著者:木元紀子
『ご恩返し、いたします』
4話の解説と感想です♪
過去にお世話になった皆本良枝とその家族に対して空前絶後の”恩返し”を終えたセレブ姉妹のユキとハル。
二人が次に取り掛かった恩返しミッションの相手は、
食べる物がなく空腹でひもじい思いをしていた少女時代のユキに、
恩着せがましい態度など一切見せず美味しいパンを無料でくれたパン屋の女性店員さんだ。
「将来は自分の店を持って人気のパン屋になるんだ♪」
はじけるような笑顔で自分の作った試作品のパンをユキに食べさせてくれた親切なあの店員さんが、
現在はなんと運送会社のドライバーとして働き、
シングルマザーとして二人の子供を立派に育てている。
彼女の人生に一体何が起こっているというのか?
今回のお話から二人目の恩返しエピソードに突入でございます。
「あの頃、あんなに目を輝かせてユキに将来の夢を語ってくれた森尾さんの現状が悲惨すぎて…(汗)」
3話の解説と感想はコチラ♪
↓↓↓↓↓
『ご恩返し、いたします』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト内で『ごおんがえし』と検索してください♪
もくじ
ご恩返し、いたします【ネタバレ4話】新たな恩返しエピソード!
新たな恩返しエピソード
今回から新たな恩返しエピソードの始まりです。
人生の大逆転を果たしたセレブ姉妹のユキとハルが次に恩返しをすることになった人物は、
ユキが少女時代に犯しかけた万引きを止めてくれた”恩人”でした。
その頃、何日も母親が家を空けていて、ひもじい思いをしていたユキは、
あまりの空腹に耐えきれず、とあるパン屋さんで”万引き”をしようとするのですが、
当時そのパン屋に勤めていた女性店員・森尾円花(もりおまどか)に見つかって取り押さえられてしまったのです(汗)
しかし森尾はそんなユキを叱りつけるどころか、
自分が試作品として作ったパンをお金を取らずに食べさせてくれたのです。
森尾はユキのみすぼらしい格好を見て恐らく事情を察して手を差し伸べてくれたのだ。
さらに…
その日からユキは足繁く森尾の勤めるパン屋に通って、彼女が作る試食品のパンを食べさせてもらう日が続きました。
当時の森尾は将来自分の店を持つために日々努力と研究を重ねていて、
試行錯誤しながら自分のオリジナルのパン作りに励んでいたのです。
ユキはそんな森尾が作った試作品の恩恵に授かっていたわけです。
そんな日々が続いたある日のこと、
いつものように森尾の店にやって来たユキの様子が明らかにおかしい!
洋服はもろぼろで顔には殴られたような”アザ”がありました。
その日、ユキは久しぶりに帰宅した母親から酷い虐待を受けていたのです(汗)
ズタボロな姿になっているユキを目の当たりにして、
さすがに正義感の強い森尾はもう黙ってはいられませんでした。
彼女はそのままユキを連れて毒親に抗議をしにいってくれたのです。
過去にそこまでユキのことを親身になって心配してくれた森尾のもとへ、
数十年ぶりに感謝の気持ちを伝えようと森尾の前に姿を現したユキでした。
10年前に別れたクズ夫
立派になったユキと再会して彼女の成功を自分の事のように喜んでくれた森尾がいました。
今や40代も半ばを過ぎた彼女は”シングルマザー”として二人の子供を立派に育てあげ、
仕事は運送会社でトラックのドライバーをしている。
過去に熱っぽく夢を語っていたパン屋さんではなかった。
そう…
森尾は夫との離婚を機にパン屋の夢を諦めて、実入りの良かったドライバーの仕事を選択したのです。
それはそれで愛する二人の子供を育てるために必要な事だったのですが、
今の彼女にとって一番の厄介ごとは、”10年前に別れたクズ夫”からいまだに纏わりつかれていることでした(汗)
時折り森尾の前に姿を現しては金を無心してくるのです。
森尾がそこで金を渡さなければ息子と娘に被害を及ぼす可能性が高かったので、
なくなく彼女は別れたクズ夫に小遣いを渡していたのです。
ユキと再会した際の森尾は、昔のパン屋になる夢を昔の事だと笑い飛ばしていましたが、
その際にユキが感じた印象は、どこか寂しげな様子で違和感を感じたのです。
なのでその後も森尾の生活状況を気にかけて詳しく調べてみることにしました。
すると…
とんでもない森尾の現状が明らかになったのです(汗)
彼女がパン屋を経営するという夢を諦めざる負えなかったのは、全て離婚した元クズ夫が原因だったわけです。
そして…
このあと森尾親子にとんでもない不幸な出来事が降りかかってきます。
ついにユキとハルの恩返しミッションが発動されるタイミングが訪れた!
