希夏帆(きなほ)が冬真(とうま)や春陽(はるひ)と暮らすようになって初めてのお正月を迎えます♪
正直、二人を引き取ってからというもの、まったく仕事ははかどっていないけど、
なぜだか自分の心は充実している希夏帆は…?
家族という煩わしさと心地よさ!
『の、ような。』
2巻の解説と感想です♪
それは、彼女が持っていた”母性”というモノなのか?
それとも子供というのは近くにいるだけで大人に生命力を与えてくれる存在のか・・・?
とにかく、希夏帆は、慢性的な寝不足で仕事に追われながら張りのある毎日を過ごしている・・・
4人の生活が始まってから初めての年越しが訪れる。
そして・・・
そんな慌ただしいタイミングにあるあるで勃発するのが子供の急な発熱(汗)
希夏帆たち一家も例外なくお子ちゃま体調悪いコースに突入しちゃいます!
子供の病気は大人と違って、気を抜けば大ごとになることがあるのでさぁ~大変!
仕事は立て込み、何日も寝不足が続いている状態で、家族に病人が出た。
初めての経験に希夏帆もてんてこまいで奮闘するが・・・
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もくじ
2巻の見どころ
独身のアラサー女子・希夏帆が、中学2年生の冬真(とうま)、5歳の春陽(はるひ)、
そして希夏帆の恋人・愁人(あきと)の4人暮らしをスタートさせて初めて迎える年越しは、
春陽の風邪から始まった てんてこ舞いのお正月でした〜!
なぜなら年明け一発目に春陽が風邪をひいちゃうからです!
「そう…5歳児の体は油断するとすぐに体調を崩します(汗)」
それは希夏帆と共に暮らす春陽も例にもれずでした。
なぜかこの年頃の子供って、ここぞ!というタイミングで発熱しちゃうんです(汗)
小さな子供がいる家庭ではあるあるなことですが、なんせ希夏帆と愁人にとっては初めてのことで、
冬真と春陽を引き取る時にはなんとなく覚悟していた事態だったが、
実際に事が起こるといろいろとあたふたしてしまうのです(汗)
そこで…
2巻の見どころは、希夏帆たちが初めて4人で過ごした散々なお正月の模様と、それなのに幸せそうな家族の光景ですね。
一人で好き勝手に暮らすのもそれなりに幸せかもしれないが、
煩わしい家族とワイワイやりながら消耗してゆくのも、それはそれで幸せなもんです。
一人の孤独や気軽さを知っているからこそ希夏帆は、家族生活の良さも理解できるわけですね♪
そして・・・
相変わらず希夏帆の洞察力と、子供たちに対する距離感は素晴らしいものがありますね。
『賢い』という言葉は希夏帆みたいな人のことを差すんだろうな~
いつも彼女の持ってる視点には毎度のこと感心させられます♪
の、ような。 【ネタバレ2巻】家族という煩わしさと心地よさ!
リアルな日常と非日常
2巻では、希夏帆たちが4人で暮らし始めてから初めてお正月を迎えるエピソードが描かれています。
正月そうそう一番下の春陽が風邪をひいちゃうんですが、
その後、家族が順番にかかってゆくというよくあるお正月のリアルなウィルス戦争です(汗)
そんなリアルな日常と非日常なお正月あるあるのエピソードは、
これといって大きな事件が起こってるわけでもないが、
誰もが一度は体験したことがあるお正月の散々な風景だと思うんです。
例えば、お正月やゴールデンウィーク、お盆、など大型連休の初日に体調を崩したり事故に合う。
これって、世の中すべての人のあるあるですよね。
「どうしてこんな日に?!」
病気になったり、事故に合う時って、だいたい病院が休みの時っていうイメージとかありませんか?
今回の『の、ような。』は、正月に家族の中で病人が出て、その後ほかの家族に飛び火してゆくお話を、
まったく血のつながりがない希夏帆たち家族ならどういうことになるのか?
