
著者:水埜なつ / 三沢ケイ
『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』は、政略結婚から始まる王道ラブファンタジーです。
結婚初日に「きみを愛する気はない」と突き放されたエルサでしたが、天然でまっすぐな優しさは少しずつユリウスの心を溶かし、やがて二人は誰もが羨む理想の夫婦へと変わっていきます。
現在はTVアニメの放送も始まり、「続きが気になる」「最新話まで読みたい」という人が急増している人気作品です。
この作品の魅力は「エルサの無条件な愛」
本作最大の魅力は、どれだけ冷たくされても相手を責めず、純粋な優しさで周囲の人たちの心を変えていくエルサの存在です。
没落貴族として極貧生活を送ってきた彼女は、自分の幸せよりも相手の幸せを優先できる少女でした。
そんなエルサと過ごすうちに、女性を信用できなかったユリウスは少しずつ変わり始めます。
「きみを愛する気はない」から始まった夫婦が、本当の意味で愛し合うまでの過程こそ、この作品最大の見どころです。
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各話のあらすじ解説(ネタバレあり)
1話:結婚
主人公はラルト国の没落貴族・エルサ・ユカライネン公爵令嬢という19歳の女性です。
彼女は公爵家の令嬢という肩書ではあるが、作物もろくに育たない辺境の地を領地とする極貧貴族のご令嬢であり、
19歳という適齢期にあっても社交界とは無縁の慎ましい生活を送っており、
日頃は畑仕事や洋裁など、主に家事や肉体労働で忙しい毎日に追われていました。
働けど働けど仲の良い一家4人の生活は楽にならず、
エルサはせめて弟のハンネスにはちゃんとした食事や教育を受けさせてあげたいと常日頃から胸を痛めていたのです。
そんな心優しくて家族思いな公爵令嬢・エルサがこの物語の主人公です。
この物語はその極貧公爵家の長女・エルサに、
ラルト国の第一王子の側近でかつ宰相補佐官を務めるロイアス公爵家の長男が結婚を申し込んできたところからスタートします。
「一体ロイアス家の目的とは?」
家族のためにその結婚話に即断したエルサでしたが、
不安な中、実際に会った結婚相手のユリウス・ロイアスはとてもイケメンで、
なおかつ彼はとても優しくて誠実な男性だったのである。
{なんて私は幸運なのでしょう♪}
結婚式当日をとても幸福な気分で過ごしたエルサでしたが・・・
2話:なるほど…
結婚式を終えた直後にユリウスから
「俺はきみと結婚したが、きみを愛するつもりは一切ない」
と…かなり衝撃的な宣言をされてしまったエルサ。
普通の令嬢ならばそのショックたるや相当なものになりそうなものだが、
もともと家族の口減らしとして奉公に出るような気持ちでユリウスのもとに嫁いだと思っているエルサは、
「なるほど…」
…と平然と納得し、逆になぜ自分がユリウスに求婚されたかの理由がわかり、
どちらかというと安心した気持ちでユリウスの言葉を受け入れたのです。
さすがに結婚式当日の優しくて紳士的な笑顔がトツゼン事務的で無表情になっていた事には少しばかり驚いたが、
ユリウスも家族のために自分との政略結婚を承諾したのだと察したエルサは、
ユリウスに感謝こそすれ、恨むような気持ちは全くなかったのです。
こうして、かなり普通とは違う奇妙な”契約結婚”の生活がスタートしたわけです・・・
3話:幼馴染のレベッカ令嬢
結婚してわずかひと月でロイアス家のメイドたちから慕われるようになっていたエルサ。
持前の優しい心と純粋な心がメイドたちに早くも受け入れられたのです。
彼女はメイドたちと共に料理を作り、菜園で野菜や果物の栽培を始めていました。
そんな中、エルサはいつも食事で野菜を残すユリウスの健康を心配して、
ユリウスとは幼馴染のレベッカ令嬢が主催するお茶会に出席して、
ユリウスのことを色々と教えてもらおうとするのです。
ある意味でこれが社交界デビューと言ううわけです。
そのお茶会にはエルサのことをよく思っていない令嬢も参加しており、
エルサはいきなりその令嬢から侮辱されるような言葉を投げ付けられてしまうのです(汗)
そもそも自分とユリウスは契約結婚した愛情のない関係だと分かっているエリスは、
その意地悪な令嬢の言葉にも全く腹を立てることも傷つくこともなく、
ただただにこやかに対応していたのです。
そんなエルサの人間性に好感を持ったレベッカは、
エルサの助けになればと自分が知りうるユリウスの情報を色々と話してくれたのです。
そんな中でエルサはユリウスの誕生日が来月だという事を知り、ある計画を思いつきました。
4話:ユリウスの嫉妬心
”元王族の傲慢なご令嬢”
ユリウスのそんなエルサへの先入観はみごとに覆され、
今やまったく興味もなかった新妻のことが気にかかってしょうがないユリウス。
そんな中、ラルト国の建国を祝う”向日祭(こうじつさい)”という国を挙げての大きなお祭りの日がやってきて、
ユリウスは今まで気づかなかった自分のエルサに対する”恋愛感情”に気づかされることとなるのです。
その気持ちに気づかせてくれたのは、以前からユリウスを誘惑しようとしているパルニア伯爵家の令嬢・セラフィーヌだ。
セラフィーヌはエルサを陥れようとして逆にユリウスのエルサ愛を目覚めさせてしまうワケです(汗)
とんだピエロ役だ。
今回のエピソードには、エルサの弟・ハンネスが登場して、
なかなか良いエルサとユリウスのアシストをしてくれます♪
本人にはまったくそんな意図はないが、結果的にユリウスの嫉妬心を煽る役目を担ってくれたわけです♪
そうです!
