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夫の消し方【ネタバレ6話】妻をなめ過ぎた二人に下った制裁!

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著者:ハナ /COMIC ROOM  

『夫の消し方 』

6話の解説と感想です♪

大輔と美咲が不倫関係にあることを確信した真紀。

夫と結婚して5年目に突き付けられた裏切りの光景は、

真紀にとってあまりにも残酷で許せないものだった(汗)

明らかに常軌を逸した美咲の真紀へのマウント攻撃は、

二人がそういう近しい関係であることに裏付けられたものだったのだ。

そういうことか!

二人して私をコケにするなら見ていればいい。

2人が私に与えた屈辱と怒りへの代償はきっちりと払ってもらう。

ついに…ワンオペのサレ妻・真紀の容赦ない怒りの鉄槌が夫と不倫相手に打ち下ろされます。

スカッとざまぁ~な完結編は、とにかく鮮やかで見事な真紀の復讐劇で幕を閉じるはず…!?

「さぁ~真紀も読者も溜まりに溜まったストレスを発散させる時が来ました~♪」


5話の解説と感想はコチラ♪
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夫の消し方【ネタバレ6話】妻をなめ過ぎた二人に下った制裁!

復讐の舞台が整った

真紀が夫の大輔と山口美咲との”不倫関係”を知った日から数えて三カ月の時が経過しました。

その間…何食わぬ顔をして普通に大輔との夫婦関係を続けていた真紀がいたのです。

表面上では特に大きな変化を見せることはなかった真紀ですが、

明らかに以前とは真紀の大輔に対する態度や接し方は変わっていました。

しかし…その事にはなんとなく大輔も気づいてはいたが、

それを大きな問題としては捉えていなかったのです。

真紀は時折り大輔との会話の中で彼の不貞を指摘するコメントを散りばめていたのですが、

そんな妻の”真意”を読み取れないまま、クズ夫の大輔は運命の日を迎えることになるわけです(汗)

そして…その時は突然やって来ました!

この日は休日で、真紀が実家の母親が幼い息子の面倒を見てくれるからという理由で、

大輔に駅前の中華屋さんで外食しようと誘います。

「いいね中華♪」

真紀の意図を知らない大輔は咄嗟に大好物の中華と聞いて嬉しそうに返事をしたが、

その店は三ケ月前に真紀が美咲から大輔に連れて行ってもらって美味しかったと言っていたいわく付き店なのです。

明らかに”危険フラッグ”が立ったことにまだ気づかない大輔。

真紀の復讐劇はすでに始まっているのです。

このあと真紀は大輔と美咲にとって思い出の店に、美咲も招待しようと大輔に伝えます。

すると明らかに動揺している大輔が美咲を呼ぶことを嫌がりますが、

もちろんこの日に二人を追い詰めようと考えている真紀は引き下がりません。

仕方なく大輔が美咲に連絡をとると、まさかこれから地獄に突き落とされるなど想像もしていない美咲は、

大輔からの連絡を受け二つ返事で真紀が同席する中華屋での食事にOKしたのです。

美咲も相当にヤバい女だ(汗)

これで三カ月間に渡り耐えに耐えてきた真紀による復讐の舞台が整ったわけだ。

ここからいよいよクライマックスに向けて物語は最高潮に盛り上がって行きます。

みんなで楽しみましょう♪

妻をなめ過ぎた二人に下った制裁

「遅くなってすみませ~ん♪」

まるで真紀のことが見えていないかのごとく大輔に熱い視線を送りながら店に合流した美咲は、

ちゃっかり大輔の隣の席に着くと、まるで勝ち誇った表情を浮かべて真紀に挨拶をする。

「おひさしぶりです。」

その態度はもう大輔は自分のモノだと言わんばかりな自信に満ち溢れたものでした。

だが…

もはや真紀は大輔と美咲が目の前でイチャついていても何も感じない。

むしろこれからの時間を考えて武者震いしていただろう。

やがてその時が来ました。

真紀はトツゼン二人に見て欲しいものがあると言って、

テーブルの上に数枚の”資料”をぶちまけてから一言。

「お二人…不倫してますよね」

真紀が突き付けた資料は、大輔と美咲が不倫関係にあることを示す動かざる証拠の数々でした。

その瞬間…やっと大輔が妻と別れる瞬間が来たと喜ぶ美咲とは裏腹に、

表情を凍り付かせ慌てて真紀に謝罪する大輔の姿があった。

まったく正反対な二人のリアクションに思わず笑ってしまう。

まずそこで大介と美咲がクズ同士の”修羅場”を演じるわけだ。

妻とは離婚すると言った不倫男の上等文句に惑わされた美咲が必死で大輔に縋りつくも、

そんなことはウソに決まっているだろうとあくまでも妻への謝罪に必死な大輔。

しかし…

バカで憐れな二人が言い争っているのをよそに、

真紀は美咲に対して一枚の用紙を差し出しました。

「内容を確認の上サインお願いします。」

えっ…!?

