Perfect Crime【ネタバレ11巻】東雲の深い闇と別れの危機!

東雲を深い闇に突き落とした苦すぎる過去!

今、彼と同じような目をした男が東雲と香織の前に現れて・・・

断ち切ったはずの過去が再び東雲の心をかき乱す。

その時、香織は・・・?

自分の殻に閉じ込もり、

誰の言葉も聞こえなくなった東雲の心を取り戻せることができるのか・・・?


Perfect Crime(パーフェクトクライム)

11巻の解説と感想です♪

生き別れとなった東雲の双子の兄・恭一が現れたことで物語は新たなステージへ…

どんな目的があって恭一は東雲と香織に近づいてきたのか?

遠く離れた地で暮らす遠距離恋愛の二人に重大な危機が迫る

愛を誓い合った二人は、この最大のピンチを乗りきれるのか?

11巻の見どころ

ドラマ版もスタートしてなにかと話題になっているこの『Perfect Crime』ですが、

このコミカライズ版11巻が配信スタートとなりました〜♪

 

前回10巻で、東雲遥斗(しののめはると)の生き別れた双子の兄・朝日奈恭一(あさひなきょういち)が登場してきたことで、

本作も新たなステージへと物語が進むこととなりました♪

双子の兄・恭一が仕掛けた罠とは?

そしてその得体の知れないに翻弄される遥斗と香織。

 

今回11巻見どころは、今まで触れられることがなかった遥斗の生い立ちと、彼の家族にまつわる深い闇ですね。

双子の兄・恭一が仕掛けた罠で、いとも簡単に香織と別れようとする遥斗。

兄・恭一に対して抱いているコンプレックスと怒り、

明かされた東雲遥斗の闇。

そして・・・

恭一からすべての真実を聞かされた香織は、それでも遥斗を愛していると言った。

しかし・・・

そんな香織の真っすぐな愛を信じられない遥斗。

東京と香港、遠距離恋愛の二人に襲いかかる最大の危機。

これはワナなのか?

それとも・・・

ヒリヒリと胸を締め付けるクライム・ラブストーリーが、ついにネクストステージへ♪

 


10巻の解説と感想はコチラ♪
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Perfect Crime【ネタバレ11巻】東雲の深い闇と別れの危機!

双子の兄・恭一

東雲遥斗(しののめはると)にかかってきた恋人・香織からの電話。

しかし・・・

電話の向こうで聞こえてきたその声の主は、両親の離婚で生き別れの生活を送ることとなった双子の兄・朝日奈恭一(あさひなきょういち)だった。

突然の連絡に驚く遥斗を、兄・恭一の言葉がさらに地獄へと突き落とす。

「前島さんならちょっと訳あって今、着替えてるよ」

恭一の言葉に動揺を隠せない遥斗。

一体、自分がいない日本でなにが起きているというのか?

 

ここから、遥斗が抱えている家族の闇が、彼の回想シーンと共に描かれていきます。

香織の携帯を使って遥斗に連絡を取ってきた恭一という男は、遥斗が7歳の頃、両親の離婚が原因で生き別れとなった遥斗の双子のだ。

遥斗の父親は極端な仕事人間で、まったく家庭を顧みることがなかった。

寂しがり屋で精神的に弱かった遥斗達の母親は、父の代わりに心の支えとなる男性の存在を求めてしまった。

簡単に言うと母親は不倫してしまったのです。

結果・・・

両親は離婚することとなり、兄・恭一は、父親と共に暮らすことを選択し、弟の遥斗は母親と一緒に生きる道を選んだ。

 

その後、11年の歳月が流れ、再び遥斗と恭一の人生が交錯する。

その日、まったく偶然に同じ大学に進学した二人は、大学のキャンパスで奇跡の再会を果たす。

 

始めは再会を喜び合う二人だったが、恭一が遥斗を父親に引き合わせたことで、

その先、この兄弟が何年にもわたって音信不通となってしまう出来事が勃発する。

それは、母と離婚した父親が遥斗に言い放った冷たすぎる一言だった。

11年ぶりに会った息子の遥斗に対して父は、

「もう君は俺の息子じゃないだろ」

と…浮気をした母をえらんだ遥斗に心が冷え切るようなセリフを投げたのだ。

父としては、浮気した妻を選んだ遥斗をどうしても許せなかったのだろう。

一方、その父の乾いたキツイ一言は、遥斗の心に突き刺さった。

その日を境に、なんのわだかまりもなかった兄・恭一をも避けるようになった遥斗

その後、大学を卒業する少し前に、遥斗とともに暮らしてきた母親は白血病で他界する。

その時、

母親が病院のベットで死ぬ間際に遥斗へ遺した最後の言葉は、

遥斗をさらに深い闇へと突き落とした!