今回はユリウスがエルサへの恋心に気づいたその瞬間に大注目のエピソードでした♪
5話:エルサのために!
この5話では、エルサのために柄にもない行動をとるユリウスの姿が描かれています。
ある日、両親から受け継いでずっと大事にしていたオルゴールをうっかり壊してしまったエルサは、
ユリウスにオルゴールを直してくれる修理工を紹介して欲しいと相談を持ちかけます。
すると、
すぐにユリウスは馴染みの修理工のもとへエルサを連れてゆくのですが、
なんと…そのオルゴールがラルト国で作られたものでなく、
部品が手に入らないという事で修理不可能と言われてしまうのです(汗)
今までに見たことのないエルサの悲しそうな表情を見たユリウスは、
エルサのために柄にもない行動をとり始めて・・・
このエピソードをきっかけにエルサの中にユリウスへの恋心が芽生え始めますよ♪
6話:セラフィーナの罠
6話ではついにあのセラフィーナ嬢が動き出します!
それは…
初めてエルサが主催したお茶会での終わりに起こった出来事でした。
そこでセラフィーナの罠がエルサに仕掛けられたのです(汗)
その攻撃のタイミングがもすごく効果的であり、
せっかくこれまでの交流の中で近づいていたエルサとユリウスの心の距離を一気にもとの状態へと戻しかねない攻撃でした。
もともと恋愛経験値がゼロのエルサはもちろんのこと、
これまで一度もちゃんと女性と向き合ってこなかったユリウスも、
まったくセラフィーナの仕掛けた罠に気づかずにいるわけで…(汗)
そんな中さらに・・・
エルサとユリウスの関係を壊しに来るだろう敵が現れてしまうのです!
その人物が現れた瞬間…
「あっこれは完全に二人の敵だわ!」と…すぐに分かる分かりやすい存在でした。
その詳しい内容は6話のネタバレページでご確認ください♪
7話:お茶デート
「どういった経緯でご結婚なされたのですか?」
ここがチャンスとばかりに不躾な質問をしてきたセラフィーナの兄・ヤルモ。
さすがに人の良いエルサもヤルモの少しヤバそうな雰囲気を察して警戒心を持って挑むが、
ヤルモはなんとかユリウスを追い落とそうとエルサに色々と揺さぶりをかけてくるのです…(汗)
と…
7話の前半部分は緊張感のあるエルサとヤルモのやり取りが描かれていますが、
中盤から後半部分では、なんとも微笑ましいエルサとユリウスの職場デートのシーンが見れます♪
それに…出会った人たちは皆エルサのことが好きになるという流れが読んでいてすごく気持ちいいです♪
今回は王太子のアレクシスがエルサとユリウスに粋な計らいを見せるのです。
エルサがユリウスの忘れ物を届けたことで遭遇した不穏な出来事と、幸せなひと時。
良いことも悪いこともあった7話のエピソードでした。
ただ一つ言えば…
ユリウスの職場で思わぬ”お茶デート”をすることになった二人が幸せそうで何よりだった♪
8話:ラブラブデートのはずが…
今回、ユリウスはエルサと最近オープンしたばかりの植物園でデートするのですが、
これがとんでもない失態を演じる引き金となってしまうのです(汗)
溺愛する妻とのラブラブデートのはずが…
これまで一切の隙を見せてこなかった敵に、弱点を晒してしまう結果となってしまったのです(汗)
しかもです!
