ちひろ(漫画)上巻のネタバレ解説・感想!ヒロインの生き様にもうしびれまくり

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簡単に言ってしまうと風俗嬢の話だ。

でも、読み始めて2話目にはもう誰もが彼女の虜になってる

「だって、ちひろさんは傷だらけなのにとっても美しいから…」


目次

どんな漫画?

作品情報

タイトル

ちひろ

著者

安田弘之

料金

820pt/話(税込900円)

その他の詳細情報
ジャンル

女性マンガ

出版社

秋田書店

雑誌・レーベル

エレガンスイブ

完結

上下巻完結

内容・見どころ

深すぎる人間ドラマ!

安田弘之先生の『ちひろ』を紹介します。

まぁとにかくヒロインの生き様にしびれまくりの作品で、サイト主のまるしーはこの漫画が大好きです♪

主人公、ちひろから飛び出す言葉はとにかく子宮に響いてくるんです!

続きを読む↓

この作品の作家さんは、あの伝説の人気ドラマ『ショムニ』の原作漫画を書いた人なんです。

ドラマ放送当時は、ヒロイン・千夏の決めセリフにグッと来た人が沢山いましたが、

「この作品もちょっと切り口は違うけどかなりメッセージ性が強い内容になっています」

ベテラン漫画家・安田弘之先生の知る人ぞ知る隠れた代表作と言っていい作品。

それがこの『ちひろシリーズ』なのです。

そう、この漫画の後に、『ちひろさん』という数年後のヒロインが活躍する続編がリリースされてるんです。

(2023年には女優の有村架純さんが主演で映画化されて評判を呼びました)

それが今、漫画好きの間ではかなり評価されていて、その前のシリーズである

この『ちひろ』が今になってまた多くの漫画ファンに読まれ始め、改めて高い評価を受けてるって感じなんです♪

やっぱり、良い漫画ってどれだけ時間が経とうが、忘れられようが何度でも人々の前によみがえって来るんですね!

漫画が大好きなまるし―にとってはなによりもその事がうれしい。

だって読んでみると分かるんです。

「魂の入った作品にはその世界に引きずり込むパワーが違う!」

最近の薄っぺらいコミックに飽き飽きしてる読者には是非とも一度読んで欲しい作品です!

と…

ここで、『ちひろ』の内容を簡単に紹介させてもらうと、

作品全体のテーマとしてはある風俗嬢の生き様を描いた熱い人間ドラマという感じです。

えっ?

「エロ系かよ?」

と思ってがっかりした人もいるかもしれませんが、

確かに、風俗嬢の日常が描かれてるので男女のカラミのシーンはそこそこ頻繁に登場します。

が…ハッキリ言って読んでみればそこが物語のメインじゃない事はすぐに分かるはず。

あくまでもヒロインちひろの考え方や、彼女から発せられる強いメッセージを受け取る漫画です。

だから読み終わった後には、ちひろという人間とわずか数分でもいいから一度話したいな~って思う独特の世界観があるんです。

まるし―はそう感じました…


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上巻のあらすじ解説(ネタバレあり)

『ちひろ』上巻のあらすじ

どんなにダメ男でも、汚くても、根性が悪くても、

「全身全霊を込めて、夢の時間を与えてあげる…」

風俗嬢・ちひろが店にやってきた客の男たちに提供するサービスはいつも彼らの心を鷲掴みにする。

そして…

醜く、温かく、切ない人間模様を深く丁寧に描いたヒューマンドラマが紡がれてゆくのです。

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さて…

  • 主人公のちひろがそこまで風俗にやって来る客に尽くす彼女の生い立ちとは?
  • そして彼女が目指す理想の生活や人生とは…?

ある風俗嬢の生きざまを赤裸々に描いたしびれるヒューマンストーリー!

これを読んだら誰もがヒロイン・ちひろの虜になってしまう。

人気№1風俗嬢

歓楽街のとあるファッションヘルス

『ぷちブル』に勤める店の№1風俗嬢・ちひろ。

歓楽街にあるこの店には色んな人生を歩んでいる男たちが毎日のように押し寄せてくる。

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結婚してから家族一筋で仕事を頑張って来たマジメな男や、独身でモテない男、

風俗好きの子持ちサラリーマンや、還暦を過ぎた年金おじいちゃん。

そんな男たちは”ちひろ”の顔をみると全員もれなくとろけるような笑顔になる。

そう、

店のサービスタイムは50分で1万6000千円。

普通の暮らしをしてるサラリーマンならよく来れて月2回がギリギリ限度な金額だ。

ただ、

それだけの身銭を切る値打ちがこの店のちひろにはあるんです。

どんなに醜い客でも、貧乏でも、金持ちでも彼女のサービスは一切変わらないし手をに抜かない

そして…

どんな時でも、お客をまるで愛おしい恋人のようにもてなし、

その男性たちの性格に合わせうってつけのサービスを提供する。

それが彼女の仕事に対する揺るがないポリシーだ!

そんな彼女のもとへ客の男性たちはなけなしの金を払ってでも会いにやって来る。

だからちひろはつねに店では№1の女王なのです。

女王転落!しかし…

ある日、常に№1の人気を誇るちひろの座を脅かす新人が『ぷちブル』に入店してくる。

金髪セミロングの髪に真っ黒に日焼けしたはちキレんばかりの若いボディー。

そして、今にも胸元から飛び出してきそうなくらい大きくて張りのあるオッパイ。

なによりも19歳という年齢がこの業界では圧倒的パワーを発揮する。

続きを読む↓

ちなみに№1のちひろは色白で黒髪。おっぱいはBカップくらいで、年齢は20代半ばの女性です。

それに、目を見張るような美人でもない。

ルックスは充分に魅力的だけど、決してボディーを売りにしてる風俗嬢ではないのです。

新しく入店してきたチカという新人は、まさにダイナマイトなボディーが売りの若い嬢でした!

