
8話で描かれたのは、
「元夫の未練」では済まされないレベルまで堕ちた宗吾の姿でした。
復縁を願うロミオメール。
無視されてからの待ち伏せ。
そして、もみ合い――。
一方でこの回は、
七瀬の言葉と行動によって、
梓との距離が決定的に縮んだ重要回でもあります。
8話のあらすじ・見どころ
8話最大の事件は、
宗吾が完全にストーカー化したことです。
別れて初めて分かった梓のありがたさ。
恵梨香から雑に扱われ、
ようやく自分が失ったものの大きさに気づいた宗吾。
しかし彼が選んだのは、
謝罪でも反省でもなく、
一方的な復縁願望でした。
梓の携帯には、
危険な温度のロミオメールが届き続けます。
梓は七瀬に心配をかけまいと、
誰にも相談せず、無視を決め込みます。
その沈黙に耐えきれなくなった宗吾は、
最悪の選択をします。
梓の会社での待ち伏せという、
一線を越えた行動。
結果、
梓ともみ合いになる事態に発展します。
そこへ現れたのが七瀬でした。
感想①|宗吾の「壊れ方」がリアルで怖い
8話の宗吾は、
これまでとは別人のようです。
頬はこけ、
表情はうつろ。
反省しているようで、
実は何ひとつ現実を見ていない。
梓の気持ちも、
拒絶の理由も、
まるで理解しようとしません。
あるのはただ、
「自分のものだった」という執着だけ。
この描写がリアルだからこそ、
読者は強い不安を覚えます。
正直、
ここからさらに執着が激しくなりそうな予感しかしません。
感想②|七瀬の言葉が、もう告白だった
もみ合いの現場に七瀬が現れたのは、
偶然ではありません。
梓の同僚OLが、
彼女の異変に気づいて七瀬に知らせてくれていたのです。
宗吾を撃退したあと、
梓はこう打ち明けます。
これ以上迷惑をかけられないから、
ストーカー化のことは相談できなかった、と。
それに対して七瀬が返した言葉が、
この8話最大の名シーンでした。
七瀬のセリフを見る(ネタバレあり)
「迷惑なら、どんどんかけろ」
「全部俺が何とかしてやるから」
「それが負担に感じるほど、俺はやわな男じゃない」
「いつでも頼れって言ったろ」
もう、
これは告白と何が違うのか。
梓が七瀬に惹かれているのは明らかでしたが、
この回で、七瀬の気持ちも完全に見えました。
ただし、
決定的な言葉はまだ言わない。
だからこそ、
距離が近づいた分、次が気になる。
8話は物語の分岐点
8話は、
愛憎ドラマから一段階進んだ回です。
- 宗吾は「危険な存在」になった
- 七瀬は「守る男」として一線を越えた
- 梓は、もう一人で抱え込まなくていい場所を得た
関係性も、空気も、
確実に変わりました。
ここから先は、
安心だけでは進みません。
だからこそ、
次の9話が気になって仕方なくなる。
8話まで読んだ方へ
ここまで来ると、
「義妹ざまぁ」だけの話では終わらないと分かります。
全体の流れや、
七瀬の評価がどう変わってきたのかを整理したい方は、
まとめ記事から振り返るのがおすすめです。
