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たーたん【感想とネタバレ1巻】ワケありな父と娘に訪れる切ない別れとは?

「たーたん♪」

そう言って父親に絡みついてくる幼かった娘も今は15歳の思春期の年頃に。

そして・・・

ずっと父子家庭で暮らしてきた父と娘の間には一つ、大きな秘密があった・・・

ベテラン作家・西炯子さんが描く異質なファミリードラマが登場!

『たーたん』

ワケありな事情を抱える父と娘。

心がジワ~ッと温かくなるようなハートフルで切ないファミリーヒューマンな物語♪

娘の(すず)ちゃんが可愛くてとっても魅力的なんです~♪

『姉の結婚』や『娚の一生』などのヒット作を持つ西 先生が、

今度はワケありな父子関係をドラマチックな要素を絡め、

でも基本はコミカルでほのぼのとした内容の父娘関係を紡(つむ)ぎ始めた♪

『たーたん』とは?

基本的には血のつながりを持たない父と娘のハートフルコメディーなんです。

2人に隠されたある大きな秘密を除いてはね・・・

確かにほのぼのとしたタイトルと絵の雰囲気は優しいストーリーを想像させられますよね。

でも・・・

実際の中身はちょっとドラマチックな仕掛けが施されてあるんです!

実は、タイトル絵に描かれた仲睦まじそうな父と娘の間には、とんでもなく重要な秘密が隠されていたんです!

冒頭でお伝えしたとおり、主人公の父と娘には血の繋がりがないのですが、そこにはもっと深い事情が隠されている。

なんと…

ヒロインの娘は、殺人の罪で服役しているそこまで仲良くない友人の娘なんです!

その子を赤ん坊の頃から父親としてずっと面倒を見てきた男は、

なんと…今の43歳を迎えたこの歳まで、結婚もしたことがなければ、女性と性交渉を経験したこともないチェリーボーイなのだ。

ちょっと、興味が湧いてきませんか?

オマケに服役している友人の父親は、自分が出所したら娘を迎えに来たいと言ってるんです。

これはかなりの修羅場が予想される設定ですよ。

ここまで来ると結構ヒューマニックドラマの要素が出てきますよね~♪

そして・・・

この物語の舞台は、服役している友人が、あと1年後に出所する。という時期からスタートするんです。

最初にあらすじを読んだ時、サイト主のまるしーは内容の構成がうまく工夫されてて面白そうな漫画だと思いました~♪

今後、この特殊な父娘の2人にどういった別れが訪れるのか…?

はたまたまったく違ったストーリーに展開してゆくのか…?

実力ある作家さんが書いた見たこともない異質な物語って、ホント読み応えを感じますね~

試し読みで読み始めたらどうしても先が気になって、その日のうちに課金しちゃいました~

 

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たーたん【感想とネタバレ1巻】ワケありな父と娘に訪れる切ない別れとは?

たーたんのあらすじ

15年前、全く冴えない28歳の童貞男だった主人公の上田敦(うえだあつし)は、

そんなに親しかったとは言えない友人からまだ幼い女の子の赤ん坊を預かる。

なんと・・・

その友人は殺人を犯して刑務所に入ってしまったのだ。

収監される前に電話で父親から聞いた赤ん坊の名は(すず)

その後、まだ幼い赤ん坊を託された敦は、友人が出所の日を迎えるまで、鈴を自分の娘として懸命に育てた。

彼の娘として中学生にまで育った鈴は敦のことを

”たーたん”と呼ぶ。

それは小さい頃から変わってない・・・

敦は、15歳にまで成長した鈴の出生についてまだ何も話していない。

なので、鈴は自分の父親のことも、敦が本当の親でないこともまったく何も知らない。

ワケあり父娘の心ヒリヒリなハートフルストーリーが幕を開ける!

