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従僕と鳥籠の花嫁【ネタバレ5話】廣臣の描いた自虐のシナリオ!

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著者:本田楓

『従僕と鳥籠の花嫁

5話の解説と感想です♪

自らの不純な藤乃への未練を断ち切ろうと心に誓ったその矢先に、

藤乃からなんとも心揺をかき乱されるお願いをされてしまった廣臣。

「私と夫婦ごっこをしてください!」

なんと嬉しくて残酷すぎる藤乃からの無自覚な切望だろう…(汗)

廣臣は一瞬だけ躊躇ったあとに、藤乃からおねだりされた拷問のような”ごっこ”を快く引き受けることにしました。

例えそれが結果的に自分の心をより痛めつけることになったとしても、

藤乃が自分にして欲しいと望んだことはなんだってする。

そんな廣臣の心情などまったく気づいていない廣臣にゾッコン中な藤乃は、

廣臣に自分のことが受け入れられたと、幸せな気持ちに浸っていました・・・

「この5話の後半では、廣臣の恐ろしいまでの藤乃愛が明らかになります。」

「それはもう悲しいやら切ないやらとんでもないことで…(汗)」


4話の解説と感想はコチラ♪
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従僕と鳥籠の花嫁【ネタバレ5話】廣臣の描いた自虐のシナリオ!

廣臣の描いた自虐のシナリオ

藤乃が廣臣に”夫婦ごっこ”の相手をして欲しいと言い出したのは、

神崎とのことが原因だと勝手に解釈してしまった廣臣は、

複雑な感情を抱きながら神崎に藤乃のことをどう思っているのか気持ちを探ろうとしました。

しかし…すでに藤乃から廣臣への溢れんばかりな恋心を聞かされていた神崎は、

廣臣に対する”ジェラシー”な感情も手伝ってケンカ腰の対応になってしまい、

なぜか藤乃に対する院瀬見家の扱いが過保護すぎて異常だと真っ向から批判したのです(汗)

さらに神崎は感情はヒートアップして、いま廣臣が藤乃のそばにずっと付き添って大学に通っていることは、

藤乃の人としての成長を妨げる妨害行為であり廣臣の”エゴ”でしかないと言い放った。

その神崎の指摘はある意味でよく的を突いていたようで、

廣臣は自身の不純な藤乃への想いが神崎に見透かされたような苦い気持になるのです(汗)

結果…この時の廣臣とのやり取りで、神崎は藤乃がこのまま廣臣のそばにいると彼女のためにならないと思い始めることになった。

ただ…そのこと自体は廣臣にとっては渡りに船という思いもあった。

なぜならば、廣臣の描いた自虐のシナリオでは、

藤乃が在学中に神崎に恋をして付き合うことこそが、廣臣の立てた計画達成への大きな一歩となるからです。

ここへ来てようやく廣臣が藤乃のために考えた”プランの全容”が明らかになってきました。

そのプランとは…

廣臣が藤乃のために彼女の父親をうまく誘導して藤乃を院瀬見家の犠牲者にさせまいとする考え抜かれた設計図であり、

廣臣がずっと水面下で動き回って作り上げた”藤乃を絶対に幸せにするぞ計画”なのです。

その反面で、藤乃を娘のように、恋人のように愛している廣臣にとってはすごく辛い計画でもあるわけだ(汗)

恋人はいらっしゃるんですか?

廣臣と神崎の対立構造が出来上がっていたちょうど同じ頃、

同じ大学の女子二人から”夜カフェ”に誘われて初めての女子トークを体験していた藤乃は、

そのおしゃべりの中で衝撃のニュースを目にする事となりました。

それは藤乃が大学を卒業した後に嫁ぐ予定になっていた宝来家の世間を賑わす”スキャンダル報道”でした(汗)

目にした記事に驚いた藤乃は、さっそく家に帰ってその真偽を廣臣に尋ねてみると、

すでに彼は宝来家のスキャンダルの事は知っていたようで、

彼の口から藤乃に宝来家との縁談は”破談”になったと伝えられたのです。

えっ…!?

その瞬間…からだ全体に行きわたる安堵感に包まれた藤乃でしたが、

ホッとしたのも束の間で、次に廣臣からまたすぐに嫁ぎ先は用意されるだろうという辛い現実を聞かされます。

確かに…名家の令嬢である藤乃は政略結婚の道具であり、

その役目から逃れることはできない悲しい宿命を背負っているのです(汗)

今さらながら自分の置かれた立場を再認識させられた藤乃でしたが、

そこからなんとか気を取り直した彼女は、先刻もう一つ女子トークの中で話題になっていた、

廣臣のカノジョに関する話題を思い出して胸が”キュッ”と苦しくなった。

一緒にカフェで話をした女子たちから、廣臣ほどのイケメンで爽やかな男子にカノジョがいないことはあり得ないと聞かされていたのです。

そのことがずっと気がかりだった藤乃は、我慢できずに廣臣にカノジョの存在を尋ねてみたのです。

「恋人はいらっしゃるんですか?」

そう問いかけた藤乃の鼓動はドクドクと高鳴っている。

廣臣の返事の”NO”でした。

どうやらこれまで彼には特定の女性が存在したことはないようだ。

ただ…廣臣の返事で気になったのは、今後も女性と付き合う気がないという言葉でした。

安心した気持ちと、自分も廣臣とは付き合えないのかという落胆の気持ちを同時に味わう藤乃。

しかし…

この次に発した廣臣の憎いセリフが藤乃の心を一気に晴れやかにしたのです。

「だって…今の私の奥さんは藤乃さんでしょ?」

あっ…!

