著者：ハナ /COMIC ROOM
『夫の消し方 』
5話の解説と感想です♪
私はなにか悪い夢でも見せられているのだろうか…？
ただ未熟で世間知らずなだけの若い女なのか、
それともワザと真紀に大輔との仲を匂わせているのか？
上司の妻の前で上司の下の名前を連呼しながら楽しそうにはしゃぐ若い女。
これって…まさかそういう事なの…？
いや…
さすがにここまであからさまに不倫関係を匂わしてくるようなバカはいないだろう。
その時の真紀はそう思ったていたのだが、その予想は大きく外れていたようだ。
そう…
真紀がある人物のサブアカに投稿されたコメントと添付画像を見た瞬間・・・
「ヤバすぎる匂わせ女の挑発的なその態度は、本当にバカとしか言いようがない（汗）」
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夫の消し方【ネタバレ5話】沸々と湧きあがる夫への疑念！
不倫匂わせ
大輔の部下・山口美咲（やなぐち みさき）が見せたこの日の立ち振る舞いは、
明らかに大輔の妻である真紀への”不倫匂わせ”であり、挑発行為のように見えたのですが、
真紀とすれば常識的に考えて、まさかここまであからさまな態度はとらないだろうと思っていました。
ただそれでもやっぱり妻の目の前で夫とイチャイチャしている美咲の行動には心中穏やかではありません（汗）
そんなのは当たり前だ！
それほどまでにこの時の美咲が取っていた大輔へのベタ付きっぷりは常軌を逸していたのです。
やがて自宅での部下を招待した食事会も終わがきて、美咲を含めた部下たち3人は帰って行きました。
よほど楽しい時間を過ごせたのか、夫の大輔はいつになく上機嫌で、
部下たちに料理を振る舞ってくれた真紀にお礼を言います。
しかし…
当然のことながら真紀の心の中には夫に対する不信感が渦巻いているわけで、聞きたいことが山ほどある。
でも実際にはそこから大輔を問い詰めることはなく、
大輔がお風呂に入ったタイミングで、テーブルに置きっぱなしにしていた彼の携帯電話に手をかけた真紀がいました。
そりゃ～浮気チェックぐらいはしたくなるのは妻としての感情だ。
沸々と湧きあがる夫への疑念！
恐らく大輔と美咲がやり取りしている内容を見ればことはハッキリするはずだ。
真紀はまず大輔の誕生日で携帯にパスコードを入力して画面ロックをはずそうとしたがダメで、
そのあとは息子の誕生日、そして真紀の誕生日を入力するも携帯の画面は開かない（汗）
最悪な事にその3回で携帯にロックがかかってしまい、
焦った真紀はその日の携帯チャックを諦めて寝ようとするのですが、
いくら眠りに就こうとしても沸々と湧きあがる夫への疑念は収まることはなく、
今度は自身の携帯で夫がSNSに投稿しているコメントや画像から何らかの手掛かりを探そうとする真紀。
しかし…
いくつかのコメントや画像を見ても特に大輔のSNSにはそれらしい人物とのやり取りは発見できませんでした。
ここで少しホッとする真紀。
｛やっぱり考え過ぎだったのかな…？｝
少しだけ夫に向けた疑いの気持ちを反省しかけていたその時でした。
ついに真紀は発見してしまったのです！
そのSNSアカウントは、まさしく今日家に来た山口美咲と思しき人物の”サブアカ”だと思われるものでした。
そのSNSに投稿されたコメントや画像の中には、
大輔と美咲が不倫関係にあると思わせる内容が溢れかえっているではないか（汗）
コメントの内容や画像事態は匂わせのものではあるも、
真紀にはそれは大輔と美咲としか思えないものばかりでした（汗）
｛これって絶対…!?｝
真紀の呼吸がみるみるうちに激しくなっていく。
そのアカウントのSNSには、投稿者の誕生日が分かるコメントがあった。
真紀はゆっくりと大輔の携帯を手に取ると、
美咲だと思われる人物の誕生日の日付を入力したのです。
その瞬間…大輔の携帯ロックが・・・
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5話の感想まとめ
読んでいるのが辛いシーンの連続でした（汗）
妻が夫の浮気を発見する前後のタイミングは読者のストレスも最高潮な時だ。
結局のところ…
