著者:北見明子
『能なし巫女は、鬼神さまに愛される 』
3話の解説と感想です♪
鬼神・暁の妻として小夜の平和で穏やかな霊山屋敷での生活が始まった。
これまでの辛くて厳しい毎日とは180度異なり、
据え膳上げ膳の暮らしにはすごい有難みを感じつつも、
どこかそんな贅沢すぎる日々に罪悪感を覚えてしまう小夜がいました。
{自分にも何かできることはないだろうか?}
ただ単に暁の妻として置物のように過ごしていることに居心地の悪さを感じた小夜は、
新妻のあられもない襷掛けスタイルで、屋敷の掃除を始めたのです。
いわゆる女中仕事である。
そんな小夜に従者の菖蒲は、鬼神の妻として悠然と構えていてくれと訴えるのですが・・・
「凝りもせずまた森に出て妖に襲われてしまう小夜はやはりポンコツなのかな(汗)」
2話の解説と感想はコチラです♪
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能なし巫女は、鬼神さまに愛される【ネタバレ3話】私は霊山の主、暁の妻よ!
霊山屋敷での暮らし
「小夜さま!何をなさっておいでか?」
平穏な朝を迎えた霊山の屋敷に菖蒲の驚いた声が響く。
なんと…
暁の妻となった小夜が屋敷の長い廊下をあられもない姿で雑巾がけしていたのだ。
あまりに平和過ぎる霊山屋敷での暮らしが、小夜の労働意欲を掻き立ててしまったのだ。
張り切って屋敷の掃除を始めた小夜に対し、菖蒲は鬼神である暁の妻として、
もっと毅然とした優雅な生活を送って欲しいと説得します。
これには小夜も困った(汗)
菖蒲の言ってることはよく理解できるのですが、
なにせ毎日が平和過ぎてあまりにもやることがなく退屈で、
おまけに夫の暁とはほとんど会話を交わすことのない生活サイクルなのです。
小夜としてもどうやってこの霊山で過ごしてゆけばいいのか戸惑ってしまうのです。
「私は霊山の主、暁の妻よ!」
ある日、例の三つ子三姉妹たちが薬を作るための薬草が不足していると話しているのを聞いた小夜は、
「じゃ…私が採ってくる!」
と…姉妹たちが心配するのをよそにいそいそと一人で森にでかけて行ったのです。
こまった新妻だ(汗)
やがて…三つ子姉妹たちの不安が的中します!
小夜は森の中で妖に襲われそうになっている蘇芳家の女中と出くわしました。
咄嗟に小夜は正義感からその女中を助けようと妖の前に立ちはだかり、
「私は霊山の主、暁の妻よ!」
と…今にも女中を食べようとしている妖を一喝したのです。
すると…
トツゼン現れた鬼神の妻に最初は面食らって怖気づいたその妖でしたが、
巫女として何の霊力もないただの生贄的な存在である小夜なのです。
残念ながら鬼神の妻という肩書だけで大人しくなるような相手ではなかった。
小夜と女中の身に絶体絶命の危機が訪れる・・・
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3話の感想
なぜゆえ短期間のうちに妖から二度も襲われる残念なことになってしまうのか小夜は?
さすがに能なし巫女と言われても仕方ない残念さがある(汗)
しかも…
これまでずっと女中として下働きの毎日だったからか、
小夜は本来なら格式ある良家お嬢様的な身分なのに、まったくそういう暮らしが退屈でしょうがない様子です。
屋敷を思いっきり雑巾がけしてる彼女の姿は女中さんそのものでした。
ある意味可哀そうだ。
暁と夫婦になったと言ってもほとんど夫婦の交流がない状態であり、
確かに何もやることがない小夜としては毎日が退屈でしょうがないでしょう。
今までが一日中こき使われる生活を強いられていたので、体がうずいて仕方ないんだろうな。
菖蒲も暁にしても口下手で女性とのコミュニケーションが上手ではなさそうだから、
ちゃんと小夜に鬼神の妻とはいかなる生活をするのかを説明していないのも問題だ。
彼らとしてはなるべく小夜に負担をかけることなく大切に扱おうとしてるつもりだろうが、
「なにもしないで欲しい」
という優しさのセリフは、言われた本人にとってみれば、
「お前は不用な人間」と言われているようにも解釈できるのです。
人の気持ちは複雑かつ繊細だし、ましてや小夜のこれまでの生活ぶりを考えたら、
いきなり家の神棚に飾られるような扱いを受けても居心地が悪いだけなのです。
だから無理やりにでも何かやれることを探してあんな事件に巻き込まれてしまうのです(汗)
「これは暁の責任だな。」
いや…それより屋敷の総支配人的なポジションの菖蒲が悪いのかもしれない。
彼がちゃんと小夜が過ごしやすい環境を整えてあげるべきことだと思う。
番頭さんなんだから。
いちいち小夜のすることに驚いたり説明もなく毅然とした態度でいてくださいとかお小言を言ってる前に、
もっと小夜の要望や望みに耳を傾けてあげるべきだろう。
一日中広い屋敷に一人きりでいて何もしないなんて、これはこれでちょっとした地獄のようなもんだ。
オマケに今回起こった森での騒動で、妹の七瀬に小夜が生きていることがバレてしまいました(汗)
なぜか七星は劇怒りしてましたよ。
なんで小夜がまだ生きていることが分かってアンナに怒っているのか分かりませんが、
そのことが小夜にとって決して良くないってことは確実に分かる。
まだちゃんと暁と小夜がラブラブでない時期だけに、これは厄介だな~(汗)
>>>『能なし巫女は、鬼神さまに愛される 』4話の解説と感想はコチラ♪
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