少女からのアプローチが怖い!
否応なしに盛り上がる不適切な関係性がついに…。

『娘の友達』
3巻の解説と感想です♪
ついに道徳違反なトリハダ禁断ラブストーリーに危機が!
復活した晃介のメンタルが再び崩壊へ向かうのか…?
【3巻のあらすじ】
少女の手には、インスタントカメラが握られている。
彼女はおもむろに僕とのツーショット写真を撮り、
「現像するまでどんなのが出来上がるか分からないって、ドキドキしますね」
と言った。
それから静かに、「宝物のタイムカプセルみたい」と付け加えた。とても幸せで、優しい時間が流れた。
僕と彼女は、出来過ぎなくらい完璧な世界にいた。
ただ一点、彼女が、娘の友達だということ以外は――。大切な思い出が増えていく。増えていって、しまう。
3巻の見どころ
娘との関係が修復されてゆくに比例して親密さを増してゆく娘の親友・古都との禁じられた愛。
日を追うごとに以前の生活を取り戻してゆく娘の姿に喜びを感じつつも、
娘と古都の交流が深くなってゆくにつれて大きくなってゆく不安な気持ち。
もし…
自分の父親が娘の親友に心を奪われていることを知ったとしたら…?
今度こそ美也との親子関係は完全に修復不可能となってしまうだろう(汗)
しかし・・・
そんな状況を知ってか知らずか、中年オヤジをメロメロにして、引きこもりの娘を救い出してくれたその少女は、
今もどこか子供っぽく、時に妖艶な女性の魅力で晃介を骨抜きにしてしまうのである。
いろんな意味で困った状態だ…
さて・・・
今回3巻の見どころは、父親と古都との関係性に感づいた美也がどんな行動を起こしたかという部分です。
父娘の修羅場もあります(汗)
あの日の選択はやはり間違っていたのか?
古都と過ごした夢のように幸せな時間は、後に訪れる地獄への伏線だったのかもしれない(泣)
人生に行き詰ったやさぐれ中年男が、娘の友人である魔性の女子高生に追いつめられてゆく様は、
女が見れば気持ち悪くて悍ましい光景だけど、男性側からすると共感の嵐なんだということだ(汗)
うん…
やはりこの作品にはパワーがある!
2巻の解説と感想はコチラ♪
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娘の友達【3巻ネタバレと感想 】追いつめられて…!
第19話:登校
数カ月ぶりに登校した美也を温かく教室で迎えてくれたのは、
父親との怪しい関係を疑っている親友の古都だった。
そんな古都に面と向かって父親との関係性を尋ねる美也だったが、
その時の何とも言えない間(ま)が美也の緊張を増大させましたが、
笑顔で、すっとぼける古都。
だが…
それ以上は状況証拠だけを理由に古都と父親の関係を追求することはできない(汗)
しかし・・・
モヤモヤとした美也の感情はまったく解消されていなかった。
その後、久しぶりに登校した学校で居場所のない美也は、
休憩時間に誰もいない校舎のデットスペースで時間を潰していたが、
そこではよくありがちな不良男子生徒との出会いが待っていました…(汗)
第19話:軽はずみな同意
晃介と行った水族館デートの一件で母親の逆鱗に触れた古都は、
その夜、母親から強いビンタを一発食らった古都は、その流れでスマホを水道の水で水没させられている。
突然、古都からの連絡が途切れたことで不安になる晃介。
家庭では娘の美也が晃介のことをなにか疑いの目で追っている・・・(汗)
{ヤバい!}
晃介の反応がイチイチ分かりやすいほど表に出ている(笑)
そんな中、再び通い始めた学校でデットスペース仲間となった喫煙男子の三崎 正一郎(みさき せいいちろう)と親しくなってゆく美也。
一方…
その頃から父親の晃介はというと、一向に連絡がこない古都のことが気になって、
彼女がアルバイトしている会社近くのカフェに顔を出していた。
店内では満面の笑みで晃介を迎える古都の姿があり、
晃介とのドキドキする時間が愛おしいと嬉しそうに話す古都に対し、
いとも軽はずみな同意で答えるデレデレの晃介。
二人はまるで付き合いたての高校生カップルのようだ・・・(汗)
第20話:モテそうですね
客がいない店内で古都とジャレあうデレデレ状態の晃介。
彼は古都のスマホが水没したという話を聞いて心底ホッとしているのだ。
店内で晃介に顔を寄せてインスタントカメラでツーショットを撮影する古都。
「隙ありっ♪」
おちゃめにはしゃぐ古都。
そんな古都の可愛らしいリアクションにメロメロに溶かされる晃介のにやけ顔。
ダメだこりゃ…(汗)
ただ・・・
まだ足元に危機が迫っていることに気づいていない晃介はそこそこ精神が安定している。
そんな中、会社では上司からの特別な恩情を受けて課長に昇進した晃介。
今回、彼が受け持つ課に本間(ほんま)という若くてカワイイ新人の女性社員が配属されてきました。
晃介は本間に対してきめ細かやかな新人指導を行い、
彼女から、
「市川課長はモテそうですね♪」
というオヤジ上司に対する女性部下からの最大級な誉め言葉をもらうことに…。
古都と出会ってからの晃介はどこか女性を惹きつける魅力でも手に入れたのだろうか・・・?