それは大輔との不倫関係を認め、真紀に慰謝料として300万円を支払う旨が記載された美咲用の”念書”でした。

用紙に書かれた文面に内容を理化した美咲はそこで初めて自分が犯した罪の重さに気づき、

先ほどとは一変した態度で大輔に助けを求め始めます。

「大輔さんなんとかしてよ!」

だが…当の大輔は美咲を庇うことも彼女と目を合わすことさえしなかった。

これはこれで大輔のクズっぷりが見事に表れた最低なリアクションだった(汗)

美咲が呆然自失となっている横で、自分だけは罪を免れようと、

必死で真紀に許しを請う大輔の姿はさらに滑稽を極めました。

妻をなめ過ぎた二人に下った制裁は、

恐らく今後の彼らの人生に大きな影を落とすことになるだろう。

ここから大輔と美咲にはそれ相応に”悲惨な結末”が待っていました。

そのクライマックスの一番面白いシーンは、是非とも本編現物でお楽しみください♪


 

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6話の感想まとめ

前回のサレ妻・千尋と同様に、容赦なく夫を切り捨てた今シリーズのサレ妻・真紀でしたが、

今回は特に計画し尽くされた鮮やかで爽快な復讐劇だったように思います♪

夫と不倫女を断罪する場所にちゃんと弁護士を控えさせていたことは素晴らしい危機管理だ。

真紀も千尋と同様に人としてすごく”有能”な人間なのでしょう。

そもそも夫の不倫を知り、不倫相手の女からは目に余るマウント攻撃を受けて、

そこから三ヶ月ものあいだクズ夫と普通に生活していた真紀の精神力に感服です。

その耐え難い屈辱の日々を耐えきった原動力は、きっとまだ幼い息子のためでもある。

母としての大きな責任と義務感。

真紀が耐え抜いた三ヶ月間もの地獄を思うと、不憫で涙が出てくる(汗)

「本当によく頑張りました」

特に真紀が偉いな~と感じたのは、大輔の裏切りを知り、

離婚を決意した後に間を置かずまだ幼い息子に言葉を尽くして今後の事を話し聞かせたことと、

恥を忍んで実の母親に離婚の決意を打ち明けたことだ。

こういう時に出来そうでできないのが一番身近な人へのデリケートな頼みごとなのです。

それを真紀は勇気をふり絞ってやり遂げたのです。

もはやこの段階で大輔との離婚協議は7割方成功したようなもんだと言っても過言ではありません。

「とにかく一人で行動せずに信頼できる味方を作ることが大切だ。」

さらに…

真紀は自分の考えだけで夫と浮気相手を断罪することはせず、

弁護士という専門家に知恵を借りて確実に勝つ闘い方を実践しました。

それが今回の三ヶ月という復讐までの鉄壁な準備期間となったわけで、

何から何まで素晴らしい離婚に至るまでのプロセスでした。

幸い大輔と美咲の両方から慰謝料として各300万円が手に入りそうですし、

離婚が成立したあとに”シングルマザー”となっても、

この経緯を全て知っている優しい母親が真紀をフォローしてくれるでしょう。

新たな母子2人の生活が順調な日常になっていくまでの期間は、クズ二人からもぎ取った慰謝料で賄えばいい。

真紀ほどのしっかりした人間ならば、きっとビジネスシーンにおいても、

その有能なスキルを発揮して経済的な面でもじきに安定してくるはずだ。

結果…

文句の付け所がない華麗で鮮やかなサレ妻・真紀の復讐劇でした♪

しかし…

どうしてこうもしっかりした常識ある女性たちがクズ男に引っかかってしまうのでしょう。

そこが何より問題だな…(汗)

女性が元来持っている”母性本能”のせいだろうか?

心優しくてしっかりとした何かにつけて有能な女性ほど、

世話のかかるダメ男にコロッと絆されて人生を踏み外してしまうんだ。

その逆にバカで愚鈍なサイト主のまるしーみたいな女ほど、

しっかりした責任感のある男性と結婚しているような気がする。

これは決してノロケとかではなく自戒だ(汗)

この先、まるしーがもっとしっかりしないと、

本作の大輔とはまた違った理由で、夫のけいぞーさんから三行半を突き付けられるかもしれない。

マンガや動画ばっかり見ていたらダメだ(汗)

まずは朝食に使った食器を洗おう。

そろそろ溜まって来た空き缶とビンも捨てなければいけない。

キッチンが地獄状態に臭くなる魚料理もたまには我慢して作ろうか?

なんたってけいぞーさんは魚が大好物だ♪

う~ん。

とりあえずあと一作だけ今日出た新刊を読んでからまた考えよう♪

あぁ・・・

「この調子だとホントにXデーは近いかもしれないな…(汗)」

まるしーのことは差し置いて、とりあえずスカッと痛快なセカンドシーズンの結末でした♪

 

>>>『夫の消し方』7話の解説と感想はコチラ♪

 

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