著者:七ツ河ほづみ /COMIC ROOM
『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない 』
1話の解説と感想です♪
一週間後に結婚披露宴を控えた侯爵令嬢のカレンは、
人生最良の日を迎える喜びを前にして、
残り少なくなってきた大切な家族と過ごす日々を愛おしむように過ごしていました。
だが…そんなカレンに悲劇はトツゼンやって来た(汗)
なんと…
予定時間よりもかなり早くカレンの屋敷に訪問してきた来た婚約者のクリスとその父親は、
開口一番でカレンとの婚約解消を申し入れてきたのです!
「えっ…!?」
「どういうこと?」
一体何が起こったというのか…?
必死で怒りを押し殺しながらカレンの父親がその理由を尋ねたところ、
相手からは耳を疑うような信じられない返答が返ってきたのです!
「これはムカつく、いやムカつくどころではなく、絶対に許してはいけないアカンやつだ!」
『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない【ネタバレ1話】理不尽すぎる婚約破棄!
理不尽すぎる婚約破棄
レッドサム侯爵家4人の家族が揃った穏やかな食事風景から、この物語は幕を開けます。
主人公の侯爵令嬢・カレン・オブ・レッドサムの結婚披露宴を一週間後に控えたこの日、
食事中に交わされる家族の話題は、もっぱらカレンの結婚を楽しみだとする和やかな幸せに満ちた会話でした。
父親のジャックを始め、兄・アランに妹・セリアとカレンの4人で暮らすレッドサム家はすごく仲の良い家族です。
この日もいつものごとく笑顔とおしゃべりの絶えないに日常風景が広がっていたのに、
あるとんでもなく品性下劣で常識のカケラもない二人の訪問者のおかげで、
幸せの絶頂にあったレッドサム家は、悲しみのどん底に突き落とされることになったのです(汗)
その原因は、定刻より半日も早くレッドサム家に到着したエリオット家のクリスとその父親・リチャードでした。
クリスとはエリオット侯爵家の子息であり、カレンの”婚約者”だ。
本来なら一週間後に控えたレッドサム家が主催で行われる結婚披露宴の前の顔合わせだったのですが、
なんと…
やってきて早々に婚約相手のクリスと父親は、カレンとの”婚約解消”を申し出てきたのです(汗)
「えっ…!?」
ウソでしょ?
この時期になんて非常識なことを言ってるんだこのバカ親子は(汗)
しかも…
その理不尽すぎる婚約破棄の理由というのが、
3ヵ月前に貴族学校を卒業したカレンと同じ学校に通っていた親友の公爵令嬢のメアリーと結婚したいからだと言うのです。
こともあろうにクリスはカレンの親友に手を出した上に、
一週間後に結婚披露宴を行う予定のカレンに一方的な婚約解消をブッ込んできたわけです(汗)
もはや狂っているとしか思えないエリオット家の言い分に、あいた口がふさがらない父のジャックがいました。
なんたってエリオット家はずっと財政状況が芳しくなく、
レッドサム家が資金援助してきた経緯のある関係性なのです(汗)
それにもかかわらず恩をあだで返すような非常識極まることをやってきたエリオット家。
さらに…
「カレン…ごめん、僕はメアリーを愛してしまったんだ」
この期に及んでまったく悪びれる様子もなく、婚約者であるカレンに対してメアリーへの愛を語るクリス。
こいつは正真正銘のクソ野郎だ・・・
奴らに鉄槌を与えてやる!
メアリーの実家であるスコット公爵家が、今後はエリオット家の経済的な後ろ盾になってくれるということで、
クリスは心置きなくカレンとの婚約解消を言いだしてきたのです。
婚約者の口から直接面と向かって自分の親友であるメアリーを愛していると言われたカレンのショックは計り知れない(汗)
それに…
カレンが侯爵令嬢で、メアリーが公爵令嬢という爵位の身分差もカレンに劣等感を抱かせました。
エリオット家はレッドサム侯爵家とスコット公爵家を天秤にかけた上で、より格上のスコット公爵家を取ったのです。
あまりの悲しみと屈辱に耐えきれず涙を流して自室に閉じこもってしまったカレン。
これほど理不尽な仕打ちがあっていいものか?
