ついに出た!
ずっと、『カモメ古書店』のメンバーたちをてこずらせ続ける男!
戦慄のシリアルキラー 園田夢二(そのだゆめじ)の物語だ!
原作:渡邊 ダイスケ
作画:永田 諒
『園田の歌』
大ヒット作『外道の歌』のシリアルキラーがスピンオフで降臨!
シリアルキラー・園田が主役のスピンオフ作品が登場することになりました〜♪
本編となる『外道の歌』では、圧倒的存在感を示してきた『練馬区の殺人鬼』園田。
本作では、知られざる彼が犯した過去の犯罪から、
彼と同じ性質を持つ別のシリアルキラー・近野との知られざる交流がメインで描かれています♪
なので・・・
『外道の歌』で、園田ファンになった読者たちにはたまらないシリーズとなりそうだ♪
『園田の歌』の見どころ
こんにちわ〜♪
久しぶりの記事投稿をさせていただく、もう一人のサイトの主・けいぞーです〜♪
今回は、けいぞーの愛読書『外道の歌』7巻と、『園田の歌』が発売されましたので早速ネタバレ・感想の投稿ですよ〜♪
というか・・・
『園田の歌』って・・・
普段は単行本で漫画を読むけいぞーには、まさかあの”園田”のスピンオフ作品が連載されていたなんて全く知らなかった!
嬉しすぎる驚きだ!
でも・・・
『善悪の屑』の2巻で登場してから、何度も本編に登場し、いつしかカモたちの宿敵として位置づけられるようになったあの園田だ。
しかも・・・
『外道の歌』シリーズでは、園田の大学時代のエピソードまで描かれる事態になっていて、
『善悪』以来のファン・けいぞーとしては、かなりこのシリアルキラー・園田に注目していたわけです♪
「はっはっーーん!コレ、園田をカモたちに捕まえさすつもりはないな!」
と…著者・渡邊さんのいたずらなニヤケた顔を想像していたのだ・・・
そしたらその数年後には園田が主役の『園田の歌』が連載がスタートしたわけですよ!
さらに・・・
今回この『園田の歌』では、渡邊さんが作画を担当せず、永田 諒 さんという漫画家さんが主人公の園田を描いてる。
そして何の違和感もない。
なぜなのかもわからない!
ただ・・・
渡邊先生より、ちょっとタッチが繊細で、全体的に洗練されたイメージがある絵だった!
園田というシリアルキラーな殺人鬼のキャラを考えた場合、かなりイメージに合った絵柄だと思う♪
あと・・・
見どころはやっぱり大学で漫研時代を過ごしてた内容だということと、
もう一人の可愛いシリアルキラー・近野智夏(こんのちか)ちゃんとの微妙な関係性ですね♪
ちょっと間違うと、どちらも頭のいかれた殺人鬼なので、
いつか殺し合うんじゃないかっていう怖さを含んだドキドキな関係がより興奮してしまう。
たまたま同じサークル仲間に存在した二人のシリアルキラー!
なんてこった…
あと・・・
『善悪の屑』時代に戻ったかのような残虐シーンもなかなかの見どころだったと思う。
最近の『外道シリーズ』は人間ドラマの要素が強くなっていますし、カモたちがちょっと正義の味方っぽくなってきてる一面がある。
まぁ~それはそれでいいんだけど、たまには園田のような根っからの悪による圧倒的な暴力が見たくなる(汗)
そう・・・
これで、『善悪の屑』から始まった闇のヒューマンサスペンスは、完璧なプロットに仕上がったわけだ。
コミックとして無敵だな♪
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園田の歌【ネタバレ】ついにカモの宿敵がアンチヒーローに!
二人の殺人鬼
本作『園田の歌』のストーリーは、主人公・園田夢二(そのだゆめじ)が、
本編シリーズ『善悪の屑』・『外道の歌』で、”練馬区の殺人鬼”として世間を恐怖に陥れる6年前の過去が描かれている物語です。
コミックの編集者として殺人を繰り返す彼は、6年前は大学の漫画研究会に所属するチョット陰のある部員でした。
1話では、彼の自己紹介のような残酷で容赦ない殺人のエピソードが描かれています。
ただ・・・
それと同時に、大学時代の園田を語るうえで切り離せない人物。
園田と同じような殺人鬼の資質をもつ、謎多きシリアルキラー・近野智夏(こんのちか)の殺人も同じタイミングで描かれている。
同じ大学の同じサークルで偶然知り合った二人の殺人鬼。
しかも・・・
眼帯がトレードマークの地味で小柄な近野は、園田よりも多くの人間を惨殺した女子大生なのだ。
恐らくこの『園田の歌』では、この二人の殺人遊戯がメインストーリーとなって綴られてゆくのだろう。
1話ではその序章的なエピソードが描かれておりました。
特に腕っぷしが強いわけではない大学生の園田が、どうやって何人もの人間を殺してきたのか?
