
※このページは、第3話のネタバレ内容を中心にまとめています。
ドラマをきっかけに作品が気になった方や、
原作を読むか迷っている方は、
作品全体の特徴や向き・不向きをまとめた解説ページも参考にしてみてください。
▶ 『ニセ真面目女子はすみ』はどんな漫画?
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ニセ真面目女子はすみ 第3話ネタバレ感想|感情の欠落が見え始める行動
第3話では、
はすみという人物の「普通ではなさ」が、
よりはっきりと輪郭を持ち始めます。
前話までにも違和感はありましたが、
この回では感情の欠落が、行動として表に出てきます。
周囲が動揺するような場面でも、
はすみだけが淡々としている。
その落差が、
読者にじわじわと不安を与えてきます。
相手の感情を読み取れない危うさ
第3話で印象的なのは、
はすみが相手の感情をほとんど汲み取れていない点です。
怒りや焦り、
あるいは恐怖といった感情が向けられても、
それを「意味のあるサイン」として受け取れない。
結果として、
相手の気持ちを逆なでするような言動を、
無自覚に繰り返してしまいます。
本人に悪意はありません。
ただ、理解できない。
その一点が、
この物語の怖さを支えています。
「普通」をなぞっているだけの振る舞い
はすみの行動は、
一見すると常識的です。
謝る。
笑顔を向ける。
空気を壊さないように振る舞う。
しかしそれは、
感情から生まれたものではありません。
「こうすれば問題にならない」
という型を、なぞっているだけ。
この違和感が、
周囲の人物との溝をさらに深めていきます。
静かに進む関係の歪み
第3話では、
大きな事件が起きるわけではありません。
それでも、
人間関係は確実に歪んでいきます。
はすみの言動が、
意図せず相手を追い詰め、
取り返しのつかない感情を生んでいく。
その過程が、
とても静かに描かれているのが印象的です。
第3話の感想|理解できなさが恐怖に変わる
第3話を読んで強く残るのは、
「この人は分かり合えないかもしれない」という感覚です。
悪人ではない。
でも、善人とも言い切れない。
その曖昧さが、
物語全体に不穏な影を落としています。
共感できない主人公だからこそ、
次に何をするのかが読めない。
心理描写が好きな人ほど、
この回で一気に引き込まれるはずです。
