著者:結衣まどか
『元夫から「ロミオメール」が届いた件について 』
7話の解説と感想です♪
紗雪のマンションへ空き巣に入った犯人が元夫の雄大であったことと、
その雄大に紗雪の住所を教えたのが優華だと判明しました!
もっとも紗雪が恐れていた予想が見事に的中してしまったのわけです。
ここまでに起きた一連の騒動を振り返って考えると、
どうやら優華がターゲットにしているのは自分だと判断した紗雪は、
どうして自分が優華の恨みを買うことになったのかが分らず頭を抱えます。
それにこのまま優華の自分に対する攻撃が続けば、
笹森や周りの人たちにも迷惑をかけてしまう…(汗)
そこで紗雪は一つの決断に至ります。
さらに…
そこから紗雪は優華からの攻撃から回避して、
なおかつ優華を追い詰める作戦に打って出たのです…。
「会社のお偉いさんたち3人の前で、見事なまでのおバカっぷりを披露してしまった優華が絶体絶命の大ピンチに…!」
6話の解説と感想はコチラ♪
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元夫から「ロミオメール」が届いた件について【ネタバレ7話】断罪の時が来た!
苦肉の作戦
その理由や根拠はまったく不明だったものの、
これまで優華が紗雪や笹森に対して執拗な粘着を繰り返してきた本当の狙いは、
どうやら自分(紗雪)を陥れることが目的だったと推測するに至った紗雪です。
優華の暴れっぷりを考えると、もうこれ以上笹森や周りの人に迷惑はかけられないと考えた紗雪は、
出張中の笹森と電話でやりとりして事情を理解してもらった上で、
一旦会社では二人の関係をもとの”同僚”にという形に戻すことを決めたのです。
最初は紗雪の意見に渋ってる感じだった笹森ですが、
最終的には紗雪のやろうとする作戦に了承してくれました。
すると…早速その効果が早くも優華に現れだしたのです。
職場で紗雪と笹森の妙によそよそしい態度を目撃した優華は、
まんまと自分が仕掛けた攻撃で二人が別れたものと勘違いしたらしく、
いかにも勝ち誇った表情で紗雪に対してマウントを取って来たのです。
そんな優華の態度にあくまでも平静を装いながら淡々と真面目に仕事をこなしてゆく紗雪。
一方…
紗雪に言われた通りに笹森は敢えて優華からの猛アプローチを正面から拒絶するでもなく、
受け入れられる部分は受け入れて絶妙な距離感で優華への対応を行いました。
その結果…優華は確実に紗雪と笹森が別れたと判断して有頂天になって行きます。
それが紗雪と笹森がとった”苦肉の作戦”だとはまったく気づかずに…。
断罪の時が来た!
紗雪の作戦が始まって2週間が経ちました。
「暖簾に腕押し」とはまさに今の笹森の態度を示す言葉で、
紗雪と別れたら必ず自分の誘惑に乗ってくるはずだと思っていた笹森が、
優華の繰り出す恋の猛烈アプローチに今一つ乗ってこないのです(汗)
{笹森は完全に紗雪とは別れたはずなのに…。}
その証拠にここ最近の紗雪は会社ではまったく覇気が感じられない大人しい態度だ。
なのにどうして笹森は自分をかまってくれないのだろう…?
紗雪と笹森を別れさせたまではよかったが、その後の動きにまったく成果が出ていない優華でした。
そんな時です。
トツゼン優華は営業部の課長から厳しい口調で、今すぐに会議室へ行くよう指示を受けます。
「はぁ~い」
いかにも面倒くさそうな態度で返事をした優華が、課長から指示された会議室へ行ってみると、
そこには明らかに会社のお偉いさんだと分る年配の3人の男性がテーブルを囲んで座っており、
しかもその傍らには美しい姿勢で立っている紗雪がいました。
えっ…!?
