著者:ma2
『春雷と恋わずらい』
3話の感想と解説です♪
マジ友の百瀬みなみと月森 敦が、改めて華の誕生日を祝ってくれるという事で、
バースデーケーキを自分たちで作る材料持参して星野家にご来訪です♪
すこし風邪気味で体調が悪い中、櫻井はせっかく来てくれた華の友人を迎えるための準備に余念がない。
しっかりとマスクを着けて感染予防をしたうえで、3人のために料理を作っている櫻井。
ただ…誕生日ケーキだけはミナミと華の共作で作ることになっている。
そんな楽しい誕生日パーティーなはずだったのですが、
1人だけモヤモヤしている人物がいたのです。
それは2話のラストシーンで仲睦まじい華と櫻井の様子を少し離れたところから見ていた彼です…。
「今はどんなに頑張っても華の櫻井に対する気持ちは変わらないだろうからやめとけ…!」
2話の解説と感想はコチラです♪
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春雷と恋わずらい【ネタバレ3話】誕生日パーティーで軋轢!
並々ならぬ嫉妬心
この日、華と仲良しなクラスメイトの百瀬 みなみと月森 敦が、
改めて華の誕生日パーティをするために星野家へやってきました。
台所では少し風邪気味でマスクをつけた櫻井がせっせと皆のために料理の準備をしていますが、
その料理が出来上がり次第で彼は席を外すつもりのようです。
今回はミナミと華の共作で手作りのバースデーケーキを作るらしく、
必要な材料をミナミと敦が持参してきたのですが、
ミナミがケーキに立てるロウソクを忘れたことに気づき、
華とミナミは敦だけを部屋に残して買い物へ出かけたのです。
えっ…!?
{おっさんと一緒にするなよ~(汗)}と…敦が漏らした心の声。
櫻井はそうでもないが敦は櫻井といることがどうも気まずいようです。
なぜか…?
それは敦が櫻井に対して並々ならぬ嫉妬心を抱いているからに他なりません…(汗)
誕生日パーティーで軋轢!
ハッキリ言って敦は華のことが以前から好きです。
でも…今の華はお世話係の櫻井しか眼中に入っておらず、
敦はすごく仲良しな”オトコ友達”のポジションから抜け出せていない…(汗)
学校では華から櫻井に関する恋バナを嫌になるほど聞かされ、
先日は夜の繁華街で華と櫻井がまるで恋人のごとく”イチャイチャ”しているところを目撃した。
さらに今日は華と櫻井が同じ屋根の下で暮らしている親密っぷりを見せつけられているのです。
なんとか華を自分に振り向かせたいと考えている敦にとっては、
それはかなりハードルの高い恋なのです…(汗)
しかも…華が毎日のように自分から”逆プロポーズ”している相手の櫻井は、
まったく華のことを女性としては見ておらず、結婚なんて論外だと公言しているにもかかわらず、
まったく櫻井のことを諦める様子のない華がいるのです。
でもその事に関しては櫻井の紛らわしい華に対する態度に問題があると思っている敦です。
彼から言わせると櫻井は華のお世話役なのに”距離感”が近すぎると思っています。
だから華が変な勘違いをして櫻井への恋心をドンドンと拗らせてゆくわけで、
そういう不満な気持ちを華とミナミがいない間に全て櫻井にぶつけた敦でした。
残念なことに華の誕生日パーティーで軋轢が出来てしまった櫻井と敦。
さて…敦に華との距離が近すぎると指摘された櫻井は、敦になんと言葉を返したでしょう…?
その答えはぜひとも本編現物でご確認ください♪
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3話の感想まとめ
気持ちはすごく分かるけど、敦は片想いしている女性に絶対やってはいけないことをしているな。
俗に「反対されるほど二人の仲は燃え上がる」という格言めいた言葉がありますが、
まさに今の華はそういう状況の真っただ中にある”恋する乙女”そのものなのです。
恋に恋してると言ってもいい。
見た目よりも中身はかなり純粋でピュアなハートを持っている華です。
こういう女子がひとたび男性を好きになると、脇目も振らずその人しか見えなくなりそうだし、
ひたすら一途に好きな男性を想い続けるタイプだと思われます。
「ぜんぶ想像だけど…(笑)」
なので…敦が櫻井に華のことで絡んでいく行動は実に子供っぽいしみっともない…(汗)
不甲斐ない自分を棚に上げて苛立ちの矛先を櫻井に向けてしまった敦の気持ちは理解できるけど、
全て間違ってますし、ハッキリ言ってわきまえるのは敦の方だ。
一体どの立場で敦が櫻井に「わきまえてくれません?」と言えたのだろうか?
星野家の関係者として櫻井が華に誕生日プレゼントをくれた敦にお礼を言うのは当たり前の礼儀だし、
その事に対して「櫻井さんにお礼を言われることじゃない」と返す敦はまるで反抗期の子供だ。
それは櫻井を星野家とは何の関係もない人間と言ってるのと同じであり、
それこそ華にとって最も傷つく言葉だということに気づかないと!
なぜなら華は櫻井と本当の”家族”になりたいと願っているのだから…。
彼女が連日の如く櫻井に求婚している真の理由はそこにあるのです。
まだまだ人生経験が乏し、男として未熟な敦のことをたった一言で表現したみなみのセリフが凄く的を得ていました。
「縁木求魚」
この言葉の意味は”木に登って魚を捕ろうとするさま”を言い表す四文字熟語で、
方法が間違っているために、どれだけ苦労しても目的は果たせないという意味があります。
まさに今回の敦がそれでした。
そして…さすがma2先生といった感じですね♪
一言でズバッと決めました♪
ただ…実際のところ敦の身になって考えると、さすがに櫻井の存在というのは疎ましいですよね。
だって櫻井は華の気持ちを知りながら、まるで恋人みたいな距離感で華とイチャイチャしているわけですから…(汗)
そりゃ~惚れてる女子のそんな姿を指をくわえて見ているのは辛くてしょうがないでしょう。
だからと言って今すぐ華に告白したってあっけなく玉砕するに決まっているし、
その後の友人関係にもヒビが入ってしまうことはほぼ確実で、
「完全な八方塞がり状態です。」
本来は敦なんてクラスカーストの頂点に君臨するかなりモテ男子なはずで、
華みたいな複雑な恋愛を拗らせた沼落ちしている女子に惚れたばっかりに、
かなり無理ゲーな恋愛ロードをひた走っているわけです…(汗)
といって他の女子を好きになれるかと言えばそういう問題でもないし…。
なので敦とすればカッコ悪さ100%であっても、櫻井に対して恨み節の一つもぶつけなきゃ気が収まらないのである。
「辛いところだね~敦くん。」
でも…今の君では華の気持ちを櫻井から自分に振り向かせることは99%不可能だ。
ここはぐっとこらえて自身の男を磨く努力をしていきましょう。
人は誰でも目標に向かってひたすら努力をしている横顔が眩しくて美しい♪
「頑張れ~敦…!」
というか…ラストページの櫻井…あれはどういうこと…?
もしかしてマジのやつ…?
めちゃくちゃ気になるのですが…(汗)
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