著者：東タイラ
『おうちの魔法使い～ワンオペ母は救われたい～』
8話の解説と感想です♪
一人娘の由花がちゃんと学校の友達を家に呼べる部屋にする！
妻の由衣はそう決意して同僚から紹介された『おうちの魔法使い』に仕事を依頼しました。
そこで…
今回の仕事を担当したのは汚部屋のエキスパート・木佐豊（きさゆたか）でした。
木佐の指示のもと高村家の3人はゴミや衣類が散乱する部屋の片づけに挑みます。
すると…
これまで部屋が散らかっていた原因がだんだん見えてきました。
さらに…
夫・和樹には由衣が知らなかった衝撃の事実も発覚して、
汚部屋の片づけをきっかけにして家族の色々な問題が浮き彫りになってゆく・・・
「結局…問題の本質はいつも別のところに原因が潜んでいるということだ。」
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おうちの魔法使い 【ネタバレ8話】汚部屋になった原因が判明！
汚部屋になった原因が判明
自宅がゴミ屋敷化していることで、娘の由花が友達を家に呼べなくて、
学校では非常に辛い思いをしていたことを知った由衣は、
職場の同僚から聞いた家事代行サービス『おうちの魔法使い』に依頼して部屋を片付けることにしました。
当日やって来たのは汚部屋片付けのエキスパート・木佐 豊（きさゆたか）というイケメンな青年でした。
今回の木佐が行う仕事は家族全員が協力してやる片付け方法で主にレクチャーだ。
まずは皆にゴミ袋を渡して各部屋のゴミを回収するよう指示を出しました。
この時点で明らかに不満顔の夫・和樹は娘のために渋々協力しているという感じでした。
いざ…
家の中のゴミを回収していくとあっという間に大量のごみがリビングに集まりました。
「こんなにあったんだ…!?」
改めてゴミの多さにビックリする由衣。
次に木佐が指示したのは衣類の分別です。
木佐は判断に迷う作業を極力させず、簡単で単純な作業を家族に求めていきます。
木佐の指示が明確で分かりやすいこともあり、
高村家の家族たちもスムーズに作業を進めていきます。
この時点で木佐がかなり有能な汚部屋片づけのプロだということが見て取れます。
ゴミや衣類で散らかり放題だった高村家の部屋が少しづつ片付いて行く中で、
さらに…
汚部屋になった原因が判明してくるわけです。
問題はモノの”住所”でした。
とんでもない悲劇
高村家の部屋がなぜ散らかった状態からずっと抜け出せなくなっていたのか？
その理由はそもそもの”収納場所”が決まっていなかったからだ。
由衣の衣類やモノはほとんどその落ち着き先が決まっていたのですが、
和樹と由花のモノのほとんどは収納場所が決めていなかったのです（汗）
これでは片付けたくとも片付けようがない。
しかも…
夫の和樹に至っては購入してから一度も開けていない荷物や、
いまだ段ボールに入ったままのモノや資料がたくさんあって、あちこちの部屋を浸食している状態でした。
そこで…
木佐は今や和樹の荷物置き場と化している一つの部屋を由花の”子供部屋”にすることを提案し、
和樹にその部屋に置いてある荷物をすべて整理整頓することを促したのです。
さすがに大事な娘の為ならば嫌とは言えず、
ここでも渋々ながら和樹も木佐の子供部屋案を受け入れました。
どんどんと3人の作業が進んでいく中、
偶然テレビで流れていたニュースで和樹にとんでもない悲劇が降りかかります。
それは…
和樹が勤めていた会社が事実上の倒産をしたことでした（汗）
なんとも凄いタイミングで最悪なことが起きたもんです。
和樹も片付けどころではなくなって頭を抱え込んでいます。
だが…
この後これまで和樹に対して溜まっていた由衣の不満や怒りが一気に爆発します！
でも…
由衣がブチ切れた理由は和樹が職を失ったからではありません。
もちろん”アレ”のことです。
さて…
由衣が和樹に言い放った至極もっともな言い分とは…？
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8話の感想
和樹は会社をリストラされたのではなく、会社自体が危なかったというわけですね。
そして…
家の片付け中に会社が倒産したことが判明したというわけだ（汗）
確かに和樹の心中を察すると、家の家事や子供の面倒をみる精神的余裕がなかったのは理解できる。
なんといっても自分が勤めている会社が倒産するかもしれない状況だったわけですから、
気持ち的にはそれどころではなかったのでしょう。
ただ…
由衣が和樹のことを「子供だ！」と指摘したのは、
明らかに彼のそういう点に問題があるからです。
夫の会社が倒産の危機にあるということは、家族にとってもすごく重要な問題であり、
まず最初にそのことを妻に伝えてピンチな状況を共有すべきなのは当然のことだ。
由衣の言った通りちっぽけなプライドで勝手に落ち込んでふてくされていた和樹は、
「夫としても父親としても失格だ。」
世の中には妻に会社の倒産やリストラされたことを言えない男性たちはたくさん存在します。
よくドラマや映画でもそう言ったシーンが描かれていたりしますしね（汗）
夫が妻に自分のピンチを打ち明けられない理由。
それは恐らく普段から家族をないがしろにして自分勝手な行動ばかりをしてきたか、
まったく家族とのコミュニケーションを取れていなかったかだ。
まさに和樹がそのタイプである。
自分が辛い立場に陥った際に相談できる関係性が作れていないのです。
特別に和樹が”ダメ夫”だとは思わないが、小心者でプライドだけは高い男性だということは分かる。
この機会にそういう部分を反省して、自分を変えられるかが今後の彼の人生を大きく左右します。
「自分の弱さを認めてしっかり受け止めろ…和樹」
君には由衣のような素晴らしいパートナーがいるんだから幸せだ。
しかも…
本編で由衣が和樹に言い放った言葉は実にカッコよかった♪
女性は強し、母は強しということを改めて思い知った一幕でしたね。
なので…
「この家族はもう大丈夫だ♪」
あと…
汚部屋片づけのエキスパート・木佐くんの仕事っぷりですが、
彼の指導する片付けのやり方がすごく勉強になりました♪
考える必要のない作業を積み重ねて徐々に整理整頓してゆく流れが素晴らしい。
漫画を読みながら生活に役立つ知識も身についてゆくことが何よりも嬉しいですし、
こういう為になる作品はホントお値段以上の価値があると思う。
読んでいて得しかないです。
「収納場所が決まっていないモノは片付けられない！」
実に当たり前のことですが、確かに家の中にそういう存在は何個かいます。
早急に収納場所を作ってあげなければ…（汗）
ただ…
サイト主のまるしーにはすごく心強い味方がいるのです。
そう…
旦那のけいぞーさんがメチャメチャ綺麗好きな上にミニマリストな性格なのです。
時にミニマリストが行き過ぎて大事なモノまで処分してしまうほどで、
なのでまるしー家にはほとんどゴミもモノもない（笑）
ちょっとしたあったら可愛いモノとかは何一つない。
家にモノがなさ過ぎて冬が寒く感じることがあるくらいなのです。
これもある意味で問題と言ったら問題かもしれませんね。
相談してみようかな～木佐くんに！
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