一方…
その同じ日、同級生の男子から告白を受けた古都は、
あっさりとその告白を断ると、嬉しそうに晃介に対し、とりとめのないメールを送っていた。
なんか…
古都の目的と心の持ちようがいまだによく理解できない(汗)
第21話:同じ月は見ている
古都からのメールで週末に彼女が家に遊びに来ることを知る晃介。
美也からその事は聞いていない!
{まさか美也にバラすつもりじゃ…?}
急に不安になる晃介(汗)
その日、仕事から帰った晃介に言いづらそうな表情を浮かべた美也から、
自分に何か隠し事はしていないかと尋ねられた晃介。
しかし…
彼は明らかに動揺した態度でその問いかけを否定しました。
すると…
それ以上は何も聞かずに美也は晃介の部屋から立ち去って行った。
冷や汗が止まらない!
この時、晃介は父親としてハッキリと娘にウソをついたのだ(汗)
そして、もう事態は後戻りできないところまできているのを彼は悟った。
この日の夜、ボディーケアを入念におこなった古都と、押し寄せる不安にさいなまれながら過ごす晃介の様子を、
それぞれの部屋から見える夜空にひっそりと映し出された同じ月が見ている。
何かが起きる予感…?
第22話:10分だけ
土曜日が来た!
この日朝から動揺しっぱなしの晃介は、ちくいち古都から送信されてくるメールに緊張させられていた。
そしていよいよ古都が家に登場。
この時、古都の母親も一緒に来て晃介に手土産を渡して帰ってゆく・・・
この母親はかなりサイコだ(汗)
さて…
本日、古都が晃介の家にやってきた名目は、娘の美也と一緒にお菓子作りをするという理由だ。
ここから、何とも言えない緊迫した3人のやり取りが繰り広げられる。
美也と古都がキッチンでクッキー作りを楽しんでいる間、晃介は自室にこもって二人の様子を窺っている。
やがて…
恐らく古都があらかじめ立てていた計画だろう、
その日のお菓子作りに必要な材料を買い忘れたと言ってミヤを買い物に出させる。
その後、
「10分だけ…」
と言って、晃介の部屋にやってきた古都は積極的な行動で晃介を誘惑・・・
第23話:ひとひと
「土日だって”お父さん”じゃない時間があったっていいじゃないですか」
晃介の手を自分の頬に当てて悩ましい表情で見つめてくる古都。
今日の古都はいつもに増して積極的だ(汗)
動揺してる晃介にしなだれかかって、子犬のように全身の匂いをクンクンとかいでゆく古都。
その様子は実にいやらしい光景で、晃介は全身の血液が沸騰してゆく感覚に襲われる。
そんな晃介の様子を肌で感じた古都はさらに言葉と行動で晃介を挑発してゆくのです・・・
次に、持ってきたインスタントカメラで晃介の部屋の写真を撮る。
しかし・・・
あまりにも自分勝手すぎる古都の行動に、初めて晃介が本気で古都にキレます!
「やめろよ!!」
晃介が古都に怒りをぶつける。
そんな中、娘の美也が帰宅。
どうなる…?