美咲は真紀に対して真正面からケンカを吹っかけてきたわけですね。
彼女の態度は匂わせどころの可愛らしいものではなく、
明らかに真紀のことを挑発して勝負を挑んでいるような太々しい様子だった。
不倫相手の妻がいる前であれだけ堂々とベタベタできる神経は相当なものであり、
あの自信満々な美咲の態度から察するに、恐らく彼女は大輔からベットの中の寝物語で、
「妻とは離婚を考えている」とか…将来の結婚を匂わせるようなセリフを言われているのだろう。
そんな自身に満ち溢れた美咲の大輔に対するイチャつきようでした（汗）
「バカだな～ホント。」
一般的に考えて、不倫してる男がベットの中で離婚を匂わすセリフの99％はウソと思った方がイイ！
しかも離婚する気がない男に限って不倫相手の女性には妻との離婚を匂わすんだ。
それがよくあるドロ沼愛憎劇に発展する大きな要因のひとつです。
もちろん悪いのはそんな言葉で浮気相手との関係を続けようとする男性の方ではあるものの、
相手が既婚者だと分かった上でその先の未来に希望を抱いて禁断の道へ突き進む女性も悪い（汗）
日頃の家にいる大輔の生活ぶりから想像すると、恐らく彼は真紀との離婚などまったく考えていないだろうし、
真紀には大輔に対する不満はたくさんあるが、大輔にはコレと言って真紀に対する不満はなさそうだ。
きっと家庭円満な夫が自身の邪な性欲を満たすために、
22歳の若い肉体を持つ美咲は利用されているんだ。
どうして分からないんだろう…？
浮気をする男はあくまでも浮気する男であって次は自分が裏切られることになることを…。
「因果は必ず巡って来る！」
これが世の常。
さて…
家庭が順調に上手くいっているがゆえの大輔が犯した大きな罪。
「たぶん自分では全く気付いていないだろうな。」
日頃から妻を傷つける言動や心無い振る舞いに真紀の心が疲弊していたことなんて…（汗）
大輔と美咲が不倫関係にあるとほぼ確信した瞬間の真紀に起きた”過呼吸”のような状態。
その時の心中を察すると気の毒でしょうがない（汗）
大輔はほんの出来心のつもりで会社の若い女の子に手を出したつもりなんだろうけど、
なんだかんだ不満はあっても今まで夫を信じて家庭を守って来た真紀にとっては許しがたい怒りと屈辱だ。
この5話のラストページに描かれた真紀の心痛な表情がその全てを物語っています。
恐らくは彼女の中で全てが繋がったのでしょう。
大輔の口から日頃出てきていた真紀に対する心無い暴言の数々や、セックスレスであった夫婦の関係。
その全ての原因は彼の”浮気”にあったわけだ。
オマケにその夫が手を出した若い女は、とんでもなくヤバいメンヘラ女ときたもんだ（汗）
そうなるとここから導き出される答えは一つしかない！
不倫した夫と相手のバカな女にタップリと慰謝料を請求しての協議離婚。
「この一択だ！」
夫婦関係の再構築なんてありえない！
たぶん真紀の心中はそんなところだと思う。
そのためにまずは確実な不倫の証拠集めと、自分が頼れる協力者を作ることが先決です。
言い訳のしようがない証拠を手に入れたその時こそ大輔が地獄を見る瞬間なんだ。
軽い気持ちで妻を裏切り、いい思いをしてきたツケはキッチリと己の身に降りかかってくる。
「因果応報…自業自得」
大輔よ…気持ちよく眠って朝を迎えられる日々はもうすぐ終わりを告げるだろう。
そこから先は後悔の念にもがき苦しみながら残りの長い人生を過ごすのだ。
「ご愁傷様♪」
あと…
バカな男の甘い言葉に舞い上がって一つの家庭を壊すことになった美咲さんよ。
お前みたいな女はこの先もろくな男にしか相手にされないことを思い知れ…！
世の中の厳しさと道徳をこの機会のしっかりと学ぶといい。
自分がどれほど愚かなことをしていたのかをこの後たっぷりと思い知ることになるだろう。
大輔はお前の事を本気で愛してなんかいない。
そして真紀さん。
悔しくて悲しくてどうしようもないその怒りは、クズな二人への慰謝料にぶつけましょう！
大丈夫。
「勇気ある決断したあなたの未来はきっと明るいものになる！」
今からは冷静かつ慎重に相手のことを追い詰めて行きましょう♪
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