夫婦ごっこのことだ♪

そんな廣臣のセリフに感激した藤乃は、あまりの嬉しさに思わず少女のように廣臣へ抱き着いてしまうのです♪

ここから今までにない二人の”イチャラブ”な急接近が繰り広げられます。

さらにこの時、廣臣はしっかりと藤乃の背中に腕を回して華奢な彼女の体を抱き絞めるていました。

その何とも言えない幸せな二人のシーンは、ぜひ本編現物でお楽しみください♪


 

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5話の感想

とにかく藤乃を幸せにしようとする覚悟と執念が辛すぎますよ廣臣さん。

どうしてそこまで自分に鞭打つような人生を選択してしまったのか?

彼の過ごしてきた藤乃との時間を思うともちろん理解できなくもないのだけれど、

執拗なまでに自分を押し殺して藤乃への献身に務める廣臣を見ている我々読者は、

胸が搔きむしられるような切ない思いで見てしまいますよ(汗)

「とにかく彼の立場が辛すぎる!」

今回の内容で廣臣が藤乃のために立てたプランのほぼ全容が明らかになりましたが、

それは途方もなく困難で廣臣にとって居たたまれない自虐的なミッションではないですか…(汗)

全て藤乃に幸せな人生を歩んでもらいたいとする廣臣の思いが詰まったプランなんだろうけど、

そこに廣臣の存在は全く入っていないのです。

そのことがこれまで相思相愛な二人の様子を見て来たサイト主のまるしーにとっては非常に切ない(汗)

恐らく宝来家との縁談を破棄に持ち込むためにマスコミにリークしたのは廣臣なのでしょう。

彼は先輩秘書である榊が言ってたように、藤乃の件に関することはおろか、

院瀬見家のあらゆる”アンダーグラウンド”な仕事を一手に担う存在です。

これまでにも何度となく違法スレスレのミッションもこなしてきたはずだ。

それも全ては藤乃を守りたいがための行動なのです。

「普通に泣けてきます。」

でも…だからこそ自分のような叩けば埃がでてくる男が藤乃の結婚相手などありえないと考えているはずで、

確かに物事の道理を考えると間違っていない。

自分が泥を被ることによって藤乃をどこまでも綺麗な存在であらせ続けようとする実の両親よりも深い愛情。

というかそもそも院瀬見家の両親はまったく藤乃には親としての愛情が微塵も無いように思えます。

家の格式だけを見て筋目の悪い宝来家の御曹司なんかに藤乃を嫁がそうとしたわけですから(汗)

藤乃は廣臣が目をつけた神崎と結婚した方がよっぽどましな人生を送れるはずだ。

しかも…今やその神崎自身が藤乃にゾッコン状態なのです。

さすが廣臣の読みはすばらしく、普通に考えればこんなに素晴らしい組み合わせはない。

これも全ては廣臣が計画した藤乃を幸せにするためのシナリオの中にある。

なおかつそのシナリオは今のところ予想を超える形で順調に進行しているわけです。

ただ…

「問題は藤乃と廣臣の気持ちにある。」

たった一つの問題ですが、それこそが藤乃の幸せに大きく影響する重要な問題です。

確かにいま藤乃は神崎に対して人生の良きアドバイザー的な存在として好意を持っています。

だがその気持ちはあくまでも信頼できる大学の先輩という認識であり、

決して神崎を”恋愛対象”の相手とは見ていないはずだ。

その証拠に藤乃はハッキリと神崎の前で、

「廣臣さんへの”好き”は私の人生の全てです。」

と…恥ずかしげもなく自分の本音を神崎に打ち明けているのです。

もし少しでも神崎に対して異性に対する気持ちを持っていたならば、

あそこまであけすけに自分のデリケートな想いを打ち明けたりなんかしないでしょう。

それに…藤乃の生い立ちを考えると、彼女の想いはどんな男性が目の前に現れても揺らぐことはないはずだ。

でも…

一つだけ藤乃が廣臣に対する恋心を封印するとするならば、

それは自分が廣臣に恋をしていることで彼を不幸せにしてしまう時だ。

それは同時に廣臣の藤乃に対する愛の形と同じなのです。

お互いがお互いを人生の全てだと思ってしまっているこの純粋かつ真っすぐな揺るぎない愛のカタチは、

「すごく素敵ですごく切なくてすごく残酷だ(汗)」

こんなにもどかしく心を揺さぶられるラブストリーはあるだろうか?

夫婦ごっこだとふざけて抱き合っている二人の時間が永遠に続けばいいのに・・・

さて…

5話のラストページでは、廣臣の藤乃を幸せにするという並々なる覚悟がその行動で表われていました。

{藤乃さんのためなら俺はなんにだってなってやる!}

こんなセリフ、一生に一度でいいから好きな男性に言われてみたい。

ほんの一瞬だけそこまで廣臣に愛されている藤乃に嫉妬してしまった・・・

 

>>>『従僕と鳥籠の花嫁』6話の解説と感想はコチラ♪

 

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