第24話:穴のあいたクッキー生地
ギリギリのタイミングでキッチンに戻った古都は、美也とガールズトークの真っ最中だ。
”好きな人がいる”
作業中である穴のあいたクッキー生地を前にしてそう美也に告白した古都。
動揺する美也。
それが父親なのかを確認したいのだがそこまではさすがに突っ込めない(汗)
微妙な会話が続く。
その頃、自室でつい感情に任せて古都を責めた晃介が後悔の念にさいなまれていた。
彼の手には古都から取り上げた彼女のインスタントカメラが・・・
翌日、美也は古都と一緒に作ったクッキーを三崎に渡していた・・・
恋の予感…?
第25話:それぞれの夕食
前日の一件以来、古都からメールがこない。
会社帰りに古都がアルバイトをしているカフェに行こうか迷っている晃介。
そんな時、晃介のことを慕っている部下の女性社員・本間が声をかけてきたのです。
その後、
晃介は本間にねだられるかたちで行きつけの居酒屋へ行くことに・・・
店に入ってすぐ娘の美也に夕食の件でメールをする晃介の姿を微笑ましい表情で見守る本間。
おそらく本間は晃介のことが異性として好きになりかけている。
そして今夜・・・
父と娘、それぞれの夕食が別れてしまったことで、この数時間後にとんでもない修羅場が待っていようなどと、
この時の晃介と美也には知る由もないことだった(汗)
さらに・・・
ほんのりと酒に酔った本間のねっとりとした視線が晃介に絡みつく・・・
第26話:破壊
さて…3巻の最後の章となる26話の『破壊』ですが、
なかなかスリリングで見どころ満載な展開になっておりますよ♪
さすがにこの26話だけは詳しいネタバレは割愛させていただきますね(汗)
なんたって、いろんな条件が重なった上でついに父娘が正面激突しちゃうわけですから、
そんな極上シーンをネタバレしちゃうことは、読者にとって最大の楽しみを奪うことに繋がりますから…(汗)
この緊迫した最高のシーンはぜひ本編現物でお楽しみください♪
そう・・・
ロリコン・メンヘラオヤジに想像通りの修羅場が待っていますよ♪
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3巻の感想
相変わらず、キモさ、エロさ、不道徳な面白さ満載の『娘の友達』でしたけど、
この物語を読んでいてふと思い出したのが、
2015年に劇場公開されていた映画『友だちのパパが好き』という日本映画だ!
たしか、吹越満さんが主役のB級邦画だったと思うけど、
生々しいセリフ回しとサイコな展開がスゴク面白かったのを覚えています。
ラストのオチがめちゃめちゃカオスなことになっていてすごく印象に残っているんです。
ストーリー的には、浮気者の父親が娘の友人に誘惑されてあっさり恋に落ちちゃうというベタな内容なんだけど、
俳優陣の演技が素晴らしくてなかなかの名作だと個人的には思っている作品です♪
確かに、女性であり、専業主婦でもあるサイト主のまるしーからしたら、
自分の娘の友人に性的興奮を覚えるような男性になんて嫌悪感しか抱かないけど、
世の中を見渡してみれば結構な数のロリコン系作品が出回っているんです(汗)
特に娘の友達と恋愛する中年男のストーリーが!!
これって恐らく男性側のひそかな願望がこういう類の作品を作らせているのかな~?
自分の娘と全く同じ年齢の女子高生に興奮してしまう男性。
ある意味オスとしての悲しい性(さが)なんだろうけど・・・
やっぱりそれを実写のストーリーとして見せられた時は、まったく共感の気持ちが湧かない(汗)
だって・・・
そういう感情って女性にはあんまりないモノだから・・・
正直、まるしーに高校生くらいの息子がいたとして、その友達に異性としての性的興奮を覚えるかと言ったら・・・
ほぼその確率はゼロに近い。
これはマジで…!
男性が全員そうだとは思っていないけど、ごくわずかな人数だとも思えない(汗)
実際こうなんだろうな~と思いながらこの作品を読んでいるとひたすら男性がキモい!
そして・・・
作品としてめちゃくちゃ面白いのである。
晃介みたいな男が追いつめられてゆく様は見ていてたまらなく楽しいし、
彼のブレブレな感情がリアルっぽくてあざ笑えるんです(笑)
…と、性格の悪いまるしーです♪
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今、紹介した
『娘の友達』は、
電子コミックサイトの
ブックライブ(BookLive!)で絶賛配信中の漫画なんです~♪このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
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