この植物園デートの最中に、ユリウスは感極まってエルサにプロポーズするという驚きの行動に出ました!
「これはビックリです!」
そのプロポーズの言葉がちゃんとエルサに伝わったかというと微妙なところであり、
その理由は、ユリウスが弱点を見せてしまった相手に大きな原因がありました。
一体この8話ではどんな事件が起こったのでしょう?
9話:高熱で倒れたユリウス
今回のエピソードは、植物園でのデートの帰りに、
高熱で倒れたユリウスを献身的に看病するするエルサの姿が描かれています。
高熱を出して気弱になっている夫を無償の愛で支えるエルサの姿はまさに聖母そのもの!
そんな妻の愛情に感動さえ覚えるユリウスですが、
そこまで彼がエルサの好意に感動した理由は、
彼の少年時代の記憶に深く関係がありました。
そこも描かれています。
その後、病気から無事に快復したユリウスが、アレクシス王太子からある重要な密命を受けます。
しかもその密命は、エルサの力を借りて行わなければならないミッションで・・・
10話:パルニラ家の夜会
10話では、アレクシス王の密命を受けたユリウスが、
妻・エルサを伴ってパルニラ家の夜会に出席した様子が描かれています。
重要な任務とは理解していながらも、わが夫がセラフィーナと親しげに振る舞う姿を見て複雑な心境になるエルサ。
そしてユリウスもまた、わが愛する妻が酔っ払った子爵にカラまれている光景を見てブチ切れてしまう!
魑魅魍魎とした夜会で繰り広げられるドロドロとした攻防戦に勝利したのは、
パルニラ家の兄妹か?
それとも、今やアツアツの溺愛夫婦となりつつあるユリウスとエルサ夫妻なのか?
そんな見ごたえ十分な”夜会”の現場は、この後じっくりと他ページで解説しております♪
11話:エルサの誕生日
今回のお話は、仕事の激務に追われるユリウスが、
なんとかエルサの誕生日を祝うために色々と奮闘するエピソードです。
エルサの弟・ハンネスから、エルサの誕生日が近づいていることを聞いたユリウスは、
愛する妻が一番喜んでくれそうなプレゼントを用意します。
ただ…パルニア家の夜会に潜入捜査を終えたばかりのユリウスは、
そのあとの処理業務に追われて忙しい日々を過ごしている最中でした。
それでも…とにかく妻の喜ぶ顔が見たい一心で、ユリウスは睡眠時間を削って仕事に励み。
なんとか…エルサの誕生日当日は、一緒に過ごせる時間を作れました。
ユリウスがエルサに贈った最高の誕生日プレゼントとは一体なんだったのか?
それを見たエルサは大感激して、ユリウスに心から感謝の言葉を伝えますよ~♪
12話:不用意な行動!
今回のお話は、エルサのい悪気のない不用意な行動がきっかけで、
夫婦に危機的状況が訪れてしまうという切ないストーリーが描かれています。
ただ…エルサのとった行動自体はまったく後ろめたいモノではなかったのですが、
唯一 ユリウスに対してだけは非常に無自覚で無責任な振る舞いとなってしまったのです。
しかも…エルサに悪気が全くないがゆえになかなか自身の犯した失敗に気づく機会がない。
そんな中、最悪なタイミングでユリウスはある衝撃シーンを目撃してしまうのです。
ユリウスが最も警戒する人物と妻のエルサが逢瀬を楽しいるかのように見えるシーンです。
もちろんエルサはその男性と浮気なんてしていないんですが、
悲しいくらいにそのタイミングが最悪だったこともあって、
ユリウスはまたエルサにこじらせを発動させてしまうのです…(汗)
13話:ユリウスが猛反省!
エルサとヤルモの仲を疑ってしまったユリウスが猛反省です!
マザコン気質をこじらせてエルサとの接触をあからさまに避けていたユリウスは、
ひょんなきっかけでエルサがボランティアをしてる孤児院のシスターと出会い、
そこでこれまでエルサがとってきた不審な行動の真相を知ります。
うわっ!
全部誤解だったんだ。
自身のしみったれた嫉妬心を大いに恥じたユリウスは、
慈悲心に満ち溢れたカワイイ妻のために、すごく大きな買い物をして彼女を喜ばせます。
さて…いったいユリウスはエルサのために何をしたのか?