「神田さん…お待ちしておりました。」
まるでホテルのコンシュルジュみたいに美しい所作と微笑みを浮かべた紗雪が優華に声を掛けました。
{な…何これ…!?}
優華の頭にいつもの”?”マークが浮かんでいるところへ、
テーブルに肘を置いて座っている男性の一人から優華に質問が飛びます。
「早速だが神田優華さん…呼ばれた理由はわかりますか…?」
ここから優華がとんでもない失態を重ねていくことになるわけですが、
そんな優華のDNQっぷりは是とも本編現物お楽しみください♪
いよいよ散々っぱら紗雪と笹森に迷惑をかけ続けてきた優華が年貢を納める時が来たのです…。
さぁ~次回のお話は絶対に見逃せない紗雪VS優華の”最終決着”となります♪
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7話の感想まとめ
普通の感覚を持った人間ならばとても信じられないことなんだけど、
{私より幸せ面(づら)してるなんて許せない!}
という絶対に本人にしかその感覚が分からないムカつきポイントによって、
優華はこれまでずっと紗雪に粘着しまくって”マウント”を取り続けようとしていたのです。
これは普通に激ヤバな精神構造の持ち主だし、絶対に関わり合いたないタイプの人種だ。
そんな人物を相手に紗雪はよくメンタルを折られずに戦いました。
なかなか人はあそこまでの理不尽に耐えて反撃できるまで強くない。
優華の極度に両親から甘やかされて育ったがゆえの幼児性と、
自分が紗雪より何倍も美人でイイ女だという思い込みな安っぽいプライドの高さが、
あのように破壊的な”DQN行動”へとツッパリらせてしまったでしょうか…?
自分よりも女性として数倍劣ると思っていた紗雪が、社内で美人で有能だともてはやされた挙句に、
そこそこ評判の良かった雄大と社内結婚をしたという屈辱感。
そんな悔しい気持ちを抱えたまま二人の結婚式に参列した悠かは、
勝ち誇った表情で優華にブーケを投げつけてきた神父姿の紗雪に激しい憎悪を抱くことになり、
その結果が今回のような事態を招いてしまったわけです。
全てそれは優華視点で見た紗雪に対する勝手な妄想でしかないのですが、
優華にとっての紗雪はそんな憎たらし過ぎる性悪オンナだったというわけで、
もちろん紗雪には結婚式で優華にマウントを取った覚えなどまったくない…(汗)
「明らかに優華の勝手な妄想であり逆恨みでしかない」
幼い頃から自意識過剰で自分が何でも一番でないと気がすまない優華の甘やかされ過ぎた人間性が災いしたのです。
ホント絡まれた紗雪からしたらとんでもない迷惑な話だ。
極度なメンヘラを発動されて憎しみのターゲットにされるなんてたまったもんじゃない!
これまで紗雪はどれだけ優華から精神的にも肉体的にも痛めつけられて来たことか。
恐らくTVのニュースなんかで報道される男女間のもつれによる傷害や殺人事件の多くは、
優華のようなメンヘラ的思考の人間が引き起こす事件のような気がします…(汗)
「怖いな~歪んだ人間のが持つ負の感情って…」
会社の偉い人たちの前に呼ばれて尋問を受けている優華のバカすぎる受け答えの様子なんかを見ていると、
彼女とはまともな意思の疎通ができないことがハッキリと分かります。
すべてが自分中心の考え方で、他人とまともなコミュニケーションがとれない未発達な成人女性。
「それが優華の正体です!」
学生時代ならそんな優華でもなんとかそのカワイイ容姿だけでチヤホヤされていたのかもしれませんが、
もちろん社会に出たらそんな非現実的な思考なんて大人の世界では通用しません。
今回のように紗雪から正攻法で断罪されればひとたまりもないわけです。
7話の後半からラストにかけての優華は見るも無残な姿を晒しました。
まさにあれが優華の全てであって中身が空っぽな女と言う証拠だ。
このようなキ〇ガイ女に紗雪と笹森はずっと苦しめられてきたのです…(汗)
紗雪の作戦にちゃんと付き合ってあげた笹森くんも偉いし、
冷静に自分の立場を分析して真っ当な大人の闘い方で優華に鉄槌を食らわせた紗雪も素晴らしい。
これが常識ある社会人が取るべき理不尽な相手への対応であり、バカの捌き方の見本だ。
さて…
もはや逃げ場のない”大ピンチ”に追い込まれた優華は、
ここからどういった訳の分からない言い訳を繰り出して来るか…?
「大いに見ものです♪」
事ここに至ると優華がすべきことは、自らが行ってきた犯罪行為を素直に認めた上で、
その罪をどう償っていくしか道がないような気もするが、
たぶんそんな殊勝な態度をとることはないだろうな~(汗)
なにせいまだに笹森は紗雪から自分に乗り換えたと思っている愚かな優華ですから…。
次回…いよいよ【紗雪 編】の最終章でございます。
優華に訪れる悲惨な末路と、紗雪と笹森が迎えるであろうハッピーエンドな結末に期待しましょう♪
>>>『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』8話の解説と感想はコチラ♪
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