著者:宮本ポチ子
『その代用品は復讐する~妻を騙した夫の誤算~』
幸せな結婚をしたと思っていました。
まさか自分が誰かの代用品だったと気づくまでは…。
少し物足らない退屈な毎日ではあるものの、
理想的な夫に恵まれてどこから見ても幸せな結婚生活を過ごす主人公の専業主婦・悠花(はるか)でしたが、
ある時、夫のウソに気づいてからその穏やかで平穏な日常は音を立てて崩れていきます(汗)
夫を信じて疑わなかった妻を裏切ったクズ夫には、もちろん大きな代償を支払う義務がある!
「夫から代用品として利用され続けた妻の壮絶な復讐劇に刮目せよ!」
もくじ
『その代用品は復讐する』の見どころ
今回サイト主のまるしーが紹介したい作品は、
人気の電子雑誌『コミックなにとぞ』で連載がスタートしたばかりの
『その代用品は復讐する』というヒューマンコミックで、
2023年10月20日に国内最大手の電子書籍サイトストア『コミックシーモア』から、
各電子書籍サイトに先駆けて先行配信がスタート致しました♪
何と言いますか、これぞ夫婦のドロドロ愛憎劇&復讐劇といった痛々しくも興奮度MAXなヒューマンドラマです!
まずもって『その代用品は復讐する』というタイトルのが衝撃かつセンセーショナルな題名で、
さらにそこから副題が『~妻を騙した夫の誤算~』ですよ!
このキャッチ―で刺激的なタイトルを見ただけでまるしーは即買いで一気に現在配信されている最新話まで読んじゃいました(笑)
これまで私は著者の宮本ポチ子 先生の作品を拝読したことがなかったのですが、
本作を読んでから、これまで宮本作品を読んでこなかった自分を大いに反省した次第です(汗)
「めちゃくちゃ面白いじゃないですか!」
とりあえず物語冒頭の倒置法を使った葬式シーンが素晴らしいですし!
あのわずか4ページ分の修羅場シーンで、まるしーの心が一瞬で鷲掴みされてしまいました!
そのあとに描かれ始める本編ストーリーもすごく興味をそそられる設定とキャラで、
1話を読み終えた時点ではどっぷりと”宮本ワールド”の住人と化していたまるしーです♪
特に冒頭の修羅場シーンと1話のラストページに描かれた夫の衝撃行動とその表情。
「興味をそそられないわけがない!」
こういう夫婦のドロドロ劇場を描いた作品としては、ほぼ最高のスタートではないでしょうか。
「もう~完璧です!」
これぞ大人女子が表情筋をフルにぶるつかせながら興奮して読み込める一作でございます。
そんな圧倒的なシナリオの持つパワーが『その代用品は復讐する』の見どころです!
世間から見れば間違いなく”玉の輿”にのった勝ち組専業主婦な主人公妻・悠花(はるか)ですが、
悲しい事に積み上げてきたキャリアを投げうってでも選んだ結婚相手にはとんでもない”秘密”があり、
その邪な秘密を隠し通したいがゆえに自分が利用されたのだと知った悠花。
実に残酷な答えだった…。
ここまではなんとも悲しくて切なくて痛々しいストーリーですが、
もともとは外食チェーンでエリアマネージャーを目指していたほどビジネスシーンにおいては有能な悠花です。
自身の尊厳をコケにされてこのまま黙っているわけにはいかない。
よって…そこから自分を裏切った夫への”復讐劇”がスタートするわけです。
さて…
「どうでしょうか?すごくワクワクしてきませんか?」
できればまるしーの解説を読むだけでなく実際に本編現物を読んでみてください。
間違いなくアナタも1話を読んだ段階で宮本ワールドの住人になっていますよ♪
「あぁ~また次号が楽しみな作品を見つけてしまった。」
『その代用品は復讐する』の立ち読み♪