詳しくはコチラで♪
↓↓↓↓↓
14話:ヤルモの生い立ち
今回の14話では、知られざる”ヤルモの生い立ち”が明かされた衝撃の内容でした。
将来のパルニラ伯爵家を背負って立つ優秀な長男に隠された衝撃の過去とは…?
さらに…
彼が執拗に追い落としを目論むユリウスとの因縁深い関係性。
「なぜ…ヤルモはそれほどまでユリウスに対抗心を燃やしているのか?」
ヤルモのそんなメンタリティな部分が今回の内容で全て明らかとなります。
これを知ると、
「確かに!」
と…少しヤルモのユリウスのへの憎しみが理解できるような気がします。
でも…それは完全に逆恨みなんですけどね…。
15話:妻同伴の地方出張
前半部分はエルサが孤児院への寄付金を募るバザーを開催したお話で、
なんと…エルサがそのバザー中にある人物から愛の告白を受けるという展開が発生します。
一体誰から?
あと中盤から後半は、アレクシス王子から地方出張を命じられたユリウスが、
エルサと一日でも離れたくて、悩んだ末に妻同伴の地方出張へでかけるという驚きの展開!
もはやユリウスのエルサ溺愛モードは留まることを知りません(笑)
ただ…それが良い事ばかりでないことは15話の内容を読んだら分かります。
「気を付けろよ!ユリウス。」
16話:エルサの外交上手
ヤルモに従順な意を示しているクレーサ地方の領主・アドルフの屋敷に招かれたエルサとユリウス。
到着した初日には、エルサとアドルフ家のまだ幼い娘とのほんわかした交流が描かれ、
アドルフ家のご婦人ともエルサは仲良しになります♪
出会う人すべてを虜にしてしまうエルサの外交上手な一面がまた今回も発揮されることになりましたとさ♪
17話:警戒心レベルがMAX
アドルフ自らの案内により夫婦で一緒の部屋に宿泊することとなったエルサとユリウス。
その結果…エルサがベットを使ってユリウスはソファーで寝ることにした。
悶々とした一夜を過ごしたユリウスは寝不足の状態で朝を迎えました。
さらに…まだ眠気が残っているユリウスと心地よい朝を迎えたエルサの前にあの人物が現れた。
まさか偶然とは思えない彼の登場にユリウスの表情はギュッと引き締まる。
警戒心レベルがMAXだ!
18話:取り返しのつかないミス
ユリウスとエルサの雰囲気がかなり良くなっている半面で、
あとからアドルフ邸にやってきたマルモの存在はユリウスにとってかなり不吉でした。
そしてその予感は見事に当たっている。
ヤルモが明らかにエルサをターゲットにして何かを企んでいる様子が見え隠れしているし、
相変わらずエルサに対するヤルモへの警戒心が薄い(汗)
そんな中、ユリウスは”取り返しのつかないミス”を犯してしまうのです!
なぜ…彼は危険なタイミングでエルサを一人にしてしまったのか…?
19話:エルサに告白したヤルモ
まんまとエルサと二人きりで倉庫に閉じ込められることに成功したヤルモは、
異変を感じてユリウスが助けに来るまでの時間でエルサの心をかき乱し、
あわよくば自分に心移りさせようと言葉巧みにエルサを口説きにかかるのですが、
会話する中でエルサが心からユリウスのことを慕っていることを知り、
本来の目的とは違った意味でエルサの心を自分に振り向かせたいという感情が沸き起こり、
勢いでエルサに告白したヤルモでしたが、想像以上にユリウスの動きは機敏であったため、
ヤルモがエルサの心に楔を打ち込む前にユリウスが倉庫のドアを蹴破って救出に来たのです!
倉庫の中でエルサとヤルモが二人きりで、そのうえエルサの瞳からは涙が流れている。
ユリウスがの表情が一気に険しくなって…
20話:レベッカの家出騒動
エスコラ子爵邸の倉庫でエルサとヤルモを二人きりにしてしまった凡ミスからまだ立ち直れていないユリウス。
そんなタイミングでユリウスと幼馴染の侯爵夫人・レベッカが家出してきたと言って突然ロイヤス邸にやって来たのです…(汗)
家出の原因はレベッカの夫・エドモンドの仕事が忙しすぎるあまり、結婚記念日を忘れてしまい、レベッカに連絡もなく終日不在という大失態をやらかしてしまったことです…。
夫の不実な行動にショックを受けたレベッカは、いまロイヤス邸に来てエルサを相手にエドモンドに対する怒りをぶちまけているというわけだ…。
そんな怒れるレベッカの訪問を受けて困ったのは、視察旅行から帰ってまともにエルサと二人きりの時間を過ごせていないユリウスでした…
今回のお話はお騒がせなレベッカの家出騒動を通じてエルサとユリウスが互いの相手に対する想いを深めていくピュアラブな内容です。
21話:ユリウス様と呼べる日
レベッカとエドモンド夫妻を仲直りさせるというミッションを成功させたエルサとユリウスですが、その過程で自分たち夫婦の絆もさらに深まったようです。
そんな中、エルサはユリウスともっと親しくなろうと、これまでの「旦那様」という呼び方を卒業し、「ユリウス様」と名前で呼ぶ練習を始めます。
「ユリウス様…ユリウス様!」と、自分の菜園で育てた野菜相手に練習する姿がなんとも微笑ましい!
