「エヴァン様をバケモノなんて言わないで！」
自らの危険な立場を顧みずクルーフォーグの町民たちに毅然とした態度で正義を訴えかけるアンナ。
エヴァンは今あなた達のために命がけの働きをしているというのに、
どうして真実を見極めようともしてくれないの？
石を額にぶつけられて頭から血を流してもアンナは町民たちへの説得を辞めなかったのは？
愛する兄のことが心配であり、そしてなによりもエヴァンのことが大切だったからだ。
｛どうか無事でいて下さいエヴァン様。｝
祈る気持ちでアンナは町民たちから浴びせられる辛辣な暴言と対峙するのです。
その頃…町長の自宅では、町長に雇われた暴漢3人を相手にエヴァンが奮闘中でした。
勝算はあるのか…？
「やっぱりエヴァンはゴリゴリに強かった！そしてアンナもきっちりと自分の役割を果たしたようです♪」
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14話のあらすじ解説
バケモノ王子
アンナがエヴァンの正体を本国の第一王子であることを打ち明け、
町長が隣国との不正な取引に手を染めていることを必死で訴えても、
長らく悪徳町長から洗脳されているクルーフォーグの町民たちはまったく信じようとしてくれない（汗）
むしろアンナとエヴァンのことを町長や町民たちをダマしている詐欺師だと騒ぎだし、
懸命に真実を訴えるアンナに石を投げつけてケガを負わせたのです（汗）
さらに町民の一人が人の心を読むことができるエヴァンのことを”バケモノ王子”とまで罵りました。
なんて罰当たりなことを！
アンナは感情的になって叫びました。
「バケモノなんて言わないで！」
町民たちから酷い罵りを受けているエヴァンは彼らのために命がけで町長の不正を暴こうとしているのに…。
アンナの説得もすでに限界が近付きつつあったそんな時です。
一人の少女が現れてアンナを庇いだし、それに続いて兄のアレンが皆を冷静にさせました。
あと少しでアンナは興奮する町民たちからリンチを受ける寸前でしたが、
その少女とアレンのおかげで何とか事なきを得たのです。
しかし…実際にはまだなにも問題は解決していなかった。
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14話の感想
きっちりと暴漢3人と町長を返り討ちにしてしまったエヴァンの格闘技術はすごいもんだ（汗）
見た目はイケメンな優男にしか見えませんがメチャメチャ普段から肉体を鍛え上げていたのだろうか？
それにしてもエヴァンに格闘術を教え込んだのはあの爺やだったとは、
じつはメチャメチャ有能ですごい人物だったようですね爺やとうダンディー紳士わ！
それだけ有能で戦闘術にも精通しているなら、もしかするとまだ生きてエヴァンたちが凱旋してくるのを待っているかもしれません。
「爺や…生きていてください！」
あと…
執拗にアンナの町長が不正を働いているという主張を信じようとせず、
妄信的に町長のことを英雄視していたあのジャックというちょっとイケメンな気性の荒い青年ですが、
町長の正体が極悪人だと判明した瞬間に誰よりも早くアンナに謝罪してましたね。
あの潔い態度はすごく気持ちよいし、なおかつ駐在さんに存在を疑われていたエヴァンを救ってくれました♪
この先ジャックはエヴァンとアンナの心強い味方になってくれそうな気がします。
中身はまっすぐで正義感の強い青年なんだよきっと♪
その一方で問題なのがお兄ちゃんのアレンですよ。
「ちょっと出てくるの遅すぎませんか？」
妹が暴走した町民から石をぶつけられて頭から血を流しているのですよ。
もっと前に体を張ってアンナを守ってあげて欲しかった。
しかも…実際に一番最初にアンナのことを助けてくれたのは、小学生のエミリーちゃんですよ！
えっ…!?
「兄貴は何してんだって話です。」
エミリーちゃんが体を張ってアンナを守ったあとで、やっとのこのこと出て来て、
「僕の大切な妹を傷つける奴は許さない！」
とか…威勢よく町民たちに吠えていましたけど…
いやいやアンナはすでに頭から血を流してるんですけど…（汗）
あなた妹の近くにずっと居ましたよね？
「やめろー！」とか離れたところから叫んでいても意味ないですよ。
全部の感想を読む♪
今回の一件でアンナが感謝しなければいけないのはエミリーちゃんだな。
兄は頼りにならない。
とりあえず町長の件が片付いたことで、エヴァンとアンナはクルーフォーグの町でしばらく身を隠せるのだろうか？
なにやら王宮ではフィオナが”宝石の娘”でないことがヤバそうな貴族に気づかれてしまいました…。
たぶんこの件はエヴァンたちにも不利になる要素だと思われます。
しかも…その貴族の悪そうな男はフィオナがニセモノであったことを知って、
これは”チャンス”だと喜んだうえで、上手く利用すれば国が手に入るとまで言ってたわけです。
「一体この高級貴族の男は何を企んでいるのか？」
とりあえず次回ではこの男の名前と身分を教えて欲しい。
1話から読み返してみたらこの男、ちゃんと登場してました！
セリフは無しでしたが。
なんだか王宮はきな臭い匂いがあちこちに充満してますね。
やっぱり国王は判断を見誤ってしまったのだろうか？
そして…間違いなくあの高級貴族の男は次の15話で何かを仕掛けてくるに違いない！
「知らんけど…」
でました関西系の人たちが日頃からよく使う口癖♪
「知らんし…」
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