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その代用品は復讐する【ネタバレ・解説】見どころをご案内します♪
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
1話:玉の輿
物語の冒頭は、主人公の妻・東雲 悠花(しののめはるか)が、
ある人物の葬儀の場で夫の祥嗣(しょうじ)から引っぱたかれ、
その勢いのまま「家から出て行け!」と罵倒される修羅場なシーンから始まり、
そこから場面が切り替わって、半年前に遡って物語が描かれていきます。
主人公の夫婦・悠花と祥嗣はちょっとばかりドラマチックな出会いから結婚に至った仲良し夫婦で、
夫の祥嗣は父親が経営する会社に勤める優しくてイケメンな誰もが羨む”当たり”の旦那さまで、
まだ二人に子供が授かっていない部分を除くと、ほぼパーフェクトな結婚生活であり、
少し退屈気味ではあるものの、何不自由のない毎日を送っていて、
悠花としてはいわゆる世間で言うところの”玉の輿”に乗った典型の女性ということになる。
結婚前までは飲食業界でバリバリと上を目指して働いていた悠花だけに、
裕福な夫の実家との兼ね合いから、専業主婦としての生活を余儀なくされた悠花にとっては、
夫の仕事が忙しすぎてまともに子作りさえできていない今の現状に少し時間を持て余していました。
まぁ~それも夫の裏切りを知るまではのはなしですが…。
>>>『その代用品は復讐する』1話の詳しい解説と感想はコチラ♪
2話:祥嗣の杞憂
仕事で忙しい夫との結婚生活で退屈な時間を持て余していた悠花は、
その時間を埋めるために、秘書検定の講座を受けてみることにしました。
もともとはバリバリと働いていた悠花の暇な時間の使い方としては実にらしい選択かもしれない。
夫の祥嗣にそのことを伝えると、特に反対はしなかったものの、
なんでわざわざ…という感じの反応だった。
祥嗣としては自身の都合上、悠花にはあまり外へ出歩いて欲しくないのだろう。
そして…
そんな”祥嗣の杞憂”はこのあとすぐに現実のモノとなってしまうのだ(汗)
悠花は受講先である顔見知りの人物と遭遇するのです。
その人物とは、悠花がいま受けている秘書検定講座の講師であり、
悠花と祥嗣の結婚式にも出席した祥嗣の友人・新田(にった)だったのです。
彼の存在とこのあと彼が発した言葉が、これまで平穏だった悠花と祥嗣の夫婦関係に”歪”をを生み出します。
さて…新田は悠花に何を話したのでしょう?
>>>『その代用品は復讐する』2話の詳しい解説と感想はコチラ♪
3話:祥嗣への疑惑
新田の言葉から祥嗣の”ウソ”が発覚してショックを隠せない悠花と焦る祥嗣。
いつもの穏やかな夫とは思えない余裕のない態度で、自身がついたウソの釈明をした祥嗣。
抱いた不信感をなんとか押し殺して夫の言葉を信じることにした悠花でしたが、
やはりウソをつく必要のないことでウソをつかれたことで胸のモヤモヤが晴れないのです(汗)
そんな中、義姉が自分の妊娠を悠花へ報告しにやって来ました。
見たところ義姉と悠花の関係性は良好のようです。
その証拠に悠花は今の祥嗣に対して抱いている不信な気持ちを、
自分の友人の話とかこつけて義姉に相談してみたのです。
その結果…
義姉の口から出てきたのは心配ないという答えでした。
これで少し気持ちが楽になった悠花だったのですが、
このあと…
せっかく悠花が自分の中で消化させた祥嗣への疑惑を、
祥嗣が自ら深く掘り起こした上に、出してはいけないモノまで露呈させてしまうのです(汗)
何やってんのこのマヌケ夫は…!