そしてその動機とは・・・?
そして・・・
わずか11歳にして最初の殺人を犯したもう一人の殺人鬼・近野智夏。
彼女こそ腕力では中学生の子供にさえ負けてしまいそうな華奢(きゃしゃ)な体で、
どうやって園田よりも多くの人間を殺してきたというのか?
その知られざる殺人の全貌が本作では明らかになっているわけですよ。
『二人の殺人鬼』
1話をタイトル付けするならそんな感じの内容だった。
現在も連載が続いている『外道の歌』を読んだことがある読者には分かると思うが、
ストーリーは、あちらこちらに残酷なシーンが散りばめられている内容なので。
グロいシーンが苦手な人には向かないタイプの漫画だと思います。
禅寺殺人事件
本作のメインストーリーは、この『禅寺殺人事件』という話です。
園田と近野が所属する漫画研究会のメンバーたちが、取材を兼ねて茨城県にある『法善寺』というお寺で合宿する話です。
内容は、法善寺で精神修行を兼ねて禅の基本を学ぶ3泊4日コースに参加してる宿泊客との交流。
そして・・・
そこで繰り広げられる『金田一少年の事件簿』ばりな連続殺人事件のエピソード。
果たして、その殺人犯は園田と近野なのか?
それとも訳ありな3組の宿泊者たちの誰かか?
本編『外道の歌』とはまた一味違ったサスペンスなストーリー展開は、
ゾクゾクするサイコサスペンスな内容が楽しめるエピソードに仕上がっております。
それに、タイプの違う殺人キラー・園田と近野のこれまた奇妙なやりとりが合い間に入っていて笑える♪
何人もの人間を殺してきたとは思えないイマドキの大学生の表の顔が、
ちょっとしたリア充大学生の日常風景みたいで、
残酷で凄まじい殺人遊戯とのギャップがまた妙にハマってしまうのだ(汗)
ゲーム感覚で、次々に巻き起こる殺人事件を楽しむ園田と近野。
『外道の歌』では、人の心というものがまったく垣間見れなかった園田だったが、
この『園田の歌』では、彼のお茶目な一面や、近野との笑えるカラミを見せていて、
なんだか普通の大学生の兄ちゃんに見えてしまう一瞬も・・・
こういう切り口でダークなサブキャラを描かれたらどうしても好きになってしまう(汗)
そういった意味でも、この『禅寺殺人事件』は、なかなか読みごたえがあった内容だ♪
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『園田の歌』の感想
ヒット作『外道の歌』のスピンオフ作品としてリリースされた『園田の歌』だったが、
読んでみたら普通に楽しめた内容だった。
まず、主人公・園田を描く永田 諒さんの絵がイイな♪
カモたちのような泥臭い人間を描くのは渡邊先生が合っているが、園田のようにちょっと都会的なキャラは、
永田先生の繊細な絵のタッチの方が合ってると思う。
それでいて『善悪の屑』から継承される世界観は崩れていない。
あと・・・
物語の合い間合い間に放り込んでくる笑いもちゃんと成立してるし。
けいぞーが特にお気に入りなのは、園田と漫画研究会のメンバー。吉飼飛夫(とぶお)とのやりとりだ!
喧嘩になりそうでならないギリギリの関係な二人のかまし合いはかなり笑える♪
あと・・・
クールな漫研 副会長・久野詩音(くのしおん)ちゃんの存在も欠かせないし・・・
彼女は、近野ちゃんの想い人なんだということも本作で初めてわかったし・・・
まぁでも・・・
近野ちゃんはレズ体質ではないんだろうな〜たぶん。
人として久野ちゃんに慕っているだけだと思うだけど・・・
まぁ~11歳から人を殺し続けている彼女の考えてることなんて全く分からないが、
ただ・・・
今回この『園田の歌』を読んでみて、次もまた読みたいと思ったのは事実だ。
”園田”というサブキャラだった悪の象徴が、その飛びぬけた個性で悪のヒーロー的な立場になった今、
渡邊先生は、『外道の歌』で園田にどういう役割を持たせてゆくのか?
それがこの『園田の歌』で示されてゆくのだろう・・・
そして、『外道シリーズ』が大好きなけいぞーは、もちろんこの園田の視点から描いた作品も読み続けていかねばならない。
とにかく…
大好きな作品がこうして枝分かれのように大きく広がってゆくのは、ファンとして嬉しい限りだ。
さて・・・
そろそろ、同時発売された『外道の歌』7巻を読み始めよう♪
そこにはまた園田のエピソードが入っているのかな~?
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