 

そして今、

ずっと避け続けてきた兄・恭一が再び遥斗の前に姿を現し、しかも、彼の恋人を奪おうとしている・・・

俺たち終わりにしようか…

恭一から思いがけない連絡を受けた夜、遥斗はスカイプで香織と話をすることとなった。

香織の方も恭一から遥斗と恭一の関係を聞いたことで、どうしても話さないといけないことがあったのだ。

しかし・・・

恭一から香織のことでを仕掛けられた遥斗は、最初から香織の話を聞く耳を持っていなかった。

香織が必死で恭一との間にあった出来事を釈明しようとしても、

すでに心の扉を固く閉じてしまった遥斗には、もはやどんな言葉も通じなかった。

「恭一はいい奴だよ」

「俺と違って誰からも愛される人間だ」

パソコンのモニターに写るまったく感情のこもってない遥斗の笑顔が、

遥斗を心配する香織の心をよけいに苦しめる。

「何を言ってるの遥斗」

「私が愛しているのはあなたなのよ!」

懸命に遥斗の閉ざしてしまった心の扉をこじ開けようとする香織でしたが、

しかし・・・

その努力も空しく、とうとう遥斗は香織にとんでもないセリフを投げかけたのだ。

「香織…もう…俺たち 終わりにしようか…」

この数分間、まったく取り付く島のなかった香織が最後に遥斗から聞いたショックすぎる一言。

「どうして…終わりにしなきゃいけないの?」

「私が好きなのは、東雲遥斗だよ!」

香織の言葉が空しく、モニターの向こうでうつ向く遥斗を通り過ぎる。

「時間が欲しい…」

そう一言だけを言い残して、遥斗は自分からスカイプの接続を解除した。

モニターから遥斗の姿が消え、その後、香織は一晩中ベットで涙を流し続けた・・・

帰国

香織とスカイプで話した翌日。

香港にいる傷心の遥斗にやっかいな出来事が舞い込んでくる。

香港の支社長からセクハラを受けていると、デザイナーの美杏(めいあん)から遥斗が相談されていた件で、

追い詰められた彼女は、日本の本社対策室に出向いてセクハラ被害の相談をしたいと言い出した。

そこで、初めて行く日本へ、本社まで遥斗に案内してほしいと頼まれたのです。

 

香織との関係が最悪の状態の中、日本へは帰国したくなかった遥斗だったが、

今にも泣きだしそうなほど傷ついている美杏の姿を目の当たりにして、

どうしても遥斗は美杏の頼みを断ることができなかった。

彼は美杏に本社の前までの道案内という条件を付けて、彼女を日本の本社へ案内することを承諾しました。

しかし・・・

この偶然帰ることとなった日本への帰国が、今にも離れてしまいそうだった遥斗と香織の心を、

もう一度つなぎ戻そうとするきっかけとなったのです。

 

まだ、すべてが解決ということにはなりませんが、

少なくとも、遥斗が日本に帰ってきたことで、大学生の頃からまったく語り合えなかった不幸な双子兄弟が、

香織を交えてじっくりと話し合う機会が生まれたわけです。

そして・・・

その結果、

遥斗と恭一の関係は?

遥斗と香織の関係は?

どうなってしまうのか・・・?

と…いった感じで、盛り上がった10巻がここで幕引きとなります。

 

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11巻の感想

遥斗の不幸な生い立ちと、双子の兄とのわだかまりのある関係性はよく分かったけど、

あそこまで兄のことを拒否する遥斗の気持ちが今ひとつわからない。

それは、遥斗の母親が死ぬ前に言ったという彼を地獄に落とした謎の一言となにか関係があるのだろうか?

この11巻を読んで、双子の兄・恭一が香織を寝取ろうとしているわけじゃないことも、

弟・遥斗に対して悪意を持っていないこともなんとなくわかった。

 

ならばどうして、このタイミングで恭一は遥斗の前に現れたのか?

考えられることは、父親の死?

相続の問題が発生したとか・・・?

或いは、病床の父親から恭一が母親に関する知らなかった真実を聞かされたとか?

今の段階ではいろんなことが想像できてしまいます。

 

ただまぁ~今回の出来事がきっかけで、香織と遥斗の仲が壊れてしまうような状況にはならなそうです。

ちょっと、遥斗に気があるだろう後輩デザイナーの美杏の動きは気持ちが悪いけど、

遥斗にはまったくその気はなさそうだし、この先も美杏とおかしな関係に発展することはなさそうだ。

しかし・・・

やっぱり遥斗が抱えている闇は深そうだな〜

恭一の出現であんなにもあっさりと香織に別れを切り出すなんて、

香織にとってはまさに青天霹靂(せいてんのへきれき)といったところでしょう。

ここまでメンタルが弱いと、この先、また何らかのトラブルに見舞われた時、

同じように心を閉ざしたり、自分の殻に閉じこもってしまったら・・・?

もし、サイト主のまるしーが、遥斗の恋人だったら、この先の付き合いを考えたくなると思うだろう・・・

心に闇を抱える人間と共に暮らしてゆくのはかなり大変なことだと思うから。

下手をしたら自分までその暗い闇に引き込まれてしまう可能性もある。

薄情かもしれないけど・・・

さて・・・

テレビではこの1月にドラマ版の『Perfect Crime』が放送開始されましたが、

皆さんはもうご覧になられましたか?

当然まるしーは、コミック版の大ファンなので実写も拝見させてもらいましたが、

その感想と致しましては・・・

1話観て終了という結果に終わりました。

原作コミックが大好きなので『Perfect Crime』の悪口はなるべく言いたくない。

だからあえていろいろ言いません。

だけど・・・

一つだけ言いたいことは、あの実写版をみて、それが『Perfect Crime』だと思わないで欲しい。

コミックとはキャストも世界観も全く違うものです。

ドラマ版を見て面白くなかった人でも、是非、コミック版を試しに読んでみてください。

全然違いますから!

 

>>>『Perfect Crime』12巻の解説と感想はコチラ♪

 

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