『ご恩返し、いたします』の試し読みは♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイトTOPから『ごおんがえし』と検索してください♪
4話の感想
ユキが二人目に恩返ししたい森尾円花さんという女性は、
一人目の良枝さんに負けず劣らずな素晴らしい人格の持ち主で、
まさに正義の味方を地でいくような心根の綺麗な女性です。
しかも…ユキがハルを連れて家を出るきっかけを作ってくれたのはこの森尾さんだったんですね。
彼女の「しんどくなったら逃げな」という言葉に勇気をもらって、
当時のユキはまだ幼いハルを連れて毒母のもとから逃げ出す気持ちになったのです。
あの時逃げ出さなかったら二人はどうなっていたことか…(汗)
そう考えると確かに森尾円花は二人目の恩返しされるべき重要な人物と言えますね。
ただ…
そんなしっかりして、真面目で有能な森尾でも、男選びの失敗はやらかしてしまうのです(汗)
というかしっかりした女性ほどダメな男に苦労させられるというケースはよくありますよね。
森尾自身が「浅い男の口説きを本気にした」と過去の自分の愚かさを嘆いていましたけど、
さすがにあの元夫のクズ具合は度が過ぎていると思います。
二人がどこでどう知り合って恋愛に至るまで発展したのかを知りたいぐらいだ。
ちょっと森尾の男を見る目が残念過ぎて不憫になってしまう。
きっとパンの研究ばかりして男を見る目を養う機会がなかったんでしょうね(汗)
そう考えると森尾みたいな素晴らしい働き者の女性を食いものにするあのクズな元夫が許せなくなってくる。
それに…生活能力がなくてクズな男ほど生殖能力が高いのはなぜ?
収入も安定しないやつほどろくに避妊もしないで行為に及ぶのはなぜ?
森尾の元夫はまさにそんなクズ夫の代表的な存在でであり、
「ほんと最悪なケースだ!」
見ていて鳥肌が立つほど腹が立ってきた。
二人の子供という守るべき存在があるがために、
そんなクズ男から小遣いせびられる森尾の心中を察すると切なくてしょうがない(汗)
何度でも言ってしまうが、どうして森尾はあんなクズ中のクズと結婚してしまったのか?
単なる”若気の至り”として片付けるにはその後の被害が大きすぎます。
さらにこういう時の警察や行政はまったく当てにならない(汗)
元夫のやりたい放題だ。
本来ならば被害者や弱い者を守るために存在する法律なのに、
結局のところ森尾みたいなケースはどっちにも守ってもらえないんだ。
だからこそ今後に好きな男性との結婚を考えている若い女性たちには、
ぜひこの作品を読んで人生のバイブルにして欲しい。
若気の至りという男選びの失敗は、その後の人生に大きな影響を与えるのです。
もし…今のカレシにチャラくてお金にだらしない部分を感じたら絶対にそこから目を背けてはいけない。
どんなに好きな相手でもすぐに別れた方がイイ。
子供を授かったあとでは遅いのですから早く決断しましょう。
クズ男というのは基本的に働かない人種なので暇な時間がタップリとあるわけで、
その暇な時間を使って別れたカノジョや奥さんにつきまとってお金を無心してくる。
そんな男に一度絡まれてしまったら森尾のようなアリ地獄にハマってしまうのです(汗)
「男選びの失敗は人生の失敗に繋がる。」
さて…
前回みた皆本家のケースもかなり悲惨で深刻な状況でしたが、
今回の恩返しターゲットである森尾も相当人生が詰んでしまってる女性ですね。
ユキとハルにしてみれば今回もまた持てる財力と権力をフルに使って恩返しする必要がありそうです。
なにしろ森尾さんは幸せな人生を送るべき徳をたくさん積んできた女性ですから…!
二人目の恩返しも圧倒的でいて心温まるストーリーを期待しております♪
無料試し読み
今、紹介した
『ご恩返し、いたします』は、
『まんが王国』で先行配信中のコミックです~♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、
サイト主のまるしーがいつも利用してる電子コミックストアでございます♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、
こういうコスパの素晴らしい電子コミックサービスは押さえておいた方がお得ですよ~♪
『ご恩返し、いたします』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト検索窓に『ごおんがえし』と打ち込んで下さい♪