もちろんカレンの父親・ジャックは怒り心頭でクリスの父・リチャードに対し、
一週間後に迫った結婚披露宴の責任をどう取るつもりだと詰め寄りますが、
それでもリチャードは悪びれることなく、そのままレッドサム家の主催で、
カレンではなくメアリーとクリスの結婚披露宴を開催してくれればいいと言ってきたのです。
ありえない(汗)
なんとふてぶてしくなめた態度だ。
普通ならそんなバカげた要求を受け入れるはずもないことですが、
ここで話に入って来た兄のアランが事の成り行きを聞くと、
お驚くことにこの失礼極まりないエリオット家の要望を受け入れると返事をしたのです(汗)
どうしたアラン…?
気でも狂ったのか?
そう言いたくなる彼のお人好しっぷりですが、
実はそうではありませんでした。
誰よりも妹のことを愛する兄の心の中は烈火のごとく怒りの炎が燃え滾っていたわけです!
「奴らに鉄槌を与えてやる!」
アランには何か考えがあるようだ。
そりゃそうだ。
『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
1話の感想
めちゃくちゃ血糖値が急上昇する1話の腹立たしい内容でした(汗)
というか恐るべしエリオット家の極悪非道っぷりですね!
ここまで人として下品で民度が低いと逆に清々しさを感じてしまう(笑)
まぁ~見事なヒールっぷりです!
「まさに恩を仇で返すとはこのことだ!」
本作のタイトルそのまま♪
しかも…
クリスがカレンとの婚約を解消したい理由が、カレンの親友と結婚したいからという節操が無さすぎる理由です。
もうクリスは悪役として超一級品の代物ですよ!
思わず笑ってしまうほどのクズ男っぷりを発揮した婚約者クリスくんです。
どうせクリスが結婚しようとしているメアリーも、カレンとは本当の意味の親友関係なんかじゃなかったんだろう。
メアリーはいかにも見た目が清楚な感じで、腹の中では何を考えているか分からないタイプの悪役令嬢っぽい。
だからカレンはまんまとこの性悪オンナに婚約者をかすめ取られたのでしょう。
まぁ~所詮は婚約者の親友に手を出すような男だから、結婚する前にクリスの本性が分かって逆に幸運でした。
「クリスなんかと一緒になってもカレンが不幸になるだけだ。」
ただし、とにかくこのエリオット家には許せないことが多すぎるからそのまま縁切りするわけにはいかない(汗)
奴らの言ってることややってることが異次元レベルで図々しくておこがましいのだ。
「エリオット家には地獄を見せなければいけません。」
今回はとんでもない不幸に見舞われてしまったカレンですが、
彼女にとって救いなのは、家族の皆が彼女の味方であり、
父も兄も妹もみんなカレンのことを心から愛しているという事実です。
カレンの不幸を願ってる家族は一人もいない。
家族全員が仲がいい貴族は珍しいのです。
大概は兄弟・姉妹間は仲が悪いというのがセオリーなのです(汗)
「でも…レッドサム家は違う。」
見たところレッドサム家ではお母さんの存在が見当たらないのでここは父子家庭なのかな?
そうなると今までカレンが母親役として妹・セリアちゃんの面倒見てきたのでしょう。
すごく仲の良い家族なので、そんな彼らがクリスとその父親から言いたい放題に言われている様子が見ていて辛かった(汗)
もちろん人とは思えない不義理を働いたエリオット家との縁談なんて、
後になって向こうが土下座して謝って来ても復活させる気にはならないだろうけど、
あそこまで金銭的援助をしてやってきたエリオット家からコケにされたら、
そりゃあもうこのまま黙っているわけにはいきませんよ!
それにカレンには心強い家族という味方がいる。
特に兄のアランはかなり頭もキレそうで度胸も据わってそうです。
「奴らに鉄槌を与える!」
彼が言い放ったこのセリフもすごく痺れましたし、なおかつものすごくイケメンだ♪
これはもアラン兄さんにエリオット家への断罪は一任していいでしょう♪
大丈夫だ。
今回は結婚前にクリスが最低の人間だと分かって逆にラッキーだと気持ちを切り替えた方がいいですね。
「ラッキーだったよ…カレン。」
可愛くて人柄の良いカレンには、クリスなんか比べ物にならない素敵な男性が現れますよ♪
無料試し読み
今、紹介した
『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない 』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいだけです♪
会員種別も月額ポイント制とその都度購入の嬉しい2コースが用意されています。
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っていますし、
漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に商品が取り揃えられています♪
なので・・・
漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて損はないお店だと思いますよ~♪
『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>コミックシーモアなお、無料試し読みのことや『コミックシーモア』について詳しい説明が知りたい方はこちらのページでご案内しております♪
↓↓↓