実はエルサの心には、結婚式の日にユリウスから告げられた「きみを愛する気はない」という冷たい言葉と、結婚生活を送るうえでの3か条が深く刻まれています。
そのうちの一つ、【人前では仲良く振る舞うこと】を叶えるためにも、ユリウスを名前で呼ぶのが大事だと彼女は思っているのです。
ところがユリウス本人はというと…。
{そんな条件、もうとっくに黒歴史にしたい…!}と後悔の念に駆られる日々。
今ではエルサを心から愛しているからこそ、過去の冷たい態度を振り返るたびに心が痛む様子が描かれます。
今回では、ユリウスがエルサと結婚することになった政治的な理由や、彼女への申し訳なさを主人のアレクシス殿下に吐露するシーンも印象的で、
エルサへの本気の愛に悩むユリウスの姿が切なくも胸を打ちます。
しかし、そんなユリウスの葛藤を知る由もないエルサは、菜園で野菜に語りかけながら一生懸命名前呼びの練習中…。
相変わらずの天然で前向きな彼女の姿が癒しそのものです。
愛情を深めつつも少しずつ進展していく二人の関係。今回もほのぼのと心温まるエピソードでした!
22話:親子再会と両親の愛
今回は、五年に一度の貴族院の議長選任投票のため、王都は例年にはない熱気に包まれています。
各地から集う貴族たちの波に乗り、エルサの両親もはるばる王都へやってきました。
久しぶりの親子再会に、エルサの胸にも温かいものが込み上げてきます。
賑わう王都では、投票の時期に合わせて様々な催しが花開き、華やかな空気が街全体を包み込んでいます。
そんな喧騒の中、エルサが両親を伴って向かったのは、自身が先生を務める孤児院。
チャリティーイベントで子どもたちが披露するお芝居の練習に熱心に付き添っています。
子どもたちのきらきらした瞳の中心には、いつだってエルサの優しい笑顔。
すべての子供たちから慕われている娘の姿に、両親は「ああ、よかった」と安堵のため息をつきました。
しかし、そんな中である少年の無邪気な一言が両親の不安を誘います。
「エルサ先生とユリウス様って、本当の夫婦じゃないかもしれない!」
何気なく耳にしたその少年の言葉は、娘に惜しみない愛情を注ぐ両親にとって、すごく気になる内容でした。
この聞き捨てならない少年の“推測”は、両親の心を激しく揺さぶるのです。
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👤 登場人物の紹介
エルサやユリウスをはじめ、物語を彩る登場人物を一覧で紹介しています。
💬 なぜここまで人気なの?
なぜ『きみ愛』だけがここまで人気になったのか。
その理由を作品の魅力とあわせて詳しく考察しています。
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感想まとめ
『きみを愛する気はないと言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』は、数ある令嬢作品の中でも「派手さ」より「心地よさ」で読ませる作品です。
最大の魅力は、エルサの無条件に相手を思いやる優しさでしょう。
愛されようと努力するのではなく、目の前の人のために自然と行動できる彼女だからこそ、女性不信だったユリウスの心も少しずつ変わっていきます。
22話時点でもその魅力は変わらず、二人の距離が縮まっていく過程を安心して楽しめる作品です。
アニメから興味を持った方にも、自信を持っておすすめできる一作だと思います。
この作品が好きな方におすすめ
『きみ愛』のような令嬢ファンタジーが好きな方には、『31番目のお妃様』もおすすめです。
政略結婚や恋愛模様を丁寧に描いた作品で、心温まるラブストーリーを楽しみたい方にぴったりです。
同じように「じれじれ夫婦」「政略結婚」が好きなら、
こちらも満足できる作品です。

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