その様子が細かく丁寧に描かれたエピソードとなっておりますはい(笑)
そして・・・
ストーリーの中には、春陽が亡くなったお母さんの顔を思い出せなくて、
そのために希夏帆がとったすばらしい対処方法や、
中学生という一番難しい年ごろにいる冬真との絶妙な距離感でのやりとりなど、
希夏帆がまっとうな大人として、冬真や春陽に与える無償の愛情にジンとしちゃうんです。
合理的で人と群れず、我が道を行くあまり他人に感情を動かされないタイプの希夏帆が、
冬真の切ないくらい健気でしっかりした性格と、春陽の太陽みたいな明るさと可愛さの前では、まるで母親のように接している。
しかもかなり子煩悩で事細かく躾にも熱心だ・・・
確かに、あの元気で無邪気な春陽が風邪をひいて苦しそうにしている姿は見るに忍びなかったですね。
{出来る事なら自分が変わってやりたい!}
これは、熱にうなされてる春陽を見て、愁人と希夏帆の両方が同時に込み上げた感情でした。
希夏帆と愁人の二人が、だんだんと両親のような目線で冬真と春陽を見ていることに驚きです。
ただ・・・
フル回転で仕事と家事と養育に当たる希夏帆に疲れのピークが続いているのが少し心配です・・・
後半の展開
春陽の風邪が愁人へ移り、最後に希夏帆が受け取り、結局、冬真の大活躍で終わった初めてのお正月。
後半の展開は、希夏帆らしいエピソードが一つ待っていました♪
物事の原理原則をしっかりとらえ、何事にもぶれない目線を持っている希夏帆の態度が、
時には春陽の通う幼稚園の親たちに誤解されることがあり、
希夏帆もまた理不尽な状況に牙を向いて言いたいことを言ってきました。
そんな希夏帆の姿に共感して、何人かのママ友たちが希夏帆と交流を求めてきたくらいです♪
希夏帆と幼稚園のママ友たちのエピソードはなかなか面白いんですが、
今回も、2巻最後の9話で、希夏帆らしい幼稚園でのエピソードが一つあり、
それは、心がジワっと温かくなるような微笑ましいエピソードだったのです♪
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2巻の感想
今回も主人公・希夏帆の卓越した知識と、ものごとの考え方に勉強させられました。
希夏帆の職業は『物書き』という表現で紹介されていましたが、
「実際のところどんな種類の物書きさんなんだろう・・・?」
WEBライターさんなのかな~?
まぁ~どっちにしても人の生活音がたくさん聞こえてくる場所での執筆活動はかなりしんどいと思う(汗)
この記事を書いてる まるしーも、言わば物書きの端くれでもあるわけですが、
まるしーなんて、ちょっとでも旦那さんが横でなにか音を立てただけで文章が書けません!
なので、夫が家にいるときは極力パソコンは開きませんし、
どうしても書かなきゃいけないときは、ヘッドフォンで耳を塞ぎ、集中力が上がる音楽を聴きながら書いてます。
だから・・・
希夏帆の置かれている現状がすごく大変だということが痛いほどよくわかるんです。
締め切りに追われ、寝不足が続いてる中で、子供たちへのあの優しい対応は、
「よほどできた人間じゃないと無理だと思います。」
まるしー だったらすぐにキーキーとヒステリックに怒鳴り散らしているはずだ・・・
余裕がないから・・・
ありえないほどハイスペックな中学生・冬真のフォローがあるとはいえ、
今まで小さい子供と暮らしたことがない希夏帆の疲労度は凄まじいいものだろう。
これが、自分でお腹を痛めて生んだ子供ならそこそこ無茶な感情を出せるんだけど、
希夏帆の場合は、他人で、しかも両親を亡くしたばかりのデリケートな時期の中学生と幼稚園児である。
どうしても普段の生活の中で希夏帆側が気遣ってやらないといけないことばかりです。
「だから希夏帆はスゴクよくやっていると思うんです!」
冬真と春陽の母親ではない母親という役柄を。
そして・・・
この物語に出てくる4人の主要メンバー、希夏帆・愁人・冬真・春陽の4人全員が愛すべきキャラクターです♪
だから特別なんでもない日常を切り取ったエピソードがおもしろいんだろうな~♪
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