童貞の父親

28歳の主人公・上田敦(うえだあつし)はその夜、とある風俗店の前にいた。

大学を中退してから職を転々とし、

無職の彼が失業保険で支給された最後の5万円を握りしめて童貞を捨てようとしていたのだった。

しかし・・・

その時、彼の運命を大きく変えた一本の電話が鳴る。

それは、久しく会ってなかった中学時代からの友人に関する警察からの電話だった・・・

「すまん・・・」

「俺…やってしもうた…」

「おまえしか…頼める人間がおらん…」

電話の中で、そこまで親しくなかった同級生・葛木征司(かつらぎせいじ)が、申し訳なさそうに謝った。

なんと・・・

彼はたった今、人を殺した罪で警察に逮捕されたのだ。

そのことで、敦は葛木のまだ幼い赤ん坊の養育を託されたのだった。

そして…

葛木は、

「必ず迎えにゆく。名前は鈴(すず)や」

という言葉を最後に、長い懲役生活に入った。

それが、15年前の夜、敦が童貞のまま父親になった瞬間だった・・・

ワケありな父娘

あの衝撃の夜から15年の歳月が流れた。

その時、敦に託された小さな命は、今ではりっぱな15歳の少女になっている。

上田鈴(うえだすず)15歳。

中学三年生の激カワ美少女に成長した彼女は、他の娘と同様、父親に生意気な口をきき、

オシャレや恋愛に興味を持ったごく普通の活発で行動的な少女に成長していた。

あの日、無職のニートだった敦は鈴を託された後、すぐに宅配ドライバーの厳しい業界へ飛び込み、

それ以降の15年間、まったく脇目も振らず一生懸命仕事をしながら男手ひとつで鈴をここまで大きくしてきたのだ。

そんな父と娘の絆は他の親子よりも強い。

鈴は、敦のことを

”たーたん”と呼ぶ。

それは、彼女が幼い頃、”おとーさん” と呼べなくて ”たーたん” になってしまった呼び名が今もそのまま続いているのだ。

そんな2人の日常は、ちょっと変わった父娘関係で構成されている。

現在のところ、家の家事全般は鈴がこなしていて、だらしないメタボ中年となった敦を厳しく叱咤激励しながら暮らしている状態だ。

夫婦の関係で言うなら ”かかあ天下” の家庭である。

家では鈴にほぼ全ての実権を握られて、立派に成長した娘を誇らしく思っている敦だったが、

今、15歳になった娘に対してすごく心配していることがある!

それは・・・

セーラー服のスカート丈が短すぎることだ・・・

「そんなに短くしたらパンツが見えるでしょ!」

男親特有の溺愛ぶりを発揮する敦に対して、イマドキの元気少女・鈴は

「変態オヤジ!朝から娘のどこを見てんだ!」

「今どきはこんくらいの長さがふつうなの!」

そう言って娘の貞操を異常なまでに心配する父親を軽くたしなめる。

ただ・・・

「このメタボ親父!」とか

「たーたん、キモいよ~」

とかなんとか厳しい言葉を投げつけながらも、甲斐甲斐しく娘はそんなダメダメな父親の面倒をみてきたのです。

「もう~私がいないとダメなんだから~」

とか言いながら洗濯物を畳む我が娘を見てはヘラヘラ満足げに笑う敦でした。

穏やかで平凡な娘との毎日。

とても幸せな時間が流れている。

しかし・・・

そんな鈴との温かい暮らしがもうすぐ終わってしまう・・・

あと1年

あの日、友人の葛木から鈴を託されて15年の月日が流れたが、

娘はまだ自分の隠された出生の秘密を知らない。

敦は彼女にずっと本当の父親がいることを言えてなかったのだ。

なので、今でも鈴はなんの疑いもなく敦のことを父親だと思っている。

15歳に成長して立派な少女に育った今でも…

だけど、敦と鈴に残された時間はそう多くなかった。

もうすぐ服役中の父親・葛木が出所してくるのだ。

彼が出所してくるのは一年後

あんまり敦に残された時間がない!

毎日のように鈴へ本当の父親の話をしようと試みるが、なにかと邪魔が入って結局できずじまいのまま虚しく時間だけが過ぎてゆく…

そんな中でも、鈴はドンドン成長して、最近では彼女が生まれてすぐに死んだと伝えていた母親のことをよく聞いてくるようになった。

結婚もしたことがない敦にとってその質問は苦痛以外の何者でもない(汗)

娘が成長したことで、親子の色んな矛盾が生まれて、そろそろ隠し通すことに限界を感じ始めていた敦。

{一日も早く鈴に本当のことを言わなければ…}

しかし・・・

焦る敦をあざ笑うかのように彼の回りでいろんな出来事が発生する・・・

 

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『たーたん』の感想

服役した友人の幼い娘を預かるっていうシュチュエーションが面白いアイデアです♪

しかも、預かる本人が童貞のチェリーボーイというのがよりシャレが効いてて笑える。

全体的に、明るい和やかな雰囲気で物語が進行するので、

2人の親子関係に横たわる重苦しい現実をそう感じることなく、樂しく読めてしまうんです~♪

特に、まるしーは敦が育てたと思えないくらい活発で、ハッキリとものが言える鈴ちゃんが大好きだ。

すごく素直で健全でたくましく育ってるんですよね~

鈴の言動にあたふたしている敦をよそに、学校では何者にも支配されず元気に過ごしている彼女は凄くカッコイイ少女だ♪

その反対に、主人公・のことがまるしーは大嫌いだ。

これは、本作に登場する妹尾さんと同じ意見です。

極度のお人好しで、言いたいことを何も言えない弱い男。

でも・・・

まるしーはお人好しという言葉が大嫌いで、信用していません(汗)

なぜなら”お人好し”と呼ばれている人の多くはただ弱いだけの人間だから。

本作の主人公・敦も典型的にそのタイプの男性なんです!

きっと、彼の煮え切らない態度が原因でこの先、鈴ちゃんは凄く傷ついてしまうんだろうな~と思っている。

弱すぎる優しさってほんと罪だな~

1年後、鈴ちゃんが苦悩する姿を想像するとなんだか胸が痛くなってくる。

この先どうなってしまうのかな~2人の関係は?

ただ・・・

一点だけ望むことは、絶対に鈴と敦を恋愛関係に持って行くのはやめて欲しい~

とにかく最後まで仲のいい父と娘の関係のままで終わって欲しいいんです~

敦と鈴ちゃんの恋愛なんてちょっと気持ちが悪い(汗)

これは激しい個人的な願いです♪

 

>>>『たーたん』2巻の解説と感想はコチラ♪

 

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