そして、

どんな男でも、若いピッチピチな女のコには特に弱い!

だから、彼女が入店すると『ぷちブル』の常連客はみんな新人のチカに指名が殺到しちゃった!

しかも、チカはわずか入店2カ月目にはもう店の№1にまで駆け上がるのです。

なんと、この月、ちひろの順位は第3位にまで落ちてしまいました!

強力な新人によって奪われてしまった№1の地位。

でもその後はジリジリとチカを指名してた客がなぜか彼女から離れて再びちひろやその他のキャストを指名するようになり…

身体と若さだけを売りにして大切な”心”を失っていたチカのサービスは、

すぐに客から飽きられてしまったのです。

その結果、店の№1を勝ち取った翌月にはなんと…

ダディー桑原の話

ちひろの心のこもった接客で、彼女は見事人気№1の座に返り咲いた。

何があっても仕事に手を抜かないちひろのもとへ常連の桑原さんがやって来ました。

ちひろはカレの事を愛情込めて「お父(とう)」と呼んでいる。

見た目はどこにでもいるメタボ丸出しの醜いオヤジだが、

ちひろに惚れこんで毎月かならず彼女のもとへやって来るのです。

続きを読む↓

いつもは楽しくサービスを受けて豪快に笑って帰ってゆくお父んだけど、

その日はなんだか家族への愚痴がよく目立った。

たぶん…家庭が上手く言ってないんだと想像するちひろ。

でも…

彼女は野暮なことは聞かないし、余計な気遣いもしない。

ただ、

彼にはまだ小さい娘さんが一人いる事は聞いていました。

その後、

偶然なのか、わざとなのか、ちひろがお父んの娘・美久(みく)が、ふだん遊んでいる公園に現れる。

そして、

ひょんなことから会話するようになったちひろと美久。

この二人の掛け合いがなかなか心にグッとくるモノがあるんです。

上巻の後半と親友

人との触れ合いの中、ちひろという女性がどんな人間かだんだん分かってきます。

そんな中でも、親友・イっちゃんとの出会いとその触れ合いがすごく味わいがあっていいんです。

普段はしがないOLとして働いてるイっちゃん

続きを読む↓

結婚適齢期を過ぎてもまだ独新の彼女が唯一もっている生きがいは、

旅行先で写真を撮ることだ。

別に撮った写真を本にまとめようとか思ってはいないけどずっと撮り続けている。

働いて、写真を撮ってまた働く。

そんな繰り返しの毎日の中で、イっちゃんはちひろと出会います。

特にベタベタするでもなく、かといって薄い関係でもない二人。

お互い気を使うことなく、会いたい時に会う関係が一年ほど続いたある日。

二人の間にちょっとした心の変化が…

まるしーは上巻に出てくるエピソードの中でこのイっちゃんとのお話が一番好きなんです。

みんなにも読んで欲しいな~♪


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感想をたっぷりと

恋愛漫画みたいにキュンキュンする内容でもないし、

サスペンス漫画のようにスリリングな展開も出てこない。

だけど…

「読んだ後にじんわり子宮に訴えかけてくる強いメッセージがあるんです。」

それは、ヒロイン・ちひろの魅力的なキャラクターによるものもあるんだろうけど、

まるしーはやっぱり、この漫画の原作者・安田弘之さんの人間力と言葉の素晴らしさだと思います。

全部の感想を読む↓

いろんな体験をしたり、取材してきた中で失敗したり、苦しんだりした全ての経験が、

ちひろが発する「感動動的な強いメッセージ」となって表現されてるんでしょうね。

「だから凄いです。この漫画家さんは!」

上巻を読んで特に感動して思わずノートに書き留めたセリフがあったんです。

その言葉は、ちひろの親友・イっちゃんとのお話のラストシーンに出てきます。

たぶんこの言葉はちひろイっちゃんに心の中で語りかけてる言葉なんだろうと思うけど、

なんて、素敵な考え方なんだろうって思うセリフだったんです。

「それで思わず自分のノートに書きだして何度も読み返しています」

まるし―にとって宝物のような言葉になりました。

どんな言葉なのか…?

そう、

宝物なんだから気やすく皆さんに教えるわけにはいかないんです。

ごめんなさい。

やっぱり大好きな言葉は自分のために大事にとっておきたいです。

さて、

『ちひろ』の上巻では様々な登場人物がヒロイン・ちひろの前を通り過ぎたり近づいてきたりしますが、

そのことで彼女は1ミリたりともブレナイし、流されない、折れない、諦めない。

「とにかく、ちひろの生き様にもうしびれまくりの数十分を味わいました」

まるし―にとってちひろはもはや単なる人気ナンバーワン風俗嬢ではなくて、人生の道しるべ的存在になってるかもしれない。

年齢はかなりちひろの方がまるしーより年下なんですけど…。

ただ、

そんな私が敬愛してやまないちひろなんですが、

この上巻の後半で衝撃の決断をするんです!

これにはまるしーもかなりビックリさせられました。

「この先の展開がどうなってゆくのか…?」

そしてその結末は…?

下巻に続く…。


>>>『ちひろ』下巻の解説と感想はこちら

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