>>>『その代用品は復讐する』3話の詳しい解説と感想はコチラ♪
『その代用品は復讐する』の試し読み♪
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『その代用品は復讐する』の感想まとめ
現在配信されている3話まで読んだ時点で、この感想まとめ記事を書いているわけですが、
すでにゾクゾクとくる名作感がハンパない面白い内容でございます♪
主人公の悠花と夫の祥嗣が出会ってから結婚するまでのストーリーが、
ウソっぽさのない現実でもありそうな感じのちょっとした素敵な”恋物語”だったので、
そういう運命の糸で結ばれた的なハッピーウエディングであった流れが、
よりこの後に訪れるであろう代用品妻・悠花の”復讐劇”を盛り上げてくれる前フリになっており、
ココからの展開が楽しみでしょうがないという空気感に包まれております♪
しかも…
クズな裏切り夫である祥嗣の、いかにも優しそうで誠実なキャラがまた逆の意味でイイ味出してます(笑)
1話の冒頭とラストシーンで見せた彼の本性を映し出した”悪人の顔”と、
普段見せている穏やかで妻への気遣いに溢れる優しい表情とのギャップがたまらない(汗)
「小心者で小ズルい悪ですよこの祥嗣という男は!」
ただし…
子供の頃から恵まれた環境で、特に人生で苦労らしい苦労も経験せず大人になった彼は、
その生ぬるい人生を悠々自適に歩いてきたおかげで芯の部分にあるメンタルは激弱なはずだ。
その逆で…結婚前までは自分の足でしっかりと己の人生を切り開いてきた悠花は、
一度そのモードに入ってしまったらかなり軸がしっかりとした強いメンタルを持っているはずです。
たまたま偶然が重なった形ことで悠花は夫の”裏切り”を知ったわけで、
本来なら疑わしきは罰せずの精神でいたはずだったであろう悠花の性格です。
なのに…
如何せん祥嗣がどうしようもなくマヌケで浅はかな夫であるばかりに、
自ら僕には後ろめたいことがありますと言わんばかりの愚かな言動や行動ばかりを発動し続けている(汗)
そうなるといくら対夫への許容範囲を広げていた悠花であっても、
その後ろめたさの正体を知りたくなるのが人の心というものです。
結果…
祥嗣の迂闊さとセキュリティーレベルの低さが仇となって、
いともたやすく浮気しているであろう証拠を掴まれてしまいました(汗)
「救いようのない愚かさだ。」
祥嗣という旦那は典型的なお坊ちゃまタイプの無能くんですよ。
夫からの裏切りを確信した3話のラストシーンで見せた悠花の表情が、
読み終わった後も少しの間頭から離れませんでした。
もはや祥嗣への愛情がなくなったどころではない、人としての魂が抜け落ちたような恐ろしいあの無表情。
「あそこはまさに鳥肌モノの一コマでした!」
そこに加えて一番ラストに描かれたこの夫婦にとってキーワードとなるバラの花。
そこまで読み終えてこの3話までが本作の序章であり、
これから始まる悠花のスカッと痛快な復讐劇への助走期間であることを知るのです。
さぁ~ここから悠花はどんな方法で祥嗣を地獄へ引きずり下ろすのか…?
1話の冒頭では誰かが亡くなったお葬式のシーンでしたが、
あれは本作のクライマックスのシーンの始まりなのか?
それとも悠花の復讐が完結する総仕上げのきっかけシーンなのか?
あの葬式で祥嗣は悠花を引っぱたいたあとに、
悠花が自分を裏切ったと言って、彼女に家から出ていけと叫んでいました。
その祥嗣の言葉を受けて悠花が恐ろしい形相で発したセリフがまたすごかったのです。
「その言葉を待っていたわ!」
そう返しながら恐ろしい形相で悠花は祥嗣を睨んでいました。
普通に考えると、これまで悠花が水面下でなんらかの準備を整えていて、
ようやくその計画を実行できるタイミングが訪れたと取れるセリフの内容ですよね。
果たして…
この1話の冒頭シーンが本作でのクライマックスシーンであり、
この数分後に夫の祥嗣は地獄へ真っ逆さまに突き落とされるのか?
「今からワクワクが止まらない(汗)」
とにかくこの作品は、夫婦のドロドロ愛憎劇が大好きなサイト主のまるしにとってはドストライクの物語です。
3話の時点ではまだ伏線的なシーンも多く、
祥嗣が誰の代用品として悠花を利用しているのかも分かっていません。
その人物が判明した時点でこのストーリーは尻上がりに盛り上がってゆくのでしょう。
とりあえず3話までの内容では、ヒロインの悠花にとって辛いばかりのシーンが連続していましたが、
ようやく次の4話から本来持っている悠花の強さと有能さを楽しめる段階に入ると思います。
無残に傷つけられた妻としての尊厳を、決して生半可な復讐程度で終わりにしてはいけない。
祥嗣にはその先の人生で二度と笑えなくなるほどの屈辱と苦しみを味合わせて欲しい!
祥嗣のあのキャラだからこそ何があっても許せない!
あと…
余談ですが、宮本ポチ子 先生の描かれる絵がすごく物語とマッチしていてすごいです!
なんの違和感もなく物語に没入してしまうのは、
絵の表現力がストーリーと完全にシンクロしているからだろう!
またお一人、素晴らしい漫画家さんを発見してしまった♪
無料試し読み
今、紹介した
『その代用品は復讐する~妻を騙した夫の誤算~』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
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