『美醜の大地』
86話の解説と感想です♪
最後の最後までハナに対する憎しみの言葉を叫びながら粉々に砕け散った敏恵。
結局…彼女は自分の犯した罪に一度も懺悔することなく、
命が尽きるその瞬間までハナを怨みながら地獄へと旅立った!
彼女はそういう人間だったのだ。
敏恵の死と同時にこれまで直接的に人を殺めたことがなかったハナも、
敏恵を自身の手で亡き者と追いやったことで、
”殺人者”という重い十字架を背負ってしまったのです(汗)
もう…彼女は本当に後戻りできないところまで来てしまいました。
この先、ハナを待ち受けている未来はやはり…
「どうやら本当にハナの復讐劇はエンディングに向かってカウントダウンが始まったようだ…。」
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美醜の大地【ネタバレ86話】あなたは生きて…!
あなは生きて…!
最後の最後までハナに向かって憎しみの言葉を叫びながら木端みじんに散っていった敏恵。
これでようやくハナは敏恵との長きに渡たる因縁に決着をつけたわけですが、
このあとハナは瀕死の重傷を負いながらハナと行動を共にしようとする綿貫を力いっぱい抱きしめながら、
「ありがとう…綿貫さん」と深い感謝と労いの気持ちを伝えました。
それは同時にハナが綿貫と今生の別れをするかのようなセレモニーにも思えた。
なので綿貫もそんなハナの思いに気づいたのか、
どうにか体を動かしてハナに追いすがろうとするのです。
しかし…
ハナは手負いの深見に自分の肩を貸すと、まだ濛々とダイナマイトの煙が立ち込もる中を歩き出し、
少し言ったところで振り返ってハナは綿貫に最後の言葉を伝えます。
「あなは生きて…!」
地面を這いながらなおも追いすがろうとしていた綿貫の視線からハナと深見の背中が次第に見えなくなった…。
まさかの恋愛モード
一方…
ハナたちがいた隠れ家では、いまだにドクター内田と加也の攻防が続いていました。
ただ…これまで内田の顔面を剥ぎ取ろうとしていた加也の気持ちに大きな変化が現れ、
どうもこのバトルの中で加也は内田に心を奪われたようなのです。
その挙句に加也は内田に自分と一緒にどこかへ逃げてくれないかと言い出す始末です。
なんと…!
このタイミングでまさかの恋愛モードを発動させた加也が弱々しい女性の顔になっているではないか…(汗)
しかし…
内田の反応はもちろん”非情”なものでした。
そもそも内田が加也のそんな自分勝手すぎるお願いなど受け入れるはずもない。
なんといっても彼は家族同然である菊乃を加也に殺されかけているわけです。
当然のごとく内田から秒速で”駆け落ち”を拒否された加也は、
こちらも秒速で本来の狂気を取り戻して・・・
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86話の感想
”ありがとう”の言葉と共に傷ついた綿貫をしっかりと抱きしめたハナは、
まるで今生の別れとなるハグで綿貫と最後の触れ合いをしたような感じでした。
全身ズタボロになりながらもハナと最後まで…と願っている綿貫に対して、
「あなたは生きて…」という言葉だけを残して煙の中に消えていったハナと深見。
それは…この先の絢子との最終決戦がどんな形で決着がついたとしても、
綿貫の前に二人が二度と姿を現すことはないというメッセージなように思えます。
恐らく当初からハナの中では綿貫を復讐劇の道連れにするつもりはなかったのでしょう。
彼はどこから見ても明らかな善人であり、正義感に溢れる真っ当な人物ですし、
ハナの周りにいる他のワケアリな人生を送ってきた人間たちとは一人だけタイプが違うのです。
だからこそハナはどこかのタイミングで綿貫をこの呪われた復讐劇から撤退させたかった。
そのタイミングがあの場面だったのです。
その証拠に同じ致命的なケガを負っていても、
深見にはハナが自分の肩を貸して連れて行ったのは、
彼がハナと同じ真っ黒な闇を抱えた人間だと知っているからだ。
今回のエピソードを通じてハナの深見に対する認識が垣間見れたような気がする。
ハナにとって深見と言う存在は紛れもなく共に散り逝く”同志”なのでしょう。
この二人が寄り添って煙の中を歩いてゆくシーンにはかなりジンとしました…(汗)
こうななってしまうと綿貫としては柏葉刑事に後のことを任せるしかないですね。
彼ならばもしかすると二人の命を救ってくれるかもしれません。
それと同時にハナと深見には服役という責任が伴ってきますが…(汗)
あと…
今回はドクター内田と加也の摩訶不思議なやり取りに度肝を抜かれてしまった…!
まさかあの加也が女性として内田に心を奪われる展開が待っていたとは…(汗)
しかも秒で加也の告白を拒否っちゃう内田。
彼にとって加也の存在は大事な菊乃を傷つけた”悪者”でしかなかったということですね。
もちろんそれが普通の意感覚だと思う。
ただ…
内田が加也の誘いを完全拒絶した際のやり取りを菊乃さんには聞かせてやりたかった!
もしかすると菊乃さんは二度と内田に会えないかもしれないのです。
告白を撥ねつけられた加也が、今度は一転して内田を道連れにあの世へ行こうとしているわけだからかなり危険だ…(汗)
あぁ…菊乃はいまどの地点まで追い付いてきてるのか…?
早く合流させてあげたいのですが、
「なんだか嫌な予感しかしない!」
菊乃さんが隠れ家に到着した頃には、既に内田も加也も…という結末は辛い…(汗)
そして最後に鶴田さんです。
彼は今どこで何をしているのでしょう…?
ある意味でずっとハナにつかず離れずの行動をとってきた彼のことですから、
ちゃんと鶴田さんにも活躍の場があればいいのですが…。
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