタルフとルイにとって信頼できる人物なのか…?

見た感じは善人そうには見えるんだけど…

「サビクが何かを企んでいることは確実で、そこに悪意があるかどうかはまだ分からない…(汗)」


7話の解説と感想はコチラです♪
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【ネタバレ8話】身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!|五宝の華玉の指輪!

五宝の華玉の指輪

ナシラとの騒動がひとまず片付いたと思ったら、

次はろくに仕事もせずに各地を放浪ばかりしている5番目の兄・サビクが現れました!

アリスタルフが皇妃を迎えたという事でそのお祝いに駆けつけたということですが、

サビクがお土産としてルイに渡した指輪がとんでもない代物だったのです(汗)

本人は旅先で古美術商から譲ってもらったという指輪でしたが、

それは”五宝の華玉”というイグナガルド帝国に古くから伝わるとても不思議な力を持った貴重な宝石で、

数年前に賊から盗まれた以降はずっと行方知れずだった物だったのです。

しかも…

”五宝の華玉の指輪”は、その特質から身に着ける者を選ぶとされていて、

なんと…

指輪はルイを次の持ち主として選んだのです。

ルイはイグナガルド帝国へ嫁いでから初めて自分が国家の役に立てたと大いに喜んだのですが、

そんなルイとは逆にどこか憂鬱な表情を浮かべているアリスタルフがいました。

彼は指輪の譲り手としてルイが選ばれたことに、

「別に喜ぶべきことではない」と言い捨てたのです。

それは一体どうしてなのか…?

少しでも皇妃としてアリスタルフの役に立ちたいと思っているルイが困惑の表情に変わる。

獣人の女神

指輪を指にはめた時に一瞬だけルイの前に現れた虎の獣人の姿をしたの女神。

ルイはアリスタルフが指輪のことで浮かない表情を見せたのは、

その事と何か関係があるのかと思い、指輪の贈り主であるサビクに、

”五宝の華玉”に関することや、ルイが一瞬だけ見た”獣人の女神”についてのことを尋ねてみたのです。

すると…

恐らくルイが見た獣人の女神は、以前に指輪の持ち主だったイグナガルド帝国の女神で、

城下町の広場にその女神の彫像が建てられていると教えてもらうのです。

さっそくルイはメイメイと一緒に城下町へ行きたい旨をアリスタルフに伝えて外出の許可をもらおうとするのですが、

「ダメだ!」という一言が即座にアリスタルフから返ってきました。

その理由は城下町にはたくさんの獣人がいて、人間のルイが護衛もつけずに行くことは非常に危険だからです。

アリスタルフはまず国民にルイのことを披露した後でなら、

自分が付き添ってルイを城下町の広場へ連れて行ってくれると約束してくれたのですが、

そんなルイを不憫に思った専属メイドのメイメイは、

魔法でルイをメイメイと同じ狸の獣人に変化させた上でこっそりと城下町へ連れて行ってくれると言うのです。

さすがにアリスタルフに逆らのはどうなのかと悩んだルイでしたが、

どうしても自分が見た女神の獣人が、その彫像の姿なのかが気になったルイは、

アリスタルフに黙ってメイメイと二人で城下町へ行くことにしたわけです。

すると…

やはりアリスタルフの忠告に背いたルイはとんでもない危険な目に遭ってしまいます(汗)

というかかなりヤバい絶体絶命のピンチに追い込まれてしまったのだ!

果たして…ルイは無事にこの大ピンチを切り抜けられるのか?


 

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8話の感想

いかにも凡庸で人の良さだけが取り柄といった感じに見えるサビクですが、

彼が時折見せるクールな瞳の奥には、抜け目なく狡猾そうな本性が見え隠れしています。

きっと…

サビクはたまたま旅先で”五宝の華玉”の指輪を手に入れたわけではないと思います。

もともと自分の手元に隠し持っていたものをルイに渡して、

彼女が皇妃として相応しい人物なのかを試したのではないだろうか?

もし…サビクが自分で言っていたようにアリスタルフの味方ならば、

これまで盗まれないように”五宝の華玉”を大事に保管していて、

アリスタルフが皇妃を迎えたタイミングで渡そうと最初から計画していたと考えられるし、

敵方だったならば指輪を疑心暗鬼にさせる道具として使って夫婦の中を壊すとか…?

ルイが指輪をはめた時に一瞬だけ浮かび上がった虎の獣人の姿をした神女さまが、

きっと何らかのキーとなる存在なのは間違いないでしょうが、今のところその詳細は分かりません(汗)

ただ…ルイが指輪の”譲り手”に選ばれたことを喜んでいないアリスタルフの態度がどうも気になります(汗)

やはりサビクは敵方の兄弟なのでしょうか…?

余談が許せませんね。

その一方でもっと気になったのがルイの愚かな行動です(汗)

彼女はまだ自分の置かれている立場をちゃんと理解していない!

なぜ…アリスタルフが獣人のたくさんいる城下町に行ってはダメだと言ったのか?

人間がそこを護衛も付けずに歩いたらスゴク危険だからです。

例えメイメイが連れ出してくれると言ったからとしても愚かすぎます。

結果…アリスタルフが忠告した通りの事が起こってしまいました!

アリスタルフが皇帝の地位に納まっているとはいっても、

まだまだイグナガルド帝国内では不満分子が蠢いている状態なのです。

その現実をナシラとの一件で痛いほどよく分かったはずのルイが、

なぜあのような浅はかな行動をとってしまったのか?

恐らくルイを掴まえたのはアリスタルフの兄弟の一人でしょう。

どういう意図をもってルイを捕獲したのかはまだ分かりませんが、

確実なのはアリスタルフにとって有益な結果に結びつくことはないという事です。

自らの軽率すぎる行動によって、自分はおろかアリスタルフをも危険にさらすことになってしまったルイの責任は大きく、

もはや反省して許されるようなレベルの問題ではないと思う。

当然のことながらルイの専属メイドとしての資質を問われてもしょうがないメイメイ。

「彼女の罪は特に重いはずだ。」

メイドが皇帝の意思に逆らって皇妃を危険な目に遭わせるなどもってのほかで、

例えどんな個人的な事情があろうともありえない不始末なのです。

あと…どう考えてもルイが間違った行動をとった原因を作ったのはサビクだ。

今のところサイト主のまるしーは、サビクがアリスタルフの味方だとは全く思っていません。

ある意味でアリスタルフにとって一番厄介で手強い敵なのではないでしょうか?

ルイのやらかした大きな失態でアリスタルフが窮地に追い込まれなければいいけど…(汗)

「なんか…ヤバそう。」

 

>>>9話の解説と感想はコチラです♪

 

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